気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

びわイチマラニック 北湖一周試走会~その5~

2018年01月14日 11時05分35秒 | 琵琶湖1周マラニック
先日行われた、琵琶湖、南湖1周試走会は
大雪で中止になり、京都観光ランになったようです。


KG美さんとスタートする。

2人いればペースが違うのは当然。
KG美さんのペースに合わせますよと格好つけてみたはいいものの、
KG美さんは、長く走って、長く歩くタイプ。
私はもう少し短く走って、短く休むを繰り返すタイプ
スピードがゆっくりだったのでなんとか合わせていられた。

と、言うのは当時は内緒(苦笑)

いかにも余裕ですよ~という体で付いて行く。




しばらく行ったところでまたも酒蔵
新酒出来ましたの杉玉(酒林)も飾ってある。
琵琶湖沿いにはこうした造り酒屋が沢山あるそうだ。
「ここのお酒も美味しいですよ}とKG美さん
滋賀県内の造り酒屋はすべて把握しているらしい。

その先でちょっと寄り道したいから先に進んでいてくださいと伝え
道を右折、近江高島駅へと向かう



何があるかというと



ででんと ガリバー像



なんでガリバー像なのかは分からんが、





小物もよく出来ている。
このくらいの寄り道ならささっと行けちゃうね。
写真だけ撮ってKG美さんを追っかけ合流。

道はやがて国道161号と合流し、琵琶湖湖岸沿いに出る。

ここでもう一ヶ所寄り道したいところがあったんだが、
時間掛かりそうなので、泣く泣くパス

鵜川四十八体石仏群

滋賀県好きのKG美さんも知らないスポットらしいので、
次回行ったときは見てみて下さい。

そこから少しで白髭神社到着





湖上鳥居が有名だが、ここ、道を渡るのに横断歩道が無い。
観光客も多く渡るし、交通量も多いのでちゃんとした横断歩道が欲しいところ。

この先の無事を願掛けし先へと進む

再スタートして割とすぐにメッセンジャーに着信
届いた画像がこれ







白髭神社横の白髭食堂で昼ごはんになったようだ。
3人よりかなり先に進んでいたと思っていたが、意外と近くにいた。
あちらはあちらでM本さん再離脱&再合流とかドラマがあったらしいが・・・。



大津市突入

しばらく湖岸沿いの道を走った後、サイクルロードの表示に沿って、
細い道へと入っていく
北小松の駅を通過後、本来のコースは湖岸沿いの県道307号
今回はショートカットするため国道161号に再合流した。

が、この道、この先で自動車専用バイパスに繋がっている為、
交通量が多く、大型ダンプもバンバン走っている。
歩道も無く、道幅も狭い。(歩行者禁止では無い。)


(ストリートビュー)

少し進んでみるが、ショートカットルートの県道558号の分かれ道までの100mくらいが怖すぎて足が進まない。
相談の結果、横道に逸れ


(ストリートビュー)

本来のコース県道307号にエスケープする。



湖西線の高架の下の道を進む
この道は交通量も少ないが、店も少ない。
自販機はたまにあるが、ここに入る前に不安な人は買っておいたほうがいいかも?

近江舞子駅を過ぎたあたりで道は一度高架線から離れる。
自転車を押したお婆さんが話しかけてくれる。
琵琶湖を足だけで1周していると言うとびっくりされる。
畑でハーブを作っているからあげようか?とか
娘が店をやっているから寄ってってとかお話をする。

この旅で何度か地元の方に話しかけられた
そして、自分の話したいことを一方的に話してお別れする。
琵琶湖の周囲の人は人懐っこい感じだ。


遠くに琵琶湖大橋が見えてくる
が、あまりに遠くて、今日中に辿り着けるか不安になってくる。

この道、本来のコースでサイクルロードの指示沿いに進んでいくが
意外と高架線を右へ左へ潜り抜け、凸凹を進んでいく。
自転車だとなんてことないかもしれないが、足だけだとなかなかに辛い。



ある程度予習でショートカット出来そうだし、そのほうが楽かな。



16時を過ぎると段々辺りが暗くなってきて、夕闇が迫ってくる。



それと共に徐々に寒くなってくる。

ここまでこれといって、休憩は取っておらず
ご飯も結局食べてない。
小腹は空くので、買っておいたナッツをポリポリ食べたりしていたが
不思議とお腹は空いていない。

道は再び県道558号へと合流



月が出てきた。今日は満月しかもスーパームーン
スマホのカメラではあの大きな感じは写せない。

17時過ぎる



なんて素晴らしい月の道

感動しながら走り出して・・・あれ?
手袋が無い・・・。
さっき撮影した時に片方落としたらしい
KG美さんに先に行っててもらい引き返す。
周辺を捜索してみるも。見つからず、考えられるのは
川へボチャン・・・

無くしたのは自転車用のグローブなので
ランニンググローブをはめしのぐ。
KG美さんに追いつく。

道は徐々に賑やかになってくる。
遥か彼方に見えていた琵琶湖大橋も近づいてくる。

小野駅横を通過
もう琵琶湖大橋は目の前だ。

H賀さんから位置情報が送られてくる。
県道558号を走行中。
どうやら、あの恐怖の分岐路を直進、ショートカットしてきたようだ。

住宅街を通り過ぎると繁華街が現れる。



待ちに待っていた「琵琶湖大橋」の標識
これを見て1周した実感が湧いてくる。





意外と登ってる







対岸の夜景が綺麗。





橋のピークに到着

遥か彼方の暗闇に小さく外灯が見える。
あれはマキノ辺りかな?
あんな所から自分の足だけで辿り着いたかと思うと、グッとくる。

見ると、KG美さんも涙ぐんでいる。

後は、下りだけ。
「最後はゴールまで走りましょう!!」
「はい!」

二人並んで走り出す。

車道を車が走りすぎると、タイヤの音で「琵琶湖周遊の歌」が流れてくる。
神流の道でもあったメロディーロードと同じものが橋の上に作られている。
速度によっては調子っぱずれに聞こえるのはご愛嬌。

橋は下って行き、やがて平らに・・・あれ?
まだゴールまで距離あるぞ・・・

ここで、先程のピークにあった案内板を振り返ってみよう。



実は琵琶湖大橋はこんな歪な形をしている。
橋のアーチは半分くらいで、後はフラットが700mくらい続いている。
さっき気付けばよかった・・・。

えーい!ゴールまで走ると言ったからには走るぜ!!

二人並んで最後の力を振り絞り・・・

最後は手を繋ぎ、高々と両手を上げ、歓声をあげながら

ゴーーーーール!!


ゴールと言っても、ただの料金所のゲート
ゴールテープも無いし、観客も居ないがそんなことは関係ない。
今の私達にとっては、かけがえの無いゴールラインだ。





琵琶湖1周したど~~~!!(北湖)


時刻18時49分。

GPSデータでは 164km 35時間46分




・・・と、いつまでも感慨にふけっていられない。

私、シンデレラだったんだわ。

本来なら、ここから守山駅まで走って戻り、ほたるの湯でのんびり風呂入って
一杯やって帰る予定だったんだが・・・

そんな暇は無い。

スタート時に横を通ったピエリ守山からバスが出ているらしいので立ち寄る。

中に入ると前に廃墟と言われたことが嘘のように賑わっている。
バス停が分からないので、案内所を探すが、思いの他広く手間取る。

やっと探し当て、聞くとバスは本数が少ないとの事。
タクシーの電話番号を聞き、乗り場に行ってみる。

やはり、タクシーはいなくて、電話を掛けると20~30分掛かるとの事。

ピエリのベンチに座り、後の3人に報告とか、KG美さんとFBの友達申請とか
しながら待っているとタクシー到着。

タクシーに乗り込み守山駅へ向かう。
途中、メッセンジャーに着信。
H賀さん、I田さん、M本さんも無事、琵琶湖大橋東詰めにゴールしたとのこと。
結局1時間くらいしか変わらなかった。

守山駅到着。

守山駅で後泊するというKG美さんと、またの再会を誓いお別れ。

さて、これから新幹線に乗らなければならないが、その前に
身体中から放っている、野生の芳香をなんとかしなければ・・・。

すでに20時。風呂に寄っている余裕は無い。

コンビニでボディシートを購入
駅前のさっむい多目的トイレで全身拭き拭き
震えながら着替え完了。

京都駅行きの電車に飛び乗る。

無事、京都駅に到着し、やっとホッとする。
さすがに空腹を感じる。
駅弁とビール、つまみを購入。

新幹線に飛び乗る。



プシュッ!!
ぷはぁ~・・・至福のひととき。

その後、駅弁食べたら、熱海近くまで爆睡
0時過ぎに無事に帰宅。


さて、年を跨いだレポも終わりです。

今回、はじめて少人数のウルトラマラニックというものに出てみました。
かなり好き勝手させていただきましたが
個人個人が責任を持って、くっついたり離れたりしながら行く旅は
とても居心地が良く、楽しいものでした。

また新しい旅の世界が拓けたようです。

一緒に走っていただいた皆さん、ありがとうございました!!。
機会があったら、またよろしくお願いします。
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びわイチマラニック 北湖一周試走会~その4~

