城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

県境の山・人形山に登る 21.7.27

2021-07-27 16:54:30 | 山登り
 岐阜と富山の両県境にある山は、結構魅力的な山がある。白木峰(1596m、300名山)はその代表であり、山頂付近に池塘がありその周辺は花で一杯である。そしてこれから紹介するのが人形山である。しかし、自宅からここへの道のりは遠く、3時間以上となる。幸い山県ICが出来たので、少し時間が短縮された。東海環状道路が大野ICまで伸びてくるとさらに時間が短縮されるが、問題はそれまで登山を続けることができるかである。揖斐を昨日(7月26日)5時に出発、予定どおり山県ICから五箇山ICを経て、国道156号線、田向集落から林道に入る。林道では2台の消防車に遭遇、何かあったのであろうか。噂どおり林道は時に悪路となり、車高の低い車は難儀する。特に4人乗っているとお腹を擦ることであろう。登山口に着いて、運転のEさん本当にご苦労様と声をかける(帰りもあるけれども)。さて今日の人形山は「ひとがたやま」とも呼ぶ。残雪時に「ひとがた」が現れることに由来する。(ちなみに6月30日の夏越し大祓ではひとがたの紙に名前を書いて出すとお祓いをしてもらえる。)

 駐車場は意外と広く、東屋もある。今日のメンバーは3人、8時に登山口を出発。

 「人形堂の祠」とあるがコンクリート製であまり歴史は感じない

 植林帯の中緩やかな道が続いている Mさん提供

標高は800mを超えているが、あまり涼しさは感じない。雨が最近降ったらしく道は濡れている。 

 8時52分第一休憩所到着 既に汗をめいっぱいかいている。

 9時31分第二休憩所到着

 このあと道は少しずつ急となる。

 ときどきブナの大木を見る

 やがて稜線上にある宮屋敷跡が見えてくる

 10時8分宮屋敷跡到着 休憩時にMさんからグレープフルーツの実のシャーベットのプレゼント 感謝感謝!

 写真で分かるように、今日の稜線付近は霧に覆われていて、ほとんど展望は利かない。ここから乗越(人形山と三ッ辻山の分岐)までは手前を除けば、緩やかな登り。時に泥田を超えていく。乗越の手前で多くの花に出会う。

 稜線展望

 トリアシショウマ

 アザミ

 タマガワホトトギス

 不明

 不明

 乗越でカップルらしき登山者に会う。既に三ッ辻山(1764m)を往復してきたようだ。

 11時13分乗越

 乗越から人形山(1726m)まではコースタイムでは20分。まずは少し遅めのササユリが出迎えてくれた。低木がない斜面では、ハクサンシャジンの仲間を発見。

 ササユリ

 シャジン

 不明

 山頂の少し手前 おじさんとMさん Eさん提供

 11時41分人形山の山頂に立つ。左に少し進んだ先に展望が良さそうな草地があったが、今日は展望が利かない。

 山頂(11時41分~12時15分)

 山頂のすぐ下でサンカヨウの実を発見

 途中で少し暗くなり、雨粒が落ちてくる。天候、時間から三ッ辻山は登らないことに決定。乗越から宮屋敷跡までが意外に遠かった。登山口に3時少し前に到着。


 ルート図 
 
米花の名前を知るために有料アプリの「Picture This」を使っているが、残念ながらあまり頼りにならない。「ササユリ」の写真で調べると「タカサゴユリ」となる。ホトトギスの下の写真は「タイワンヒヨドリ」、しかしこの花は調べると沖縄地方に咲くとある。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今明治維新が面白い 21.7.20 | トップ | 野菜収穫の楽しみ(3)大玉... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山登り」カテゴリの最新記事