気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

必要なのは外面か中身か?

2015年06月30日 23時38分46秒 | 雑記
今日こそは外ランしようかと思っていたが・・・
結局、一日テレビ見ちゃったよ・・・OTL・・・
自分もよく新幹線1号車最前列乗るから人事では無いしな。
箱根も風向きによっては・・・
神奈川えらいこっちゃです。


おまけに新国立競技場問題。
この問題見てると、もう日本の政治家と官僚はバカと見栄っ張りしか残ってないじゃないかと感じ、絶望的な気分になる。

消費税上げて、選手の強化費削って、それでも相場の3~4倍の金額で箱物作るって、本当にバカじゃなかろうか?

そもそも、コンペの段階でコスト無視って、民間じゃ担当者クビですわ。

その採用デザインもパッと見、学生の卒業制作か?って出来。

日照権とか環境とか維持費とか何にも考えてない。
近くに行くと進撃の巨人の壁ごっこが出来るほどの圧迫感。
(まぁ、選ぶほうが悪いんだけど)

しかも作るのはその劣化版

ダセェ・・・
更にオリンピック時には未完成

「屋根なんて飾りです、偉い人にはわからんのですよ」

こんなんなら、日本のゼネコン集めて特別チーム作ってデザイン、設計したほうが、
よっぽど安くてマシなものが早くできるんじゃないか?
無いならともかく、世界的にも高水準なゼネコンが沢山あるんだし。
チーム日本的でいいんじゃないかと思うんですが。

世界的には、仕切り直しと未完成、どっちが恥なんでしょうか?


現東京都知事も自分で引っ張ってきた事案じゃないから、やる気ないしな~。

やっぱり税金使うって、政治家や官僚にとっては、しょせん他人事なんだろうな。



この問題で、一気にオリンピック熱が冷めた人達も少なくないはず。

この件に関して、騒いでいるのは政治家とマスコミばかりで各スポーツ団体からの意見も少なすぎるような気がする。(除くラグビー)
立ち上がれ、全国のスポーツを愛する人々!!




・・・飛騨高山レポ書く気だったが、枕が長くなりすぎたのでヤメ・・・スミマセン
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第4回飛騨高山ウルトラマラソン~その6~

2015年06月28日 11時17分00秒 | 飛騨高山ウルトラマラソン
最終、第4関門「国府B&G海洋センター」到着

関門締め切りには、まだ1時間くらい残っている。

うろ覚えだが、「なしうち汁」と言う豚汁のような味噌汁をいただく。
「なんで「なしうち」って言うんですか?」とボランティアの方に聞くと
「近くに梨内城跡があるんです、石垣だけですけどね」とのこと。
(後で城を調べて梨内城の存在を知ったので、汁の名前間違っているかも?)


疲労と暑さでぼぉ~っとしてきたので、
屋内に入りブルーシートの上で、しばらく目を閉じ横になる。
今、思い起こすと、「選手待機場所」となっていて
ゼッケンを外した選手が居たりバス時刻表があったので、
リタイア選手の待機場所だったようだ。

しばらく休むと、楽になってきたので、コーラをもう一杯いただき再スタート。


JR高山本線と平行して国府の町を進む

エイドを出てすぐに
「ご自由にお飲みください」というプラカードの私設エイドが・・・
テーブルの上に地酒の一升瓶が五本ドンッと並んでいる。
「香りだけでも楽しんでって~。」と、エイド主のおっちゃんが笑顔で呼び込む
ビールはいけたけど、さっきバッタリ倒れこんだし
ここで日本酒入ったら完全に終わってしまふ・・・。
「ありがと~」とお気持ちだけいただき、手を振りスル~。

前半と違い、ほぼフラットの道
関節痛は無いが、筋肉疲労は確実に来ていて、スピード上げようにも上がらず。
7分台/1kmでとぼとぼ進む。
交通量も多くなってきているので、山の中と違い空気が悪いのがはっきりと分かる。

