気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第22回 野辺山100kmウルトラマラソン~その6~

2016年06月09日 22時46分59秒 | 野辺山100kmウルトラマラソン
あわわ、おっさんランナーブログにリンク張ったとたん
訪問者の数が桁違い
gooブログ内でも6000番台だった過疎ブログが
現在3000番台。 

怖えぇぇぇとガクブルしております。


さて、目標であるエイド以外が歩かず無事ゴールできました。
ゴールでは71kmの部でゴールした友人が待っていてくれて
ゴールシーンを撮影してくれてました。



完走メダルを貰い大満足のおっさんチョッパーの図

野辺山ベストでは無いが、エイド以外歩かなかった事に
大満足。

そのままゴール前に回り、帰ってくるランナーを待つ
途中何度もすれ違い励ましあったRUNtotoさんは20分後ぐらいに
到着できるだろう。

帰って着たランナーは笑顔が多いが中には号泣している人や
足の痛さに顔をしかめる人もいる。
帰って来たランナーに精一杯のおかえりなさ~いを叫ぶ。


しばらくするとコーナーを曲がってくる小柄なランナーが見える
RUNtotoさんだ!

「おかえり~、完走おめでとう~」と叫ぶ

RUNtotoさんもこちらに気づき・・・

(撮影、友人)
最高の笑顔を返してくれました。

これで卒業と言ってましたが
いつか一緒に完湯を目指しませんか?(笑)


そのまま帰ってくるランナー達を出迎え。
制限時間40秒前に駆け込んだ、おっさんランナーTシャツの女性もおかえり~。

そして最終ランナー。
「あと10秒!」「まだ間に合う!」「行ける行けるー」
と会場一体となり応援。
ギリギリゴール。

この瞬間が好きだな~・・・


その後は着替えて
シャトルバスで駐車場へ移動
中央道で帰宅。
高井戸インターで渋滞13kmだったが
到着するころには渋滞解消。

無事帰宅しました。


~野辺山総括~

コースはこんな感じ




高低差はこんな感じ
平らなところがほとんど無いのに加えて
ラスト10kmが意外と昇っている。



ペース表を見ると分かるが、エイドで休みすぎ(笑)

GPSデータで見ると


タイム13:19中、実際走っている時間は 11:29
実に2時間10分休んでるかトイレに並んでるかしている。
休息時間を縮めれば12時間切りも夢では無い。

やる気は無いけどね・・・


第15回大会で初ウルトラで出場
80kmで股関節が痛くなりリタイア。
現在まで大会でのリタイアはこの大会のみ。

第17回大会は申し込むも東日本大震災で中止。

第19回大会、初めてゴールするも75.5kmで歩いてしまい完踏。

そして今回第22回大会、エイド以外は歩かず完走することができました。

これで一つの区切りが出来ました。
今のところ来年出る気はなかったりします。
他にも色々出たい大会もあるし。
(今のところ・・・来年ケロッとスタートラインに居たりするかもしれませんが)

私にとって野辺山ウルトラマラソンは
ウルトラマラソン初チャレンジで初リタイアの思い出深い原点。

楽しい事も多いですが、教えられることも多いので。
個人的に秘かに「野辺山先生」と呼んでいます。



とても懐の深い先生ですから、いつでも誰でも受け入れてくれますよ。
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第22回 野辺山100kmウルトラマラソン~その5~

2016年06月08日 08時58分38秒 | 野辺山100kmウルトラマラソン
RUNtotoさんと別れ、
橋を渡り左折すると見えてくるのがラスボス
90km手前から始まる上り坂

斜度はそんなでも無いが、90km走って来た脚には辛い。

ここからはストリートビューでその嫌らしさを見ていこう。



上り坂入り口、レース時には途中に90km計測ポイントがある。
エイドと間違えると、精神的に大ダメージをくらう。



90km 11:53 

ここから10km1時間で行けばSUB13
・・・無理でしゅ・・・(泣)



