大垣市民登山報告 妙法ヶ岳(666.8m) 19.4.7
参加者 一般(募集)18名、会員31名 リーダー藤井、サブリーダー丹生
行程 大垣7.30=谷汲バス乗り場 出発8.50→奥の院10.08→山頂11.05~12.40→バス乗り場14.30
好天と桜満開の中で春の大垣市民登山が開催されました。谷汲のバス乗り場を出発した約50名(3班編成)を出迎えてくれたのは谷汲山門前まで続く桜並木。その向こうには今日登る妙法ヶ岳が見えています。
既に参詣者が多い
増え始めた一般参詣者に混じりながら、華厳寺本堂のすぐそばまで歩きました。手前から裏手に入り、満願堂の前で「見ざる、聞かざる、言わざる」三猿ならぬ三匹のたぬきをしばし鑑賞。
その後、林道をしばらく歩きながら、少し荒れた東海自然歩道と合流、沢沿いに登っていきます。登山道に入ると、大人数のため先頭と最後尾ではかなりの差が出てきますので、連絡員の配置とトランシーバーを準備します。
木の根っこに気をつけて
随分倒木が多いですね
沢沿いの道から一旦林道に出て、沢を渡り、稲妻のような道を登り切るとやがて奥の院に達します。
林道に出たところでしばし休憩
稲妻のような道
奥の院到着
一般参加者もまだまだ余裕の顔をしています。しかし、ここから植林帯の中の急登が続きます。
少しペースが落ちてきました。集団登山では遅い人に合わせるのが鉄則です。喘ぎながらやっとのことで急な道を登り切り、しばし休憩となりました。
ここからは比較的緩やかな登りが山頂まで続きます。カタクリの葉を見つけました。誰かがつぼみも見つけたようです。開花はもうすぐです。
約2時間で山頂に到着、妙法ヶ岳の標示板は倒れた木にかかっていました。皆さんお腹も随分すいてきたようで、参加者同士会話を楽しみながらの食事となりました。食事の後は、ちょっとためになる時間ということで今回は止血法を協会の会員である藤森(看護師)が話しました。かつて聞いた止血法とは随分変わってきており、出血部分を直接押さえ止血するようにと説明がありました。
その後で会の理事長の丹生から登山の心得について話をしました。登山の際の必携品、地図、磁石に加えて雨具、ヘッドランプ、非常食。丹生のザックの中身を見せてもらいました。いろいろな物が入っていてみんなびっくりです。中でも熊よけの爆竹、これは驚きでした。
講習の後、来た道を戻りました。日頃の運動不足だと、登ることはなんとかできても、下る段になると苦労します。何人かそのような方がいました。林道付近から上りとは違う道をとおりため池を見ながら、本堂の右手に出てきました。ここでトイレ休憩の後、参詣者で大混雑する参道を経て、バス乗り場に戻ってきました。
トイレ休憩
★★協会では、春秋2回の市民登山のほか、非会員でも参加できる体験登山を行っております。第1回目として、5月18日(土)白草山(下呂市)を予定しています。詳細はブログでご覧ください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます