気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

T.O.F.R.2018~アフター~

2018年03月05日 12時26分19秒 | T.O.F.R
感動?のゴールから、明けて翌日。

ホテルで無料朝食券をもらったが、それは使わずチェックアウト


空は今日もどんより・・・沖縄の青空は拝めないのか?

ゆいレールの旭橋駅で1日乗車券を購入。

一旦、那覇空港へ向かい、コインロッカーに大きな荷物を預ける。
観光案内の地図を数枚ゲット

そして



空港の開店直後の売店で朝ごはん。
やっと食べられた沖縄そば。



身軽になったところで、再びゆいレールで那覇の町へと引き返す。
車内は外国の方多し、中国語、韓国語、英語が飛び交う。
終点首里駅へ



無計画だったが、取りあえず首里城へ



先端が特徴的な石垣。



守礼門

重い足にはキツイ坂道を上がっていくと





木曳門
どことなく南米の遺跡を思わせる、かっちりとした石組み。



奉神門
ここから先は有料です。



正殿
塀で囲った中庭のあるスタイルは、やはり中国の影響が強い。



細工も見事。



龍柱



上から見下ろすと、正にラストエンペラーの世界。









意外にも中には書院や庭園もあり落ち着く空間。



玉座





一階から現れる仕組み。



古い石垣が保存の為、地下に残されている。



石垣の曲線が面白い。



ミニチュア。本当にラストエンペラーの世界。













それにしても石垣が楽しく、見てて飽きない。



中庭に群れでいた綺麗な青い鳥
人を恐れていないのか、結構近くまで寄って来る。
後で調べたらイソヒヨドリという種類らしい。



実は期待してなかったけど、結構楽しんじゃいました。
朝は人も少なかったけれど、時間が経つにつれ、外国の方が多く訪れてきました。

時間もあったので、少し足をのばして



王族のお墓、王陵まで





南米ともアジアとも思える雰囲気。
ここは静かでした。


首里の住宅街を歩き、儀保駅で乗車。

旭橋駅へと戻る。
時刻はお昼前。



やはり、那覇に来たからにはここは外せない!

正午前だというのに席は満席
しかし、待ちは2組だけだったので、すぐに席に案内される。

見まわすと、昨日一緒に走った、SさんとSS木さんを発見
既に食べ終わって満足げな表情。
帰り際に又の再会を誓う。



アメリカンな店内。
迷わず一番大きなテンダーロインを注文。



来たわ~~~~!!
ミディアムレアを注文したが、もう少し焼いたほうが良かったかな?・・・。
最初にステーキソースで食べたが、ん~?
結局、塩、胡椒が一番美味しかった。

さて、腹も満ちたし、どうしようか?

時間もあるし、ぶらぶら歩く。
足はいつのまにか海へと向かう。





さすがに那覇だと、広い砂浜が広がるビーチは見られない。
海沿いにのんびり歩く。
空はようやく青空が広がってきた。





上に見えるのはお宮だろうか?



白い砂浜にウェディングドレス。ステキだわぁ



波上宮という崖の上にある神社だ。
最近外国の方に人気らしく、この日も大勢いたなぁ。

そこから階段を下りるとすぐに



こじんまりとしたビーチ



景色的にはあまり良くないが



海の色は沖縄のブルーだ。

この先どうしようか?国際通りでも観に行くか?
と、地図を広げたら、ある施設が目に飛び込んできた。

よし、ここに行こうと、打ち上げ会場のリオの近くを通り過ぎ

ゆいレール県庁前駅から乗車



おもろまち駅で下車。



だだっぴろ~い通りを歩いて行くと



巨大な遺跡のような建物。
入り口が小さいな~と思ったら、こっちは裏口でした。



正面はこんな感じ。

ここは沖縄県立博物館・美術館
通称「おきみゅー」

博物館では、常設展で沖縄の過去から現在の移り変わりや、中国や本土との係わり、
琉球王朝の文化などの展示があり
午前中に首里城を観ていたので、その背景にあるものをより詳しく知ることが出来た。

さて、そろそろ空港に行ってもいいけど、まだ時間がある。
そうだ!あのお店に行ってみよう。
早速スマホで検索。駅から600mの所にあった。



なんて読むのかと思ったら、そのまま「エイ アンド ダブリュー」だそうだ。
この店は沖縄でしか見た事が無く、レース中にも気になっていたんだよね。



まんまA&Wバーガーをチョイス。
クリームチーズとかサンドされてて、美味しい。
カロリーは高そう・・・(後で調べたら644Kcalもあったよ)