小海線の高架を潜ると・・・



続く上り坂・・・
あのコーナーを曲がると



更に続く上り坂
そう、ここが怖いところは多角形コーナーになっているところ。
この画像の先のコーナーを曲がると・・・



まだ、上ってたりします。
レース中はここをぞろぞろとゾンビもどきが歩いているわけです・・・。



あのコーナーの先は・・・



をい・・・



ようやく斜度は緩くなってきたけど
今度は延々と続く直線になってきます。



しかもこの直線、最後のほうは必ず少し上っている。
先の方からその上りが見えるから、メンタル削られる事この上無い。

そして、そんな多角形コーナーが1ヵ所や2ヵ所じゃ無い。

ストリートビューは快晴だが、レース時は5時を過ぎて日が傾いてきたころ。
少し薄暗くなってきて更にテンションダウン。
私はここまで来たら、歩いてもゴール出来る時間だからまだいいが
時間ギリギリだったら、かなり心細いだろう。

92.7kmエイドがオアシスに見える。
ここでもしっかり休憩を取る。
なんとかこの区間も走りきる事が出来た。
もう、心を支えているのは、
「ここで歩いたら、今までの走りがすべて無駄!」
「ここを走りきらなきゃ、もう一回挑戦しなきゃいけない」
という脅迫観念。
そして、もくもくとゴールを目指している周りのランナー達。
エイドのスタッフにお礼をいい出発。

いつしか周りの風景は畑やビニールハウスの田園風景となる。
小海線の踏み切りを渡った後は多角形コーナーの直線路が続き
同じような風景に感覚が麻痺してくる。
きっと地獄にはコーナーを曲がっても曲がっても
延々と続く野辺山地獄というものがあるんじゃないか
などとアホな発想さえ沸いて来る。
上り坂を歩いて脚を温存しているランナーは平地で速いので
直線では抜かれていくが、上り坂で追いつく。

永遠に続くかと思われた多角形コーナー直線路だったが、
風に乗ってゴール地点のアナウンスが微かに聞こえてくる。
ああ、もう少しだ。
記憶にも残っていた最後の急な上り坂
ここさえ走り切れば残りは平地、気合を入れて走りぬく。

なんとか走りきり、完踏では無く「完走」が見えてきた。
その時、道の反対側から
「ナイスラン!」「もう200mでエイドだよ~」と
各ランナーに大きな声で応援してくれている人が・・・
「あれ?」なんと世を忍ぶ仮の姿のDやねんさん

「をを~チョッパーナイスラン!」
「なんでそんなとこいるんですか~」(笑)
「71kmで辞めました~」「すぐそこエイドだからがんばってね~」

やはりこの気候で正装は辛かったんだな~。
それでもリタイア後すぐに応援に回るなんて、なんて凄いプーさんなんでしょ。

お礼を言いながら小海線の踏み切り手前で左折。
コーナーのところには応援の人たちが「おかえり~」と迎えてくれる。

コーナーを曲がるとDやねんさんの言ったとおり最後のエイド。
スタッフが拍手で迎えてくれる。
「最後だから食べてって~、飲んでって~」大歓迎だ。
各エイドには本当に助けてもらいました。
皆様本当にありがとうございました。

ここからはちょっと遠回りだが
3kmのウイニングランだ。
45m電波望遠鏡も出迎えてくれる。
走る人、歩く人、足を引きずっている人、ラストスパートを駆ける人
皆が一つのところを目指している。

踏切が見える、電車よ今は来ないでくれ・・・。
無事通過。
胸元のファスナーを上げ、チョッパー帽の形を整える。

「おかえりなさ~い」「おめでと~」「おつかれさま~」
応援の数がどっと増える。

ラストスパートを駆け、何人かを抜いていく。

駅前、最後のコーナーを曲がる。

「pink_manさん、おかえりなさーい」
場内アナウンスが聞こえる。
両側にずらりとならんだ応援のアーチ

前後の距離を調整。
前のランナーの通過を確認してから
両手を挙げ



ゴーーーーール!!!
(友人撮影)

100km完走 13時間19分07秒
 
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第22回 野辺山100kmウルトラマラソン~その4~

2016年06月06日 16時00分57秒 | 野辺山100kmウルトラマラソン
71kmエイドで長~い休憩した後、
お尻から生えた根をブチブチ千切りながら出発。
エイド出口でスタッフが励ましてくれる。
ここから馬越峠山頂までは上り坂しかない。

