日曜日の朝、小6の娘の最後になるかもしれないバスケの試合に行く。
アマチュア・フォト・ジャーナリストで、しかも父親なので、すでにクラシックカメラとなった愛機、ペンタックスSVを抱えて、行く。
体育館の中なので、フィルムはASA1600の高感度を使用。
さて、体育館に着きました。慣れた手つきでフィルムを装てん。裏ブタを締めたら2枚カラ撮り。フィルムを巻き上げて、なんかおかしいぞ、シャッターが下りないぞ。
結局、何も撮ってない。おかげで、試合に集中できた。小学生のバスケも、けっこう迫力で面白い。
さて、帰ってきました。早速、近所のカメラ屋へ修理の取次ぎ依頼。
「現在、メーカーは、大体15年で部品を破棄していってる。このカメラなら、先ずメーカーが受けてくれません。ネットで探せば、個人として請け負うマニアもいるようですが、うちはコネクションがないです。」
意外な答えだった。1962年に販売開始のモデルだ。中古で手に入れてからすでに32年が過ぎている。カメラはこれしか所有してないし、かつて所有したこともない。どこでも、当たり前のように連れて出て、当たり前のように写してた。
気の合う相棒だった。
オートと名の付く機能は一切ない。電池がいらない。シンプルであるがゆえに壊れるところが無い。人間で例えるなら、
「気の利いたことは言えないが、絶対に裏切らない信頼の置けるヤツ。」
手間も金もかからないどころか、社内のアォトコンで優勝して、¥10,000の賞金をもたらしてくれた。サイクルスポーツ誌のフォトコーナーにも登場させてくれた。
手に入れたのは、小5、おじいさんが写真屋だった少年は、カメラ耳年間だった。お年玉をためて、やっと買ったんだ。うれしかったなぁ。当時は、まだ白黒のほうが、ぐっと安くて、ベタ焼きにしてもらってたなぁ。このカメラで全てを学んだんだよ。相棒じゃなくて師匠かもしれない。
32年で、1度、オーバーホールしただけ。もっとちゃんとメンテすべきだったな。ブロワーすら持ってなかったんだもんなぁ。
今はただ、悲しくて不安だ。復活の道を探ろう。
アマチュア・フォト・ジャーナリストで、しかも父親なので、すでにクラシックカメラとなった愛機、ペンタックスSVを抱えて、行く。
体育館の中なので、フィルムはASA1600の高感度を使用。
さて、体育館に着きました。慣れた手つきでフィルムを装てん。裏ブタを締めたら2枚カラ撮り。フィルムを巻き上げて、なんかおかしいぞ、シャッターが下りないぞ。
結局、何も撮ってない。おかげで、試合に集中できた。小学生のバスケも、けっこう迫力で面白い。
さて、帰ってきました。早速、近所のカメラ屋へ修理の取次ぎ依頼。
「現在、メーカーは、大体15年で部品を破棄していってる。このカメラなら、先ずメーカーが受けてくれません。ネットで探せば、個人として請け負うマニアもいるようですが、うちはコネクションがないです。」
意外な答えだった。1962年に販売開始のモデルだ。中古で手に入れてからすでに32年が過ぎている。カメラはこれしか所有してないし、かつて所有したこともない。どこでも、当たり前のように連れて出て、当たり前のように写してた。
気の合う相棒だった。
オートと名の付く機能は一切ない。電池がいらない。シンプルであるがゆえに壊れるところが無い。人間で例えるなら、
「気の利いたことは言えないが、絶対に裏切らない信頼の置けるヤツ。」
手間も金もかからないどころか、社内のアォトコンで優勝して、¥10,000の賞金をもたらしてくれた。サイクルスポーツ誌のフォトコーナーにも登場させてくれた。
手に入れたのは、小5、おじいさんが写真屋だった少年は、カメラ耳年間だった。お年玉をためて、やっと買ったんだ。うれしかったなぁ。当時は、まだ白黒のほうが、ぐっと安くて、ベタ焼きにしてもらってたなぁ。このカメラで全てを学んだんだよ。相棒じゃなくて師匠かもしれない。
32年で、1度、オーバーホールしただけ。もっとちゃんとメンテすべきだったな。ブロワーすら持ってなかったんだもんなぁ。
今はただ、悲しくて不安だ。復活の道を探ろう。