気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

みちのく津軽ジャーニーランを熱く語り合う夕べ2017夏

2017年08月25日 10時48分13秒 | みちのく津軽ジャーニーラン
ちょっと時間が経ってしまったが、今年も行ってまいりました
「みちのく津軽ジャーニーランを熱く語り合う夕べ」


(SAJのFBより拝借)

やっぱり、みちのく津軽の後、これが有ってワンセットですね。

本日の衣装はみちのく津軽の中泊パルナスで着替えようと思っていたアロハ&パンツ

活躍出来なかったので、ここへ投入。
インナーは参加賞Tシャツだったけど、分からんわな。

気が付いてみれば前回から1年ぶりの澁谷(通過は除く)
たった1年だというのに駅の中も変わり、構内で一瞬迷う。

ほぼ定刻に到着。
前回は1番乗りだったが、今回は皆さん早い到着で席はほぼ埋まっている。

館山代表に挨拶すると、「ほら席はそこそこ」となぜか指定



ゲストの弘前市会議員伏見さんのお隣。

反対の隣は偶然にも大会翌日一緒に田んぼアートを観にいったM田さん。

端っこにはいつもご機嫌なH賀さん。
斜め前に青森から参加のM谷さん
向かいの2方は何度かボランティアしたときにもお世話になったスタッフの方々。

司会はすっかり板に付いたM崎嬢
乾杯の後、しばらく談笑



館山代表から(色々脱線しつつ)来年への展望を発表。

ムムム!! 
噂の500kmは!?
コース変更??
なんと250kmが○○○kmへ
えっ!?名称変更!?

などなど、この場に居た方にしか分からないサプライズがいっぱいでした。

前回と同じく一人一人から、自己紹介と大会への感想&リクエスト
思えば、今回の250kmコースはこの場で生まれたものだ。





伏見さんからのおみやげ
先日まで行われていた、弘前ねぷたの錦絵
普通ではまず手に入らないものだ。家が広ければ欲しい~。



M崎嬢手作りの津軽クイズ。
マニアックすぎて惨敗。

隣のM田さんと大会や田んぼアートの思い出話。

H賀さん&その隣のI田さんからは、今月末(おっと今日だ!!)開催する
謎イベントのお話。

弘前のM田さんとは弘前周辺の大会のお話。

スタッフさんからは、次回や他の大会のお話。

皆さんといろんなお話をさせていただきました。

H賀さんにはある賭けを持ちかけられる・・・
(忘れてますよ~に・・・)

館山代表からは「読ませる文章書くよね~」とお世辞でもうれしい御言葉をいただける。

楽しい中、解散。
ありがとうございました。



さて、ここで、今回の大会を私なりに総括

大会を主催してもらえるだけでありがたいのに、文句を言うなんてと思われる方も
いると思うけど、褒めてばかりでも成長しないので
よりよい大会にしていく為に、一意見として書きたいと思います。

完走率は50%
今回はコンディションの厳しさもあったが、関門の厳しさが原因だろう。
(リタイアした人達はピンピンしてたし・・・(苦笑))

館山代表は最低60%以上は欲しいと言われたが、底辺ランナーの一人として
いい大会と呼ばれるには70%くらいは欲しいです。

そうする為には、制限時間48時間はやはり厳しいと思う。
今回は、我々の「竜飛岬まで行きたい」と言う、怖いもの知らずのリクエストから
少ないスタッフで何とか実現していただいたもの。
正直、スタッフはランナー以上に体力、精神力を使っていたと思います。
(その努力に答えることが出来なかったのは大変申し訳無く思っております。)

なので、ある意味、今回の大会スケジュールはスタッフファーストで作られた物と
いえるでしょう。
(荷物が限られているのでSAJの大会では珍しくエイドで品切れとかもあったし。)
本来ジャーニーランなら、お店に寄ったり、寄り道したりして、旅を楽しむもの。
その余裕が今回は無かった。

