気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

木曽町グレートトラバース100kmウルトラマラソン~ラスト~

2015年09月17日 09時42分51秒 | 木曽町グレートトラバース100km
ゴールしたら横のテントで完走証発行



ハガキ大 ちっさ・・・

メダルはいらんけど、完走証はもうちょい大きい方がいいなぁ。
一緒にペットボトルのお水も貰う。

左足に力が入らん。


小学校の校庭から隣の公民館に戻る。

荷物預けで預けた荷物をピックアップ
階段を一段づつ上がり、説明会のあった講堂へ。

講堂ではトランジットバックの返却も行われている。

一面に敷いてあるゴザに転がり込む。

14時間越えているので、残っている人は少なめ。


靴を脱ぐと足が攣る。
なんとか着替える。

着替え終わったところで、部屋の隅で用意してある豚汁をいただく。
暖かくてうまぁ~。
御代わりOKとのことで、2杯いただく。

木曽菜漬けのおやきと胡瓜の漬物もある。

着替え終わってからゴール地点に戻り
最終ゴールを見守る。
最終ランナーは9秒前
惜しくも1分、間に合わなかったランナーにも惜しみない拍手が送られる。


撤収が始まったので、車に戻り会場を後にする。
車に乗り込むのに、左足が上がらなく、手で支えてやっと乗り込める。
駐車料金2日間で1700円也。  安っ!


道は空いているので、スイスイ進む
スイスイ行き過ぎて、国道361号線に入る右折場所を忘れる。

あれっ?と思ったら、来た時、見覚えの無い道になっていた。 
まぁいいやと思い、国道19号線を直進。

途中で 木祖村や奈良井宿などを通り過ぎる。
「この次参加する時は、前日にこの辺観光するのもいいなぁ・・・」
と、先程まで 坂歩きながら「二度と出るもんか~」
なんて愚痴を言ってた事は、すっかり忘れていることに気づき苦笑する。

塩尻から長野自動車道に乗り、中央道接続。

何度かSAで仮眠を取りながら、無事帰宅。



さて、この大会
第一回ということで、問題点も多くあるが、
トータルとしては素晴らしかった。

特に地元の応援が素晴らしく、少しでも民家があると必ず応援の方がいてくれる。
制限時間が15時間、締め切りが20時なので、辺りは真っ暗になるが
真っ暗な中でも多くの人が応援してくれていたのには感激した。

また、少ないながらレストエイドも充実しており、給食量は十分。
(一部、個人的な好き嫌いで食べられなかったが・・・)
晴れていたら、給水エイドの数は足らなかったと思う。
今回は雨が降っていなかったら、ボトルポーチを持っていった予定。

困ったのがトイレだ。
大半は十分だったが、地蔵峠から第2関門、第3関門からゴール手前までの間に
公認トイレが無い。雨が降ってたから冷えて大変でした。
何人も立ち○ョン見かけたしね。男はまだいいけど、女性はね。

今回、評判は良かったようなので
次回は多少値上げしても、人数は集まると思う。
値上げしてでも、給水エイド、トイレを増やしてほしいな。



距離も96kmくらいかな~って言っていたが
ガーミン101km
大体大目に出るので、おそらく98kmくらいかなぁ?

総高度距離3600m以上とのことだったが
ガーミンのデータによると2700m弱
上り下りは多いけど、斜度はそれほど無いので
ちゃんと練習している人は走り切れるコース。
タイムもそこそこ出せるんじゃないかな?
(私は玉砕しましたが・・・トホホ)


カメラで撮影しながらの走りは、休めると思ったが
ストップ&ゴーが多く、意外と足への負担が大きいです。
まぁ、今回は半分撮影目的でしたが。


雨の中でも

こんなに素晴らしい景色が見られる。

晴れたらどんな景色を見ることが出来るだろうか?。
ちゃんとコンディション整えて、いつか再挑戦したい大会です。
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木曽町グレートトラバース100kmウルトラマラソン~その3~

