英語と書評 de 海馬之玄関

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<再掲>スリランカでテロ勢力壊滅-よくやった、西欧中心主義の「国際人権法違反」非難など無視せよ!

2017年11月12日 18時36分54秒 | 英字新聞 de 政治経済

 

にゃーーん!

手抜きの過去記事、です。

 

で、皆様に質問です。

はい、北朝鮮のこと。

 

>50万ー500万の犠牲者と、5億の生命財産とどっちがおおきいかなぁーー?

>北朝鮮という「予測不可能」な存在と

 朝鮮半島北部(⬅ていうか、好きなら南もどうぞ、鴨。)

 を支那かロシアが領土にするのと

 (あっ、県民が望まれるのであれば、沖縄もつけちゃえ!)

 

どっちが、日本と「日本に残りたいと思われる

うちなんちゅー」の皆様にとって「最適解」か。

 

これは、KABU一押しのAKB48加藤れなっちどころか、

KABU箱推しのHKTの高校生メンバーさんでも

わかることだよね、多分。と、そう、思います。

 

だって、裏切るやつ、絶対約束守らないやつ、

これら自陣に入れるの最悪じゃん。

 

>沖縄

 

はぁー、鉄の暴風雨?

 

わたしたちは戦後生まれでそんな暴風雨は

存じませんが、その同じ「存じません」の

東京大空襲(3-10⬅陸軍記念日:松田聖子さん、藤谷美和子さんの誕生日!!)

や、木更津の空襲、大阪・尼崎の空襲。わたしたちの郷里の、福岡県大牟田の空襲。

元奥さまのみみちゃんの祖父母が銃撃でなくなられた川崎の、東京の空襲帰りの

米爆撃の――本当は、帰りの燃料考えて、少しでも機体の重量を減らすための――

「お遊び!」による機銃しょうしゃによる(涙)、・・・・・・・。

 

おい、沖縄のリベラル派、

長崎・広島の今の被爆利得者、

護憲派の敗戦利得者、

そして、朝日新聞・TBS。

 

あのー、ひとの命に違いがあるんか!

 

以上

 

 

 

 

2009年5月19日

 

スリランカ(人口:約2000万人,面積:65,610km²≒九州+四国+山口県)で四半世紀続いた内戦が終結しました。まず、この間の戦闘と長年のテロによって亡くなられた多くの民間・政府の犠牲者、政府軍の戦死者の方々に謹んで哀悼の意を表させていただきます。スリランカは世界でも有数の仏教国。東洋哲学専攻の我が家の寛子ちゃんの知人も幾人かテロリスト集団(LTTE:タミル・イーラム解放の虎)の卑劣なテロの犠牲になりました。よって、我が家でも<5・19>は久しく忘れられない特別な日になると思います。

蓋し、テロリストとは一切妥協すべきではなく、交渉さえすべきではない。マヒンダ・ラジャパクサ大統領の英断により、(国連に巣食う人権カルト集団やテロリスト集団LTTE側の情報に基づき報道されているように、たとえ、民間人の犠牲者が10万人規模であったにせよ)今回のテロリスト殲滅-掃討作戦によってテロ勢力が壊滅されスリランカに平和と秩序がもたらされたことはスリランカの2000万の国民にとってこれにすぐるものはない慶事であることを私は疑いません。

思えば、1990年代半ば、コロンボ市内のいたるところに自爆テロに備えた土嚢陣地が設けられ、その陣地に据えられスリランカ政府軍の兵士が構える重機関銃が市民をテロリストから護っていた光景が昨日のことのようです。そして、何が哀しいか、何が不憫だったかと言えば、そんな状況が最早<日常の風景>になって久しいその頃、スリランカから来た僧侶の方々が「スリランカほど良い国は世界中にない。どうして、日本からもっと観光客が来てくれないのだろうか」と真顔で私達に聞かれたことでした。それから15年。2009年5月19日。ついに、スリランカのテロ集団が壊滅した。スリランカに多少縁のあるものとしてこのことを言祝ぎたいと思います。

而して、許せないのは「人間の楯になっている民間人がいるテロリスト支配地域への攻撃は「国際人道法-国際人権法違反」の疑いがある」などとのたまう、西欧中心主義のカルト的人権論者の存在です。何を言うか。秩序の安定こそ政府の最大の使命であり、秩序の再建こそ人権確保の要諦ではないか。じゃ、お前等がスリランカの和平のために今まで何か役に立つことでもやったか。世界には人権至上主義では国民に飯も喰わせられないどころか国民の生命も守れない国もあるんだよ。スリランカの人々の安定した秩序に飢えた思いも知らずに呑気に優雅に外野から能書きたれるんじゃねぇー! 

