やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

少しずつ、少しずつ・・・

2019年10月12日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

10月9日は、息子のメンタルクリニックでした。

この日のカウンセリングは、息子45分、私が10分。

 

病院に向かう車の中で、何度か大声をあげるなど、息子は落ち着かない様子でした。

45分、カウンセリングを受けられただけでも頑張った方だと思います。

 

カウンセリングの先生に息子の様子を聞くと、

「今日は、『周りにどう思われようと、気にし過ぎず、自分のペースでやっていく』ということを宣言しに来た感じでした。

クラブでも、『先生や一年生達が自分のことをどんな風に思っているのか、考えるのをやめる』と、言ってました。」

 

「そうなんですね。

色々考え過ぎてたってことですよね。

先週、クラブにやっと顔を出すことが出来て、これからクラブには行けるのかなと思っていたのですが、日曜日に中学校で行われた試合を観に行くのがやっとでした。

クラブには行きたがっていて、毎日葛藤しているのですが、私からは

『行くんやったら、いつでも送って行くで。』

と言うぐらいにしています。」

 

「フリースクールの見学に行って、2週間の体験を勧められたのですが、まだ行ってません。

明日、受給者証を作るのに、ケアマネージャーさんと打ち合わせをすることになっているのですが、私があんまり(療育やフリースクールに)行った方がいいと思っていると、無意識のうちに〇〇が『行かなあかん』と思ってしまわないかなぁと気になっています。」

 

「明日の手続きもそうですが、もし体験などに行ったときにも、

『〇〇がやりたいと思うんやったら、やったらいいからね。』

と、最後に一言付け加えるだけでだいじょうぶだと思います。

あくまで選択肢を用意しているだけで、実際にやるかどうかは本人に任せればいいと思います。」

 

「それと、不安が強くて、他の事が手に付かないせいもあってか、どうしてもスマホを触っている時間が長くなります。

注意をしないといつまでもスマホを触っているのですが、最近、スマホを観ながら声を出してよく笑うようになりました。

注意すると、やはり罪悪感を感じるのか、怖い顔をして笑わずに黙ったままでスマホを観ています。

不安で落ち着かないよりは笑っている方が体に良さそうやし、そのまま気持ち良くスマホを使わせてあげる方がいいのでしょうか?」

 

「あまり時間が長くなると声をかけられた方がいいと思います。

無法なわけではないので、黙っているとそれが彼の普通になりかねないので、やはり声かけは必要かなと。

『長いことやってると体に悪いから、ちょっと休憩しいや。』

でいいんじゃないでしょうか。

でも、先週ぐらいから変化が見られるようになってきましたね。

 

「そう思います。

最近、時々ですが、自分の部屋で寝る日が出てきました。

『寝られへ~ん!』って戻って来て、私が寝かけたときに何度も起こされたりもしますが、それでも、私から離れて過ごす時間が出てきたな、と。

少しずつ、少しずつ・・・ですね。」

 

カウンセリングの先生は、何度もうなずいていました。

 

続く診察では、

「頑張って学校へ行ける日が多くなってきました。」

と、言ってました。

 

日曜日の試合観に行っただけやん。。。

と、私が思っていると、

「今思っているのは、『早く帰りたい』っていうことだけです。」

と、息子は言い出しました。

 

「帰りたい?」

と、先生に聞かれ、うなずく息子。

 

「お母さんから見てどうですか?」

 

少しずつ落ち着いてきているとは思うのですが、すぐに調子が悪くなってしまいます。

待合室でも、『帰りたい! 帰りたい!』って、調子が悪そうでした。

疲れると調子が悪くなりやすいように思います。」

 

「人がいっぱいると疲れてしまうよね。」

 

「リスパダールOD錠1mg(0.5mgを2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠を一日4錠まで」を処方され、次の診察は一週間後になりました。 



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