2015年09月13日 09時12分37秒 | 木曽町グレートトラバース100km
最終関門をさっそうと走り出す。

見えなくなったら、歩きだす。

ラスト10kmは下り坂なはずなので、上りは全部歩いたとしても
制限時間の20時には間に合うはずだ。



熊だ、熊が出る
説明会で熊鈴の話出てたな~。


前のランナーが立ち止まり、空を撮影している。
釣られて空を仰ぎ見る。



を~!
いつのまにか雨が上がり
今日初めての青空が顔を覗かせている。



2km程上ると下り坂に入る。
案内のおっちゃん曰く、「少し下って、また少し上るよ」とのこと。

下りに入り、走ろうと思うが、
膝が痛くて走れず。少し早歩きでしのぐ。



点滅式パイロンが30m置きに配置される。
これからすぐに日が暮れ暗くなる為の配慮だ。
しかし、30m置きってのはすごい。何本必要なのだろう。

コーナー曲がると下りは終わり。
また上りに入る





遠くは見えないが、霧も晴れてきて、山肌がくっきり見えるようになる。



90km 12時間30分くらい。

ここを越えると下りに入る。
左足を引きずりながら早歩きで進む。



すぐに第9レストエイド 「キビオ峠」

スタッフ皆で拍手で迎えてくれる。
「ここまでくれば、後は下りですよ~」
・・・いや、その下りが嫌なんですが・・・。

クリームを挟んだ牛乳パンをいただく。うまぁい。
そして、ホットアクエリアス
温まるわぁ。

椅子に座って、ランナーの皆さんとくっちゃべる。
14時間切りたいな~とかそういう話題
皆さんまだまだ元気そう。
あ~、こういう瞬間が楽しいなぁ~。

ちょっと長めの休憩を取って、出発
拍手で送り出してもらう。


ここから九十九折の急坂になっている。
のしのしと歩いていくと何人かに抜かれていくが
思ったより少ないのは、人数がばらけているのか、多くの人が歩いているのか?

早歩きをしているうちに、を? 踵着地だとまだ走れることに気が付く。
普段はフォアフットなんで気が付かなかった。
違う筋肉を使う事でまだまだ耐えられるようだ。

にしても、痛いことには変わらないので
30m置きの点滅パイロンを利用して、30mごと歩いたり、走ったりを繰り返す。

峠が終わると共にパイロンも終了。
パイロンから電柱に変え、歩きと走りを交互に行う。

18時半を越え、陽が山影に入ると急激に暗くなってくる。
外灯も少なく、足元が見えなくなってくる。
トラバックに入れておいたライトを取り出し点燈する。



ちらほら民家が見えてくる。
真っ暗な中から突然、「がんばれー!」と声を掛けられビックリする。
それも1件や2件じゃなく、沢山の家の玄関や交差点で応援してくれている。
ライトを振り、「ありがとー! ただいまー!」答える。
しかし、歩きたいのに歩けなくなるのは、うれしい悲鳴だ。

94km 最後の給水エイド
「もう少しです。がんばってください」
との、励ましをもらい最後の旅路へ。

94kmエイドを出たら、なんか急に復活してきて
走れるようになる。
とはいえ、8分台だが・・・。

街が近づきどんどん応援も増える。
もう19時なのに盛んに声を掛けてくれる。

酔っ払いのオヤジがハグしてきたのは参ったが・・・。
それでも、気持ちはありがたい。

JR中央本線の高架下には大勢の方が応援に集まってくれている。
それを見た瞬間、涙腺崩壊しそうなくらい感動する。



写真がボケボケなのは涙で滲んでいるわけでは無いです。
暗くてピントが合わないんです。
ここは昨日歩いた古い町並み
帰ってくることが出来た~!

と思ったら、古い町並みの出口は激下り。
しょーがない、ここは歩く。

商店街に出て、昨日泊まった旅館の近くの橋を渡る。

ランナーは前に一人いるが、後ろは見えず。
山村代官屋敷前で一旦止まり、
今日一日中着ていた、ウインドブレーカーを脱ぐ。
衣類を整えながら、小学校の坂道を上る。

目の前に花道が広がる



ちょうど、前のランナーが
ぬかるみを避けながらゆっくりゴールに入るところ

時間もあるし、記念にパチリ、としていると

DJ、タッキー社長
「次のランナー入ってきてます・・・」
「記念撮影をしているのは、Pink_Manさ~ん」
「実は私と同じジムに通ってま~す」
をいをい、そんな個人情報を・・・(苦笑)

バンザイしながらゴール!!