2018年01月08日 11時49分21秒 | 琵琶湖1周マラニック
あけまして、おめでとうございます。
今年もこの拙いブログをよろしくお願いします。

ビワイチレポ、年をまたいでしまった・・・


塩津のコンビニを5人で出発
すぐに左折し国道303号線へ
ここから琵琶湖1周、唯一と言っていい山岳区間
山岳区間と言っても小山を2つ越える程度

塩津の町から琵琶湖よりに行くと、眺望のいい奥琵琶湖パークウェイもあるのだが
残念ながら、冬季は通行止め

上り坂はほぼ歩き
眠気から皆ふらふら蛇行している。
私は前のコンビニで長めの休憩を取った事が幸いして、眠気には襲われてなかった。
KG美さんも眠気から蛇行しているので安全の為、手を繋いで行く。
眠気に負けないよう、仕事、ランニング、お酒などいろんなお話しながら
先へと歩く。

トンネル一個過ぎた時点で、分岐路。
本来のコースは琵琶湖沿いの県道557号線
H賀さんは下見としてそっちへ行きたいようでしたが、
故障中の人や眠気にふらふらしている人もいるので、今回は断念。
そのまま国道を進む。

下り坂では、思い出したようにH賀さんが走り出し、それにつられて走り出す感じ。

空が少し明るくなってきて



高島市 マキノ突入

突き当りを左折し、国道161号へ
琵琶湖へ向けて下っていく。



遠くに金色に輝く観音様?
ちょっと寄ってみたい。

途中、一人で道の駅でトイレに寄って、追いかける。



朝焼けが辺りを照らす。

朝7時
町の入り口にあるコンビニにピットイン 
皆、肉まんなどで朝食タイム。



寒い夜が明けホッ一息。
自然と笑みもこぼれる。

休みを取ると琵琶湖湖岸を目指す。



夜明けの琵琶湖



チェックポイントとなる吉田酒造さん

H賀さん、KG美さんはお知り合いだそうだ。
事前に連絡していたので、開店前なのに店主の方が迎えてくれた。





暖かい店内でくつろぐ。
KG美さんはその場で、通販の注文もしている。
H賀さんのご好意でミニ瓶一本購入、
お店にコップを提供してもらい、皆で試飲。
身体がポッと温かくなる。
私、この旅まで、滋賀が酒どころとは知りませんでした。

ここで、調子の悪いM本さんがリタイア宣言。
電車で帰るとのことで、お別れする。
4人で再スタート



金ピカな梅津迎賓館







マキノサニービーチ



知内川を通り過ぎ

2km程走ったところで
辺りはポカポカしてきて
眠気がピークに達してきたのか、H賀さんが「ここで休もう」とベンチでごろ寝



つられて皆でごろ寝



私は眠気は感じてなかったが、ベンチに横になると、
風も無く、ポカポカが気持ちよく、いつの間にか寝てしまったようだ。

気が付くと30分くらいは寝ていたようだ。
頭すっきり!!



遠くの空には熱気球が沢山ふわふわ
安曇川近くで熱気球の大会が開かれているらしい。

さて、行きますかと身支度を整えていると
FBを見ていたI田さんが、M本さんが近くにいる、と発見。
皆、心の中で「やっぱり」と思っていたと思う。
まぁそのうち会えるでしょうと再スタート。

湖岸沿いの道は防風林の並木道があり、日陰になっていて寒い。
湖周道路の県道54号に移り、たらたら進んでいると、湖岸を進むM本さんを発見。
無事合流する。
リタイアする気だったが、歩けるところまで歩こうと思っていたら、
調子が戻ってきたので、再スタートしたとのこと。

再び5人で出発。

今津の町で関東では見慣れない「HEIWADO」をイトーヨーカドーと見間違えたりしながら
進んでいく。



本来のコースはこのまま県道333号を湖岸沿いに進んでいくんだが、
かなりの大回りになるし、脚に不安を抱えた人もいる中、
今回は1周することを目標とし、内陸側を進むショートカットのコースをとる。

・・・が、しばらく進むと、バイパスの自動車専用道にぶち当たってしまい
まったく土地勘の無い、農道へと誘導されてしまう。

しばらく前から、KG美さんはたまたま車で近くに来ている友達と会おうと
スマホでやり取りしていたが、事ここに至って、
「私はどこ?ここは誰?」状態になってしまい、再会を泣く泣く断念。