と、少し乱暴になりましたが、私はそう思っています。蓋し、「スリランカ政府軍はよくやった、西欧中心主義の野蛮で傲慢な「国際人権法違反」非難など無視せよ!」とそう私は思っています。以下、この歴史的事態を報じた海外報道紹介。出典はNew York Timesの” Sri Lankan Rebels Offer to Lay Down Their Arms”「スリランカの反乱軍、降伏を表明」(May 18, 2009)です。


Fierce fighting was reported Sunday in Sri Lanka in what appeared to be a final battle with Tamil separatist guerrillas as the country’s president declared that the quarter-century civil war had ended.

The Sri Lankan military reported that the last of tens of thousands of trapped civilians were pouring from the combat zone after months of bloodshed and that the remnants of the guerrilla force were launching suicide attacks as troops closed in on them.

On the verge of defeat, the rebels offered to lay down their arms, saying they wanted to protect civilian lives. There was no immediate response from the government, but it has ignored rebel calls for a cease-fire in recent months.

“My government, with the total commitment of our armed forces, has in an unprecedented humanitarian operation finally defeated the L.T.T.E. militarily,” said President Mahinda Rajapaksa in reference to the rebels, who are formally called the Liberation Tigers of Tamil Eelam.

Speaking in Jordan on Saturday, the president said, “I will be going back to a country that has been totally freed from the barbaric acts of the L.T.T.E.”・・・

スリランカの大統領が四半世紀にわたる内戦の終結を宣言したと同じ日曜日【5月17日】、スリランカにおける激しい戦闘が報道された。分離独立主義のタミル人ゲリラとの最終決着をつける戦いの様相が明らかになってきたのである。 

スリランカの政府軍事筋は、数ヵ月にわたる殺戮の後、数万人の囚われていた民間人が戦闘地域から溢れ出してきていると報じた。スリランカの軍隊に包囲されるに従いゲリラ部隊の残党は自爆攻撃を敢行し続けているとも。

敗北の崖っ淵にあって、反乱軍は武器を置くことを表明した。【フザケタことに、自分で人間の楯にとっておいて】理由は民間人の生命を守ることを望むからとのこと。政府側からはこれに対する返答は出ていないけれど、ここ数ヵ月政府側は反乱軍の停戦要求を無視し続けてきている。

マヒンダ・ラジャパクサ大統領は反乱軍とその組織に関して、「私の政府は、もちろん、軍隊の全面的な貢献によってでありますが、空前の人道的な配慮の中、最終的にLTTEの軍事部門を敗北させました」と表明した。尚、正式には反乱軍はタミル・イーラム解放の虎と呼ばれている。

ラジャパクサ大統領は訪問中のヨルダンで土曜日【5月16日】には「LTTEの野蛮な所業から完全に解放された国へこれから帰ることになります」と述べていた。(中略)


Sunday’s fighting came after the military said it had for the first time secured the entire coastline on Saturday, cutting off escape by sea. It said it killed at least 70 rebel fighters Sunday morning as they tried to flee from their final refuge, a spit of sandy land less than one square mile in size.・・・

It was unclear whether the leaders of the rebellion, including its elusive founder, Vellupillai Prabhakaran, were still trapped in rebel territory, had fled or had bitten into the cyanide tablets they carry around their necks in case of capture.・・・

In a statement carried on the pro-rebel web site TamilNet, the Tigers’ chief of international relations, Selvarasa Pathmanathan, said, “This battle has reached its bitter end. It is our people who are dying now from bombs, shells, illness and hunger. We cannot permit any more harm to befall them. We remain with one last choice — to remove the last weak excuse of the enemy for killing our people. We have decided to silence our guns.”