14時間16分33秒


いろいろ辛かったけど
最終的にはこう思った。

楽しかった~!!
コメント (2)
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木曽町グレートトラバース100kmウルトラマラソン~その2~

2015年09月10日 10時45分56秒 | 木曽町グレートトラバース100km

さて、53km第1関門。無事通過
半分終わったところだが、もう結構疲れている。
雨は相変わらず、強くなったり弱かったり。

レストエイドを出て、道を渡る。
案内のおっちゃんが
「ここから小さい峠を越えて、後は下りだから」
と教えてくれる。

一旦、下り

(ストリートビューより拝借)
ここを右折。展望台まで2.8kmとある。

そんなにキツク無いじゃん。とちょっと安心。

しばらく行くと上り開始。

とことこ上っていると、又案内板

ん?ここでは地蔵峠まで1.1kmとなっているぞ?
そんな距離を上った感覚無いし・・・どういうこと?

???で頭が一杯になりながらも走っていくが、
GPSで1.1km進んでも、峠が終わる気配が無い。





展望台到着



展望良い訳が無い。



晴れていれば、こんな感じらしい。

この峠短いはずだが、もう終わる、もう終わると思っていて
コーナー曲がると上り坂っていうのが、精神的にダメージ大。

まだか、まだか、あの1.1kmの表示はなんだったんだ?
と、ぶつくさ言っているとスタッフの姿が見える。
「ここで上り終わりです」と教えてくれる



その名の通り、お地蔵様



それにしても長かった・・・?

と思い、後日調べてみる
ストリートビューで1.1km表示をみると、後ろに登山道らしきものがある。
あの表示から直線で1.1kmってことだったのかな?
展望台から峠までも700m程上っているし。
結局、最初の看板「展望台まで2.8km」の場所から峠の頂上までは
3.5kmあったみたい。


ここから怒涛の下りに入る。
一つ目の山で7.5kmの下りを降りて来たので、既に足はガクガク
ゆっくりとしか下れない。
足を温存してきた人達にガンガン抜かれていく。
先のエイドで一緒だった、原始人の方にも序盤で千切られる。

雨脚も強くなってきている



道の半分が川!

60km 7時間40分くらい

下っても下っても終わりが無い。
同じペースで走っている方に「長いですね~」
とか話しかけてみる。
「13kmあるみたいですよ」とのこと
えっそうなの!?
昨日の説明会で言ってたみたい。忘れてた・・・。

13kmって・・・野辺山の馬越え峠より長いじゃん。
次第に左膝が痛くなってきて、ますますスピードが出なくなる。

途中、給水エイドがある。
トイレに行きたかったが、ここには無い。
永遠に続くかと思われた、山道からやっと里に出る。





第5レストエイド 黒川渡合

やれやれ、やっとレストエイドか・・・
あ~、梅干し混ぜご飯のおにぎりだぁ・・・
梅干し入りなら中身取り出せば食べれるが、梅肉混ぜ込んであってこれは無理。
泣く泣く諦める。
コーラがぶ飲みして出発。
ここにもトイレ無し。
そろそろヤバイ。

斜度は緩やかになってきたが、まだまだ下り。
里に入り、応援も再び多くなってきて、元気がでる。



雨の中でも熱心に応援してくれている。

二本木の湯という温泉前でも大声で応援してくれている。

国道361号線に出てもまだ下る。
トイレが無い。こんなことなら山道でしておけば・・・と不埒なことまで考える。


(ストリートビュー)

道沿いのお土産やさん「つけもの茶屋」の店員さんが雨の中、外まで出てきて
「おトイレありますよ、使ってください」
と言ってくださる。
をを!地獄に仏とはこのことか。
ありがたく使わせていただく。店に入ると、
他の店員さんも「左奥ですよ」とにこやかに対応してくれる。
雨でびちゃびちゃなのに嫌な顔ひとつせず、ありがたい。
おかげですっきり。
お礼を伝え、再び走り出す。