個人的には「千光寺の上りと下り、B&Gまで、高山本線と併走」
この間の区間が、レースで一番辛かったと思える。

加茂神社の拝殿を右に曲がると信号待ち。
「すまないね~」と警備の方が言われるが
B&Gからここまで信号も無かったので、
ようやく脚が休められて逆にありがたい。

その短い休憩で、なんかリフレッシュ出来ました。
信号が変わると、急に元気になりペースが上がる。

宮川に掛かる橋を渡る。
左手には「あじめ峡」という渓谷

T字路を左折、
大きな病院の向いの老人ホームからは婆ちゃん達が並んで応援。
それを過ぎると・・・上りやん・・・

上りの途中に「村山公民館エイド」
さるぼぼちゃんかお出迎えしてくれる。
さるぼぼちゃん・・・前見えてる?

このエイドで某ブログ村の関係者らしき
「ぐわぁTシャツ」の女性と遭遇。
緑ナンバーなので私より15分後にスタートのはず。
その後、しばらくの間、上り坂で抜き、平地で抜かれ、
最後はぶっちぎられました。
後でブログを調べてみると、某Mさん(そのままやん)ということが判明。
コメントしたところ、
【えぇ、覚えてますとも
たしか横から「あぁ~~~っ!」とか声をかけられた(違)と思います。
わたし意味がわからず「(゜Д゜)」と反応(笑 】
とのこと。
・・・わたくし、スーパー人見知りなので、声掛けてないんですが・・・
それとも、意識朦朧として、奇声あげちゃったかなぁ?
なんにせよ、延々と続く長い退屈な後半でいい刺激をいただきました。
ありがとうございます。

エイドを出て80km

80km 9:45:14


今回は短いが、こんなとこで

ゴールまで後、2回くらいか?
ゴール後が又長いんだが・・・。
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第4回飛騨高山ウルトラマラソン~その5~

2015年06月25日 16時11分10秒 | 飛騨高山ウルトラマラソン
71kmの部とお別れ
あっちは後10kmちょっと・・・着いて行きたいなぁ~・・・
と後ろ髪引かれながら、千光寺への道と正対する。

距離は短いはずだが行く手を阻むのは、その斜度。
約2kmで230mの上り。

まわり、ほぼ歩きに入る。
私はここまで来たらと、意地で(気持ちだけ)走っていく。
この斜度だと、歩いても走っても速度はそんなに変わらない。

えちごくびき野の反省から、今回はコースを一応下調べしておいた。
もちろん、実際走ったわけではなく、google ストリートビューだが(笑)。

五本杉到着。ここの駐車場にエイドでもあるかと思ってたが
無くてがっかり。休みたい・・・。
道路側からは4本しか見えず、どこが五本杉?と思いながら通過。
ここまでくれば半分と書いたブログもあったが
地図でみるとここで2/5くらい。気を緩めずに気合を入れなおす。

が、またまた、脹脛に不穏な前兆が。
ビクッビクッ!と痙攣をはじめる。
ええい、ここで再び漢方投入か!
とポケットに手を入れて、私真っ青・・・
無い・・・無いよ
頼みの綱の芍薬甘草湯が無いのである。

マジか???。 
落としたのか?いや、その他のものはすべて入っている。
丹生川支所で入れ忘れたか、ゴミと一緒に捨てちゃったか・・・?

どっちにしろ、今は頼みのものが無い。
でも、絶対歩きたくは無い。
スピードを落として、だましだまし上っていく。

「うひょっ・・うぎっ・・ぐわぁ・・」
とブツブツ呻きながら、やっと山門が見える。
見えてから又斜度が上がる。心拍数が一気に上がる。

山門到着。
心臓はバクバク、脚はビクビク
山門前で一歩も動けなくなる。
しばらく立ち止まり、心臓が大人しくなるまでストレッチを繰り返す。
5~6人に抜かれていくが、ここで慌ててもしょうがない。

実は今回、飛騨高山ウルトラで掲げていた目標
第1位が「千光寺の108段を駆け上がる」と言うもの
第2位は「すべて走りきる」と言うもの
まぁ、1位がクリアできなきゃ、2位も消滅なんだけどね。
ちなみに3位は「13時間切り」

改めて、階段を眺める。
千光寺の石段の写真はよく見てきたけれど、
カメラのレンズって広角になっていることが多く
イメージより高い感じがしない。
途中、3段くらい踊り場があり、
2段目で妙齢のお姉さま方が花道を作って応援してくれている。

心臓と脚は落ち着いてきた。イケル!

