本州の北端で楽しい大会に出てきたよ。
レポートは佐渡レポが終わってから~
大野亀ロッジを出発すると、すぐに左折。
分岐点には代表のS木さんが仁王立ちして、誘導している。
左折すると下り坂
見ると数人が立ち止まっている。
よく超ウルトラの大会で見かける年配のランナーさんが下り坂で転倒
膝と顔を擦り剥いている。
何人かのランナーで手当て中。
私もファーストエイドキットを供出する。
騒ぎを聞きつけたS木さんが下りてきた。
後はS木さんにお任せして先へ進む。
下り道路は風化してボコボコ
転倒者を見た後はどうしてもへっぴり腰になりスピードダウンしてしまう。
海岸沿いまで降りると「願」の集落を抜けると
海岸沿いの遊歩道
もちろん走れるわけも無し。
歩いてても気を付けなければ転びそう。
あ~・・・道はどこでしょう?
途中、賽の河原なる洞窟もあったんだが、
地蔵さんが無数に立ち並ぶ光景は、撮影する気にはなれない。
二ツ亀に到着。
ビーチでは地元高校生らしき集団がパンツ1丁で泳いでいる。
9月とはいえ日本海はもう冷たいはず。
若いっていいなぁ
岩やら草地を抜けると
この上り・・・
佐渡の北端、弾埼灯台
佐渡1周線に戻ると鷲崎の町に入る。
第2エイド到着
59.9km 15時20分頃
ここではすぐに出発しようかと思っていたのだが
不正地や上り坂で疲れてしまったので、靴を脱いであがりこむ。
木の床に寝転び目を閉じる
10分くらい寝て
起きると、うどんをいただく。
カレー食べたけど、この先なんにもないからね~。
スタッフのおじさん達にお礼を言い、再スタート。
大佐渡の南海岸側に入る。
この辺りが一番佐渡の原風景が観られる。
中心部から離れるほどアップダウンが多い。
佐渡島内にも八十八箇所巡りがある。
いつか巡って見たいもんです。
こちら側にも内海府トンネルという長ーいトンネルがある。
その長さ1759m
通り抜けると、すでに17時過ぎ
前回よりだいぶ遅れてるな~・・・
きれいな夕陽は望めなかったが、やや薄ピンクに染まった風景に新潟行きのフェリーが消えていく。
あっという間に暗闇に包まれていく。
平松トンネルを抜けたところのポケットパークに暖かな灯りが揺れている。
なんと私設エイドを開いてくれている。
椅子も用意してくれていて、ドリンクやフルーツをごちそうになる。
横には工事用のものか?コンテナのような大きめの簡易トイレもある。
この簡易トイレ、簡易とは思えない綺麗さ
なんとシャワートイレ付き。
エイド主の方にお礼をいい、先に進む。
両津の町灯りが近づいてくるのが励みになる。
やがて、建物が途切れる事が無くなり街へと入っていく。
両津の商店街に入り、ホッとするが、
仮眠所は細長い街の反対側にあるので、まだまだ遠い。
商店街には手作りの灯篭飾りが並んでいる。秋祭りかな?
両津港を過ぎ住宅街を過ぎると真っ暗な通りに入り
不安になる頃、ようやく仮眠所である寿月館に到着。
93.3km 20時45分
前回は18時過ぎに到着したから2時間以上遅くなっている。
外観写真を撮っていると、ちょうどなかからよっちゃんが出てくる。
よっちゃんも前回より遅い出発のようだ。
エールを交わすと闇の中に消えていく。
ガラガラと扉を開けると「お疲れ様~!」とスタッフの方々が迎えてくれる。
猛烈な蚊取り線香の匂いがたち込めている。
ここはCP及び、仮眠所、エイドで、申し込み時に宿泊代1500円を払うと
温泉入浴と布団での仮眠を取る事が出来る。
早速、温泉に直行。
熱めのお湯に浸かり汗を流す。
新しいウェアに着替え、身も心もさっぱりとする。
因みにこの大会は、ドロップバックは無いので、
綺麗なウェアに着替えようと思ったら、スタートから着替えを
一式背負って行かなければならない。
ランシャツ+インナー+半パン+靴下ぐらいなので、それほど重くはないが
やはり負担には代わり無い。
それが嫌ならば、入浴しないか、脱いだ服を又着るかの選択となる。
入浴を終え、大広間に入る。
テーブルは7割がた人で埋まっている。
代表のS木さんが「ほら、そこ座りな」と席を指定する。
おいなりさんの弁当と豚汁をいただく。
ここの仮眠室の布団で寝る気は無かったが、この大広間で長めの休憩を取ろうかと思っていた。
しかし、大量に置かれた蚊取り線香の煙は臭いし、
冷房も無い室内に多量の人がいる為暑く、温泉上がりもあって汗が止まらず。
ランナーの出入りも多く、その度、代表S木さんが大声で指示する。
眠気もまだ無いし、この環境ではゆっくり休めないと判断し出発することに。
出掛けに、朝食用おにぎり2個とペットボトルを貰い、闇夜に出発。
休憩の代わりにのんびりと歩く。
満月では無いが、月が大きく明るい
そのおかげで明るく歩きやすいが、
この大会で一番楽しみだった、満天の星空がイマイチ・・・。
残念!!
