詩編104編1節~13節には、神エホバは大いなる方であり、そのすべての創造物に対する世話をされていることが記され、それゆえに、大いにほめたたえよ、と記されていました。今日紹介する詩編104編14節~23節には、引き続き神エホバがご自分の創造物をどのように世話をされているかが記されています。私たち人間はこの事物の体制下では死に至りますが、その「死すべき人間の心を歓ばせるぶどう酒を」備えられたことが記されています(詩編104:15)。神エホバは地からぶどうを生じさせ、そのぶどうから「心を歓ばせるぶどう酒」を造ることができるようにすべてを備えて下さったのです。ぶどう酒のお好きな方も、そうでもない方も、神エホバの創造の業に感謝を表わされるなら幸いです。
詩編104編14節~23節には次のように記されています。皆様方は、み言葉の中からどのような宝を見いだされるでしょうか。
「14 神(エホバ)は獣のために青草を、
人間の用のために草木を生えさせ、
食物を地から生じさせています。
15 また、死すべき人間の心を歓ばせる
ぶどう酒を、
油によってその顔を輝かせるために。
そして、死すべき人間の心を支えるために
パンおも。
16 エホバの木々は満ち足りています。
神(エホバ)が植えられたレバノンの杉も。
17 そこに鳥が巣を作ります。
こうのとりについては、ねずの木々が
その家です。
18 高い山々は山やぎのためのもの、
大岩は岩だぬきのための避難所。
19 神は定められた時のために
月を造られました。
太陽もその沈む所を知っています。
20 あなたは闇を生じさせ、それを夜と
ならせます。
その中を森林のすべての野生動物は
進んで行くのです。
21 たてがみのある若いライオンは
えじきを求めて、
神ご自身からの自分の食物を求めて
ほえています。
22 太陽が輝き始めます - 彼ら(ライオン)は退き、
自分の隠れ場に伏します。
23 人は自分の働きに出て行き、
夕方までその奉仕につきます(詩編104:14~23)。
上の聖句に記されている通り、神エホバは獣の食物用に青草を、人間の用のために草木を生えさせてくださいました。さらに多種多様な食物を地から生じるようにしてくださいました(詩編104:1)。愛ある親切の神エホバは、「死すべき人間の心を歓ばせるぶどう酒も」、「心を支えるパンも」備えてくださいました(詩編104:15)。そのようにして神エホバは私たちの命を豊かに支えてくださるのです。木々もエホバの備えによって満ち足り、かつその木々は小鳥たちの家になっています(詩編104:16,17)。高い山々は山やぎのために、岩だぬきのための避難所として大岩も備えられました(詩編104:18)。神エホバは月も備え、地軸の23.5度の傾きを月が安定させ、四季の変化が正確に生じるようにし、しかも、四季の変化は永遠に続くように神エホバは世話をしてくださっています(詩編104:19)。神エホバは地軸の回転によって夜と昼が適切に生じるようにしてくださいました。野生動物は、夜の森林の中を進んで行けるように世話をしてくださっているのです。ライオンにも、食物が得られるようにし、隠れ場も世話をされています(詩編104:21,22)。さらに、人間は朝から夕方まで働くことができるようにしてくださり、かつエホバの創造物を世話するようにも教えてくださっています(詩編104:23.創世記2:15)。神エホバの知恵に満ちた愛ある親切に感謝し、神エホバに近づかれる方々は幸いです(詩編104:24.ヤコブ4:8)。
道の駅 屋外ステージ 日脚伸ぶ 今日の一句
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