気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第20回村岡ダブルフルウルトラランニング 勇者の道~その2~

2017年11月27日 04時02分49秒 | 村岡ダブルフルウルトラランニング
あるイベントを完踏してきたけど、こっちのレポ終わらせなきゃだわ。

深夜にアラームが鳴りゴソゴソと起き出す。
勝負服に着替え朝食



朝早くから朝食の準備ありがとうございます。

同室の方が車で会場に向かうと言われるので
ご好意で同乗させていただく。

駐車場である校庭はすでに満車近い。
乗せてくださった方にお礼を伝え、完走を誓い合う。

今回は預ける荷物も無いので、しばらく会場をぶらつく。



土佐乃国で友達になったM尾さんと夏の箱根路以来の再会。
今回は100kmでリベンジを目指しているそうだ。

まんたさん、NN渡さんを探すも見つからず。



今年も熊鈴ゲット。
これからしばらくこのリンリンと音のする相棒との旅が始まる。

装備はジオラインのインナーにピンクのトラシャツ、サンバイザー
シューズはフルマラソンで自己ベスト目指してたときに使ってた
ナイキ ルナスパイダー

勇者の道制覇を目指すには、今の自分の限界をすべて出さなければならない。
前半抑えてなんて言っていられない。

今回の作戦
「撃沈上等!!」
とにかくフルマラソン並みのペースで行ける所まで行ってみる。

スタートラインよりの前方に陣取る。

勇壮な長楽太鼓に背中を押されながらスタート!!

多量のランナーが村岡の商店街になだれ込んでいく。
商店街の皆さんも朝早くから応援に並んでくれて
「いってらっしゃ~い!」「がんばって~!」と声を掛けてくれる。

最初の1km5:20
   2km5:17

コンディションはやや肌寒いくらいで、記録を狙うにはベストだ。

商店街をぐるっと回り、応援の人垣の中、再びスタート地点を通り抜ける。

最初の上りに入っていく。
なんとか6分台をキープ。

やがて夜明けが訪れる。
素晴らしい、雲海とウロコ雲
のんびりランなら写真を撮りたいところだが、タイム狙いなのでカメラは置いてきた。

前方に見覚えのある100kmランナー発見。
みちのく津軽で共走したY澤さんの旦那さんじゃなかろうか?
たしかこの方、スパルタスロンとか出ていられる凄い方。
旦那さんとは直接の面識は無い為、話しかけようかどうか迷っているうちに
離れてしまった。

もう一人、しっかりした足取りで坂道を駆け上がる100km女性ランナー
ゼッケンの名前は「ひよっこランナー」
その名前から「初ウルトラが村岡か~」と感心していたんだが、
レース後、発覚したのが、
木曽町100kmのレポで発見して以来、よく読んでいたブログ主の
「ゆうさん」であった。

ゆうさんはいろんな大会で何度も入賞をされている実力派ランナー
なぜに「ひよっこ」?と思ったら
村岡ダブルフルには66kmしか出たこと無くて、今回初100kmだったそうだ。
詐欺や~。
分かっていたら、声掛けたんだけどな~。


(ゆうさんのブログから拝借)
ゆうさんのブログで何度か写りこんでいる私であった。
私がフルマラソンペースでヒィヒィ言っているところ、
何枚も写真を撮ってレースを楽しんでいる姿、流石です。

10km 59:56

あの上り坂の中、1時間切れたのはこの先への希望に繋がる。
いくつかエイドを飛ばしたけど、ピザだけはしっかりゲット!!

ハチ北スキー場で1回目のトイレ、待ち時間無し。

怒涛の下り坂に突入。
4分台で駆け下る。

旅館街では女将さん達や、44kmのランナー達が応援してくれている。

激下りが終わると、大野地区への長い折り返し。

20km 1:55:16

下りのおかげで少し貯金が出来る。

66kmのスタート地点を通過。
大勢のランナーのハイタッチに迎えられる。

再び上りに入る。



今年も配ってくれていた、貝のお守りも無事ゲット。

30km 2:55:20

一昨年から始まった、新コースの往復ゾーンに突入。
往路では誰とも会えず。
スタート地点まで1.2kmしかない折り返しの橋。
リタイアするならココ!!
いやいや、まだまだ進みますよ。

再びすれ違いゾーンに入ったところで、
徳島キューティーズのNN渡さんとすれ違い
をう、ランパンから覗く生足がまぶしいぜ。

国道を渡り
100km専用コースへ


(ゆうさんのブログより拝借)
ここで再びゆうさんに激写されていた。
ホント、あれだけ写真撮って、エイドでまったりして、どんだけ速いんですか!?