大満足で空港へ。

コインロッカーの荷物を取り出し、搭乗口へ。



待ち時間にトドメの一杯(笑)



乗ってしまえば、あっという間に羽田着。


さて、長らくお届けしたT.O.F.R.2018レポート
これにて完結であります。

レポは完結したけれど、今回知り合った人達との繋がりは完結ではありません。
これを機会に連絡を取っていたり、別の大会でも再開できそうです。

そして、やっぱりいつかは沖サバへ・・・・

新たな友人達に新たな目標

収穫の多い、楽しい旅路でした。

ご拝読ありがとうございました!
コメント (4)
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T.O.F.R.2018~3日目 69km~後編~

2018年03月02日 16時39分21秒 | T.O.F.R


嘉手納突入!



那覇まで22km、ゴールまで24km

柵の向こうは米軍基地。



この先ずっ~と米軍基地





沖縄の精霊、キジムナーの見守る中
英語交じりの看板が舞う、不思議な町中を駆け抜けていく。



北谷町突入。

50km 6時間21分

この辺りでモーレツに腹が減って、コンビニに入る。
フライドチキンを食べるもまだ足りず
もう1回、別のコンビニに駆け込み、肉まんゲット。



少し先で宜野湾市突入。
現在色々とHOTな街だ。

伊佐(北)交差点に到着。
地図に従い右折しようとすると
後ろからきたN田さんが左折じゃないですか?と聞いてきた。
再び地図を確認していると、更に後ろから来た、この大会に何度も出ているSさんが
右折だよ~と教えてくれる。

しばらく3人で進むが、気が付くと私が先行していた。



宜野湾市にはベイスターズのキャンプ地があるようだ。

歩道の工事で左の歩道に移動する。



工事区間が終わり、右の歩道に移ろうとするが、信号がなかなか変わらない。
その先にはエイドがあり、手を振ってくれているが、そこへ辿り着けない。



ここにもご丁寧に矢印を付けていてくれる。

やっと信号が変わり、エイドに飛び込む。



58.2km 牧港
ついに最後のエイドだ。

CPのタイム計測 7時間42分

時刻は13時52分 残りは10.8km 
まぁ半分歩いてもゴールは出来そうだ。
ラストはゆっくりとこの3日間を噛み締めながらゴールしよう。
安堵感からスタッフとの会話も弾む。

・・・・
ん?何かが引っかかった・・・

13時52分・・・・何か忘れてるような・・・

あ”~~~~~~~~~~!!

土佐乃国のエントリー忘れてた~~~~!?

実はこの日、5月に開催される土佐乃国横断遠足のエントリーが正午から開始されていたのだった。
もちろんその情報は知っていたので、今回のレース中にエントリーしようと思い、
必要な情報のメモも持って走っていたのだ。
知らない街を走る楽しさに、すっかり忘れていた。

すぐさまスマホで土佐乃国のFBページを開く。

いきなり血相の変わった私を見て、美人スタッフのM田さん(後で分かったことだが現役オスカーのモデルさんだそうだ)が「どうしたの?」
同じ超ウルトラランナーのヒゲのU井さんは事情が分かると「今、他のレースのエントリー中」とニヤニヤ
M田さん呆れる。
その間に2人程、到着し出発していく。

・・・どうやら、エントリーのフォームに問題があり、混乱している様子。
FBページからのエントリーも受け付けるとのこと。
しかし、中間地点ならともかく、残り10kmになって、ちまちま入力していられない。
「出たいですが、1時間半待っててください」と書き込み、脱兎のごとく駆け出す。
これで駄目ならしょうがない、諦めるしかない。

余韻も何も無い、一刻も早くゴールしなければ。

実は土佐乃国横断遠足は諸事情により今年から運営母体が代わっている。
これは急に決まったことで、一時は中止かとも思われていたが
徳島のランニングチーム、ULTRA SOULの総長、Y北さんが
よっしゃ!!ならば私が引き継ぎましょうと、一肌脱いでくれて開催が実現したもの。
只でさえエントリーフォームのトラブルで大変なY北さんにこれ以上ご迷惑を
掛けるわけにはいかない。
自然とスピードが上がっていく。

しかし、那覇に近づくにつれ信号は増えていく。
ストップ&ゴーを強いられ気ばかり焦る。

60km7時間57分

先発した2人のランナーに信号待ちで追いつく。
後ろから突然現れた私を見て驚いている。
「最後なのに凄いスピードですね」
「いや、飛ばすつもりは無かったんですけど、尻に火が着いちゃって・・・」
信号が変わると同時に飛び出す。

別の信号待ちでスマホチェックするとY北さんから返信
「あと3人ですよ~」
さらにスピードアップ!