皆で地図を取り出し、ああでもない、こうでもないと新しいコースを開拓

結果、まったく知らない住宅街を通り過ぎる。
町の人に声を掛けられ、走って琵琶湖1周するんですって答えて驚かれたりもする。
これはこれで、楽しい。

安曇川駅近くのコンビニで休憩
時刻は12時を回っており、残りは30kmくらいか
しばらく前からH賀さんとI田さんは、どこかで昼食を摂ろうと話をしている。
私は、21時までに守山駅に行かなければ、その日の内に帰れなくなってしまう
タイムリミットがある。
前半、1人で好き勝手に走らせて貰ったので、後半は皆でワイワイ走って、
ヤバければ電車かバスでワープしてもいいかな?と思っていた。

そんな時、KG美さんが
「まだお腹空いてないので、先に行ったら駄目かな?」
と相談してくる。
私もお腹は空いてないので、「じゃ、一緒に行きますか?」と答えると
「良かった、一人じゃやっぱり不安だったし」とのこと。

H賀さん達に、タイムリミットの事を伝え、分かれてもいいかと尋ねると
快く送り出してくれる。

さて、行きますか、と再出発

今度は2人の旅が始まる。
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びわイチマラニック 北湖一周試走会~その3~

2017年12月23日 14時20分47秒 | 琵琶湖1周マラニック
スタート地点からおよそ40km
すでに7時間程経過。

もうすぐ彦根の市街地
彦根と言えば、彦根城。
彦根城といえばひこにゃん!!

どうせなら、ひこにゃんに会いたいな~と思ったが、
既に14時を回っている。
観光地のイベントは大体17時くらいまでだよな~
と、思い、ちょっとペースを上げる。

走っていると、



をっ!? ここは!!

十数年前にパソコン通信(死語)で知り合った
琵琶湖ローカルの人達とウインドサーフィンを楽しみ
車中泊した駐車場だ。

こんな場所だったっけ~?って、記憶は薄れていたけど



ビーチ沿いのこの木を見て、思い出が蘇る。



サイクルロードは時折、県道から離れ、湖岸の道を抜けていく。







途中、目印になりそうなものや
ネタ画像に使えそうな川(うそりばー)を越えて進んでいく。



湖岸にはカモの群れ



ユニーク建物の滋賀大学を抜けると



やっと遠くに彦根城が見えた。
16時近い、急げ急げ

湖岸道路を離れ、市街地へ



お堀の横へ



大手門到着



がび~ん!!ひこにゃん15時半までだって~。
現在16時15分
入場時間16時半、閉演17時で間に合ったけど、
800円払って、すぐに出るのはもったいないので、ここで引き返す。



表門側へ周る。



土産物屋の前にあるポスト。 城乗せてます。



裏手に周ると、夕闇が迫ってくる。





湖岸沿いへ戻り、彦根港へ



なんて、素晴らしい夕陽!!
これを見ただけで、ここに来た価値があったよ!!。



空には巨大な月。(携帯のカメラじゃピンボケ)
siriに聞くと、これでも満月じゃないらしい。

そろそろお腹空いたな~・・・
って、よく考えたら、ソフトクリームとゼリー飲料しか摂ってないわ。

タイミングよく、食べ物屋発見



近江ちゃんぽん亭
これ、美味しかった~。
チェーン店だけど、また食べたくなる味。
後にKG美さんに聞いたところ、銀座にも支店があるとか。
銀座行くことがあったら、行ってみよう。



ちゃんぽん+半チャーハンセットで満腹になって、外に出ると
夕闇が迫ってきていた。



湖岸沿いに長浜へと続く、夜景が広がる。



米原市突入。

サイクリングロードは湖岸沿いなんだが、道が細く歩道が無い、
交通量も多いので、歩道のある県道2号線を選択する。





ホテルのイルミネーションが素敵!。



陽が落ちるとみるみるうちに寒くなってくる。

シェルジャケット、手袋装備。

道の駅、近江母の郷
店はもう閉まっていたが、自販機で暖かい缶コーヒーを飲んで、休憩。

実は65km過ぎて、足の裏に違和感を感じていた。
休憩中、靴下を脱いで見ると、拇指球と小指球の間がふやけて縦に皺が寄り、
そこに肉刺が出来ている。

これは、みちのく津軽でも出て、苦しめられた現象。
シューズはみちのく津軽でも履いていたナイキズームボメロ11
あの時は豪雨でふやけた足で出来た現象と思っていたが
どうやらシューズのせいらしい。

ナイキ、ズームボメロ10(土佐の国完走)では出なかった現象ですが、11では出てしまう。
このシューズ、次の大会でも履こうと思っていたが、
こうなる事が分かって、別のシューズにすることにしました。
シューズ選びは難しいです。
(ナイキのシューズが悪いわけでは無く、私の足との相性が悪いだけです)

肉刺は痛いけど、どうしようもなくなったら、電車乗ればいいやと気楽でした。


もう一つ気が付いた事は
朝急いでいてワセリン塗り忘れていたのに、又擦れがおきな~い!?。
いつも、サポート目的でスパッツタイプのハーフタイツを履いていたのだが
今回はノーサポート、ノーテーピング
ハーフタイツが又擦れの原因だったのね~~~!?