木曽の町に近づき、段々応援も増えてくる。

第2関門 第6レストステーション 木曽福島体育館

関門閉鎖時間16時

到着時間 13時54分  2時間6分の貯金

入るのに急階段を下りるので、人によっては転がりそう。

エイドにはトマトが並んでる。おいしいので3つくらい食べる。

ここにはトラジッションバックを預けてある。
体育館の玄関を入ると、スタッフがバックを持ってきてくれる。

補給食、漢方を持ち物に加える。
寒くは無いので、インナーや手袋はそのまま袋に戻した。

休憩長くすると、エイド出るのがおっくうになってしまう。
美人スタッフA主任とおしゃべりしてから、よいしょっ!と重い腰を上げる。

エイド出口では応援の方々から盛大な歓声が飛び交う。




木曽川に帰ってくる。



熊だ!、熊が出た!?。

70km 9時間3分くらい

街中に入っても地味な上り下りは続く




一瞬のすれ違いゾーンを抜け
原野駅前、給水エイド到着



かわいい原野駅舎



駅舎の裏には土俵を備えた神社がある。
奉納相撲とかやっているんだろうな。



をっ!? 
道が途切れている。
トレイル突入。

だが、ちょっと待って欲しい。
公式コース図


ん?右上に・・・



ん~~~? 深く考えるのは止めよう。・・・
さすが、OSJってところで。



アップダウンも無いし、トレイルというより只の未舗装路。
500mも無く終了。



75km



どーんと突き抜けた道を進む。



をう、また未舗装路。



しつこいっちゅーねん。
今度は、川縁の道で水捌け悪い。蛇行しながら進む。

そこを抜けると第2すれ違いゾーン
応援の方もいっぱい。
前から現れたのは、地蔵峠で千切られた原始人さん。
ここで私、原始人さんにそれほど距離は離されてないと勘違い。
じゃあ、ここの周回はそんなに距離は無いんだと、思い込む。

すぐに第7レストエイド 「義仲館」
木曽義仲公を紹介した学習館の前広場だ。


(去り行くときに「撮り忘れた!」と慌てて撮った写真)

ここで用意されたものは・・・「おやき」だ。
野沢菜だけだったら又食べられないな~と心配していたが
野沢菜、小豆、かぼちゃ、切り干し大根など用意されていて、ひと安心
かぼちゃをチョイス。
ちゃんと温めてあって、雨に濡れた身体にはうれしい。

「次、後7kmで最終関門ですよ」と教えてもらう。

既にこの頃、左膝の痛みが半端無く、上り坂でも無いのに9~10分台/km

とぼとぼ進むが一向に進まない。
しかも、頭の中では「おかしいな~、ここの周回意外と長いなぁ~」
と勘違いしたまま。

ようやく周回路の頂点を折り返し復路へ
なんとか、再びすれ違いゾーン。
ここでようやく、自分の遅さに気が付く。
往路のランナーにエールを送りつつ、又、別の道へ



いちいち歴史を感じるものばかり。



80km 10時間35分くらい

最終関門目指しているが、自分が遅いのもあり、なかなか近づかない。

短い最初のすれ違いゾーンに帰ってくる。
まだ、往路のランナーががんばっている。

国道19号の下を潜り抜け、最後の峠に入る。

左膝の痛みが尋常じゃなくなってくる。

ちなみにここまでは、エイドと写真撮影以外は一応走っている。

・・・が、なかなか着かない最終関門、進まない足、
この先の上り坂、来月の大会への影響、残り時間、など考え始め・・・

止まった。 あ~あ・・・

完走から完踏に目標変更。とぼとぼと歩き始める。


隣のランナーと「長いね、距離おかしくね?」などと話しながら
歩いていると、すれ違いざまの車から「もう少しで関門ですよ~」
と教えてくれる。
「・・・別の案内の人は後2kmって言ってたよね・・・」
「車だともう少しなんじゃね?」
疑心暗鬼である。

そんな時、天使が現れる。
民家の軒先で私設エイドを開いてくれている親子さん。
雨が降っているのもかまわず、女の子がコップを手にこちらまで走ってきてくれる。
「がんばって下さい」「ありがと~」
暖かい麦茶。身体に染み渡る。
お父さんにもお礼をいい先を進む。



85km 



第3関門 「木曽駒高原」

関門締め切り 18時 
関門到着   16時43分

ゴールまで15km 残り3時間17分 
ここまでくれば、残りすべて歩いても大丈夫。

レストエイドはスイカ! 
雨が降っててもウマイ! 3切れもいただく。

「ごちそうさまでした~」と、見えなくなるところまでは走る
「がんばって~」と、皆さん拍手で見送りしてくれる。


続く
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木曽町グレートトラバース100kmウルトラマラソン~その1~