すれ違いゾーンで前から帰って来る人達、
この人達は勇者はほぼ確実だな~。

100kmコース名物の流しそうめんは時間節約の為、泣く泣くスルー。
冷たいおしぼりがありがたい。

40km 3:58:20

フル 4:09

残念ながら、サブ4ならず。
なんとか10km/1hはキープ

すれ違いゾーンがもうすぐ終わる~、ってところで
M尾さんとすれ違い。
会えて良かった~ エールを交わす。

集落を抜ける、

耀山から蘇武岳への上りが始まる。
フルマラソンをほぼ全力で走ってきた脚には
もう蘇武岳の上りを駆け上がる力は残っていない。
ここからはどう貯金を使っていくか。

パワーウォークで上って行く。
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第20回村岡ダブルフルウルトラランニング 勇者の道~その1~

2017年11月25日 13時57分34秒 | 村岡ダブルフルウルトラランニング
え~と・・・大会から何ヶ月経ったんでしたっけ?

村岡の後、燃え尽きる暇も無く、試験があったりして悪あがきの一夜漬け
それが終わるともう完全な燃え尽き。
な~んもやる気が出なくなる

おかげで1ヶ月で2kg太っちゃいましたよ・・・トホホ
んで神流DNFで更にトホホ・・・

さて、重い腰を上げますか・・・
どこまで覚えているかな?
今回はガチ走りの為、レース途中の写真がありませんので、
文字ばっかりのつまらないものとなります。


過去3回出ている村岡ダブルフル
20回記念は特別コース「勇者の道」が作られた。
100kmコースの最後10kmを折り返す120km
制限時間は14時間
出場資格は過去16回~19回の大会で100kmコースを完走していること。

今年の元旦から年賀状と共におなじみの緑の封筒が届く。



第16回で発表されてから4年越しの目標
これは出るしか無い!!

ランニングのフォームも昔のフルマラソンの記録狙っていた頃のフォームに戻し。
練習代わりの彩湖グルグル70kmでサブ7も出せたし
みちのく津軽でDNF。2戦連続でDNFを迎えるわけにはいかない。
もしかしたら・・・!?の一心で当日を迎えました。



過去3回出て、往路で新幹線を使うのは初。
今までは福知山や姫路まで深夜バスで行って、観光してた。
今回は体力温存の為、楽な方で



最近だとひかり号の方が珍しいね。

さすがに新幹線。新大阪まであっという間。

駅ビルでご飯を食べて、集合場所へ



おなじみ全但バスのダブルフル号。全部で8号車くらいまであったかな?
予約が早かったせいか1号車。
鬼太郎でおなじみゴリケンさんを見かけたが、指定席なので挨拶だけで別々の席に

隣の兄ちゃんはスマホに夢中で交流しようとする気無し。

今回の村岡にはウルトラおばさんことRUN_totoさんが出場していないのが
さびしいぜ・・・。

20~30分遅れて出発。

途中、休憩を挟み3時間程で村岡へ
駐車場のスペースの問題で手前で時間調整。
なかなかにかったるいな~・・・

次回は又、自分で時間管理出来る、深夜バス+鉄道+路線バスにしよう。



会場到着



出店も賑やか

受付をし、参加賞を受け取る。
今年は長袖Tシャツだ。

第20回記念限定Tシャツ売り場に行くと
「すいませ~ん売り切れちゃいました~」
「いえ、去年のTシャツ下さい」


(村岡ダブルフルFBより写真拝借)
去年の参加賞Tシャツ購入
去年は参加しなかったので貰えなかったのだが
他の人のブログとかで見て「欲しい!!」と思ってたんだよね。

会場に入るともう沢山の人が座っている。

土佐乃国の女神、徳島キューティーズの片割れ
みちのく津軽でもご一緒したNN渡さんを発見。
ULTRA SOULのメンバーと一緒のところ、横に座らせていただく。

しばらくすると肩を叩かれ、誰かと思うと



この大会、まさにこの前夜祭で知り合ったまんたさんだ。
伊豆大島ウルトラの帰り道に追撃して以来の再開だ。

最近、ブログも更新されてないし、どうしたのかな?と思っていたら
仕事の都合で大会にも出られていないらしい。



開会式がはじまる。
いつもの仮装ランナーさんと女子高生のペア
あれ?いつもコンビだった役場のお姉ちゃんは止めちゃったのかな?