山門で一礼し、なんとなく「お願いしまーす!!」と一声
階段を一気に駆け上がっていく。
「あら、走ってきたわ」「がんばれー!」
上からお姉さま方の歓声があがる。
歩いて上っているランナーからも応援の声があがる。

お姉さま方のアーチをハイタッチで駆け抜ける。
脚が悲鳴をあげる。
最後の踊り場を抜けラスト20数段
脹脛が攣りまくる。 もうちょい、もうちょい
最後は歩くようなスピードだが、確かに駆け上がる。
上りきった・・・・

また、動けなくなる。

上がり切ったらエイドがあると思ってたら
エイドはそこから50mくらい先
ちょっと立ち止まり、息と脚を整える。
整ったところで本堂に一礼しエイドまで走る。

エイドでちょっと長めの休憩。
ここには円空仏の寺宝館がある。
時間があれば覗いてみたいが・・・。

千光寺の108段の石段、村岡ダブルフルの但馬大仏殿と匹敵する名物物かも?


エイド出発、駐車場を抜け、再び上り坂
前日の説明会で聞いていなかったら、ショックで脚が止まっちゃうところだ。

この上り坂は長くはないと分かっていても、
今までの疲労の蓄積でなが~く感じる。


やっと峠
下りに入る。
千光寺をクリアできれば楽勝だろう・・・と思っていた。

なんだ、この太腿の激痛は!!

一歩下るごとに太腿(膝小僧の上あたり)にぎしっぎしっと激痛が走る。
上り坂まで走る事で、ずっと大腿四頭筋を酷使してきたツケがやってきた。

走る時と歩く時では使う筋肉が違うので、ウルトラマラソンでは、
歩きを効果的に使うことで、筋肉疲労を分散させるのは
完走する上で有効なテクニックだ。
ずっと走るより、歩きを交えた方がタイムが良かったりする。

けれど、私は走ることに拘っている。
そのツケが今私を苦しめる。

71kmの部とも分かれ、めっきりランナーは少なくなり
前後、誰も居なくなり一人旅になることも。
時々、ものすごい勢いで駆け下っていく人はいるけど
それほど、抜かれていくわけではない。

・・・しかし、下り坂で1km7分台って・・・
遅すぎ。
美女高原の下りでは4分台出してたってのに・・・。

しかも、意外と長いし急だぞ、この下り。
こんなところに裏ボスが居ようとは。


坂を下りきったところで「下柏林道終点エイド」
エイド一覧では只の水分補給エイドだったが、このエイドが素晴らしかった。
まず、ここへきて「麦茶」 甘いものに飽きてました。
そして、フルーツゼリー。3つもいただいちゃいました。
そしてアイシング用氷。
チョッパー帽の中にINし極楽極楽。
地元のアイデアでオリジナルなエイドを作っていてくれて、楽しめました。
ありがとうございました。

坂をおりたら、延々と田園風景の中
アップダウンもキツイけど、平らな道もキツイわ~。
(結局、なにしてもキツイんですけどね)
道の両脇にひなげし(ポピー?)の群生があり、目を楽しませてくれる。

宮地公民館エイドを過ぎ、70km越える

70km 8:20:29

ぐは、この10kmかかり過ぎ

段々街中に入って行ったなと思ったら
意外と早く、最終関門「国府B&G海洋センター」到着


・・・今日はここまで
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第4回飛騨高山ウルトラマラソン~その4~

2015年06月23日 09時15分19秒 | 飛騨高山ウルトラマラソン
なんだかここんとこ仕事の疲れか、眠くて眠くて
レポ更新滞って申し訳ありません。

またまた飛騨高山・丸山様よりコメントいただきました。
前回レポの流血事件の元、砂止めゴムの注意喚起を来年の説明会ですることを
検討してくださるそうです。
このレスポンスの速さがうれしいですね。
ヤバイ!監視されている・・・!?