ほとんどのランナーが歩く中、ゆっくりながら走っていく。

しばらく上っていると一軒の酒屋さんがある。

(ストリートビューより拝借)
私の初ウルトラで野辺山デビューだった第15回大会でここまで来たとき
既に心折れてぜぃぜぃ言いながら歩いていると
一人の女性ランナーが
「お婆ちゃん、今年も来たよ~!」
と言いながら店の中へ
店のお婆ちゃんと少しお話した後、出てきた時には手にはビール500ml缶
その場でプシュっと開け。ごくごくごくっプハァ~と・・・。
前のエイドでおつまみ代わりに、たけのこの里持ってきたと言いながら。
すいすいっ~と坂を駆け上がっていき、しばらくすると山の上から
「ヤッホ~!!」と聞こえてきました。
初ウルトラな私は余りに自由な雰囲気に呆然とした記憶があります。

その酒屋さんも前回19回大会出たときには店は閉まっており
自販機だけが動いていました。
今回も何人か利用しているようでした。
あの女性ランナー、今でもここでビール買っているのかなぁ?

この区間、次のエイドまでは苦労しました。
途中、何組かの私設エイドのおかげで辿り着けたようなものです。

74km馬越峠への入り口のエイド
公民館かと思ったら室内ゲートボール場だったのね。
ここでなんか食べた記憶はあるが、なんだったのかが思い出せない・・・

さあ、ここからが勝負だ。
前回、心が折れて歩いてしまった場所まで1.5km
たった1.5kmだ。
幸いここからは木陰が多く、暑さを遮ってくれる。
この時間帯のランナーは、ほぼ歩き。
その間をゆっくり走っていく。
何人かのランナーからは、自身も辛いだろうに
「ナイスラン!」とエールをくれる。
沿道の声援もうれしいが、同じランナーからの声援は本当にうれしい。
「あざ~す!」と答えながら走りを止めない。

にしても、まだかまだかと思ってみても
コーナーを曲がると同じような坂道が続く。
あの地点は越えたはずだと思いながらも、続く坂道にげんなりしてくる。
足がピクピクしている。もう駄目かも!?

と、思った瞬間、突然明るくなり視界が開かれる。

周りの森が全伐(斜面の木々をすべて刈り取る事)されていて
道の先に青白のエイドテントの屋根が見える。
あそこまで行けばなんとかなる!。助かった~・・・。
前回のリベンジ達成!

エイド到着。水を全身に掛け冷やす。
椅子があったので座らせてもらいしばらく休憩。
先程抜いていった人達は、少しの滞在でどんどんでていく。

峠頂上まで残り3km
ここで歩いてしまったら、今までの76kmがすべてぱぁ~。
気合を入れなおしエイドを出発する。

エイドで抜かれて行った人達を一人づつ抜いていくことでモチベーションとする。
峠が近くなり斜度が少し緩む。
目印の車止めが見えてきて、しばらくいくと応援の人が見える。
「後少しでエイドですよ~」
行けた・・・走りきった・・・。

79km馬越峠エイド到着。

私の到着と同時にスタートするRUNtotoさんが見える。
下り速い人だから追いつけるかな~?
少し補給、休憩し下り坂スタート。

下り坂で膝は痛いが、我慢できるレベル。
スピードはそれほど出せないので6分弱/kmくらい。

80km 10:45

ここの下りで時間を稼ぐのではなく、
身体を休めることを第一に考えながら、楽に走るよう気をつける。

体力消費が少なく81kmエイドは必要無いと判断しスルーする。
結果、時間が稼げた。

いつの間にか森が消え、畑が広がってくる。
畑が見えたからもうすぐ町かなと思ったが、この畑が広い広い。
畑の中をうねうねと曲がりくねった道を惰性で走る。
スピード差はあまり変わらないので同じ間隔でランナーが下っていく。

ようやく下り坂終わり。
橋を渡り川沿いの細い道を走る。
長い下り坂で脚をやられたのか、何人かのランナーは足を引きずっている。

87km川上村公民館エイド到着。

RUNtotoさんと再会。
うどんを食べていると「その胃の強さが私との差なのね」とか言っている。
聞けば50kmの蕎麦以来、ほとんど固形物を食べて無いらしい。
それでここまで来てるんだから、その方が凄い。
「野辺山きっつ~い!もう2度と出ない」
との言葉を残し先発していく。