ここにきて6分/kmを切るラップも出てくる。

やっぱり最後は気持ちだね。
心の力って凄いな~と実感。

写真撮っている暇も無く、いつの間にか那覇市内に突入していた。
ますます信号も人通りも多くなる。

高いビルが増えてきたな~と思っていたら、宿泊先を探している時に
見かけたホテル発見。本当にもうすぐだ。

やがて前夜祭の時通った見覚えある道へ。

泉崎の交差点の歩道橋で左側の歩道へ移る。
頭の上にはゆいレール

ホテルのある旭橋駅を過ぎると



帰って来たぜ~明治橋

橋を渡ると左折。

ちょうどY崎さんが帰るところでハイタッチ!!

ユースホステルの入り口を入ると
スタッフが拍手と歓声で迎えてくれる。


(大会FBより拝借)
ウイニングロードを駆け抜け


(大会FBより拝借)
「ピッ!」とな

ゴーーーール!!

(あ、座っているのは演出です。実際は機械をスタッフさんが抱えて来てくれます。)

69km 9時間00分44秒

9位(完走27人中)


T.O.F.R.2018 3日間ステージ
31時間55分02秒

総合10位 (3日間完走24人中)



荷物を降ろし、一息つく。
乾杯したいところだが、ユースホステルにビールは売っていなかった。
常連さんはゴール前にコンビニで購入してくるらしい。

をっと!、のんびりしてられない。
スマホを取り出し、土佐乃国FBページを開き、メッセンジャーから必要事項を記入していく。

その間にも次々ゴールしてくる。
出迎えたいけど、すいません、余裕がありません。

ようやく入力終了。
ふぅ、やることはやった・・・、これで間に合わなかったら、すっぱりと諦めよう。

何人かのゴールを出迎え、健闘を称えあう。

ここでもシャワーを使えるそうだが、どうせならゆっくりお風呂に浸かりたい。
打ち上げの時間も迫っていることだし、一足先においとますることに。

初日にも泊まったホテルまで向かう途中で3人のランナーとすれ違い、エールを送る。
土佐乃国FBには、14時に定員となり受付終了したとの記事。
どうなったのだろう?ドキドキ

ホテルに着くと早速お風呂へ。
その間にランドリーで洗濯も終わらせてしまう。

生まれ変わったところで、再び外出。

土佐乃国FBでエントリー者発表!
果たして・・・

定員70人中70番目でエントリー成功!
Y北さん、ありがとうございました!!

たらたら歩いて打ち上げ会場へ。



またしても「リオ」

打ち上げ開始時間は17時だったが、30分の遅刻。
ゴールの制限時間が16時10分だったので、集まっているのは1/3程度。



軽く腹ごなししていると、徐々に賑やかになってくる。
初日の緊張感は無く、ランナーもスタッフも一緒になって盛り上がっていく。



総合優勝スピーチ
3日間ステージ、総合優勝は女性のSS木さん!!
禁酒して挑んで掴んだ優勝だそうだ。
久しぶりのビールは止まることが無い。

いつまでも騒いでいたかったが、飛行機の最終便に乗らなきゃいけない人達などいて
少しづつ人が減っていく。
私もさすがに疲れが出てきて、引き上げることに。

途中、国際通りを眺めたりしながら、ホテルへ帰る。

3日間の旅路を思い出しながら、大満足で夢の中へ・・・・
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T.O.F.R.2018~3日目 69km~前編~

2018年02月21日 09時44分51秒 | T.O.F.R
早いもので大会から1ヶ月以上経ってしまった。
間に東京マラソンとか挟んじゃってるから、
記憶がどんどん飛んでいく~