さて、どこまで行ったっけ・・・?

そうそう、魔法の小麦ジュースをいただいたところまでだ。

呑んじゃったからには、ぶっ倒れてリタイアとか
エイド主に迷惑掛けられないぞっ!と決意も新たに再スタート。

涼しいトンネル抜けて、再び上りへ
ここの上り「飛騨農園街道」はそんなに距離は無いはず。
前大会の他の人のブログでおさる仮装の応援と絶景が見られるポイントと
いうのを知っていたから、それを楽しみに走り続ける。

このコーナー曲がれば・・・アレ?
次のコーナーこそ・・・アレ?
と何度かスカされて、ついに見晴らしが広がる。

今年もいましたおサルさん。
ん?なんかパワーアップしてないか?
今年はドクターやミニスカナースもいて
私設エイドを開設してくれていました。
後で調べたら、わざわざ名古屋の方から来られた
治療院のスタッフの方々でした。
遠いところからわざわざありがとうございます。

そのエイドを過ぎ、後ろを振り返ると、そこには
飛騨高山の山々の絶景が一望できた。
空は呆れるほどの青空。

坂を上りきると、ビニールハウスの並ぶ下りへ突入。

下りきったところでなが~いトンネル。
当然、100mくらいでガーミンロスト

トンネルを抜けると左折、高山に来たときに通った国道158号線
先程までの山の中や農村から一転して激しい交通量。
・・・爽やかな空気から、排ガスの匂いへ。
う~ん・・・

程なく第3関門「丹生川支所」到着
着いたと思ったら入り口はぐるっと廻っていかなきゃいけない。
歩道から中の様子を見るとちょうど過去何度かレースですれ違った
某ブログ村のDやねんさんがエイドスタートするところ。
一目で分かる着ぐるみ仮装、今回はプーさん
相変わらず速いな~。

応援や、ハイタッチの列をくぐり、ようやくゲートに
関門まではまだ1時間以上ある。
まずはコーラをいただき、復活したというやきそばをがっつりいただく。
シフォンなどスィーツもあったが、ちょっと手が伸びず
横でまたNHKがインタビューしていたが、私はスルー・・・

100kmの部はこのエイドでドロップバックを受け取れる。
屋内に入るときナンバーを読み上げていて、すかさずバックが手渡される。
手早い!
ここまで使ったのは漢方1包、エナジージェル1個のみ、追加しておく。
ベスパプロを飲みながら、ブルーシートに座り、しばし休憩
隣でウェアの着替えをしている人が、ゼッケンの付け替えをしている。
前日でもめんどくさい作業だが、タイムが気になる人にはイライラものだろう。
普通、2セット付いていることが多いけど・・・ケチったなウェル○ス!?
私は基本着替えはしないけど(どうせすぐに汗&水でベトベトになるので)
着替えてスッキリしたい人もいるのは確か。(その為の着替えエイドだ)
エントリー時に欲しい人だけ2セット貰える様にすればいいのに。

いつもなら膝や股関節に追加のテーピングもするのだが、
筋トレ効果か?今回は必要なさそう。そのまましまう。

建物を出て、もう一杯コーラを貰う。


さあ、後半戦いこうか!と気合を入れ
エイド出口に向う

両側には高山市民の人垣、声援
そして「○○○○番 神奈川から来られた pink_manさ~ん、チョッパーですね~」
と大きなアナウンス

・・・こ、これは・・・このシュチュエーションは燃える!! 
そーか、だから皆、疲れているのにダッシュしてるのね(笑)

私も大きく手を振り回しながらダッシュし(笑)駆け抜ける。
エイドを出て、しばらく人垣と応援は続く。
止まれないじゃん・・・(苦笑)


しばらくすると60km地点

60km 6:46:24


去年まで周回だった分岐路を全員が左へ
写真でみた道より舗装が綺麗になっている。

そこから千光寺まで3kmの表示
ん?千光寺の坂道は3kmと思っていたから
実質2kmくらいか?
なんか得した気分

新張公民館エイドで水分補給。

そして、いよいよ71kmの部のランナーとお別れの分岐点

右に曲がると、目の前に千光寺への
極楽浄土へ向う地獄坂!!

