昨日は、発達相談の日。
今まで担当してくださっていた先生が退職され、若い先生が新しい担当になって2回目の相談室です。
今のところ、息子の状況を知っていただくという感じで、先生は完全な聞き役。
前のベテラン先生のように、「こうした方がいい」「こういうこともあるよ」というような話は、まだ聞けません。
私がずっと話をしながら、この1ヶ月の出来事を振り返るという感じです。
サッカークラブに入ってから休部するまでのいきさつ、また、それ以前の息子の不安がきつかったときの話をしました。
話しながら、まだ完全には終わっていないけれど、山は越えたんだ・・・と、いう気持ちになってきました。
「お母さんは、今、何が一番不安ですか?」と、聞かれ、
不安なことだらけだけれど、何が一番不安だろうと考えました。
「〇〇は、これから先、クラブ活動や習い事、塾なんかに通えるのかな。小学校では、手厚く見守っていただいて、息子自身も慣れてきて要領が分かっているのでうまくいっているけど、普通に進学したり、就職したりすることが出来るのかな・・・と、不安になることがあります。」
「お母さんは、どんな風に〇〇君の将来のことを考えていますか?」
「まだ全く、将来が見えません。ただ、ちゃんと働くことが出来て自立が出来るように、と願っています。
得意なことを伸ばしてあげるように、と言われていますが、そういうものが中学生ぐらいで見つかるのでしょうか?
見つからなければ、普通に高校に進学することになると思うのですが、義務教育のときのような支援がなくて、やっていけるのでしょうか・・・?」
「そうですね。私自身の中学生の頃、高校生の頃を考えても、何が向いているかなんてまだ分かりませんでした。」
私もそうです。進路なんて、高校生になっても、まだ漠然と大学に進学出来れば・・・ぐらいしかありませんでした。
通級の先生には、得意分野を磨く方向へ、親がある程度方向づけてあげられたらと言われましたが、私には分かりません。
「好き」と「得意」は違うし、普通に出来るはずの日常生活でさえ、「不安」が大きくなると支障が出てくるのです。
手厚くサポートしていただいている今でさえ、息子は不安に陥りやすいのに、将来、色んなプレッシャーの中で生きていくことが出来るのでしょうか・・・。
まだ5年生。いや、もう5年生。2年もしないうちに小学校卒業です。
不安は尽きないけど、分からない先のことをあれこれ考えるよりも、「今」を大事にするしかありません。
今、親が深く関われるこの時期に出来るだけ息子の不安を小さくして、日常生活を充実させてあげること。
学校に通い、友達とも付き合い、少しでも多くの経験をして、色んなことを学んでほしい。
そうして、不安に押しつぶされることのないしっかりとした息子の核ともいえる部分が育っていくように、祈らずにはいられません。
息子もプレイセラピーを終え、その後はいつものお決まりで、ロッテリアでの食事です。
ハンバーガーと大好きなポテトを食べながら、少しだけプレイセラピーの様子を話してくれました。
それによると、今年1月から息子のプレイセラピーになられた先生も、半年が経ち、随分慣れてこられたようです。
先生とボールの蹴り合いが出来るようになって、息子も満足な様子。
息子が心配事などを相談できるよう、このまま先生と信頼関係を築いていってほしいと思います。