町長さんご挨拶。



いつも大迫力の長楽太鼓
メガネさん、スキンヘッドさん、プリチー熊男さん、懐かしいメンバー健在



参加賞のわらじのおじいちゃん



コース途中で貰える、貝のお守りのおばあちゃん

2人ともに大会に貢献してきていただいたことに感謝状が送られる。
実はわらじのおじいちゃんを前夜祭に招待して~!って
FBで提案したのは私だったりします。(エッヘン!!)


抽選大会はまるでカスる事も無く
なぜか当選無効になってたNN渡さんのエピソード(笑)を残し前夜祭終了。

明日の健闘を誓い皆と別れバスに乗りハチ北の温泉街へ
既に宿の車が迎えに来ていた。

お宿は前回も泊まった「わさびや」さん。

部屋に入ると先客が一人。
88kmに出場のランナーさん。

そして、壁に吊るされた鬼太郎コス・・・
「あ、もう一人の同室の方、分かっちゃった!」

お風呂から戻ってきたのは、やはりゴリケンさんでした。
確か、前回も同じ宿でしたね。
もう一方はキャンセルらしく、4人部屋を3人で使うことに



夕食をいただき
お風呂に入って
テーピングして

21時にはおやすみなさ~い!!


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第9回 神流マウンテンラン&ウォーク~その3~

2017年11月23日 10時39分24秒 | マラソン大会
みかぼ森林公園エイドを関門25分前に出発

巨大なのこぎりの刃の上を歩くとこんな感じかな?って状態の尾根を
ひたすら登ったり降りたり、登ったり降りたり。

後ろには先のエイドで一緒だった、前橋トレラン部の兄ちゃんがぴったりと着いて来る。
彼もまだまだ諦めてないようだ。

最高地点まであと何kmの標識が出てくるが、一向にその距離が縮まらない。

いったいいくつのピークを越えたか分からなくなってきた頃
ようやく「LAST15km」の標識
そして、最高地点の白髪山山頂に到着
次の関門まで残り4km
ここからは下りが始まる。

下りに入ったとたんに後ろにいた前橋トレラン部の兄ちゃんがぴゅ~っと飛び出していく。
を~!!さすがトレランに慣れた人は走り方を知っている。
あっというまに見えなくなる。

一方の私はへっぴり腰で下っていくのでそれほどスピードは上がらない。
ここまでに何度か、落ち葉に隠れた木の根っこで足首を挫きかけているので
どうしても慎重になってしまう。

やがて、下りは更に急な激下りと化していく。
下りと言っても登り以上に時間が掛かってしまう。
3人くらいに抜かされるが、気にしてはいられない。
心の中は「怪我したくない」の一心である。



ここで関門時間の13時半を迎える。
この先は、もう歩き中心で、とにかく慎重に進む。

やがて舗装路に出ると、ゆるやかな登りを歩いていく。



持倉エイド到着。13時47分くらい
スタッフの方が
「すいません、関門時間になってしまいました」と丁寧に応対してくれる。
間に合わなくて、すいませんはこっちの方です。
因縁のあるチップを返却

到着と同時にバスに乗り込む前橋トレラン部の兄ちゃんが見えた。
がんばったのに残念!

すぐに回収バスが発車するという。
まぁ、次便もあるようだし、のんびりしようと見送る。



「たくさんあるから食べてって~」
と地元のおばちゃんや学生さんたちが薦めてくれる



お蕎麦!!



花豆!!

