なにかに抗うように落ちる太陽が雲に引っかかっている
美しい稜線の彼方を夕日が追いかけてゆく冬の日暮れ時
偽物の街では人工着色の宴がはじまる
プラスチックの森で浮かれて走れ
疑う者には与えられない
戸惑うものをわけ隔て
体温と心を無くしいつまでも回り続けよ
やがてスイッチの切れるまで
神様に捧げるものを投げてよこさせるというのは、そもそもどういう了見なのだろうか。
この国でお金を投げて許されるのは平次ただ一人のはずだ。
神様なんだから、そんな小銭もらわんでも助けてくださいよ。
本殿から参道へ向かう道すがら、小気味のよい太鼓の音で客を引く猿回し。
熊本からドサまわり道中。
初めて見る。
芸歴30年とのこと。
結構な人だかりだったが、投げ銭集めるころ、そそくさと退散する人多し。
見るもの見たら出すもの出すべきだ。
これほどの芸にどれほどの努力を要したのか、想像をしてほしいと思ったよ。
日が暮れると風が冷たい。
宇佐神宮は戦の神様。
全国に40,000社ある八幡様の総本宮とのこと。
子供のころに何度か来たきりで、このお正月に実家から訪れた。
手前3kmから渋滞。
2時間30分。
頑張ったので、何かご利益ください。
夕日に映える本殿。
熊本から猿回し。
これは面白かった。
やっぱ芸事はすべからく生が一番ですね。
これがご利益だったのかも。
満足しました。