膝にテーピングしなくて痛くなるかな?と思っていたが、意外と平気。
腰はちょっとだるいので、腰だけテーピングしたい感じ。

などと言った、発見があっただけでも、このイベントに出た価値があるというもの。



道の駅を出発



夜空にそびえる、長浜びわこ大仏。

長浜市の繁華街に入ると、豊公園到着。



長浜城跡。
レプリカで、現在は歴史博物館。



豊公園の豊は、太閤豊臣秀吉から。
長浜市民の太閤はん押しが、街のあちらこちらから感じられる。



長浜市街地を出ると、道は一気に寂しくなる。
左は琵琶湖
右は大きな工場が並び、外灯も少ない。

歩道は自転車道として整備されているので、広くフラットなので走りやすいが、
暗いので、女性などは気をつけたほうがいいかも。

・・・と、思ってたら、何人か女性が真っ暗な工場横の道を1人で歩いているのに
すれ違いびっくりした。

とにかく、この道何にも無い・・・
店も無いし、自販機すら少ないので長浜市街地を出る前に準備しといた方がいいね。

内陸側の幹線道路の灯りを眺めながら、あっちの道は賑やかそうだな~と
うらやましくなる。

後ろの4人は彦根のファミレスで豪華ディナー後、休憩中のようだ。



展望台のある「奥びわスポーツの森」の駐車場到着。



ついでなので展望台に上ってみるが、当然何にも見え無い。

寒くなってきたので、軒下でトレントフライヤーを羽織る。

さらに北上する。
な~んにもない。・・・
でこぼこが少なく、つまずく心配が少ないのだけが幸いだ。
交通量は多いが、歩行者は少ないってか、ほぼ0



4~5kmで道の駅湖北みずどりステーションに到着。

少し休んで出発

道は大きく曲がりくねって、湖岸から離れ内陸へ。



気温は下がり続けて2℃!?

JR高月駅の近くだが、ここにも寄り道したかったポイントが有ったが
真っ暗なので断念。

西野水道

見たかったな~・・・

長い長い単調な道も国道8号、塩津街道に突き当たり、大音の交差点で終了。

コースは左折だが、この先しばらく店とか無くなると
朝にI本さんからアドバイスがあったので、
右折し700m程のコンビニへピットイン。

時間は0時
気が付けば近江ちゃんぽん食べてから7時間も経っている。

カレーを購入し温めてもらう。
残念ながらイートインが無いので、外の風が当たらないところで震えながら食べる。

止まっていると寒いので、早々に出発。

自転車での琵琶湖1周の場合、この先の賤ヶ岳トンネルは
新道のトンネルは歩道も狭く、路面も悪い。トラックもバンバン通るので
自転車乗りの間では、旧道を使うのが暗黙のルールとなっているようだ。

旧道のトンネル出口には湧き水もあるというので、寄り道してみようかと
上って行くが、



冬期は通行止めらしい。歩行者は大丈夫なのかもしれんが
真っ暗な中、1人で行ってトラブルに遭うのも怖いので、引き返し
新道のトンネルへ。



歩道は歩行者がすれ違うのが精一杯の広さ。
自転車の天敵のマンホールの蓋や、グレーチングなどもあり、
なるほど、ここは自転車危険だわ。
反対車線の歩道はさらに狭い。



約1kmのトンネルを抜ける。

出口に電話ボックスがある。
寒くなってきていたので、ボックスに潜り込み
一度インナー以外を脱いで、長袖のインナーを着込み、トレントフライヤーの下に
シェルジャケットも着込む。

トンネルの出口で歩道が途切れている。
深夜2時近いというのにトラックもバンバン通り、かなり怖い。
後ろから突っ込まれたら、避けようもないので
ライトを最大光量にして、右側をソロリソロリと下っていく。
いざと言うときには、山側へダイブだ。

