以前、美術館で、年配の方の話を漏れ聞きました。
「本当に美しい桜は、山に一本で咲いている山桜、これにこそ
感動がある。日本人はこれを箱庭にしてきれいだと眺めて満足している。
残念なことだ。」
写真家、土門 拳は、人物を撮るとき、ポーズをつけたり、一切の
作為を嫌ったそうである。これを”絶対スナップ”という言葉で表現した。
ありのままを撮るべきだということだ。
岡本太郎は、高松塚古墳の壁画を朝鮮から職人を招いて描かせたもので、
ただきれいに描いただけの絵であると言ったそうだ。
美しいときれいは似て非なるもの。
私は、美しい物を追って行きたいと思う。
「本当に美しい桜は、山に一本で咲いている山桜、これにこそ
感動がある。日本人はこれを箱庭にしてきれいだと眺めて満足している。
残念なことだ。」
写真家、土門 拳は、人物を撮るとき、ポーズをつけたり、一切の
作為を嫌ったそうである。これを”絶対スナップ”という言葉で表現した。
ありのままを撮るべきだということだ。
岡本太郎は、高松塚古墳の壁画を朝鮮から職人を招いて描かせたもので、
ただきれいに描いただけの絵であると言ったそうだ。
美しいときれいは似て非なるもの。
私は、美しい物を追って行きたいと思う。