又、安全面からも余裕は必要です。
他の人の記事でも、睡魔から蛇行したり、ガードレール、電信柱に追突したといった
記述が多々見られました。
まぁ、この辺りは川の道のエイドで2時間のウエイティングを義務付けているSAJなら
分かっていると思いますが・・・。

今回の宴の私の発表でも言いましたが、
今回も、数多くの地元の皆さんから「どこまでいくの?」「どこから来たの?」と
数多く聞かれました。
すぐには無理かもしれませんが、この先何年も続いていって、知名度も上がり
「おお又来たね~」「去年も居たね~」に代わっていって欲しい。

そして、地元の町内会とかの協力をお願いしてエイドなどを開いていただき
各エイドでは地元の名物とか出してもらえば
津軽の方々との交流もますます深まるのではないでしょうか?

そうすれはSAJスタッフの負担も減り、その分、エイド撤収も延ばせ、関門に反映できると思います。


その為には今後もこの大会の継続が必要ですね。

・・・やっぱり、来年も出なきゃ駄目かぁ・・・(遠い目)
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第2回 みちのく津軽ジャーニーラン250km ~翌日~

2017年08月14日 09時06分47秒 | みちのく津軽ジャーニーラン
「みちのく津軽ジャーニーランを熱く語り合う夕べ2017夏」に
行って来ました。今回も楽しかったぜ~!!
レポは次回で!!


泥のように眠り、すっきり目覚める。
ホテルの朝食をいただく。
あっさりとした津軽の朝食メニューだ。

朝食後は去年に引き続き女将さんに大会の報告

部屋で朝シャワー浴びてからチェックアウト。



駅のコインロッカーに大きな荷物を預ける。



昨年は完成間近だったねぷた、今年はまだ骨組みだけ。



弘前と言えばリンゴ

さて、これからどうするか・・・?

1、レンタチャリでりんご公園&弘前市観光
2、田舎館で田んぼアート&黒石 汁焼きそば

レンタチャリを借りる観光案内所がまだ開いていなかったので
弘南線のホームへ



ホームにジャーニーランのTシャツを着た人が。
声を掛けてみると、やはり昨日走られたランナーさん。
川の道ランナーのM田さん
やはり田んぼアートを観に行かれるとのことで、御一緒させてもらう。



20分くらいで田んぼアート駅到着。



M田さんは昨年も田んぼアートを観に来たそうで、スケジュールはお任せ。
シャトルバスにとっとと乗り込む。



田舎館村役場へ
帰りのバスの時間をチェックして。
チケット買ってエレベーターで展望台へ
3連休終わって平日だというのに意外と混んでいる。
まぁ3連休中だと1時間待ちなんだけどね。



弘前城より立派な田舎館村役場展望台。(苦笑)



今年はヤマタノオロチ伝説





よく見ると細かいところまでよく描いてある。

M田さんが警備員さんに質問している。
よく聞かれるのか、流れるような解説を聞かせてもらう。
刈入れ時にはまた違う景色が観られるらしい。





ここいら一帯では一番高い建物。展望が良い。

私は追加料金を払い天守閣へ登る



田んぼアートは天守閣下の展望台から一番良く見えるよう設計されているので
天守閣からだと細長く見える。



アートの下には使用した各色の稲穂がパレットのように植えてある。
その種類なんと13種



屋台村もある。
田んぼアート観ながら一杯ってのもいいけど、残念ながらまだ開店前。



テレビの取材中?