両津の街を出るとアップダウンが多くなってくる。
1時間半ほど歩いたところで、バス停が目に止まる。
佐渡島のバス停は雪が降る地方の特徴として、小さな小屋になっているものも多い。
まだ、それほど眠気は感じないが、この先、いい寝床が空いているとは限らない
今のうちに休んでおこうと思い、営業時間外なのを確認し、中に入り横になる。
40分ほど眠れただろうか。
身体がほぐれるまで歩いて、走り出す。
人っ子一人いない佐渡の集落を走っていく。
時折、ランナーを抜いたり、抜かれたり。
2時~3時頃に、山に月が沈む。
月明かりが無くなり、真の闇が降ってくると
全天に振るような星空が広がっている。
これだよ!今回佐渡にリターンしたのはこの星空を見たかったんだ!
時折、ライトのスイッチをオフにして、満天の星空を堪能する。
後ろから沖縄、津軽でご一緒したK菅さんが追いついてくる。
いいペースですね、と言うと
「だって、仮眠所で3時間しっかり寝てるから~」
と笑いながら、颯爽と走り去っていく。
さすがベテラン!
いくつかの峠を越え、いくつかの漁村を越える。
星空が薄くなっていく
西の空が白み始める
空の青が戻ってくる
水平線には雲があり、日の出の瞬間は観られなかった。
永い夜が明け、新しい1日が始まる。
レポートは佐渡レポが終わってから~
大野亀ロッジを出発すると、すぐに左折。
分岐点には代表のS木さんが仁王立ちして、誘導している。
左折すると下り坂
見ると数人が立ち止まっている。
よく超ウルトラの大会で見かける年配のランナーさんが下り坂で転倒
膝と顔を擦り剥いている。
何人かのランナーで手当て中。
私もファーストエイドキットを供出する。
騒ぎを聞きつけたS木さんが下りてきた。
後はS木さんにお任せして先へ進む。
下り道路は風化してボコボコ
転倒者を見た後はどうしてもへっぴり腰になりスピードダウンしてしまう。
海岸沿いまで降りると「願」の集落を抜けると
海岸沿いの遊歩道
もちろん走れるわけも無し。
歩いてても気を付けなければ転びそう。
あ~・・・道はどこでしょう?
途中、賽の河原なる洞窟もあったんだが、
地蔵さんが無数に立ち並ぶ光景は、撮影する気にはなれない。
二ツ亀に到着。
ビーチでは地元高校生らしき集団がパンツ1丁で泳いでいる。
9月とはいえ日本海はもう冷たいはず。
若いっていいなぁ
岩やら草地を抜けると
この上り・・・
佐渡の北端、弾埼灯台
佐渡1周線に戻ると鷲崎の町に入る。
第2エイド到着
59.9km 15時20分頃
ここではすぐに出発しようかと思っていたのだが
不正地や上り坂で疲れてしまったので、靴を脱いであがりこむ。
木の床に寝転び目を閉じる
10分くらい寝て
起きると、うどんをいただく。
カレー食べたけど、この先なんにもないからね~。
スタッフのおじさん達にお礼を言い、再スタート。
大佐渡の南海岸側に入る。
この辺りが一番佐渡の原風景が観られる。
中心部から離れるほどアップダウンが多い。
佐渡島内にも八十八箇所巡りがある。
いつか巡って見たいもんです。
こちら側にも内海府トンネルという長ーいトンネルがある。
その長さ1759m
通り抜けると、すでに17時過ぎ
前回よりだいぶ遅れてるな~・・・
きれいな夕陽は望めなかったが、やや薄ピンクに染まった風景に新潟行きのフェリーが消えていく。
あっという間に暗闇に包まれていく。
平松トンネルを抜けたところのポケットパークに暖かな灯りが揺れている。
なんと私設エイドを開いてくれている。
椅子も用意してくれていて、ドリンクやフルーツをごちそうになる。
横には工事用のものか?コンテナのような大きめの簡易トイレもある。
この簡易トイレ、簡易とは思えない綺麗さ
なんとシャワートイレ付き。
エイド主の方にお礼をいい、先に進む。
両津の町灯りが近づいてくるのが励みになる。
やがて、建物が途切れる事が無くなり街へと入っていく。
両津の商店街に入り、ホッとするが、
仮眠所は細長い街の反対側にあるので、まだまだ遠い。
商店街には手作りの灯篭飾りが並んでいる。秋祭りかな?