2015年09月07日 11時43分23秒 | 木曽町グレートトラバース100km
あ~、もう大会から1週間たってしまった・・・


午前3時起床。
前日買っておいた、おにぎりをもそもそと食べる。
窓の外を見ると、結構な雨が降っている。
天気予報を確認すると、降水確率、午前60%、午後80%
一応、用意しておいたチョッパー帽は諦め、普通の帽子で行く事とする。

今回の装備
ピンクのトラスーツ
ミズノ バイオギアタイツ 膝上カット
スキンズ カーフガード
ディフィート ライトソックス
ザムスト アームカバー
モンベル EXライトウインドジャケット
ナイキ ズームエリート+5(新品4足目)
ナイキ ランニングキャップ
アディダス ウエストポーチ

今回も写真取りながら走ろうと思っていたので
携帯用にウェストポーチを装備
サングラスは使わず

トイレで順調に用を足し、
清算も前日終わっているので、4時頃こっそり宿を出発。


徒歩10分くらいで到着。
駐車場に置いてある車に不必要な荷物を置いておき、
会場に預ける着替えとコース途中で用意しておくトラジッションバックだけ持って
会場へ。
トラバックを玄関前に停めてある車の荷台に預ける。
トラバックの中身は補給食と寒くなってきたときの為のインナー、グローブ

会場預けの荷物は、自分で指定の場所に置いてくる方式。
一応、見張りの係員もいる。


2階の講堂で時間まで待機できる。



トイレは仮設増設無く、大きい方は行列が出来ている。

スタート時間が近づいてくると雨が小降りになってくる。
このまま止むようなら、車からチョッパー帽とってこようかと悩んでいるうちに
スタート15分前。

スタート地点は会場横の道路、山村代官屋敷前



並んだのはほぼ真ん中くらい



タッキー社長の挨拶から始まる。

「午後から天気も回復するようです」
ん?天気予報と逆の事言ってる。
町長さんも
「午後から雨も上がるようです」
マジか? トラバックにチョッパー帽入れときゃ良かった・・・


木曽町、OSJ共にウルトラマラソン第一回なので
慣れていないのか、ちょっと時間が余る。

1分前
「10秒前からカウントしま~す」

・・・「5・4・3・2・・・」
をいをい、5秒前からだよ。(苦笑)

パァン!

スタートです!。


山間の町でしかも雨降り、この季節にしては道はまだまだ暗い。

暗がりのなかからも応援してくれている町民の方々がいる。
「いってらっしゃ~い、がんばって~」と、旗を振ってくれている。

街中でも軽いアップダウンが繰り返される。

ペースは意外と速く、どんどんどんどん抜かされていく。
昨日の説明会で、第1関門が厳しいことが分かっているので
行ける時に行っておこうという心理だろうか。


街中を抜け郊外の道路に移る。
遠くに霧に包まれた山々が見られる。
・・・原始人が写り込んでるな・・・



王滝村へ向う県道20号に合流


5km、ようやく身体が暖まってきた。
6分10~50分/kmくらい。



18℃ ちょっと肌寒いが走るにはちょうどいい。
先に1つ目のトンネルが見える。



湖のようにも見える、広い王滝川



その王滝川を渡る。



幻想的な風景



あの赤い橋は渡らなかった。
雨は強くなったり、弱くなったり。
同じペースで走っていた、宮笠被った女の子に声を掛ける
「今日のコンディションにはピッタリですね、いいなぁ」
「そうなんです!快適ですよ~」
飛騨高山ウルトラで買っとけば良かった・・・。



どこかで見たことのあるキャラが所狭しと飾られている蕎麦屋



本道から支道へ入り、川沿いの道へ



地元建設会社さんからの応援プレート。うれしいです。



橋を渡り



10km通過
1時間3分くらい。まぁ予定通り。



中で曲がりくねってるトンネル・・・結果

GPSワープする。

少し前から、お腹が痛くなってくる。
う~んヤバイなぁと思っていると、
第1エイド 御嶽神社本社前

道を渡った所にトイレあり。タイミングよく空いている。
うわぉスッキリ

エイドにはおにぎりがあったが、梅干しが載っていた為食べられず
まだ序盤なので必要無しとスルー

トイレで慌ててて写真取り忘れる。
この先、上り坂が続く


15km通過。雨脚は強くなっている。



御岳と雷鳥モチーフの電灯





応援プレート再び。ありがとう!