少し高い分、遠くまで見える。

展望台1階には過去の作品のパネルが飾ってある。



記念すべき第1作 岩木山



モナリザ



かぐや姫伝説。この辺りからぐっとクオリティが上がる。



こうなるともう芸術品



ULTRA SOULの方に捧げる。





下から望む。
たぶんレース中はこのアングルからしか観られなかっただろう。



パレットを間近に。こんなに色が違うもんか。

いい時間だったので再びシャトルバスで第2会場へ戻る。

ここでもチケットを買い展望台に登る





桃太郎伝説
横に長すぎて一枚に収まらない



なぜかダイアナさん



そして裕次郎
こちらはアスファルトアート



遠くに、藤崎のイオン 、ゴールのさくら野百貨店も見えた。

14時の飛行機に乗るというM田さんとはここでお別れ。
田んぼアート駅に戻る。



ドアのボタンを押すが開かず焦る。
一番前のドアから車掌さんが手招きをしてくれる。
乗れた~。



黒石駅到着。



こけしマンホール



カラーもあるよ。





第13CP 松の湯交流館



元銭湯だった建物を交流スペースに改装したもの
入り口が女湯なので入るときにはちょっとドキドキ







古い町並みに心癒される。



裏手にはこんな素敵な公園も。



金平成園という庭園に行ってみる。





こじんまりとした庭園だ。
のんびりしたいが、ちょっと暑い。



町中をうろうろ歩き回って



駅前のすごう食堂へ
ここは小説「津軽百年食堂」のモデルになったお蕎麦屋さんのひとつだそうだ。
映画化もされているらしいので、今度観てみよう。



つゆ焼きそば。
お店で食べるのは初めて。
店にもよって味が違うらしいので、いろいろ食べ比べたい。

駅に戻ったところ、次の電車まで時間がある。
さてどうしようとガイドマップを広げてみる。

少し歩いて



手作りアイスの店「ストキャン」へ
正式名称は須藤冷菓店

昔懐かしいアイスキャンディーいちごをいただき
店員さんとお話する。
今は昼過ぎなのでお客さんは私一人だが、昨日はかなり忙しかったそうだ。
なんとジャーニーランのランナーも何人か寄ったとのこと。
忙しくて、なんの大会か聞けず、分からなかったので気になっていたとのこと。
200k~250kの大会だと教えるとびっくりされていた。
次回、もし辿り着ければ、ここに寄ってみたいなぁ・・・。

ん?・・・次回?出るのか?オレ???



これまた懐かしい硬券に入札鋏を入れてもらう。





弘前へ戻る。
岩木山は今年も頭を見せてくれない。

弘前に着いたら、とことこ歩いてあの場所へ





昨日一緒に走ったK嶋さん。翌日にはもう働いている。スゴイ!!
動いていたら、筋肉痛も治まってきたとか。

誰かいるかと思ったら、さっきまで皆居ましたよ、とのこと
今回、ずっとすれ違い。トホホ・・・
お母様にも再会。応援のお礼を伝える。

とりあえずビール!!と注文すると
ジャーニーランナーズが呑み干してしまって品切れ!?
誰だ~!?そんなに呑んだのは~!

いいも~ん、サイフォンで入れたコーヒーも美味しいも~ん。

ジャーニーランの話や青森の他の大会やイベントの話で盛り上がる。
何年ヶ後には出たい大会も出来た。

再会を誓い、駅へ向かう。

バスで青森空港へ





テイクオフ!



さらば青森!!





無事羽田に到着。
バスで地元へ


今回の大会はほろ苦い結果になってしまったが、
新しい出会いもたくさんあったし、
ジャーニーとしては十分楽しめた。

2回目の弘前、青森だが、まだまだ観たいところもたくさんある。
(鶴の舞橋とか三内丸山遺跡とか・・・)
来年、みちのく津軽ジャーニーランに出るかどうかはまだわからないが
(それほど竜泊ラインはトラウマ・・・)
弘前にはまた来たいと思います。

竜飛岬までの幻だった企画を実現してくださった、館山代表をはじめSAJのスタッフの皆さん、
弘前城RC、あじゃらで遊ぶをはじめ津軽のボランティアの皆さん。
人懐っこく「どこまで行くの~?」と応援してくれた、地元の皆さん
そして、一緒に共走してくれた、ランナーの皆さん。

どうもありがとうございました!!
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第2回 みちのく津軽ジャーニーラン250km ~その6~