もう一杯水を飲み出発。
この町中の道も約3kmと以外と長い。
2~300m先にRUNtotoさん発見。
歩いたり走ったりしているが、走るスピードが速いのでなかなか追いつけない。
私もいつ心が折れてもおかしくない状態なので
RUNtotoさんには悪いが、ターゲットにさせていただく。

じわりじわりと近づき併走
「ふぁいと~」と言いながら先に行く。
「ホントに膝痛いの~?」と聞かれたが
ええ、ほんとに痛いんです・・・。

橋を渡って左に曲がると
ラスボスの坂が見えてくる。
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第22回 野辺山100kmウルトラマラソン~その3~

2016年06月03日 09時00分36秒 | 野辺山100kmウルトラマラソン
50kmエイドを出発

ここまでの状況。
序盤の砂利道で足首を痛めたのか、エイドで歩くと足首に痛みが走る。
なぜか走っていると大丈夫なんだが?
松原湖までの下り坂で弱点の左膝にじわじわと痛みが出てくる。
まぁ、痛みは最初から出るもんだと思っているので騙し騙し走るが、
正午近くなってきて、とにかく暑い!!。

エイドを出るとすぐに上り坂
もう、ほとんどの人が歩いている。
私はゆっくりとはいえ、まだ走っているのでじわりじわりと抜いていく。
抜いていくのも脚を止めないモチベーションのひとつにして進む。

前方に先にエイドを出ていた、プーさんのDやねんさんを発見。
と見てると道を渡り自販機に吸い寄せられていく。
声を掛けると
「ゆだっちゃいました~」
とのこと。正装はかなりキツそう。


すれ違いゾーンの手前のエイドでは盛大に掛け水をし、靴までぐちゃぐちゃ。
一歩ごとに「ぐっちゃぐっちゃ」と音がしているが気にしてられない。

既に折り返してきたランナーは速いだけあって、皆元気に見える。
知り合いを探したが見つからず。

前回出場した時は、往路にも2ヵ所くらい私設エイドが有ったが
今回は無し。
前回、「がんばってくださーい」と叫んで励ましてくれた少年もいなかった。

記憶で、もうちょいか・・・まだか・・・を繰り返す。
この辺りからエイドの間隔は4~5kmごとになり
この暑さの中ではひたすら遠い。
膝も痛く、ここは越えても71kmでリタイアの文字が頭を過ぎる。
ここの往路で心折れた人も多いのではなかろうか?

ようやく折り返しの北相木村役場エイドに到着。
コーラを飲み干し、水を浴びる。
その後、コーラをもう一杯貰おうかと思ったら、既に売り切れ。

5分程休憩していると、RUNtotoさんが追いついてくる。
何も食べられないと言いつつ
「歩いたり走ったりしてるから、抜いてって~」と早々にスタート。
更に5分程休んでから復路スタート。

60km 7:31

知り合いのランナーを探しながら今来た道を戻る。
71km参加の友人は意外としっかりとした足取りで折り返しを目指している。
これなら完走できるだろう。
「膝が痛いので71kmでリタイアかも~?」と伝える。

いつも温かいお茶を出してくれる私設エイドでは、ちょうどお茶切れで
冷たいお水でした。野沢菜は・・・ごめんなさい食べられないんです~。

その他、知り合いには合えないまま、すれ違いゾーン終了。

63kmエイド到着とRUNtotoさんが出発するのと同時。
少し休んで出発。
まだ遠くにRUNtotoさんが見えている。
じっくりじっくり近づいていく。
RUNtotoさんのバックパックにゆらゆら何かがぶら下がっている。
よく見ると、村岡ダブルフルの完走祈願ワラジだ。
この大会への完走に掛ける意気込みが伝わってくる。
「ワラジがおっしゃれ~」と言いながら併走し、抜いていく。

70km 8:45

ランナーズアップデートでは 8:56
GPSは1kmくらいずれている。

膝は痛いし、暑いし何度立ち止まろうかと思ったが
71kmエイド前のキツイ坂道を登り切った時
リタイアの文字は頭の中から消えていた。
せっかくここまで着たのだから、たかだか後29kmがんばろうと考えが変わった。