霊山らしく石碑や社が道の両側に点在する。

夜来たらビビるわ



橋を渡ると

本格的な上り坂開始


説明会のスライドで悲鳴の上がった場所。


給水エイド。
常設のトイレがある。冷えるので頻回だ。
20km 2時間20分


給水エイド。OSJらしくパワーバーを細かく切って出してくれる。
25km地点のチェックポイント計測も行っている。

ここらの給水エイドはパンフレットに書かれている場所と
変わっている場所がある。
7km地点は廃止され、上り坂の20kmと25kmに持ってきたようだ。

長い長い上りを上がってきた
序盤なので、体力はまだまだあるが、いーかげん飽きてきた



をっ!?



ここが本当の25km そして峠
ここから下り坂



展望台もこの有様。


晴れていればこんな感じ(ストリートビュー)

少し雨が弱くなる。

開けた牧場に出る。

牛も応援。



下って下って30km

30km 3時間37分



集落が見えてくる

長い長い約7.5kmの下りを降りきると
再び県道20号
合流地点では地元の方の応援の人垣が出来ている。

ほっとする間もなく、再び上り坂



大放水中



第2エイド木曽温泉
バナナ1本分補給。コーラがぶ飲み



35km
今度は開田高原へ上っていく


走っているのを忘れて見入ってしまった幻想的な風景。
この後の給水エイドで白い花は蕎麦の花と教えていただく。
この先にもっと広い蕎麦畑があるけど、連日の雨で花は倒れたかも?とのこと。



標高が高いからか、コスモスがもう咲いている。



左に行くと、懐かしき飛騨高山。
根元に40km表示
40km 4時間55分



延々と続く農道。
地味に上ってます


蕎麦の花


先に急な上り坂が見えてビビッていたら、手前を右折してホッ。

この先に第3エイドJA木曽開田支所
とうもろこし、ウマー
思わず3個おかわり。
そんなんなら、一本持ってく?とおばちゃんに笑われる。

一旦川沿いを下ると橋を渡り、又上り


45km


今度は木曽馬の外灯



50km 6時間8分
既にガーミンは1kmぐらいずれている。



あ~、また上りだぁ



53km 第1関門 
第4レストエイド 「開田郷土館」

関門締め切り 13時
はたして・・・

11時42分30秒

1時間18分の貯金

また、原始人が見切れている・・・
この方には、この後、峠の下りでぶっちぎられました・・・。



蕎麦だぁ~。御代わりOKとのこと。2杯いただきました。
あ、葱は抜いてもらったので、本来は葱付きです。

ここで、椅子に座り、小休止。
この先、地蔵峠が待っている。


続く
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木曽町グレートトラバース100kmウルトラマラソン~前日~

2015年09月03日 08時29分23秒 | 木曽町グレートトラバース100km
ゴール後、膝が痛くて足を引きずって歩いて
車乗るのも、足を手で持ち上げてやらなきゃ乗れなくて
このまま膝壊れたらどうしよう・・・と、思っていたが。

火曜日仕事追われたら、キビキビ動けるようになって
軽く走れるまで回復

人間って、すげぇ!



さて、前日リポート開始

渋滞が始まる前に出発したかったんだが、
準備したのが当日朝。
結局家を出たのが7時過ぎ。

ルートは途中まで飛騨高山ウルトラと同じ

藤沢から新湘南バイパス→圏央道
中央道への合流で渋滞にハマる。
ずっと座っていると1週間前に発症した腰痛が痛い。
大月抜けると道も空いていきスイスイ進む。


2ヶ月ぶりの諏訪湖~


岡谷JCTを名古屋方面へ行くのは初体験。

伊那インターを降りる。

山の方はガスがもくもく

361号線に入り雲の中に突入

19号線に入り

道の駅「木曽駒高原」で休憩

木曽と言えば木曽義仲、巴御前。

雲が無ければ絶景らしい・・・


とうもろこし!うま~


周辺案内板・・・んっ!

かんてんぱぱキター! しかもガーデン!