昨日に引き続き4時半起床
昨日から降り続いている雨は止んでいない。
天気予報によると日の出前には雨は止むが、風は強いようだ。
レインウェアの上着だけ着込んでおく。

今日で名護ともお別れだ。
準備の後、荷物をまとめる。

1階に降りると、荷物を宝くじ号へと積み込む。



3日目ともなればランナー、スタッフでワイワイと騒がしい。
一足先に海岸線を見てきたスタッフによると、雨と風でかなり寒いようだ。

スタートは10分遅れ、これぞ沖縄時間。



まだ雨が降っている中スタート。



3日目は69km
約70kmと3日間では一番短いが、
制限時間は10時間と疲れた足にはちょっと厳しい。

海岸沿いの道に出るまでは信号ストップが多く、
すっかり顔見知りとなったランナー達とワイワイ進む。
速く行こうぜ~というより、皆でゴールに辿り着こうぜ~という雰囲気。

海岸沿いに出る
強風を覚悟はしていたが、意外と吹いていない。
信号は少なくなり、自然とランナー間も広がってくる。

1日目の最終エイド前を通り過ぎ、すぐ横に海がある通りに入る。
まだ夜明け前だが、幹線道路なのでトラックなど交通量は多い。

夜明けと共に雨は止んできた。
走っていると暑くなってきたのでレインウェアは脱ぐ。

しばらく行くと7.7kmのエイド「許田道の駅」。
車道を横断しなければならないが、歩行者用信号がなかなか変わらない。

やっと変わって横断する。
念の為トイレに行っておき
(ずっと海沿い走行の為、この先トイレが少ないと思われる)
エイドに行き「27番で~す」と告げると

「あ、チェックしてないや、忘れてた」

う~ん・・・この緩さがいいけど・・・
チェックしてると思って、長い信号待ち待ってたんだけどな~
まぁまだ序盤だし、のんびり行きましょう。



信号待ちの間にパチリ
雲は厚い。風はそれほど強くは無い。
TOFR3回目の出場で初完走に燃えるY井さんとスタート。
しばらく併走する。
トイレの間に先行された北海道のMさんに追いつく。
Mさん、今日は気合が入っている。

沖縄自動車道の入り口横では、数日後に行われる名護市長選の応援の方が
ずらりと並んで旗を振っている。
さすがに沖縄の選挙戦は熱い。

インターを過ぎるとアップダウンの道が現れ、いつしか一人旅に。

10km 1時間13分





曇ってはいるけど、美しい沖縄の海を眺めながらしばらく行くと
13.6kmのエイド かりゆしビーチ

前のエイドから6kmくらいしか経ってないので、
水分のみで出発しようと思っていたら、
「湯豆腐いかがですか~?」
なんですと!?これはいただかなければ!!


(大会FBより拝借)
よだれ垂らしているところを激写されてました・・・。
寄せ豆腐風の湯豆腐、天然塩を振掛けるとすんげ~うんめ~!!
思わずお代わりもいただいちゃいました。



やけにリアルなマグロの看板。歯が怖ぇ~よ。

淡々と走り
20km 2時間19分

20.4kmエイド 安富祖コンビニ

そこを出ると、すぐに右折ポイント。
後ろから来たランナーが「真っ直ぐじゃないんですか?」と聞いてきたが
すぐに、「矢印がありました~」と着いて来る。



間違えやすいポイントには、このように白い矢印(小麦粉)で誘導してくれている。
スタッフの労力には頭が下がる。

ダイヤモンドビーチや、賑やかなショップが立ち並ぶ通りをすぎる。







この辺りには巨大なリゾートホテルが建ち並ぶ。

30km 3時間31分



「おんなまつり」
ををっ!! 寄ってみたい・・・



「おんなの駅」・・・ムムム・・・
・・・分かってますよ、「恩納祭り」「恩納の駅」だってのは・・・
しかし、疲れた頭に妄想が膨らむ・・・

そろそろ次のエイドがあるはずなんだけどな~・・・と地図を広げていると
またも後ろから現れたF澤さんが
「すぐそこですよ~」と追い抜いていく。
2~300mでエイド到着

33.6kmエイド シーサイドドライブイン



やったー!カップ麺がある~!