ただ、71kmエイドではゆっくり休みたかった。

71kmエイド到着

まずはお蕎麦をいただく。ここのは茹で麺だが出汁の塩気が美味しい。

預けておいたトラバックを受け取り、日陰にどっかり座り込む。
靴を脱ぎ、足を開放。
膝周りに追加のテーピングを施す。

OS-1ジェルを飲むが、温いのでクソまずい。
貴重なミネラル補給なのでちびちびと飲みきる。
エナジーバーを齧るが、甘すぎて食べられず泣く泣く廃棄。

RUNtotoさん到着、私に気が付かず早々に出発。

何箇所かのエイドにPitinジェルが出ていたので、
ここまでポケットに入れてきたジェルは手付かず。
芍薬甘草湯は1苞服用。追加する。
最後の一踏ん張り用にベスパプロも追加。

少しストレッチしてトイレに行く。

気が付けば20分は休んでいる。

なんせ走り出したら、次のエイドまで休めないので
出発するのに二の足を踏んでしまう。

えいやっと気合を入れ走り出す。

とりあえず前回、心が折れてしまって歩いてしまった75.5kmを目指して
ゆっくりだが、確実に走り出す。
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第22回 野辺山100kmウルトラマラソン~その2~

2016年05月30日 09時20分38秒 | 野辺山100kmウルトラマラソン
野辺山で手に入れたHOKAoneoneスティンソンATR
 
慣らしの為のジムのトラックで10km程ゆっくり。
ノーマルインソールだと脚幅がキツくて痺れてくるので
付属の薄めのインソールに交換。
後半、足の甲が痛くなってきた為、クイックシューレースを外し、やはり付属のノーマルシューレースに交換。
なかなか良さそうなんで、次回のオクムでテストしてみようかと。
78km走ってトラブルなければ、その又次のムフフな大会(今年の本命大会のひとつ)に使ってみようと思う。


さて、
村長さんのスピーチをぶった切って、号砲1発。スタートしました。
スタートライン踏むまで3分くらい。
地方のフルマラソンよりスタートまでが時間が掛かるウルトラって・・・。

まぁ、今回の目標はエイド以外は歩かない事だから、最初はのんびり行きましょう。

踏み切りを渡り、長い直線。この道は順調に行けば今日の夕方には
ウイニングロードになるはず。さてさてどうなっていることやら・・・。

スタートまでが寒かったので、身体が温まるのを待つ。
昨日見学した電波望遠鏡を右手に見ながら朝靄の残る道を行く。
ぐるっとまわり直線に入ると最初のエイド。
一緒に来た友人が立ち寄っていたが、私はスルー。

先のほうの踏み切りが閉まっているのが見える。
遅くなると閉まるって聞いてたけど、こんなに早く閉まったっけ?
私が到着する頃には無事電車も通過。止まらず左折。

グレースホテルまでの直線。
それまで着ていたEXライトウインドジャケットを脱ぎ畳みポケットへ。

最初に出た15回大会の頃はこの辺りにはトイレは無かったと思うが
前回19回の時には畑の横にトイレが作られていた。
高原野菜ブランドの為に衛生面を整えたのかな?
ランナーの為の物ではないのだろうが、使わせていただいている。
何人か並んでいるのでここではスルー。
が、既に何人かの立ち○ョンランナーを目撃。まったくもう・・・。

グレースホテル横、JR最高地点到着。
坂本さんをはじめ応援の方の間を駆け抜ける。

交差点で少し足止め。
道を渡ると上り開始。
しばらく上っていると空いている畑のトイレを発見。
前は2人ほど。
待っていると続々並んでくる。
次、私の番となった時、後ろのほうから「あ~!」と言う声。
ブログ仲間のRUNtotoさんが最後尾に着いていた。
なにもこんな所で再会しなくても・・・(苦笑)
用を足し、RUNtotoさんに「先行ってま~す」と伝えレース再開。
ロスタイム4分程。

途中、八ヶ岳を撮影している友人を抜いて更に上る。
10km 1:08くらい。
そこからトレイルという名の砂利道に入る。
油断していると、足を取られグキりそうになる。

斜度が上がってくると歩く人も出てくる。
道の幅が狭くなってくるので、人の間を縫うようにして走り続ける。
軽自動車が1台通れるくらいなので、狭くて自分のペースで進めずストレスが溜まる。

スタート時も思ったが、野辺山ウルトラ、人増やしすぎだな~。
エイドも人を掻き分けないとたどり着けないし、トイレも足りない。
ウェルネスだから稼ぐ為に増やせるだけ増やしていくんだろうけど、すでにキャパオーバー。
これだけ増えたら、ウェーブスタートとか考えないとストレスばっかり増えていく。

