◆国際法における個人の戦後補償請求権の内容
ここで再度、オランダ人戦後補償請求権事件控訴審判決から引用しておきましょう。国際法における個人の存在についての通説が簡潔明瞭に述べられていると考えるから。すなわち、「個人は、国際法においてその権利、義務について具体的な規定が置かれたときに、例外的に国際法上の法主体性が認められるにとどまるのである」、と。そして、判決をもう一つ。第2次世界 . . . 本文を読む
◆戦争被害者個人の賠償請求権 高木さんは、「第一次大戦以前、すでに1907年のハーグ陸戦条約三条は、戦争規制条項に違反した軍隊を持つ国は、被害者個人に対して損害賠償(補償)をしなければならないと定めている。(中略)日本もこのハーグ陸戦条約に、1912年に加入している」(p.212)、「今日において、ハーグ陸戦条約三条は、人道法違反行為に対する損害賠償を請求する個人の権利を保障していると解釈するの . . . 本文を読む
⤴️ブログ冒頭の画像:記事内容と関係なさそうな「美人さん系」が少なくないことの理由はなんだろう?
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/c566c210ad11db94fc1d87a5fddcf58e
韓国の大統領が所謂「従軍慰安婦」問題を蒸し返した由。而して、そのことを契機にして、謂わば「間欠泉」の如く「戦争責任/戦後責任」論がまた囂しくなってきたようです。 . . . 本文を読む