快風丸

俺の船に乗らないか。

1.20

2013-07-07 12:45:48 | Weblog

 ギターとボーカルもやるようになって、ピックは薄いものを使うようにしていた。

今年に入ってから、改めて、音楽とか、バンドとか、LIVEをやることとか、ギターとか、そういったものとの

かかわり方を変える必要性を強く意識している。ひらたく言えば、音楽家として、もうひと勝負したいということ。

 3月末から毎日、運指練習は欠かしていない。今年の8/14の年中行事のLIVEは、例年の倍、一時間の

設定、13曲をやる予定である。

で、ピック。

 

吹けば飛ぶような100円のピックにかけた命を笑わば笑え、である。

 ピックは、薄いと、歌のバックでコードストロークが弾きやすい。弦の抵抗を受けにくいので、タッチにバラつき

があっても音の粒がそろうという利点がある。すなわち、いいかげんに弾いてもアラが目立ちにくいということ。

 厚いピックの欠点は、薄いピックの場合の裏返しで、いいかげんに弾くと、ヘタに聞こえてしまう。

しかし、ピッキングの強弱によるニュアンスは、厚いピックでなければ、十分に表現することはできない。

 

 練習しながら、やはり、厚いのに変えようと思った。段階を経て、昨日から1.2mm、クレイトンのいちばん

厚いのにした。

 これだ。これだったのだ。かつて、ギター専任でやってたころを思い出した。アクセント、フォルテ、ピアニッシモ。

エレキギターは、かくも繊細な表現ができる楽器だったのだ。

 

 厚いピックで引くときのコツは、親指とひとさし指で、柔らかくはさむこと。

薄いピックなら、力いっぱい握ってジャカジャカやればサマになるが、そうはいかない。

この握り具合で、力加減をコントロールするのだ。

 ああ、久しぶりのこの感触。

ギターを弾いているという充実感で満たされている。