名前すら存じませんでした。
日本を代表する写真家の一人だそうです。
春日井市でしたので、自転車で10分。
このポスターに魅かれました。
音楽でも、絵画でも、コントラストのはっきりしたものが好きだということを再自覚させてくれました。
最近は、つとめて、あいまいなもの、複雑なもの、やわらかいものを味わうように心がけておりますが、
やはり、このような、シンプルで、はっきりしたものに出会うと、心が躍るのです。
モノクロならではの表現。潔くも美しい。静かで、温度は低い。
この写真家の代表作、「桂離宮」の展示もありました。全てが直線で構成された画面は見ていて、
わくわくするような、新しい不思議に出会ったような気がして、なんとも良い気分になりました。
「伊勢神宮」は、対照的に丸い形が印象的で、このような日本を代表するような歴史的建造物で
遊んでいるかのような、なんとも愉快でおおらかな気持ちにさせて頂きました。