500m程の旧道との合流で歩道復活。
・・・怖かった~



すぐ先の飯浦の交差点を左折。
琵琶湖の湖岸沿いの道へ。

ここも歩道は無いが、交通量は少ない。(車は時折走ってくるので注意は必要)
日中なら奥琵琶湖の風景が楽しめるのだろうが、
廃墟も点在していて、なかなか不気味。

湖岸をぐるっと周り、バイパスと合流すると塩津の町。

距離はそんなに走ってないはずだが、寒さと、車の怖さと、旧道の不気味さで
すっかり疲れてしまって、暖かいところで座って休みたかった。

手前のローソンを覗いてみると、ちょっと狭そうなんで500m先のセブンイレブンへ

・・・だめだ、イートインが無い。
迷ったが、500m引き換えし、ローソンにピットイン。
狭いながらも3席のイートインがある。
午前3時。
より道分を含めて、ほぼ100kmくらい。

ホットコーヒーとドーナッツを買い、座り込む。
休憩中と、メッセンジャーに投稿すると、位置情報の返信。
あら、さっき通った飯浦の交差点じゃん、意外と近い。

先に行こうかどうか考えているうちに、少しうとうとしたらしい・・・。

コンビニのドアが開き、I田さんが飛び込んでくる。
引き続き、H賀さん、M本さん、
最後に「眠い~」と言いながらKG美さん。

たった半日ぶりの再会だけど、なんだかうれしい。

やはり寒いのか、皆カップ麺休憩。

しばらく休んだ後、5人揃って暗闇の中へ再出発だ。
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びわイチマラニック 北湖一周試走会~その2~

2017年12月21日 10時08分19秒 | 琵琶湖1周マラニック
このレポ年内に終わらせて、すっきりと新年を迎えたいもんです。

レインボーロードから琵琶湖湾岸道路の県道559に入ってすぐに見えるのが
ちょっと前に廃墟なショッピングモールとして有名になった
ピエリ守山



今は朝なのでひっそりしているが
テナントの看板も、多く掛かっていて、見事復活したようだ。

ちょっと寂れたリゾートホテルを過ぎると



琵琶湖1周サイクリストの聖地の像。
なんだか不思議なポージングだが、モデルが居るそう。
そのうち、ビワイチランナーの聖地もお願いします。
公園自体は整備中なのか台風の被害なのか、像の周り以外は立ち入り禁止となっている。



はるか彼方に見える対岸、今からそこへ行くんだよねぇ・・・



地図でみると、その巨大さが分かる。




風も無く、マラニック日和
のんびりと走ったり、歩いたり。



河口にあるしあわせの丘



整備はこれからなんかな?

この先の道の駅で休憩するらしい。
私、寄り道したいところがあるんで、先に行ってもいいか確認すると
快くオッケーの返事が貰える。

ここからは皆と別れ、単独行の始まりです。

橋を渡ると、皆が休憩すると行っていた道の駅が見える。



鮎のモニュメントが跳ね



鯱ならぬ鮎ホコを据えた立派な建物だ。

6分半~7分/kmくらいのペースで淡々と進む。



マイアミ浜通過。

なぜマイアミ浜なのかは謎?



ひっそりと小野小町の歌碑



見えるのは湖と



山々
遠くに見える、頂に雪を冠した高山は、方向からして白山か?



近江八幡市突入



佐波江には
ウインドサーフィンやってたころに常連だった、鎌倉のショップ
ローカスの姉妹店がある。



そのころよく聞いていた名前、カントリーハーバー



沖の方で学錬が練習している。
琵琶湖の水は冷たいだろう。

寄り道第1弾の場所が近づいてくる


(ストリートビューより拝借)
湖岸道路は頭山という山を避ける為、ぐぐっと右に曲がっている。
そこから伸びている私道らしき道の先に、目的地があるのだが、
この道、通っていいのかどうか分からないので、



ぐるんっと迂回



この道を入り400m程行くと。



小さな岬に突き出した形の 藤ケ崎龍神



背後には本尊があり、龍の好物の卵が沢山奉納されていた。

来た道を戻ると先へと進む



木の枝には無数のムクドリ。渡りの途中かな?
藤ヶ崎龍神から4km程行くと



長命寺交差点。
ここから左に行っても湖岸沿いに回れるんだけど
下調べしたI本さんによると、歩道も無く、道も狭い、
後半、休暇村があるので意外と交通量が多いので止めた方がいいとのこと。
なので、本来のコースはここを道なりに右方向へ行く。



でも、私は左へ向かう。
寄り道、第2弾



石段ドーン!!