昨日食べそびれた塩ラーメンをいただく。

SさんやMさんも到着。

エイドを出発



いかにもリゾートって感じの道を進むと



ををっ!「おんなの駅」!
再び膨らむ妄想・・・もんもんもん・・・
残念ながら、コースから外れているので寄れなかった。

それにしても恩納村広いわ~



キーポイント山田交差点。ここは直進。
沖縄サバイバルはここを右折し残波岬を目指す。かなりの大回りだ。
(逆回りですが・・・)



このコース唯一の長い上り坂



逆バンジーなる謎の施設を横目に見ながら



上りは続く。



ピークを越え、やれやれと思っていると、橋の上で突然のスコール。

泣きっ面に蜂で再び上り坂出現。



長かった恩納村に別れを告げ、読谷村突入。
雨はすぐ止んだ。
2つ目のピークを越える。



と思ったら、嘘ピーク!



更に嘘ピーク(泣)

やっと下り坂に入る。

40km 4時間56分

通りは山の中から町の風景へと代わって行く。

40.7km 読谷村エイド到着。

すっかり顔馴染みとなったスタッフにホッと安らぎを感じる。
スコールで冷えた身体に、手作りのお味噌汁が染み渡る。

エイドを出発すると、すぐに嘉手納突入。





那覇まで22kmの標識、
ゴールまでは24km程

この旅も終わりが近づいてきた。
うれしいような、寂しいような・・・
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T.O.F.R.2018~2日目 89km~後編~

2018年02月18日 21時47分59秒 | T.O.F.R




ワルミ大橋の写真、まだあった。



遠くにさっき渡った古宇利島大橋
こんなに小さく見えるほど登って来た。

50km過ぎて、今帰仁の市街地に入るとすぐにエイド。
紙コップに入った焼きソバをいただく。
美味しかったので、もう一個いい?と聞くと
これでラストなのでダメ~! とのこと残念!!

そこへ一台のマイクロバスが入ってくる。
リタイア者を運ぶ通称宝くじ号。
乗ってく人いる?と聞かれるが、この時間にこのエイドに到着しているなら
時間的には大丈夫でしょ。
宝くじ号には8人程乗っているとか。

今帰仁の町中を走っていく。



ダチョウランド!?
ダチョウに乗れて、触れ合って・・・食べられるらしい・・・



そして・・・



なんじゃこりゃ~~~!?



公園らしきところにいる、無数の人形
う~ん、今帰仁村恐るべし。



しばらく行くと本部町
雨が降ってきた。



時折現れる畑。
沖縄特有の電照菊の畑だ。
夜は赤い光が綺麗らしい。

60km 7時間55分

具志堅西の交差点を右折。県道114号に入る。



正面に奇妙な形をした山を持つ島が現れる。
名護沖に浮かぶ伊江島だ。



美ら海水族館のある海洋公園の駐車場に到着。
と言ってもここは一番遠い駐車場。
この公園、端から端まで2km以上ある。
しかもこの辺り、結構アップダウンもある。



メインゲート前通過。
道は下り坂となる。

下りきったところのコンビニに67.9kmのエイド。

しばらく前からなぜだかハムサンドが食べたくなっていたので
コンビニに入ったが、無いので替わりにタマゴサンドを購入。
ホットコーヒーも買って、長めの休憩を取る。

何人かに先行されるが、慌ててもしょーがない。

十分補給して出発。

雨と風はだんだん強くなってきている。



これから向かう瀬底大橋が見える。
雨と風で霞んでいる



その前に本部大橋



思ったより風も無く、ホッとする。

70km 9時間42分



本番、瀬底大橋。
直前の電光掲示板によると、橋の上は風速8~10m ヒィ~!

ぶっ飛びそうなので、帽子とゼッケンベルトはバックにしまう。

覚悟を決めてGO!!

