FIFA World Cup 2006 Germany サッカー日本代表の初戦。
いよいよあと3時間余りでキックオフ。我が神州の勇敢なる23名の若者達には、「結果は気にせず存分に楽しんでください」と言いたい。本音でそう思えている自分がここにいる。
思えばこの10年程の間、ドーハの悲劇(1994)・ジョホルバールの歓喜(1998)、そして、2002年・日韓ワールドカップのBest 16入りに、2度のアジア選手権優勝(2000&2004)といろいろあった。これらをサッカー日本代表とともに経験する中で、サポーターの方も結果に一喜一憂することなく<サッカー>を楽しめるようになったのかも。逆に、目も肥え、いい加減なプレーや浮き足立った所作も見抜けるようになり、厳しいサポーターになりつつあるかも。
サッカー日本代表には、結果は気にせず存分にサッカーとワールドカップを楽しんで欲しい。それはけして私が予選リーグ突破も難しいのではないかと危惧しているからでは多分ない。正直、私は日本は全敗しかねないと考えています。というか、昨年12月の抽選の際にそう思ってから、むしろ、今は吹っ切れてしまいました(この詳細は下記参照)。
★冬季オリンピック開幕☆そんなんよりサッカー日本代表がUSAに負けた・・・
サッカーの本場、欧州には、「サッカーは子供を大人にし、大人を紳士にするスポーツ」という諺があるといいます。また、1966年の第8回イングランド大会で優勝したイングランドチームの主将、ボビー・チャールトンの言葉だったと思いますが、「ワールドカップに出る前は、サッカーは人生と同じくらい重要だと思っていた。けれども今は(=ワールドカップで優勝した今は)、それは間違いだとわかった。サッカーは人生よりも重要なのだ」という言葉も欧州では人口に膾炙しているとか。
これらの宝石のような言葉に語られるサッカーの値打ちに比べれば、今回のドイツ大会で日本代表が予選リーグで全敗しようが、そんな結果はどうでもいいことだと私は思っています。予選全敗するのなら、なおのことこの三試合をenjoyするしかないじゃないですか。そう、短い夏に爆発し弾ける青森の<ねぶた>と同じですよ。そして、もし神様が決勝トーナメントに進ませてくださるのなら Best 8→Best 4 →・・・と一戦一戦を更に楽しむにしかずです。そして、4年前よりも少しは目の肥えたサッカー日本代表のサポーターの一人として、だから、私達はこう言いたい。
「Have fun!」、と。
でも、やっぱ頑張れ日本!!
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