2017年08月12日 13時02分14秒 | みちのく津軽ジャーニーラン
大会から1ヶ月くらい経ってさすがに記憶があやふやになってきた。


今別のコンビニでリタイア決定。
バス停で寝て、気が付いたら3時過ぎ。
脱いで乾かしていたソックスとシューズも良い感じで乾いている。
ふやけていた足も、戻っている。
確認すると、ふやけて皺になったところに小さいマメが出来ていたけど
大きなマメや皮剥けは出来ていなかった。
最近の虫除けの効果も素晴らしく。蚊が周りをぶんぶん飛び回っている割には
刺されたのは虫除け塗り忘れた時計の裏の部分1箇所だけ。

さて、ここで夜明かししてもいいけど、始発までは時間がある。
とりあえず今別駅に行ってみる。
駅は改装中で中に入れず。横のトイレも古くてちょっと・・・。

時間もあるし、先へ進んでみる事に。
幸い身体は痛みも無く、ピンピンしている。

再びコンビニに入りホットコーヒー購入。
飲みながらコース復帰。

歩道も無く、外灯も少ない細い道だ。
時折、大型トラックが横をかすめていく。
眠気でフラフラしているときだったら、怖かっただろう。



隣町の大川平に着いたころには、空が白み始めている。



山裾には雲が掛かっているが、青空も少し覗いている。
今日は晴れるのかな?



今別のコンビニから5km弱で「道の駅いまべつ」到着。
ここはJR津軽線の津軽二股駅と本州最北の新幹線駅 奥津軽いまべつ駅がある。
北海道新幹線は去年開通したばかりなので、ここの駅舎も新しい。

始発にはまだ時間があるようだ。
駅舎の横に3人、バス停小屋に2人のランナーが寝そべっている。
その中にレジェンドG島さんを見つけ、隣に座りこむ。

実はレジェンドG島さんとは意外な共通点(笑)があり、知り合って間もないのに
親しくさせていただいている。
ここで、いろんな話をさせていただいた。
8月にG島さんが企画している大会の話なんかもいろいろと聞かせていただいた。

中の島辺りから同じようなペースで何度もすれ違ったおじさんコンビもここで
夜明かしをされたらしい。
最近知った事だが、そのうち一方はおっさんランナーズだったとか・・・!?



道の駅の立派な駅舎があるが、駅自体は無人駅。







6時19分始発電車がやってくる。



これを逃すと、次は8時37分まで無い。
G島さんは新幹線で青森まで行こうかと思っていたらしいが
皆で帰るほうがいいということで、同じ電車へ。

竜飛岬辺りでリタイアした人も、結局この電車の始発「三厠駅」で乗る他無く、
車内にはランナーも多い。

チアコスY澤さん&Y川さんコンビ、喫茶DO K嶋さんを見つけ、ボックス席で
感想に花を咲かせる。

次のCP最寄の駅「大平駅」からも何人かのランナーが乗って来る。
中には、川の道ランナーやさくら道ランナーなんかの実力者もいてびっくりする。


と、電車が突然急停車。

なんだろうと思っていると、車掌さんが車内を走り回りだす。
アナウンスで昨日の豪雨のせいで倒木があり、少し遅れるとのこと。
まぁ時間はあるし焦る必要も無いのでのんびりと構える。

車掌さんが何度か車内の往復して「いや~、昨日も止まったんですよ~」
などと教えてくれる。
やはり昨日の雨はこちらでも特殊な気候だったんだな。

しばらくして無事電車は動き出す。

やがて、乗換駅である「蟹田駅」に到着
ここでトラブル第2弾。乗り継ぎの電車が既に出発してしまったとのこと。
次の電車は9時20分まで無い。
なんとJRが青森駅までタクシーで送ってくれるという。
しかし、小さい町なので現在タクシー2台しかないので、青森から呼ぶので
ちょっと待っててねとのこと。
1台に学生さん達が乗り込み、もう一台にはランナー4人が乗り込む。
残り12人のランナーが待合室で思いがけずの交流会が始まる。