うぉぉぉ~身体が斜めになる~
雨はそれほどでもないが、風で真っ直ぐ進めない。
一瞬、風がフッと止む。おっとっと
身体が左へ振られる。
と、次の瞬間、左から強烈な風が叩きつけられる。
脱力した瞬間だっただけに、たまらない。
車道に飛び出しそうになる。

なにが起こったんだ?
よく見ると欄干のアーチで風が遮られている。
それで一瞬の真空地帯が出来ている。

アーチの根本はもう一つ
気をつけて行くが、風が止まると、海に落ちそうになり
吹き付けると車道に弾き出されそうになる。
なかなかに怖い。

ファッショナブルなHT野さんとすれ違う
「怖いよ~怖いよ~」とハイタッチ

肝を冷やしながら橋を渡りきると、すぐに72kmのエイド


(大会FBより拝借)

恐怖の橋を渡った後の、このエイドは天国に思える。
暖かい味噌汁も用意してくれていたが、前のエイドでゆっくり休んだので
すぐに出発することに。



再び恐怖の橋をフラフラしながら戻っていく。

海岸沿いに走っている分には風はあまり感じない。
ゼッケンベルトを付け直す。
帽子は濡れてるし、陽射しもないのでしまったままにする。

ファッショナブルなHT野さんに追いつく。
「寒くないんですか~?」と聞かれるが、
走っている分には気にならない。





少しの間、雨が止み、雲の間からは青空も見える。



80km 10時間59分

もう一息だ。

名護市街地に入る少し前に、バイパスから別れ、路地のような道に入る。
Sさんに追いつき追い越す。



85.9kmのエイドに到着。

残り3km程、小休止で出発する。



あけみおSKYドームが見えてくる
この向かい側には、もう一つの宿泊先であるホテルがある。
こちらに泊まっている人達は、そのまま帰りたくなるだろう。

道がぐっと広くなって、あれ?って思ったら、左折ポイントの宮里3丁目。
矢印が無ければ間違えるところだった。

昨日と同じウイニングロード



スーパーホテルを見てこんなにホッとするとは思わなかった。

ゴール直前にSさんに追い抜かれる。
スピードはSさんの方が速いので、無理することもないと思い
後に続いてゴール!



89km 12時間8分34秒
9位(完走29人中)

「昨日と違うポーズで!」
とのリクエストで舞い上がって、つまらんポーズに・・・
頭の反射神経が欲しいぜ・・・。



昨日に引き続き、1人乾杯!

昨日より遅い到着なので、19時のお風呂まですぐ。
タイミングよくコインランドリーが空いたので
洗濯中にお風呂に浸かる。

後半ぐらいから左膝が痛くなってきていたが
よくみると少し腫れている。

外は雨が降り出してるし、今日はあまり遠くまで行きたくない。

近場のラーメン屋に行く事に。

塩ラーメンが食べたかったが、メニューに無い・・・
しょうがないので、次にあっさりした醤油ラーメンにする。



チャーハンも付けたが、疲労が溜まった身体にはちょっと多かった。
まぁ完食しましたが・・・。

コンビニで次の日の朝食を調達
雨は止む気配は無い。

痛む左膝にキネシオテープを巻いて、リンパの流れを良くしてみる。

昨日に続き、脚を挙上して10時過ぎにはおやすみなさ~い
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T.O.F.R.2018~2日目 89km~前編~

2018年02月14日 17時36分33秒 | T.O.F.R
さすがにぐっすり眠れました。

4時半頃起床。
前日買っておいたパンを頬張りながら、用意を始める。

足を挙上して寝たおかげか、浮腫みもほとんど無い。
今日は雨の予報も出ていることだし、0.5cm大きいシューズは明日に取っておくことにして
昨日と同じシューズで行く事にする。

スタート15分前に1階へと降りる。




ぞろぞろと集まってくる。
スタッフの皆さんとも昨日で顔見知りになっているので
和やかな雰囲気だ。

6時一斉スタート!