The militants have vowed to revert to their roots as a guerilla army if they are defeated on the battlefield. Even as the fighting has continued in recent months, they have carried out terrorist attacks elsewhere in the country.

日曜日の戦闘は、土曜日に政府軍がついにすべての海岸線を制圧し海路から逃走する道を封鎖したと政府軍筋が発表した直後のことであった。政府軍筋は、日曜日の朝、最後の避難拠点から逃げようとした少なくとも70名の反乱軍兵士を殺害したと発表した。その最後の避難地点とは広さ1マイル四方に満たない岬の突端の砂地なのだけれども。(中略)

反乱組織の指導者達、特に、今まで巧妙に逃げおおせてきた反乱組織の創設者【LTTE議長】ベルピライ・プラバカラン氏が現在も政府軍によって包囲されている反乱軍の陣地中に留まっているのか、既に逃走したのか、あるいは、捕虜になった場合に備えて彼等がいつも首に下げている青酸カリの錠剤を口にしてしまったのかは不明。(中略)

反乱組織に近いウェブサイト「タミル・ネット」にアップロードされた宣言の中で、解放の虎の国際関係責任者【広報委員長】、セルバラサ・パットマンナサン氏は、「この戦いは苦い結末に終った。爆弾で、砲撃で、疾病で、そして、飢えで死んでいるのは我々の人民であり、我々は最早これ以上の被害が彼等の身に降りかかることを座視できない。畢竟、我々に残された選択肢は-敵【政府軍】が我々の人民を殺戮するいかなる言い訳も許さなくすることだ。而して、我々は武器を置くことを決断した」と述べた。

政府軍筋は、反乱軍が戦場で敗北した場合、反乱軍は彼等のルーツであるゲリラ部隊に戻ると断言した。戦闘が続いていたこの数ヵ月の間でさえ、国の他所で彼等はテロ行為を敢行し続けてきたのだから、と。



The rebels have been fighting since 1983 for a separate homeland in northern and eastern Sri Lanka for the Tamil minority after decades of marginalization by the Buddhist Sinhalese majority.

Tens of thousands of people have died in a brutal insurgency that has employed massacres, suicide bombings and assassinations, deepened ethnic divisions and helped to stall economic development.・・・

Among the victims of the insurgency was former Prime Minister Rajiv Gandhi of India, who was killed by a suicide bomber in 1991. The Tigers have been listed as a terrorist organization by the United States, the European Union and neighboring India, which is home to the world’s largest Tamil population.

With large-scale economic aid from a committed Tamil diaspora, the rebels fielded a conventional army with artillery units, a tiny air force and a sizable navy that included submarines.

反乱組織は1983年以来戦い続けてきた。多数派の仏教徒たるシンハラ人による数十年に及ぶ権益独占体制に抗して、少数民族タミル人によるスリランカ北部と東部の分離を求めての戦いである。

この残忍な反乱の中で数万人の命が失われた。而して、反乱は大量殺戮、自爆テロや暗殺を通して行なわれたのだけれども、それは民族間の対立感情を一層深め、かつ、経済開発を立ち往生させることになった。(中略)

殺戮の犠牲者の中には1991年に自爆テロによって殺害されたインドのラジーヴ・ガンディー元首相も含まれている。解放の虎は、アメリカ、EU、そして、スリランカの隣国インドでもテロリスト組織としてリストアップされている。而して、インドは世界最大のタミル人の人口を抱える国なのである。

LTTEを積極的に支援する、スリランカ国外のタミル人同胞から寄せられてきた巨額の経済援助によって反乱軍は通常の軍隊を備えていた。すなわち、それはミサイルとその発射システムを保有する陸軍、小規模の空軍、そして、潜水艦をも保有するかなりの規模の海軍を備えていたのだ。



Last year, after repeated failures, the military broke through rebel lines and began an offensive that drove the rebels from areas in the north that they had controlled for decades.

Since earlier this year, the remnants of the rebel force have been cornered in a tiny enclave on the coastline, and human rights groups say both sides have fought with a disregard for large-scale casualties among civilians who have been trapped there.

Despite its denials, there are continuing credible reports that the military has been shelling areas where civilians have crowded together in tents and lean-tos. The Tigers have been reported to be killing civilians who try to flee, using them as human shields and forcing many of them, including children, to join the battle.