実力者のT橋さん、去年のこの大会やオクムで見かけたK村さんやI塚さん
M崎嬢とも再会、あのバイパス分岐路で迷ってタイムオーバーだったとか。

しばらくするとタクシー到着。
分乗すると、すぐにウトウト・・・。

観光では普段来る事のない青森駅西口へ到着。
ねぶだのワラッセとかある東口と違い、通用口のような小さな駅舎だ。



特急料金を支払い、「特急つがる」乗車

早くも懐かしく感じる弘前へ無事帰還。

何人かはタクシーでゴール会場へ

リタイアで体力有り余っている人達は歩いていく。
遠くに見えるさくら野百貨店の看板を目指し
「あっちかな?」「こっちかな?」とトコトコ歩いていく。
基本、こんな大会出る人達は知らない道を歩くのが大好きだ。

やがてゴール地点であるさくらの百貨店に到着。



今回辿り着けなかった場所。
去年よりちょっと奥まった場所にゴールラインはあった。

途中で記録が止まっているチェックシートを提出する。
ドロップバックはまだ帰ってきていないという。
とりあえずクッサイ身体を洗い流したい。
建物内のホテルへ入り、鍵とタオルを受け取る。

大浴場に入り、テーピングを外し、身体を洗い流す。

湯船で懇親会でもお会いしたが、佐渡1周で同室だったMさんと再会。
今回は200kmに出場、残念ながらリタイアしたとのこと。
よく行かれている沖縄の大会のお話を聞かせていただく。

お風呂からあがると、ビール呑み呑み、広間でしばらくゴロ寝

予約しているホテルのチェックインは16時からだし、お腹も空いてきていたので
時間つぶしにコースを逆に歩き出す。
昨日とうって変わって歩いているだけで汗が噴出す。

多くはないが、ぽつりぽつりとランナーが帰ってくる。
エールを送る私の参加賞Tシャツに気が付くと皆笑顔になる。
こんなにころころ変わる、しかも雨や暑さの厳しいコンディションの中
帰ってくるランナー達は強い。

途中にあったラーメン屋に入り、煮干の出汁が効いたラーメンをいただく。
やはり、大会後はラーメンの塩っ気が美味しい。

さらに逆行する。



ここにも応援看板
「ラスト1k HYNGD」 地元のRC ハニーグッドのお仲間でしょうか?



ゴール地点が見える橋に到着
しばらく帰ってくるランナー達にエールを送る。
橋の上で風が通るとはいえ、暑さでじりじり焼かれていく。
もうちょっといたかったんだが、ぼ~っとしてきたんで帰ることに。



今年も大会中はそのお姿を見せてくれなかった岩木山

ホテルに戻ると丁度ドロップバックが帰ってきていた。
一旦、退散し、タクシーでホテルへ

ホテルは昨年と同じ駅横の小さなホテルだ。
玄関をくぐると
「あらあら、こんなに早く来ると思わなかったからエアコン入れてないわ」
といいながら女将さんが出迎えてくれる。

早速、コインランドリーでクッサいウェアを洗濯。
洗濯機が止まるまで、寝落ちしないようにするのが大変。
なんとか時間どおりに回収する。

部屋でベッドにゴロンと横になったら、もう駄目。ダウン・・・


気が付いたら19時頃。

う~ん、ここからゴール地点に戻っても終わってるな~。
夕食買出しに出かける。

昨年と同じく、何食べようか迷っているうちに店が閉まっていく。
居酒屋なら開いているんだが、あんまり酒呑む気にもならん。
結局、閉店間際のデパートの地下に行き、
お勤め品で半額になった寿司やら惣菜やら買い込み
ホテルで乾杯!!。

今晩はいくら寝ても寝過ぎってことは無い
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第2回 みちのく津軽ジャーニーラン250km ~その5~