木曽福島到着



大会会場
準備が進む。

受付時間にはちょっと早かったけど、
快く受付してもらう。

街に出て目に付いたこじんまりとしたレストラン
おじいちゃん一人で切り盛りしている。

信州牛サーロインステーキどーん!
・・・なんか、飛騨高山ウルトラ以後、前日ステーキが恒例化しているような・・・。
ボリュームたっぷりでおいしかったです。


レセプションまで時間もあるので、徒歩で観光

高台を登っていく

福島関所跡到着



ホント、山と谷と川の町です。


3館共通券900円、ミネラルウォーター付きです。


復刻した関所


こんなんでどつかれたら・・・


ここでお取調べ


ミニチュア。よくできてる。


木曽川を渡り 街の北側へ


こういった水場があちらこちらに点在する。


興禅寺到着


おごそかな門構え


きれいな庭を抜けると


日本一広い石庭

大会会場の横を抜け、隣の山村代官屋敷跡へ


ん~・・・コメントに苦しむ


まだまだ時間があるので街中をぶらぶら


お洒落な欄干


坂を上って木曽福島駅到着

大会用駐車場はこの近くにあるらしい。
シャトルバスも走っている。

線路と平行に歩いて行くと

蒸気機関車キター!

デゴイチ ・・・蜘蛛の巣だらけなのが残念

萌える動輪


水場。ここのは飲めるらしい。


古い町並み

水場






あれ?コース表示が。ここもコースなのか・・・。
明日ここへ帰ってこられるのか?


細い脇道に入ってみる

えっこんなところ入っていいの?って脇道が街中通っている。


一度、宿舎に寄る。
車を停められるか聞くと、一晩なら目の前のお土産屋さんに停められるとのこと

大会会場横の駐車場は有料だが、1日停めても700
地元に比べればタダのような値段。
そのまま停めておいていいようなので、そのままにすることに。
宿の方や大会関係者の方は「ごめんなさいごめんなさい」と恐縮してたなぁ。
気にしないでいいですよ~。鎌倉の鶴岡八幡宮前の駐車場なんて1時間で600円とられるし・・・。





一度、大会会場まで戻り荷物を持って、宿にチェックイン
会場まで10~15分くらいで行けるのを確認。


今回のお部屋。一人で独占。

部屋からの眺め
木曽川のすぐ横にあり崖家造りと呼ばれる建物。
にしても、このところの雨で水量が多い。
「ゴーゴー」と夕立のような音が響いている。

ゼッケン着けたりしていたら時間になったので大会会場へ


すでに集まっている
いろんな大会のTシャツが見られて面白い。


引換券でオードブル2種類から選べる
「応援弁当」なんて、うれしいじゃありませんか。


をいをい、大会前日でしょ?

地酒もドン


OSJと言えばこの人。タッキー社長の司会。


町長さんの開会宣言。


この方がコース付きで企画をOSJに持ち込んだらしい。


カンパーイ!!
結局、ビール3本呑んじゃったよ・・・。


タッキー社長の名調子によるコース説明会

ポイントは
・総高度距離3600m以上。凄いでしょ!?
・第1関門。53kmを8時間。
 ギリだと次の関門まで6分/kmじゃないと間に合わないよ。
・まってました!トレイルもあるよ。
・熊も出るよ。熊鈴持ってる?
・第3関門はギリだと残り15km2時間
 最後10kmは下り坂。楽勝でしょ?

うーむ、さすがOSJというかなんというか・・・。

18時半には解散
余ったお酒は持って帰って良いとのこと。
「かといって5本も6本も持って帰らないように。常識の範囲で」
と言われたので、きっちり4本いただきました。


宿に帰る前にコンビニに寄り、朝食のおにぎりを調達。

宿に帰るとちょうど夕飯。
大会参加者3名で一部屋用意していただける。

他2名はお互い初対面ながら奇しくも同じ兵庫県からの参加。
兵庫と言えば村岡だ。
一人は4年連続で出ていて、今年は参加せず。
一人は今年初参加するそうだ。

この大会、第一回なので当然だが
皆、初コース。どんなだろうね?と話も弾む。

夕食は豪華なものでした。


入浴はタイミングよく一人でゆっくり。

恒例のテーピングを施し、10時くらいに就寝。
川の音が夕立のように響いているが、
子守唄代わりになり意外と良く休めた。

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