逝ってきます。!!



長いので一旦切ります
・・・ほとんど丹生川支所エイドで終わった。
後、何回続くのやら。
 
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第4回飛騨高山ウルトラマラソン~その3~

2015年06月18日 07時44分58秒 | 飛騨高山ウルトラマラソン
オールスポーツを見ていたら
前回~その2~で書いた、4:45スタートに紛れ込んだ
緑ゼッケンの人を見つけた。
ゼッケン検索してみると、90kmでDNFとなっている。
さすがにゴールラインは踏まなかったようだ。
ちなみに入りの10kmのタイムは44分台。
トップランナー並みのタイムだ(笑)
他の白ゼッケンお仲間2人は13時間42分くらいでゴール。
5時スタートしたらギリギリのライン
いずれにせよ、ランナーとして最低限のルールは守って欲しいもんだ。
(スタートラインに計測マット敷いとけば、一発で分かるんだけどね。
ネットタイムも分かるし。こんなところでケチるウェル○ス・・・


盛大な応援に送られて「道の駅 ひだ朝日村」を出発
木曽街道にお別れを告げ、左折。
青屋川沿いの新緑まぶしい田園風景の中を進む。
道は緩やかに上っているはずだが、この辺りではあまり気にならず。
ここでも何度も橋を渡っていくので、その度、川の風景で癒される。






(googleストリートビューより拝借)
すずらんをモチーフとした外灯がおしゃれ

上青屋公民館エイドで水分補給した後
いよいよ本格的に山の懐へ飛び込んでいく。
歩き始める人もちらほら。
道の横には青屋川の渓流があり、その景色で辛さを紛らわしながら上っていく。

カクレハキャンプ場エイドに到着
常設トイレもあり、大きめのレストエイドだ。
ここの名物「火畑そば」そして「ほうれんそうのお浸し」
カップ入りだったので、口の中に入れるのに一苦労。

駄吉林道に入る。

上りはさらにきつくなってきており、廻り2/3くらいは歩いている。
この道には雨水による砂流れ止めのゴム板が埋め込まれていて
たった5cmくらいだけど、疲れ始めている脚には飛び越えるのが大変。

こんなの
(画像はイメージを掴んで貰うための別の場所からの拾い物です。)

30km 3:13:58

ガーミンは3時間11分くらい。すでに500mくらいずれてる・・・
気温はどんどん上がってきており、エイドでは水を被り始めている。
今回も目標は歩かない事なので、ゆっくりだが着実に走っていく。
前半はゆっくりめで入っていたのでがんがん(100人くらい?)
抜かれまくっていたので、ここで少しでも抜いていく。

それにしても、上りがキツく、暑い。
自然と心拍が上がり息が上がっていく。
激しい息遣いでサングラスが曇っていく。ヤバイ!視界がぼんやりしてきた。
サングラスを外した瞬間、
天地がひっくり返り衝撃が走る。

一瞬なにが起こったか分からなかったが、足元を見て納得
砂止めのゴムがある。
けっ躓いて転んじゃったのね。
「大丈夫ですか!」
見ていた周りの人達が心配してくれて、転げたサングラスを拾ってくれている。
「大丈夫です、ありがとうございます」と答えながらボディチェック

両手のひらに軽い擦り傷、右膝も軽く打ってるみたい。
ゲッ!右手小指が1cmくらい抉れてて、出血中

幸い、走る分には支障が無い。
ダラダラと流血しながら再び走り出す。
汗でなかなか傷口が乾かない

・・・続くときは続くものである。
両足脹脛の中で蠢くなにか・・・
ヤバイ、攣り始めている。
少し力を入れるとビクンッビクンッと反応している。
水無しで漢方薬(芍薬甘草湯)投入
漢方の味は嫌いじゃないけど、水無しでツライ・・・。
しばらくすると効果が出てくる。