808段ですって!?
よし行くぜ!!
がしがし登って行く



途中で休憩所もある。



あ・・・ちらっと後悔してきた。



ごめんなさい、ごめんなさい



うぉぉぉ!やっと着いたぜ。
ちなみに山頂近くまで車で来れます。
階段使ってくる物好きは、極少数と思われ・・・。



山門くぐって、トドメの階段。





ビワイチの成功と、皆の無事を祈願。







高い場所だが、周りの木々が高くて、眺望はあまりよくない。
更に登ると、一部開けた場所から琵琶湖が望める。



まだ、紅葉が見られる。

808段の階段を下りると、元の道へと引き返す



長命寺港には竹生島への観光船や、日帰り温泉、
トイレなどもある。



さて、長命寺で30~40分寄り道したから、皆先に行っているだろうと思い
追いつこうとして、ペースを上げる。

そのころ残りの4人は、マイアミ浜で


(H賀さん撮影)

(I田さん撮影)
偶然、ありがた~い、神事を観ていたとのこと。

そんなことは知らず、ひたすら見えない4人を追っかける私。



もう12月、里山にも秋の気配。



湖岸道路から離れ、小川横の脇道へ
一応、自転車道はこっちになっている。

をを、ここの並木道、桜じゃないか?
今は初冬だから地味だけど、春には桜並木が楽しめそう。

H賀さんからメッセンジャーが入る。
長命寺の交差点で昼食中。
あら、後ろにいたのね~。

地味にくねくねした道を走り、湖岸道路との合流近くで
寄り道、第3弾







入り口から約1kmのアップダウンのある参道。
参道なので走れないのが辛いわぁ。



到着。
本堂で、これまた、この旅の無事を祈願

本堂の脇を通り進むと



湖岸に突き出した棹飛び堂



堂から突き出した1本の柱

毎年8月1日にこの棹から行者が飛び込む神事があるとのこと。
前は、一般の人も飛び込めたそうだが、今では行者のみの神事なったと
たまたま一緒にいた、おじさんに教えてもらう。





もと来た道を引き返し、湖岸道路へ合流



東近江市に突入



安土城跡や信長屋敷跡。
観てみたいが、さすがに9kmの寄り道は今は無理かな~。



水車のある公園。



欄干に水車の飾りのある、その名も水車橋



滋賀県なのに愛知川を渡ると
彦根市突入。





主張する、押しボタン



ユニークなソフトクリームがあるショップで休憩
甘酒きなこソフトをいただく。

気が付いてみれば、ちゃんと休憩するのは初。
まだまだ先は長い。
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びわイチマラニック 北湖一周試走会~その1~

2017年12月12日 11時28分05秒 | 琵琶湖1周マラニック
村岡ダブルフルのレポ終わった~!
って、安心したら、次が待っていた・・・。

土佐乃国で知り合った、H賀さんから
「琵琶湖1周の試走会やるけど走りませんか?」との誘いを受ける。

春に琵琶湖大橋を中心とした8の字1周のイベントを企画しているので
今回は琵琶湖大橋より北側、北湖を1周するとのこと。

休みの調整や色々あったけど、どうやら土日2日間で行けそうだし、
こんな事でもないと、琵琶湖1周なんてそうそう出来るもんで無し、
「行きま~す!!」と参加表明する。

神流終わってから、グーグルマップでルート調べたり、
琵琶湖一周の本買って、見所を調べたり、
本番前にはだいたいのルートを頭に入れておいた。

金曜の22時 川崎駅前



初ウィラー
ちょっとお高いが、シートには定評のある深夜バス

もっと安く、京都まで行けるバスも有ったが、4列シートなのでパス
集合時間6時なので、到着も余裕がある方がいいしね。


(ウィラーHPより画像拝借)

さすがにシートは豪華!!
ストレス無く横になることが出来る。
ただこのバス、トイレが無いので、途中3回程SAでトイレ休憩で止まる。
次は2~3時間後と思うと、せっかくウトウトした頃に、行っとかなきゃって
なるから、ちょっと寝にくい。
上の読書灯とかの位置もシートとずれているので、
中古の観光バスにシートを乗せ変えただけじゃないかな?
んで、トイレ後付け出来なかったと。
急成長した裏にはそういうカラクリがあったのかな~?と予想。
(漏れる!!って緊急時には、最寄のSAに寄ってくれるようです)



4:50、5分程早めに滋賀県、琵琶湖線、南草津駅に到着
やはり関東よりは少し寒い



モニュメントにどっきり!