2017年08月10日 10時12分35秒 | みちのく津軽ジャーニーラン
今回は夜中の出来事なので写真ありません。

いくつかの漁村を抜けて走っていく。
日付の変わるころなので、車の往来は少ない。

油断をすると睡魔が襲ってきて走れなくなる。

このころ同じような場所を走っていたのは
おじさんコンビ、Y澤、Y川コンビ、おばちゃんランナーさん。
走っているときに追いついて、ふらついている時に追い抜かれるという繰り返し。

この辺りではあまり記憶が無く、どれくらいのペースで進んでいたのかは覚えていない。
とにかく、進んでいればなんとかなると思い、淡々と前へと進んでいた。
少し肌寒いのでレインウェアを上だけ着込んでいる。

幸い、5kごとくらいにトイレはあるので助かった。

気が付いたら意外と早く二股の道に来ていた。
追いついてきたランナーさんが「どっち行きます?」と聞いてきた。
そのまま行くほうがやや近道だが、分かれたほうにはトイレがあったので
私はそちらの海沿いの方へ。

そこを過ぎると久しぶりのコンビニ到着
う~ん、ここ寄ったはずだけど、何買ったか覚えていない・・・。
ここでおばちゃんランナーさんに追いつく。

時間が経つのが思ったより早い。
気が付いたら23時近い。
次のCPの関門は23時30分 まだ3~4kmある。

気合を入れて走り出す。

しばらく行くと、風力発電の風車の羽のモニュメントがある。
ここは地図や説明会では特に触れられていないが間違えやすいポイント。
真っ直ぐ行くとバイパスに入り、CPを通り過ぎ直接今別の駅の方へ行ってしまう。
ご丁寧に道路標識でも、直進↑青森 外ヶ浜 左折←浜名
分かりにくい地名表示になっている。
大会前の地図読みで気が付いていたから間違えなかったが、
チェックしてなかったら、ぼぉ~・・・と通り過ぎてしまっただろう。

分岐路に到着した時、バイパスの先にランナーが2人いるのが見えた。
そっちは間違いだと教えたかったが、追いかけていたら自分の関門が危うい。
自分で気が付いてくれる事を願いながら左折する。
しばらく行ったところで、すぐ後ろにいたはずの、おばちゃんランナーさんも
着いて来ていないことに気が付く。あらら・・・。

時計は既に23時は回っている。
とにかく自分は先を急ぐことにする。
結構なペースで飛ばすが、意外とアップダウンもありなかなか到着しない。
何度かお見かけしているパンダ帽を被った女性ランナーさんに追いつく。
「まだですかね~」「もうちょっとのはず」と2人して急ぐ。

スタッフが手を振っているのが見えた!。

第8CP 今別ふれあい文庫 152.3km 23時15分

なんとか関門15分前に到着・・・
しばらく息が整わない。

「関門きびしい~」と思わず愚痴ると
「そんなん皆一緒だよ~」と一言残して徳島キューティーズが入れ替わりに出発。
この人たちはこのまま淡々と完走するんだろうな~、なぜか確信する。
パンダ帽ランナーさんも早々に出発。

スタッフに「分岐路で何人か真っ直ぐ行っちゃいましたよ」と伝えると
「そのようですね、自分で気が付いてくれるしかないですね」
と厳しいようだが、限られたスタッフだし、基本自己責任の世界なのでしょうがない。

しばらくするとおばちゃんランナーさん到着。気が付いてショートカットしてきたとのこと。
Y澤、Y川コンビもギリギリ到着。
エイドはもう撤収準備に入っていてせわしない。
それもそのはず、スタッフはここで終わりでは無いのだ。
次のエイドに向かわなければならない。
このエイドではカップラーメンとかあったようだが、すでに片付けられた後。
それを見たら、やたらとカップラーメンが食べたくなる。

何人かはここでリタイアの覚悟を決めて地面でごろ寝している。
とりあえず、ここではゆっくり出来そうもないので、次のコンビにまで出発する。
次のCPまで17.6km 4時間
いつもなら行けるっしょって感じだが、実際この区間で16km2時間半ギリギリだったので、やばいかも?と思い始める。

