英語と書評 de 海馬之玄関

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新形式TOEICを受けてきました♪

2006年05月28日 20時24分48秒 | TOEIC/TOEFLの話題

新形式TOEICを受けてきました♪ 今日の試験会場は専修大学生田校舎でした。電車に乗っている時間は自宅最寄り駅の新百合ヶ丘から急行で5分足らずなのですが、何と朝方野暮用が入ったので、結局、小田急向ヶ丘遊園駅からタクシーで参陣(泣)。で、そしたら試験場の自分の席には主催者からのこんなNoticeが・・・。

Attention

Re:The change in the test start time

Thank you very much for taking the 122nd TOEIC test today.

Please be informed that the length of the listening section of today's test is 44 munutes, 1 minute shorter than the target 45 minutes. Therefore, the start time will be 13:01, 1 minute later than the announced schedule.

This change is dute to the length of the passages. The number of test items and the time allocated for selecting answers have not changed.

There is no change in the length of the reading section, which is 75 minutes.


要は、スクリプトの分量の都合でリスニングセクションが通常よりは1分短くせざるをえず、よって、試験開始時間をご案内の13時から1分遅らせて始めさせていただきますということ。うん、受ける方も新形式TOEICへの対応には大変だけれど、実施する方もいろいろあるんだということの証拠でしょうか。


さて、今日のテストは、新形式導入の初回ということでいつもより多く、13人の英語のネーティブスピーカーの同僚にも受験してもらいました。その結果は? その結果は、厳密な分析結果はスコアがフィードバックされる3週間後にしかわかりませんし、そして、その詳細は今後もここでは書けませんが(当然、私以外の皆は仕事で受験しているのだから! つまり、経費が発生しているのだから♪)、しかし、今でも言える/BLOGでも言える、想定外のことが幾つかありました。それをご報告しますね。

今回の試験の特徴は(つまり、それは「新形式TOEIC」の傾向というわけではおそらくないと思いますが)・・・

①リスニングセクションが極めて簡単だった
但し、パート1の「写真描写問題」はむしろ難しかった。
また、パート3の中で英語のネーティブスピーカーの半数が自然ではないと感じた問題がありました。それは、「男性がオフィス入室に必要なカードキーを紛失した→再発行には数週間かかかる→その間、どうすればえーねん」という話題で、意味が読み取れないわけではないが(間違いではないが)、印刷された選択肢の"男性のトラブルは何か"は"女性のトラブルは何か"でないとナチュラルではないというもの。

また、今回からの新形式TOEICでは、米語(標準米語≒ミネソタ・ウィスコンシン・ミシガン・イリノイ・インディアナ等の中西部の米語)だけでなく英-豪-新西蘭の英語も使われることになったことの影響か、リスニングのスピードはかなり遅く感じました。これは、感覚ではなく(でも、おそらくですが)ここ1年のTOEICの平均と比べて単位時間あたりワード数にして3%前後はスクリプトのワード数は減ったと思います。とにかく、TOEICの形式変更のニュースがリリースされた際には、「米語以外の「英語」も流れてくる!」ということでTOEIC受験者に動揺が広がりましたが、別に、それは大した問題ではなかったと思います。


②リーディングセクションはタフだけどノイズはなくなった?
実は、私はスコアのでき不出来に関係なく、旧形式のリーディングセクションはいつも10分~15分は時間が残るのですが、今日は、なんと20分余りました! 何? 「KABUさん、それは貴方、4ページくらい飛ばしたんではないですか」ですって! いえ違います。要は、パート7の後半20問は今回から「2つの文書を読んで、それに関する各5問の設問に解答する形式」に移行したのですが、それにともない、実は、想像し理解しないといけない場面の数が今までより減ったんですよね。今までは(1パッセージにつき平均で3問としても、20÷3≒7の)7個の場面を想像し理解しないといけなかったのが5個に減ったのだから、今までより時間が余ったのも別に不思議ではないと思います。

また、パート4の難易度はここ1年の平均レヴェルか少し簡単。特に、(カウントの仕方にもよりますが)今回も語彙問題が全40問中の7割近くあり(それらは知らなければ解答できない問題なのだから)、これまた試験時間が余る要素になったのかなと思います。




さて、新形式に移行して一番の違いは何だったか? 

これは、専修大学生田校舎だけのことかもしれませんが、何か試験管じゃなかった試験官の方々(proctors)が皆さん、パンプスではなくスニーカー履かれていませんでしたか? 今までもそうだったかな? それとも、今朝早朝、川崎市麻生区や多摩区では集中豪雨だったから(というのも、専修大学生田校舎は丘というより山の上で雨が降れば足元が悪いので)、試験官の皆さんが、偶然・自主的に全員がスニーカー履かれたのかしら? 今日のTOEIC本試験で感じた最大の疑問です。






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おつかれさまでした♪ (ハイジ)
2006-05-28 22:35:34
さっそくのKABU先生の所感、興味深く読ませていただきました。

私も今アップしたところなのですが、、、

大きく違う点は、リスニングは今までと比べて易しかったとは思わなかったですねぇ~パート1は特に問題なかったと思うのですが、パート2は記事にも書いたとおりクラスを担当している生徒たちを考えると苦戦したであろうと・・・涙



パート3の「カードキーを紛失した」問題は、私も印象に残っています。確かに答えを導き出すのにワンステップ必要ですが、特にナチュラルでないとは感じなかったのですが、、、私が聞き取れていなかったのか?(笑)



最後にTOEICの試験官について。

以前に私がやっていたときにも音が出ないようにとパンプスは禁止!!と言われていました。

スニーカーまたは底がゴムの靴を、ということでした。でも基本的にスーツのようなきちんとした服装って規定もあって、、、スーツにスニーカー?っていうなんか不思議な試験官になってしまってました
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難しいのがわかる実力がない私 (KABU)
2006-05-29 06:48:48
ハイジ先生>

「パート2が少し難しかったかな」とは気づきませんでした。多分、それは私自身が、解答作業に精一杯で難易の判定まで気が廻らなかったせいだと思います。「難しい」のがわかる実力がないということ。



「最後にTOEICの試験官について。

以前に私がやっていたときにも音が出ないようにとパンプスは禁止!!と言われていました。

スニーカーまたは底がゴムの靴を、ということでした。でも基本的にスーツのようなきちんとした服装って規定もあって、、、」



なんと今までもそうだったとは! でも、全員がスニーカーは初めてだと思うのですが。TOEIC受験の確認ポイントがまた増えてしまった! それと、私は試験官の方のスーツは「制服」かと思っていました。だって、おそろいの黒のスーツじゃないですか。これも偶然の一致なのでしょうか? 不思議、TOEICより不思議

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間違ってたらすみません (ふじやま)
2006-06-07 17:33:50
KABUさんは先週末富士山のふもとにいませんでしたか?
返信する
富士の裾野は御殿場にいましたよ (KABU)
2006-06-07 20:59:28
Fuji-san, who are you? とにかく「ピンポン♪」です。



ひょっとして、71の有意の若人のお一人かな?
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