ブレーキの効きが悪い自転車というのは、良く切れない包丁みたいなもので、危険。
思ったようにスピードコントロールができない、止まれないというのでは、おのずと速く走れない。怖い。
止まれない自転車は遅いのである。それに慣れてしまうのはもっと危険。
わかってはいるが、すっかり慣れてしまっていたことを反省している。
安物の自転車についていたのは、メーカー名も不明。機械として、動きが緩慢。
命に係わる部品である。
ロードレーサーのブレーキテクニックの話で、どんなスピードで走っていても1m以内で停止できなければ、
どんな事故にあってもおかしくない、と言われている。
さて、通勤号のブレーキゴムを交換しようとヨドバシ.comをのぞいてみた。
1セットは¥920。一台分は2セット。
ところが、奥さん、ちょっと、なんとVブレーキの本体、1セット¥1040ですのよ。
もちろん、ゴムもついてるわよ。差額¥120で、本体が買えるのよ。
しかも、amazonでも楽天でもすべてのレビューが好意的。
もう、これは、買うしかないわよね、奥さん。
専門用語で「シュー」と言いますが、間違いなく、¥920のと同じゴムが付属している。
そもそもVブレーキは、少ない部品点数で、そのシンプルさゆえに調整も楽。しかもこんなに安い。
競技用としては、ディスクブレーキが主流だが、通勤用の選択肢としては、断然こっち。
さすが、世界のシマノ。
素晴らしい。ブレーキレバーの引きに対してダイレクトかつクイックに反応してくれる。気持ちいい。
しかも、前のブレーキは、「キーーー」という鳴きが発生したが、これは全然音なんかしない。
まるで違う乗り物になったよ。
これ、おすすめです。