In March, the United Nations high commissioner for human rights, Navi Pillay, said, “Certain actions being undertaken by the Sri Lanka military and the L.T.T.E. may constitute violations of international human rights and humanitarian law.”

Determined to end the insurgency and to control for the first time in decades the entire territory of the nation, the government deflected international criticism and pressed ahead with its offensive.

度重なる失敗の後、昨年、政府軍は反乱軍の防衛線を打ち破り攻勢を開始する。而して、政府軍は反乱組織と反乱軍を彼等が何十年も支配していた北部地域から追い払うことに成功したのである。

今年の初頭以来、反乱軍の残党は海岸沿いの小さなタミル人の飛び地に追い詰められていた、而して、人権グループによれば、政府軍と反乱軍ともに、当該戦闘地域に囚われている民間人の死傷者数が尋常ではない数に上ることなどお構いなしに戦闘を続けていたとのことだ。

政府軍は否定しているものの信頼に足る報告が続々と報じられている。すなわち、政府軍は民間人がテントや掘っ立て小屋の中に密集している地域に爆撃・砲撃を繰り返しており、他方、解放の虎は逃亡しようとした民間人を殺害しているとのこと。就中、解放の虎は、そのような民間人を人間の楯に使っており、また、子供を含む多くの民間人に戦闘に参加するように強要しているとのことである。

この三月、国連のナバネセム・ピレイ人権高等弁務官は、「スリランカ政府軍とLTTEが行なっているあるタイプの行為は国際人権法と国際人道法の違反の危惧がある」と表明した。

しかし、殺戮を終結させ数十年ぶりに国土全体を支配下に置くことを決意したスリランカ政府にとっては、国際的な非難などは馬耳東風であり、而して、その攻撃の手を緩めることなどなかったのである【当然だ!】。



Independent journalists, foreign aid groups, diplomats and United Nations observers have been almost entirely barred from the war zone, and reports by the government and Tamil groups have been impossible to verify.

The United Nations has estimated that 7,000 ethnic Tamil civilians were killed between Jan. 20 and May 7. According to unverified reports from the area, hundreds more have been killed since then.

As the end appeared near in recent days, demands grew from around the world for restraint on the part of the military for fear of what some foreign aid groups said might be a civilian bloodbath.

Ban Ki-moon, the United Nations secretary general, sent his chief of staff, Vijay Nambiar, to Sri Lanka last week to try to bring the conflict to a peaceful end. President Obama on Wednesday called on both sides to protect the lives of civilians.

As the Tigers have been weakened, groups of civilians have been making their way from the war zone, and some 200,000 are reported to be housed now in government camps.・・・

独立系のジャーナリスト、海外の援助団体や外交関係者、そして、国連の監視担当者は戦闘地域に入ることをほとんど完全に禁止されており、スリランカ政府とタミル人グループの報告の真実性を検証することは不可能な状態である。

国連はこの1月20日から5月7日の間に7000人の民間のタミル人が殺害されたものと推計している。当該戦闘地域から寄せられた未検証の報告によれば、更に数百人規模の犠牲が5月7日以降出ているとのこと。

ここ数日で戦闘の結末が誰の目にも明らかになったことにより、海外の援助グループが語る所の民間人の血の海を怖れるためか、政府軍側に抑制を求める声が世界中で湧き上がっている。

潘基文国連事務総長は紛争の平和的解決のため、先週【5月16日】ビジェイ・ナンビアール国連官房長をスリランカに派遣した。オバマ大統領は水曜日【5月13日】政府軍と反乱軍の双方に民間人の生命を守るように要請した。

解放の虎が弱体化させられるにともない、幾つもの民間人の集団が戦闘地域から自力で脱出しつつある。而して、200,000人規模の民間人が政府の用意したキャンプ施設に収容されていると報道されている。(後略)


★参考記事:
国際的人権を巡る私の基本的な考えについては下記拙稿をご参照ください。

・国際社会と日本との間で<人権>を巡る認識の落差が拡大しているらしい

 http://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-11916348036.html 

・ローマ法王曰く、表現の自由は「基本的人権」ではない 
 http://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-11981330517.html

 



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