関門に間に合わせる為にダッシュしたツケが廻ってきて走れない。
コンビニまでの1.2kmを歩く
途端に迫り来る睡魔の嵐。
ふらふら蛇行やカックン膝折れしながらとぼとぼ歩く。
この先の次のCPに向かう道は歩道も無く狭い
身の危険も感じ、この歩いている間にリタイアを決めていた。

前からミニーちゃんことK畑さんが走ってくる。分岐を間違えたそうだ。

コンビニ到着。
カップラーメン購入。
コンビニ前に座り込み、食べる。めちゃうまい。
Y澤、Y川コンビもコンビニ前で座り込む。2人はとりあえず次の駅までは行くそうだ。
おじさんコンビは先の道へと消えていく。まだまだ諦めていないようだ。
目の前をミニーちゃんが走っていく。時間外でも完走を目差すらしい。

気が付くと既に日付は変わっている。
もう頭の中は眠い眠い眠いしかない。
コンビニの横に立派なバス停小屋があった。
中に入ると誰も居ない。
濡れた靴も、靴下も脱ぎ捨てベンチに横になる。
最後の意識で虫除けだけは塗り捲る。

そして意識消失・・・。


次目覚めたら、3時回ってた・・・
リタイア確定。
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第2回 みちのく津軽ジャーニーラン250km ~その4~

2017年08月06日 08時04分34秒 | みちのく津軽ジャーニーラン
小泊のCPを出発。
集落を通り過ぎると九十九折の坂道が現れる。
当然歩き倒すが、意外と長い。

竜泊ラインと合流してから峠を越えると海岸沿いまで下っていく。



このころ第3次睡魔が襲来。

道の駅に到着。
親子連れが多く居て、何かと思ったらビーチサッカーの試合をやっている。
ほぼ同時に到着したランナー2組
わんど辺りから時たま擦れ違ってきた、
チアガール風のコスのY澤さんとY川さんコンビと
おじさんコンビ。
揃ってゆとりの駐車帯のあずま屋でごろんと横になる。
私も別のあずま屋でごろんと横になる。
そのまま、すう~っと眠りに着く。

ふっと気が付く。あれ?どれくらい寝てたんだ?
時計を見てみると10分くらいしか経っていない。
それでも頭はすっきりしていた。
目の前に地元弘前、喫茶DOのK嶋さんが立っている。
やはり睡魔に襲われているようだ。
私と入れ替わりであずま屋のベンチに寝そべる。

ビーチサッカーの為、路駐している車列の横を通り過ぎると
いよいよ最果て感が強くなる風景に入り込んでいく。

前には、レジェンドG島さん、Y澤、Y川コンビ、おじさんコンビが見える。
平地では私の方が速いようで、やがて追いつく。
擦れ違いざまにY澤さんにどれぐらい横になってたか聞いたら、
やはり5分くらいで眼が覚めたようだ。



岬に近くなってくると奇岩が増えてくる。



滝が見えたので、これが七つ滝かと思って、「意外としょぼい」と思ってたら



こっちでした・・・。





16時をまわっていて、時折雨も降るのでレインウェア着てても肌寒くなってくる。



出た!熊注意看板。念の為熊鈴を取り出す。



と思ったら、猿が出た!



これは別の猿。見張りをしているようだ。



よく見ると、斜面が猿山になっていて、母猿、小猿もいっぱい居る。
警戒心が無く、カメラ向けても無関心。
これが、最北端に居る野生の日本猿なんだな。



陽がだいぶ傾いてきている。



半島に雲が当たり流れていくのが見える。雄大で美しい。



と思ったらリアルな熊看板。
別の場所では一昨日の目撃情報も・・・。ガクブル

岬の峠を過ぎると一旦下り。
前を行くグループに追いつく
T口夫妻を含む、レジェンドG島さんの友達のグループのようだ。



そして、ここから登り地獄の始まり。
かなり上の方まで坂道が続いているのが見える。
しかし、見えているところが終点では無い・・・。



しばらく海とはオサラバです。



いつ、ある日熊さんと出会ってもおかしく無い風景。



他のランナーのブログやFBで皆ここの写真撮ってたのには笑った。
よほど印象に残っているに違いない。

歩くのは遅いので、さっき抜かした人達、皆に抜かれていく。
チアコスのY澤さんが登りの歩きが速くてびっくり!



