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ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:岡上地区-完全包囲編(弐)

2009年09月30日 04時47分09秒 | 徒然日記


柿生駅から県境の小川を越えて進んできました。ここまで約10分。而して、「そこで、貴方が目にするもの」は鶴見川です。そして、それに架かる精進橋。「弐」では精進橋から和光大学キャンパスの近隣(vicinity)までの経路をご案内します。












現在いる所は、東京都町田市三輪町。精進橋を渡ると、坂道になっている道筋の遥か前方に立派な広葉樹が枝を広げていて「おいでおいで」をしているようです。もちろん、そのルートからも岡上地区にはアクセスできるのですが、ここは「岡上地区入門講座」として分かりやすい経路を選択します。それと、本稿のテーマ「完全包囲」のためにも迂回戦略が合目的的。ということで、精進橋を渡ったら即、鶴見川に沿って川の流れを遡ります。





渡川後、徒歩50メートル足らず(スキップしても匍匐前進しても、兎跳びしても三輪車に乗っても50メートル足らず、not "no more than" but "not more than" 50 meters )で、我々は「町田市→麻生区」に帰還です。要は、待望の「岡上地区上陸」達成(!)ということ。でも、糠喜びしてはなりませぬ。実は、鶴見川を巡る町田市と麻生区の鬩ぎ合いはここから僅か1.2キロ(not "not more than" but "no more than" 1.2 kilometers)の間を二転三転するのですから。蓋し、これを見ても、<8・30>総選挙で大敗したぐらいで「あたかも世の終わり」の如く意気消沈または自暴自棄になるのは滑稽や意気地がないだけでなく、頭も悪いということ。鶴見川と鶴見川の鴨さんもそう我々保守改革派に諭しているように感じられました。







そうこうする内に、精進橋から徒歩6-7分(スキップしたら4分、匍匐前進なら1時間?)川の向うに小田急鶴川駅近辺のビルが姿を現してきました。ちなみに、「現在の地点」の鶴見川の対岸は我等が岡上地区、すなわち、麻生区ですが、下の1枚目の画像の中央部分に写っているビル群はもう町田市です。画像に写っている橋(=「岡上橋」)のところで左折します。





左折後、3-4分で岡上地区、否、麻生区が誇る名刹、東光院が右手に見えてきます。上の2枚目の画像。而して、本線経路はそのまま道なりに右カーブを進み久しぶりの車道に遭遇します。そこが「岡上駐在所前交差点」。実は、我々は強いて言えば「北→南」のラインでこの地点に至ったのですが、精進橋の前方に見えた広葉樹の大木の方に進めば(道なりではないのですが)この地点に「東→西」のラインで到達することになったのです。正に、ここは東西南北の人・物・金・情報が交叉する岡上地区の交通の要衝なのです。交差点脇で撮影した下の3枚目の画像はいかにも「異文化コミュニケーション」の艶っぽさと怜悧、儚さと俗っぽさを醸し出していると思いませんか。

・東光院
 http://www.city.kawasaki.jp/88/88bunka/home/top/stop/dokuhon/t0702.htm













と、饒舌も「岡上の魅力と迫力」の前にはそろそろ品切れになります。本線経路は岡上駐在所前交差点で「北→南」から「東→西」のラインにライン変更、要は、岡上交番の角を右折。上の画像は、交番から徒歩3-4分の三叉路、本線の順路はこの坂を道なりに右に下ります。ここを左折すると岡上地区住民の<心の故郷=岡上小学校>があります。ちなみに「みんなニコニコ笑顔あふれる岡上小」のスローガンは、鶴見川向うの小田急鶴川駅のプラットフォームからも肉眼ではっきり見えます。岡上地区と鶴川駅はそんな位置関係なんですよね。正に、岡上地区は新百合エリアの<真田丸>。

・岡上小学校
 http://www.keins.city.kawasaki.jp/2/ke211201/





そして、岡上地区が新百合エリアの<真田丸>なら、岡上小学校は岡上地区の<高天原=心の故郷>。控えめながら、それを雄弁に物語っているのが下の二枚の画像です。









岡上小学校とそれを巡る岡上地区の人々に思いを馳せたところで、本線経路に戻ります。下は岡上交番から本線の順路に従い約5-6分歩いた辺りで左右を撮影したもの。何度も同じこと書いているようですが、小田急線の利用者感覚で言えば、「麻生区で後ろを振り返る(新宿方面を振り返る)とそこは「町田市=鶴川駅」だった」というのは不思議な気分です。これも「麻生区の飛び地=岡上地区」あってのことでしょう。そして、2枚目の画像、画面の左奥にある岡上小学校と右奥の尾根上の集落に挟まれた見事な「谷戸」の美しさ。いやー、この景色風情が心地よいと感じない人間は日本人じゃない、と。そう断言してもそう大きな間違いではないのではないかと私は考えています。





岡上地区の尾根の登り口の集落と集落の境には、そんな「谷戸=日本人の魂の本籍地」を伝え守ってきた岡上地区の人々の心の優しさと強さを感じさせるものをあっちこちに見ることができます。下は、異界との境界に置いて、互いの世界の過度な干渉の回避を祈った「さいの神」、および、子育て地蔵像・馬頭観音像です。













先を急ぎましょう。なんせ、本稿の獲得目標は「岡上地区完全包囲」なのですから。岡上小学校前で右に下りた本線経路は800メートル程直進した後、「さいの神様」に見送られて、ほとんど直角に左折します。(毎日、おそらくこの区間を百万人近くが小田急線で通過しておられるのでしょうが)意外と知られていないのは、この区間で小田急線も同じくほとんど90度左折していることです。上の画像はそのカーブがほぼ極大値になる地点(微分すれば傾きゼロの地点)。そして、この地点から本線経路の左的にはモダンな「岡上西町」の住宅が尾根上まで続くお洒落な街並みになります。下はその岡上西町の「序の口」あたりの風情とそこいらあたりで見かけた町内地図。ここから、経路前方の和光大学まで600メートル足らず。















上にも書いたように本線の順路と小田急線はこの区間ほぼ併走しています。上は、和光大学のすぐ傍から撮影した小田急線の電車と、その電車にワープして撮影した撮影地点の様子(なわけはないでしょう! ただ、KABUが一人二役で画像を取りっこしたのは事実)です。



というところで、適度な長さなので次回に続きます(;・ω・;)。




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