宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

第3の躍進を”大河の流れに”党創立91周年記念講演会、志位委員長よびかけ

2013年08月11日 | 党関係

 10日、日本共産党創立91周年記念講演会が、東京・日本青年館(新宿区)で開かれました。会場は2千人であふれ、全国1千か所で視聴会が開かれ、1万7千人がリアルタイムで視聴、史上最大規模の取り組みになったとのことです。私は、自宅で視聴しました。志位氏の講演前に吉田信夫都議団長、参院選で当選した8氏のあいさつがありました。どの議員のあいさつも希望と期待を感じさせるものであり、また、”躍進”の大きな意味を実感しました。

 志位委員長の記念講演のテーマは、「”第3の躍進”を本格的な流れに」です。今回の参院選は15年ぶりの勝利でした。日本共産党が前の綱領を決定したのが、1961年の第8回大会でした。この綱領に基づいてたたかった国政選挙で、1960年代終わりから70年代にかけての「第1の躍進」を、1990年代後半に「第2の躍進」を切り開いてきました。それにつづく今回の”躍進”です。志位委員長は、今回の”躍進”について、「この躍進は、自然に起こったものでも、『風』が吹いて起こったものでもありません。この10数年の全党と後援会の不屈の活動の積み重ねが実ったものにほかなりません」と指摘し、「2大政党による政権選択論など反共作戦に立ち向かい、敗北から学び、鍛えられた中での勝利であった」ことを強調しました。そして、この間には、日本共産党は2004年に、現綱領を決定し、日本の民主的改革の展望を国民にわかり易く明らかにして、粘り強く活動してきました。この活動が第1歩ではありますが、実った結果と評価しました。

 志位委員長は、講演の3つ目の主題として、「3つの努力方向」を語りました。一つは、抜本的対案を掲げ、安倍政権の暴走と正面から対決すること。二つは、日本共産党の路線、理念、歴史を丸ごと理解してもらう活動を、日常不断の活動として強めること。三つは、希望ある未来を開く、強く大きな党をつくること、です。そして、志位委員長は、「開始された”第3の躍進”を日本の政治を変える大河のような大きな流れにすることができるかどうか、『変革者の党』としての私たちの真価が試されています」とよびかけました。

 日本の政治変革は内政、外交どの分野でも待ったなしの事態となっているのではないでしょうか。日本共産党の”真価”が文字通り試される時期となっている思います。