行けども行けども上り坂
標高が上がるに連れ、視界に空の割合が増えていく事で
終わりは近いと自分を励まし走り続ける。


駄吉林道峠エイド到着。
「これで峠終わりですか」と聞くと
「もう少しあるよ~」とのこと。ゲッソリ・・・

エイドにて絆創膏をいただき、水で傷口を洗い流し貼り付ける。
ありがとうございました。


峠はまだ続くと言っても、尾根沿いの道となり
下りも交えるので、上りだけじゃないのが、精神的にかなり楽になる。
去年まで未舗装路だったらしい道路は舗装され、真新しい道は楽しい。


遠くに矢のように駆け下っていくランナーが見えた。
ん?どういうことだ?と思ったら
第2関門「飛騨高山スキー場エイド」の一瞬のすれ違いゾーンだ。

すれ違いゾーンからエイドまで応援も多く、
ここまで上ってきたランナーを称える花道となっている。

71kmの部はここでドロップバックを受け取れる。

よく冷えたコーラをいただき
奥を見ると冷やし甘酒、豚汁がある。
甘酒2杯、豚汁をいただき、コーラをもう1杯。

NHKのランスマがランナーにインタビューをしている。
今、インタビューされているのは、着物をリメイクしたような衣装で
走っているお姉さん。
このお姉さん、なかなか速く、抜かれるときに
「お姉さん、かっこいー!」と声掛けすると
素敵な笑顔で「ありがとー!」って答えてくれた。

インタビュー、他のエイドでもやってましたが
私はコスプレの版権がヤバイのか最後までスルーされてました・・・(泣)

エイドを出てちょこっと上ると、そこが今コース最高地点
1345m
さっきのすれ違いゾーンちょい手前で40km

40km 4:31:42

ガーミン4時間28分

怒涛の下りが始まる。

下り途中でフル42.195km
ガーミンだと4時間41~43分くらい。

えんえん下る、どんどん下る、まだまだ下る
行けども行けども下り坂は途切れず、脚には衝撃が蓄積していく。
道の両側には木々が生い茂り視界を遮っているので、
自分がどのくらい降りてきたのかも分からない。
体感的には野辺山ウルトラの馬越峠の下りに匹敵していた。

生井川の上流に出て、若干斜度は緩くなる。
豊かな田園風景の中に戻ってくる。

岩滝公民館エイドに到着
桜ゴーフレットを一欠けいただく。

そこである看板を発見。
「生ビール200円、試飲は無料(限定200杯)」
ををを!!
いや、レース途中で、まさかそんな・・・
と思いながら目では私設エイドを探している。
しかし、見つからず、水を被って岩滝エイドを出発。

すると、50m先に件のエイドを発見
いや、でもまさかレース途中にビールとか・・・と、スルーしようかと
思ってたんですが、
前のランナーがフラフラと吸い込まれていく。
無意識に着いて行く私。
「いらっしゃーい」と満面の笑みのエイド主。
缶ビールの私設エイドは見た事あるが、本格的ビールサーバーは初めて見た

試飲は普通の紙コップの半分くらいのサイズのコップ。
最後の抵抗で「半分くらいに・・・」と言ったが
「まぁまぁ」とコップ一杯に注ぐエイド主

・・・・うまぁい!!!!

ここ何年かで一番おいしいビールだったかも。
先にエイドに寄った人と
「ここでこんなにおいしいとゴール後の楽しみが半減してゴールできないかも?」
とか雑談を楽しむ。
そうならないように必ずゴールしなくてはと、あらためて誓う。

エイド主にお礼を言い、道を右折し、涼しいトンネルへ。

トンネルを抜けると50km

50km  5:39:02

ガーミンは既に51kmを指している。

やっと、半分だ。
もう、大きな山は無く、千光寺の上りを制すれば大丈夫だろう

・・・と思っていた、ここまでは・・・
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