15kmくらいで一回下る。
そしてまた上り。
ここまでくると歩きメインの人は大体抜いて、同じようなペースの人ばかりに
なってきたので、ストレスが無くなって来る。ここまで200人は抜いたか?
途中、Dやねんさんや飛騨高山でしばらく併走したセーラームーン(♂)と
併走しエールを交わす。

19.9kmのエイドには苺が出ると聞いていたが、見当たらない。
代わりにプチトマトが並んでいる。
後日、野辺山ウルトラのFBで苺からプチトマトに変更しますとアップされていたのを知る。
プチトマト嫌いじゃないが、苺とではテンション下がる・・・。

コース最高地点に到着。記念撮影で行列が出来ている。
残念ながら、遠くの景色はガスが掛かっていて富士山は拝めなかった。

少し行くと湧き水「生命の水」がある。足を止め喉を潤す。

20km 2:26

下り開始。上りばかりだったので思わずペースが上がってしまう。
5分弱でかっ飛ばす。絶対脚にくるな~とは思ったが、止まれない。
23kmの関門は意識しないまま通り過ぎる。

25kmからは上ったり下ったり、
砂利道がもうすぐ終わるってところで石に躓き転倒。
手のひらと右膝横に少し擦り傷が出来たくらいですんだ。

30km 3:27

しかし、相変わらず立ち○ョンランナー多し。隠れてやってたらまだ可愛いが
堂々とやってたりするし、エイドのすぐ横でやってたりする。
一人が藪に入ると釣られて何人かが行く始末。

35km稲子湯エイド到着。
ここで小休止することに
トイレ後、お握りとお汁粉をいただき、座り込んで休憩。
稲子湯の方が入湯券をヒラヒラさせながら
「今なら無料だよ~!入っていくとこの先楽だよ~!」と勧誘中。
この野辺山ウルトラはコース中の3箇所の温泉に入ることが出来る。
何人かは券を貰って稲子湯の建物をくぐって行くが、私は時間的余裕が無いのでパス。
いつか全湯制覇もやってみたいが・・・。

ゆっくり休むと次の1歩が辛い。
ましてこの稲子湯を出ると前半最大の斜度の坂が待っている。
「そんなに距離は無い、ここさえ過ぎれば下り坂」
と自分に言い聞かせながらゆっくり上って行く。

37kmぐらいから下り開始。
歩道には芝生が植えられていて脚に優しい。
この坂は長いので飛ばしすぎないように気をつける。
下り坂で揺れるのか、お腹が痛くなってくる。

40km 4:40

応援が増えてきてしばらくすると42kmのゴール。
荷物は預けていないので、エイドだけ寄ってスルー。

脚に優しい芝生は無くなり、アスファルトになり足が痛い。
44km地点の公衆トイレに飛び込む。
待ちは2人。
順番が来たので個室に飛び込んだが、それほどすっきりはせず。
大分擦れて来たのでワセリンを塗り塗り。
ロスタイムは9分程。

松原湖の横を抜け左折すると、唐突に上り坂。うへぇ
距離は短いのでひぃひぃいいながらクリア。

その後はクネクネと曲がる下り坂を下り続け141号線との合流点のT字路にエイド
数少ない信号に引っかかる。
狭い141号線の歩道を少し行き、右折。
小海線の踏み切りを越える。

この辺り、大会の高低図では、ずっと下りになっているが
実際は細かいアップダウンがあり、思っているよりずっと長い。
高度が低くなったのとお昼が近くになってきたので、気温がぐっと上がる。

前はこの辺りに「謎の脱脂綿婆様」が居たが、今年は確認できず。
(50kmエイドの先だったかも?)

50km 5:53

50kmエイド到着
今年は公民館が工事をしている為、小学校の校庭に変更されている。
名物の手打ちそば。少し並ぶがいただく。
相変わらず腰があって美味しい。

少し座りこんで、ここでも小休止。
Dやねんさん到着。この暑さの中、正装でも早い。
しばらくするとRUNtotoさんも到着。下りは早いからね~。

よっこらしょと重い腰を上げ
後半戦スタートです。(気分的にはまだ1/3くらいなんだが・・・)

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