両津港を過ぎ住宅街を過ぎると真っ暗な通りに入り
不安になる頃、ようやく仮眠所である寿月館に到着。
93.3km 20時45分
前回は18時過ぎに到着したから2時間以上遅くなっている。
外観写真を撮っていると、ちょうどなかからよっちゃんが出てくる。
よっちゃんも前回より遅い出発のようだ。
エールを交わすと闇の中に消えていく。
ガラガラと扉を開けると「お疲れ様~!」とスタッフの方々が迎えてくれる。
猛烈な蚊取り線香の匂いがたち込めている。
ここはCP及び、仮眠所、エイドで、申し込み時に宿泊代1500円を払うと
温泉入浴と布団での仮眠を取る事が出来る。
早速、温泉に直行。
熱めのお湯に浸かり汗を流す。
新しいウェアに着替え、身も心もさっぱりとする。
因みにこの大会は、ドロップバックは無いので、
綺麗なウェアに着替えようと思ったら、スタートから着替えを
一式背負って行かなければならない。
ランシャツ+インナー+半パン+靴下ぐらいなので、それほど重くはないが
やはり負担には代わり無い。
それが嫌ならば、入浴しないか、脱いだ服を又着るかの選択となる。
入浴を終え、大広間に入る。
テーブルは7割がた人で埋まっている。
代表のS木さんが「ほら、そこ座りな」と席を指定する。
おいなりさんの弁当と豚汁をいただく。
ここの仮眠室の布団で寝る気は無かったが、この大広間で長めの休憩を取ろうかと思っていた。
しかし、大量に置かれた蚊取り線香の煙は臭いし、
冷房も無い室内に多量の人がいる為暑く、温泉上がりもあって汗が止まらず。
ランナーの出入りも多く、その度、代表S木さんが大声で指示する。
眠気もまだ無いし、この環境ではゆっくり休めないと判断し出発することに。
出掛けに、朝食用おにぎり2個とペットボトルを貰い、闇夜に出発。
休憩の代わりにのんびりと歩く。
満月では無いが、月が大きく明るい
そのおかげで明るく歩きやすいが、
この大会で一番楽しみだった、満天の星空がイマイチ・・・。
残念!!
両津の街を出るとアップダウンが多くなってくる。
1時間半ほど歩いたところで、バス停が目に止まる。
佐渡島のバス停は雪が降る地方の特徴として、小さな小屋になっているものも多い。
まだ、それほど眠気は感じないが、この先、いい寝床が空いているとは限らない
今のうちに休んでおこうと思い、営業時間外なのを確認し、中に入り横になる。
40分ほど眠れただろうか。
身体がほぐれるまで歩いて、走り出す。
人っ子一人いない佐渡の集落を走っていく。
時折、ランナーを抜いたり、抜かれたり。
2時~3時頃に、山に月が沈む。
月明かりが無くなり、真の闇が降ってくると
全天に振るような星空が広がっている。
これだよ!今回佐渡にリターンしたのはこの星空を見たかったんだ!
時折、ライトのスイッチをオフにして、満天の星空を堪能する。
後ろから沖縄、津軽でご一緒したK菅さんが追いついてくる。
いいペースですね、と言うと
「だって、仮眠所で3時間しっかり寝てるから~」
と笑いながら、颯爽と走り去っていく。
さすがベテラン!
いくつかの峠を越え、いくつかの漁村を越える。
星空が薄くなっていく
西の空が白み始める
空の青が戻ってくる
水平線には雲があり、日の出の瞬間は観られなかった。
永い夜が明け、新しい1日が始まる。