まだ夜が明けない、暗闇の中、走り出すランナー達。
残念ながら、3名のランナーはスタート出来なかった様子。

昨日と違い、速い人達はどんどん前に出て行く。



しばらくすると、夜が明け始める。



仲尾次の交差点。まずはそのまま北上。
そこで第1エイド、7.4km
まだ暗い中ありがとうございます。



海岸沿いを走っていると、夜が明ける。
まずは大宜味の道の駅を目指す。



対岸には、この後向かう古宇利島が見えているのがなんとも・・・。
10km 1時間12分



昨日の沖縄の町並みと違い、海や海岸を堪能する。



昨日より陽射しは厳しそうだ。

1位のSS木さんが折り返してくる。
何人かとすれ違い、大宜味道の駅のエイドへ。

19.5km すでにほぼ20kmなんか距離感覚がおかしい。

まだ涼しいので補給もそこそこに折り返す。

折り返してから、すれ違うランナー達にエールを送る。
H賀さん、Mさんも順調そう。

20km 2時間22分



右手にずっと古宇利島
橋も長いな~



なんか伊豆みたい。



昨日と違い、海も輝く。

30km 3時間34分
すでに30kmも走ったの?残り60km弱しかないの?
てのがその時の感想。

行きも利用した第1エイドに戻ってくる。

沖縄ソバの麺を使ったゴーヤ入りナポリタンをいただく。
朝食がパンだったので、そろそろお腹が空いてきている。
やっぱ米の方が腹持ちがいいな。



橋を渡り、島巡り突入
まずは奥武島



昨日は一輪しか見かけなかったハイビスカス。
この島では街路樹で一杯。

街路樹といえば、大きな実がゴロゴロ落ちている街路樹があちらこちらにある。
この実が大きくて固いため、不用意に踏むと、痛いし、躓きそうになる。
形から、まさかアーモンド?と思っていたが、帰ってから調べてみると、
モモタマナ(コバテイシ)という木であった。
実の中の仁を炒って食べるとアーモンドの味がするそうだ。
似ているわけだ。

小さい奥武島はあっというまに通り過ぎる。



再び橋を渡ると



屋我地島上陸

上り坂を登ったところで、ガソリンスタンドがある三叉路に到達。

大会側の道案内の矢印も無いので、真っ直ぐ行こうかと思ったが、
「古宇利島左へ」の標識がある。
不安になって地図を取り出し、確認する。
後ろからSさんも追いついてきて、一緒に考える。



地図を読み間違い、左折しようと行きかけたとき、
やはり追いついてきた、美女ランナーS籐さんが
「こっちですよ~」と右の道を指しながら声を掛けてくれる。

あぶなかった~・・・

屋我地島は



ざわわ・・・



ざわわ・・・と、さとうきび畑が広がっている。



花壇の美しい綺麗な歩道を上って行き、右に曲がると



古宇利島が姿を現す。
この時点ではエイドが橋の手前にあると勘違いしていた。
お腹が空いてきたので、勘違いに気が付いた時には、橋の長さがうらめしかった。



古宇利大橋。長さ1960m



幸い、風は弱く走りやすい。



アーチ最上部。
この橋は琵琶湖大橋と同じで、アーチが真ん中ではない。
古宇利島が一望できる。



ここへ来て沖縄の海の碧さを実感。



もうすぐ橋を渡りきりそうってところで、
前方からトップのSS木さんがニコニコ走ってくる。

ええ~!
大宜味の折り返しでは、そんなに離れてないな~と感じていただけにびっくり!!

SS木さんが速いのか?思ってたより古宇利島が狭いのか?
首をひねりながらハイタッチ!!

橋を渡りきり、40kmのエイドに到着。

40km 4時間57分

お腹空いた~と、フルーツやコロッケをパクパク。
おかげさまで、空腹をしのげる。

帰りには、このエイドには寄れない。残念!。



しばらく海沿いに走った後、結構急な上り坂が現れる。

ひぃひぃ言って登る



島の中の道はこんな感じ。



ああ、最近よく写真で見かける、この岩はここにあったんだ。



外洋が広がる。



気の早い菜の花畑が目を楽しませてくれる。



笑った。
「なきじん」って何人?と思ったら、
この辺りは今帰仁村(なきじんそん)という村だそうだ。



あれ?ここって島の南側にあるオーシャンタワー
もうここに着いちゃったの?
SS木さんとすれ違った理由は、思ったより島が狭かったでした~。

後々調べてみると、1周6kmくらいでしたね。



島をほぼ1周。



ここら辺りがコースの中間地点辺り。



再び古宇利大橋を渡る。

何人かのランナーとすれ違いエールを掛け合う。
同時にノルディックウォーキングのイベントの集団とすれ違い、応援を貰える。

屋我地島に戻り、T字路を右折。

ノルディックウォーキングの集団に混じって、見覚えのある姿が・・・
地元沖縄のSK川嬢と少し遅れてMさん。
私も間違えかけたガソリンスタンドのY字路を間違っちゃったらしい。
2kmくらい遠回りプラス結構なアップダウンだったらしい。
まだ、時間はある、がんばれ~。





高~いワルミ大橋を渡ると、沖縄本島に復帰。

50km 6時間23分

残り約40km 時間はまだまだ大丈夫。
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