これだけ登ってやっと半分くらい。
晴れているなら絶景なんだろうが、私には既にトラウマレベル。



霧が出てきた。
T口夫妻が立ち止まっている。
奥さんが眩暈がするという。しばらく休んでいくとのこと。

歩いていると睡魔が襲ってくる。この間は何度も立ち止まる。
ぼ~っとしていて余り記憶が無い。



ようやく眺瞰台に到着。



その名とは違い、霧で視界が悪く、白い世界が広がる。

道は下りに入り、走ることが出来る。



斜面一面に黄色い花。霧に包まれ幻想的だ。



がんがん下っていくと霧が晴れてくる。



風力発電の風車が何本もそそり立っている。
レジェンドG島さんに追いつく。



海が見えた!遠くにぼんやり島影のようなもの・・・あれはもしかして!?

下りが終わると再び登りへ。
既に竜飛岬の公園内ではあるはずなんだが、ここからが長かった・・・。



竜飛岬の碑へ到着。
しかし、灯台はまだ高台の上に見える。



有名な「津軽海峡冬景色」の歌碑
私、これは灯台の横にあると思ってたから、最初わかんなかった。
ボタンを押すと、19時まわっているというのに大音量で流れ出す演歌。
たまたま同時に到着したランナーと
「ご覧あれが竜飛岬・・・」とワンフレーズ歌います。


竜飛漁港を望む景観を堪能。

その先にスタッフが待っていてくれて、
「この先の灯台横の展望台まで行ってきてください」と誘導してくれる。



酷道ファンの間では有名な階段国道をヒィヒィ言いながら上って行く。



灯台の横を通り、



展望台到着。
津軽海峡が一望出来、遠くには北海道が望める。

気分的にはやった~!辿り着いた~。
てな感じで、ゴール同然の気分になってしまった。

いかんいかん、まだ途中だし、関門も迫っている。

階段を降り、先ほどのスタッフに
「ゴールした気分になっちゃいました」と告げると
「皆さんそうおっしゃいます」と笑っていた。



そのまま階段国道を降りていく。



降りていくうちに、みるみる辺りは暗くなっていく。
階段の両脇には紫陽花が囲んでいたので、明るかったら綺麗だろう。

町中へ降り、CP到着。

第7CP 竜飛地区コミュニティセンター。 136.0km 19時56分

建物の前で、T口夫妻を発見。いつの間に先行されたのかと驚くと
リタイアしたとのこと。残念。
徳島キューティーズ&M崎嬢は入れ替わりでスタートしていく。

エイドには多量の割り箸ゴミがあったので、なんか食べ物あるのかな?と聞くと
既に、うどんが売り切れてしまったとの事。
SAJの大会では珍しいことだが、少ないスタッフで何箇所も掛け持ちして
廻っているので、持ち運べる荷物の限られている。
手持ちの食料とかもあるので空腹にはなっていないが、気持ち的に残念だ。
まぁ遅いオイラがいけないのよ。

屋内では何人も仮眠している。
ここのCPの関門は21時
ギリギリまで休もうかと思い横になるが
蚊が飛び回ってるわ、子供も飛び回っているわで落ち着かない。
睡魔に襲われている時ならすぐに眠れるんだろうが、時間も気になるしで
5~10分横になったくらいで出発することにする。
眠くなったら、バス停ででも仮眠すればいいや。

次のCPまで16km 2時間半で行ければ間に合う。
普段なら余裕な時間だが・・・。
すっかり暗くなった道へ走り出す。
コメント (2)
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