快風丸

俺の船に乗らないか。

ブルーノートの上田正樹

2015-06-06 01:54:33 | Weblog

 5/31の大阪南港でのチャリティーコンサートの編成に、ギターの有山じゅんじを加えた

メンバーでのライブ。

 うれしはずかし初めてのブルーノート。

職場から地下鉄一本、ドアトゥドアで20分で到着。

名古屋はコンパクトシティなので、いろいろ便利。

2回公演の一回目をネットで予約した。

 本日のアーティストをイメージした当日限定カクテル。

オ・ト・ナ。

 スタイルが良くて露出多めの高そうな服を着た派手な顔立ちに濃い化粧の女性と裕福そうなおしゃれな

紳士がワインを飲みながらディナーのカップルがけっこういた。早い話が同伴出勤なのだろう。さすが、

栄のど真ん中。

 ドラム、正木五朗とギター、有山じゅんじは、伝説のサウストゥサウスのメンバー。

MCで何度かサウストゥサウスの話が出た。上田さんもこのメンバーとやるのが楽しそう。

’74発売のアルバム”ぼちぼちいこか”は40数年廃盤になっていないというMCに続いて

「買い物にでも行きまへんか」。

Yoshie.Nさんも加わって、ぐっと華やかになってきた。

5/31はチャリティーという性格上、MCもシリアスな感じだったが、今日は、グッと砕けて

大阪のおもろいおっちゃん風。

 

    ”悲しい色やね”に続いて”悲しい性やね”っちゅう企画が出たんやけど

     そっちに乗らんでよかった思てる。もし、そっちへいっとったら、今頃

     スナックのマスターやってる思うわ。

     マスター、昔、歌手やったんやろ、あの歌うたってや とか言われながら

     グラス磨いてると思うわ。ホンマ、そっちいかんでよかったわ。

 

こんな感じ。

 

     めったにいかへんのやけど、カラオケに連れて行かれて、いややってんけど

     せがまれて「悲しい色やね」歌ったんやけど、採点のやつで何点やった思います。

     28点。 自分の歌やで、びっくりしたわ。

 

てな感じ。

 

 で、本編は1時間で終了。これが高級ライブハウスの2回公演のカラクリか。7,550で

一時間。でアンコール2曲。

 今回も流れるような美しいステージング。

わかった。

 歌とMCのトーンが同じ。キーが同じというか、曲が終わっても、MCのトーンとか、抑揚、

リズムが曲の余韻と次の曲への導入になっていて、全ての曲が一つにつながって、

切れ間の無い一つの曲のように感じるのだ。なので、一時間でも満足感がある。

プロの中のプロの仕事である。

この感じをマリーアンドファナーズのライブにも取り入れたいと思う。簡単ではなさそう。

 

 なんせ、5日前にお会いしたところなので、せっかくのご縁なので、

できたら、すこしでもごあいさつしたいと思っていた。

サイン会付きCD販売するとのこと。

上田正樹さんには、つい5日前に南港で感動したことを伝えた。

有山じゅんじさんには、そのとき「有山さんがギターで入っていてほしかった」と伝えた。

得三で何度か拝見してることも申し上げた。また、秋に来るそうだ。

Yoshie.Nさんには、そのとき買ったCDが素晴らしかったと伝えることができた。

すごくドキドキした。AKBのファンの人の気持ちがわかった。

 

 そして、なんと、5/31のPAオペレーターさんが居た。ツアーに帯同しているそう。

”マリーアンドファナーズのボーカル”と名乗ると、しっかり覚えていてくれたので、とても

うれしかった。

先日のお礼を丁寧に言った。チャリティーコンサートは、主催団体から直接のオファーで、

もう3年やると決定したと言っていた。来年もよろしくとお願い申し上げた。

 

 演奏も桃源郷だったが、こうしてしっかりとコミュニケーションできたことがとてもうれしい。

この高揚感を表現する言葉を持たないことがもどかしいほどです。

この不思議な感じをしばらく漂わせておこうと思います。