英語と書評 de 海馬之玄関

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[再掲―追補]保守派のための「立憲主義」の要点整理

2024年06月21日 22時52分15秒 | 日々感じたこととか
    元記事:2014年06月13日   憲法は権力を縛るものであって権力者が憲法を勝手に解釈することは立憲主義から見て許されない かくの如き言説、すなわち、「国会の重要な役割は権力の監視である」「集団的自衛権の政府解釈の見直しは立憲主義に反する」という類のリベラル派の言説が世に溢れているようです。「国会」の中核的役割はもちろん「立法」でしょうし、所謂「三 . . . 本文を読む

<再論>平和主義とは何か--戦前の日本は「軍国主義」だったのか?--(下)

2024年06月21日 08時11分09秒 | 日々感じたこととか
      ◆軍国主義の意味猪木正道『軍国日本の興亡』(中公新書・1995年)によれば、「軍国主義とは戦争を賛美し、国家および社会において軍人および軍事力に特権的・優越的な地位を与え、政治、経済、社会、文化のあらゆる領域を軍事化しようとする」ことらしい。もちろん、どのような言葉をどのような意味に用いるかは、かなりの程度論者の自由でしょうが、私は、概略、この猪木先 . . . 本文を読む

<再論>平和主義とは何か--戦前の日本は「軍国主義」だったのか?--(上)

2024年06月21日 08時10分11秒 | 日々感じたこととか
    ロシアによるEUへの先制核攻撃が論理的には秒読みにいったいまも。 グローバルサウス諸国には「民主主義と法の支配と人権の諸価値の 普遍性を理解してもらいたい」。そして、「世界経済体制からロシア と影でそれを支援する中国を閉め出し」、少なくとも「話し合いで~!」 とか述べる西側の上から目線の識者の存在を見るとき。 外交の失敗と外交の限界:「話し合い」もほどほど . . . 本文を読む

【追補版】濫用される「国際社会」という用語についての断想

2024年06月20日 16時49分24秒 | 言葉はおもしろいかも
⤴️ブログ冒頭の画像:記事内容と関係なさそうな「美人さん系」が少なくないことの理由はなんだろう? https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/c566c210ad11db94fc1d87a5fddcf58e   われながら読み返して、 なるほどねぇーと感じました。 ということで、自家記事リブロです。 KABU ↖️ ダブリンでも熱中症厳戒中、皆さま . . . 本文を読む

資料記事紹介+感想:西側のエリートさんとメディアはなぜロシアに勝てると思ったのか?↪️孤立しているのはどっち?

2024年06月19日 21時09分21秒 | 国際政治
プーチンは、民主主義の敵なのではなく、グローバル全体主義者の敵 2023-07-03 07:03:34   https://ameblo.jp/milky-peko-0208/entry-12810439969.html   💕Kaldi大好きです💕   そうかもしれない。もっとも、 もちろん、プーチン氏を支持 するわけではないけれど。 ほぼ、 . . . 本文を読む

「いま世界の哲学者が考えていること」↖️悪気はないのだろうけれど「羊頭狗肉」の一書? +追記あり

2024年06月16日 22時58分12秒 | 書評のコーナー
  2023-09-18 22:56:30   忙中閑あり。散歩がてら近隣の図書館で本を借りました (check out a book from the library nearby)。 実に、興味を引きつけるタイトルだったから。   >いま世界の哲学者が考えていること   でも、貸し出し延長はせずに速攻で返却(not renew it b . . . 本文を読む

過去記事紹介:アガサ・クリスティ「春にして君を離れ:Absent in the Spring」の<最終勝者>はJoanですから

2024年06月15日 19時05分16秒 | 書評のコーナー
    もう二週間も過ぎれば今年も半分終了。でもって、 あっーっというまに、この記事(2022年07月23日) から二年たちます。   >年々歳々、歳々年々。   わたしがいた(それでもアナログな?)英語研修企画業界でも、 誇張ぬきに、「三年前は江戸時代」という時間感覚でした。 而して、コロナとウクライナの現実を経た現在(いま)となっ . . . 本文を読む