英語と書評 de 海馬之玄関

KABU家のブログです
*コメントレスは当分ブログ友以外
原則免除にさせてください。

自国への誇りが最下位の日本☆自国に感じる誇りなど他人様に「白状」することでもないでしょう

2009年10月07日 09時58分33秒 | Weblog


「自国への誇り、最も高い国は豪、中国は7位、日本は最下位―英誌」という記事タイトルを目にしました。英紙エコノミストが発表した調査結果の話題。で、早速、読んでみた。その結果は?

正直、この記事を読んで私は少し情けない気持ちがしたものの、他方、「自分の国が好き」「自分の国に誇りを持つのは当然」と考えているというか、考えるまでもないくらいそれが当然の日本人は、「アナタ、自分ノ国ガ好キ、デスカァー? 自分ノ国ニ、誇リヲ感ジテイマス、カァー?」と聞かれたら、謙遜半分、また、具体的な現下の政治経済の情勢や世の中の事々をまず思い浮かべて「とんでもない」と回答したの、鴨。と、そう思わないでもありませんでした。

実際、胡錦濤主席を始めその指導者は優秀であるにせよ、「世界最大の環境破壊国」にして「世界最大の人権侵害国」の支那、而して、「世界最大の不安定要因」たる支那が7位にランクインしていること、世界でも「中庸を得た大人の国=英国」が比較的下位にランクされていることからも、この調査結果が指し示しているものは、その国の「社会統合の健全性の度合=国民の大人度合」ではなく「国民の子供度合」なのかもしれません。カルト的人権論の「汚染源」にして二流の「旧大国=フランス」が支那と並んで高位置につけているはその証左、鴨。

蓋し、8月の総選挙小選挙区の得票率を見ても、そう「戦前の植民地支配と侵略戦争を本当には反省していない日本」「天皇制を残し、政治家の世襲が当たり前田のクラッカーで、「嫡出子-非嫡出子」間の相続格差を最高裁が「法の下の平等に反するものではない」(最高裁第二小法廷2009年9月30日決定)と判示する封建制の因習牢固な遅れた日本」「鯨やイルカを殺して食べている日本」なんか大嫌いだぁー、と考えているだろう純粋の<日本人>は、社民党と共産党の固定支持者の合算で6.4%程度でしょう。

而して、(「雑談」なのだから、投票率の問題は置かせていだたくとして)今回総選挙<8・30>の民主党の得票率と前回2005年郵政選挙のその差「47.4%-36.4%=11.0%」にあたる部分はそんな<日本人>ではないでしょうし、また、前回総選挙の民主党得率が民主党固定支持層に対応するもとしても、民主党議員における左右の比率からはどう見てもその少なくとも三分の一もまたそんな<日本人>ではない。固い線として見てそう言えるのではないか。

ならば、純粋の<日本人>などは最大でも「6.4%+(36.4%÷3×2)≒30.7%」にすぎない。実は、これは無視できない数値ではあるが、件の統計調査の結果で語られた「日本人は自国に誇りを感じる度合が世界一低い」というセンテンスの主語をそんな<日本人>ではなく日本国籍保有者の全体とするときには、このセンテンス自体はそう心配することも情けなく感じる必要もないものではないか。韓国のように(個々人ではなく韓国民として発言行動する際には)その国民のほとんどが「変な人=常識のない人」である韓国は例外としても、アメリカや英国といった「大人が支配する大人の国」を見ても、どんな国にも変な人はいるし、そんな変な人間の存在を許していること自体、この国の誇るべき所なのでしょうから。と、そう私は考えています。

以下、件のエコノミストの記事。"Countries' self-image:National pride-Who admires their country the most?"「自国に抱くイメージ:国民のプライド-どの国民が自分の国に一番敬服しているか?」(Sep 29th 2009)です。ちょびっと関連する(←かなり「強引」な関連づけ、鴨。)Record Chinaの記事と併せて紹介しておきます。


而して、

б(≧◇≦)ノ ・・・打倒、民主党!

б(≧◇≦)ノ ・・・「麻生総理」断乎支持! 頑張りましょう。





JUST as some people have a better self-image than others, so it seems do countries. In a poll of 33 nations by the Reputation Institute, a branding consultancy, people were asked to rate their trust, admiration, respect and pride in their country. The results are presented as an index.

By this measure, Australians are almost as exuberant about their country as they are about sport, and lead the list. They are followed closely by Canadians. Americans, normally a patriotic and positive bunch, are perhaps being affected by the recession. The limited self-regard of Brazilians belies their reputation as a sunny, carefree people, but the Japanese are gloomiest of all.


ある人々が他の人々に比べて甘い自己認識を持っているのと全く同様、そのような経緯は国についても見られるようだ。世界的に有名なコンサルティングファーム、レピュテーション・インスティチュート(Reputation Institute)が33ヵ国に関して実施した世論調査の中で、調査に応じた人々は、各々自国に対して、信頼に値するか否か(trust)、賞賛に値するか否か(admiration)、尊敬に値するか否か(respect)、そして、誇りを感じられるか否か(pride)の各項目についてその度合を答えるよう求められた。この世論調査結果は指数で表示されている。

この測定指数からは、オーストラリア人が自国に対して、正に、スポーツに対するがごとき溢れんばかりの好感を抱いており、リスト上で他の32ヵ国をリードしている。而して、カナダがそのオーストラリアに続いている。他方、普通は愛国的で彼等の国に対して肯定的な人達とされるアメリカ人は、ひょっとしたら景気低迷の影響を受けたものか【リストのランキング上位には来ていない】。自国に対するブラジル人の肯定的な意識の低さは、陽気で極楽トンボのブラジル人という彼等に対する世評を裏切るもの。それに対して、日本人は33ヵ国の中で最も【自国に対して】悲観的である。


●女は強し!未来を楽観、男性は金に幸福求める―米調査

2日、調査会社大手ニールセンが51か国、2万8153人に対して行ったインターネット調査によると、ブラジル、南アフリカ、ベトナムを除く48か国で「女性の方が男性よりも楽観的」という結果が出た。

2009年10月2日、調査会社大手ニールセンが51か国、2万8153人に対して行ったインターネット調査によると、ブラジル、南アフリカ、ベトナムを除く48か国で「女性の方が男性よりも楽観的」という結果が出た。生命時報が伝えた。

このうち日本では、女性の感じる「幸福度」は男性より15%も高く、向こう6か月に対する幸福度も男性より高かった。

調査では人が幸福を感じる3大原動力が「個人の経済状況」「心の健康」「仕事の満足度」であることがわかったほか、パートナーや配偶者との「良好な関係」が第4の原動力となっていることがわかった。調査責任者は、男性はお金に幸福を求める傾向が強いが、女性は友情や子供、同僚や上司などとの人間関係の中に幸福を求める傾向が強く、お金に幸福を求めないため、先般の経済危機でも一定の「免疫力」を持ち、経済困難な状況にあっても男性より楽観的なのではと分析している。(Record China - 10月06日)




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
かなり真面目にブログランキングに挑戦中です。
よろしければ下記(↓)のボタンのクリックをお願いします。 

ブログランキング・にほんブログ村へ 海外ニュース部門エントリー中です♪

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。