京都発の始発は5:51
まだ1時間程ある。
事前に調べておいた道をとことこ5分程歩くと



24時間営業の牛丼屋



朝からがっつり、いただきま~す。

食べ終わっても時間余っていたので





暖かいコーヒーで時間つぶし。
ついでに綺麗なトイレをお借りして、ウェアに着替える。


今回は大会では無いし、ショートカット、リタイア自由なので
次の大会に向け、色々実験してみる。

いつもウルトラで履いているショートタイツは止めて
普通の7分丈パンツにカーフガード。
カーフガードはサポート目的じゃなく単に防寒用。
テーピングも極力減らし、ちょっと不安のある足首のみ
なるべく補助的なものは取っ払ってみる。
もし、痛くなってくるようなら、電車乗っちゃえばいいんだしと気楽に考える。
モンベルジオラインのインナーに村岡参加Tシャツ。去年(半袖)と今年(長袖)の2枚重ね。
上からライトシェルジャケット

これ以上寒くなった時用に長袖のインナーやロングタイツ、トレントフライヤー上下もバックに装備しておく。

時間が来たので、駅に向かい
始発電車に飛び乗ると同時にスマホにメッセージ

H賀さんの位置情報だ。同じ場所にいる。
大津から同じ電車に乗っているはず。
始発と言うのに、結構乗客は多い。

わずか3駅でスタート地点の守山駅に到着
ホームでH賀さんと再会
相変わらずダンディ



改札前で待ち合わせる。

「おはようございます~」
と、現れる笑顔の素敵な女性
私もH賀さんも初めましてのKG美さんが合流する。
関東在住だが滋賀県大好き~!ということで参加されたそうだ。

荷物をまとめたりしていると、次の電車でI田さんとM本さんが到着。
京都着の深夜バスが遅れたとのこと。

今回の参加者5人が集結。

H賀さん、川の道520km完走者
I田さん、沖サバ400km、さくら道250km完走者
M本さん、24時間走日本代表、沖サバ、さくら道、完走者
KG美さん、萩往還250km完走者

錚々たるメンバー
をう!、最長距離からすると私が一番ひよっこだ。(土佐乃国242km)



I田さん企画、M本さん制作の手作りゼッケン。
たった5人の試走会でもゼッケンがあると、仲間意識も強くなりテンション上がる。
ありがとうございます!。

コインロッカーに荷物を預け、いざ出発。
・・・あれれ、駅前、意外と寂しいぞ・・・
と、思ったら、反対側の出口でした・・・(汗)。



気を取り直して西口へ



気が付くと空も白み始めている。

守山駅で前泊したKG美さんによると駅前のコンビニは
さっきまで開いていなかったとの事。
6時半開店の様子。

バス停チェック。
本番の8の字1周では琵琶湖大橋の手前までバスで行くそうな。
始発は7時10分

今回は下見も兼ね、10km程ウォームアップでジョグ。
(10kmのウォームアップって、このメンバーだから出来ることだねぇ・・・)

まずは、ゴール地点のスーパー銭湯「ほたるの湯」を目指す。

車用の案内看板に従って行くと、ぐるっと大回りをしてしまい、
隣のパチンコ屋の広大な駐車場を横切ることに。



営業時間は10時から深夜1時まで
今はもちろん開店前

すぐ脇の小道から、近道へと続く。



隣には立派な神社
馬路石邊神社
なんて読むの?と調べてみると
「うまじいそべじんじゃ」
と読むそうだ。



手入れも行き届いていて、地元で愛されていることがよく分かる。


(KG美さん撮影)
せっかくなので集合写真。(使用前)



この歯科医院の看板が琵琶湖大橋に向かうレインボーロードとの合流地点の目印。

途中、朝食食べていない人の為にコンビニに寄ったりしながら、ひたすらGoGo!WEST!!

をっと、GPS入れ忘れてた。ON!

I田さんは沖サバから1週間
M本さんは秋から故障中
H賀さんはしばらく走ってないとのことでリハビリラン
KG美さんは「速く走れないんです~」とのこと

ということで、自然と歩きも交えたのんびりペース。

突然併走していた車がクラクションで挨拶し、手前のコンビニへ



直前まで出走予定だったのだが、体調不良で走れなくなってしまったI本さんだ。

京都の方なので、何度か車で下見とかもしてくれていて、
本人も楽しみにしていたとのこと。
琵琶湖大橋手前で待っていたが、いつまで経っても来ないので
しびれを切らして探しに来たそうだ。

細かな道路情報や、店が少なくなる北部の情報を教えてくれました。
ありがとうございます。



集合写真も撮っていただく
なぜかアイドリングストップ(笑)

I本さんと別れてしばらく行くと、やっとスタート地点に到着。



琵琶湖大橋 東詰



目の前を琵琶湖が広がる。
あの先まで行くんだなぁ・・・



謎のオブジェ



この橋を向こう側から渡ってくることができるだろうか?



ここからは、この自転車道に沿って進むことになる。

飾り立てたゲートは無いが、ここが我々のスタートラインだ。

さぁ冒険が始まりです。
コメント (2)
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