はっきり言って、ここにいるランナーよりも多いんですけど・・・
しかも、更にどんどん追加されている。

とりあえず蕎麦2杯かきこむ。
花豆も数皿パクパク食べる。

振り向くと



大パノラマが広がる。

道路縁に椅子が並べられ、数人のランナー、地元のじいちゃんとお話をする。
バスがなかなか来ないと、すかさずホットコーヒーまでサービスしてくれる、心遣い。

更に薦められるままに蕎麦と花豆を食べるが全然減ってない(笑)



CPじゃないけど、記念のスタンプコーナー。もちろん押しておく。

やがて回収バスが到着。

コースをぐるっと迂回してたようなので意外と時間が掛かる。
気が付くと爆睡してた・・・。

ゴール近くになってくると、走っているランナーが見えてくる。
中盤くらいまで一緒に走っていたランナー達の姿も見える。
皆一様に帰って来れた安堵感や達成感を感じている笑顔だ。
それを見ると改めて我が身の不甲斐なさや悔しさを感じる。

一度、車に帰り、着替える。
お風呂セットを持って、ゴール地点に向かうと
さりー夫妻やろっしさん、ももさん夫妻に再会。
ここのお風呂は混んでいるし打ち上げもしたいので、皆でスーパー銭湯に行くという。
ご一緒することにし、ぞろぞろと車で移動。

帰り道にあるスーパー銭湯に到着。
皆考える事は一緒で、神流帰りのランナーも大勢いる。

お風呂に入ってから、レストランで乾杯!!(もちろんノンアル)
思い起こしてみれば、おっさんランナーズの打ち上げ参加はお初。
神流の感想やつくば、オクムなどの話題で盛り上がる。
(しまった!!写真撮り忘れた~!!)

名残惜しいが、再会を誓い解散。

帰り道は関越で少し渋滞したが、圏央道はサクサク。
しかし、途中からもの凄い眠気が襲ってきて
厚木SAで仮眠。
気が付いたら日付替わっている~。

新湘南バイパスを下りたのが0時半くらい
猛烈に空腹を感じてしまったので、牛丼屋に寄って特盛を完食(いいのか?)

無事帰宅~♪
家に帰り着くまでが遠足と言われているけど、洗濯が終わるまでが遠足でしょ?
しかし、深夜なので洗濯できず、翌朝に持ち越し・・・。


さて、8年ぶりのトレイルランの大会でしたが、
やはり、のんびり長く走るのとは違いますね。
途中から頭の中を占めていたのは
「怪我はしたくない、怪我したら次に控えているあの大会に出られない。」
と、いうものでした。
途中、何度も足首を挫きかけていましたし、レース後1週間くらいは痛かったし。
練習すればそれなりに走れるようにはなるんでしょうが、
その時間があったらロング走りたいしね。



「自分が思っているよりジャーニーランが大好き」
っていう自分に出会うことが出来ました。

と、言うわけで、この先トレイルランの大会参加は無いと思います。
神流のリベンジもありません。
(ただ、持倉から先の極上トレイルを体験出来なかったことだけが心残りですが・・・(汗) 気まぐれなんで、数ヵ月後には言う事変わってるかもしれんけどね)

あ、かといって、トレイルを走ることはあるとは思いますし、
時間を気にせず、のんびりトレッキングはやって行きたいな~とは思っていますよ。
やっぱり、山の景色は最高ですからね。


今回、自分自身は残念な結果でしたが、
神流は大会としてはとてもよく出来た大会でしたね。
スタッフ、応援、ボランティア、エイド、ランナー
皆さん大変お世話になりました。

こんな私でも言わせてください。
神流最高~!!
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第9回 神流マウンテンラン&ウォーク~その2~

2017年11月19日 10時13分56秒 | マラソン大会
林道からトレイルへ入り込んでいく。
標識によると、まず目指すのは若御子山山頂。
ひたすら登山。



平地なら大した距離じゃないけどなぁ~
このままこんな道が続いていたんじゃ、後何時間掛かるんだか・・・

道は分かりやすく、ちょっと迷いそうなところは、ちゃんと矢印の表示がある。
そればかりか、ちょっと出っ張った枝、基準点、などにはピンクテープで注意喚起している。心遣いがうれしいね。

若御子山を通過し、桐ノ城山を目指す。

近くのランナーと「こんなにキツイとは思わなかった」と話す。

そろそろ山頂かな?と思ってたら
この先崖、注意の表示。
断崖絶壁をロープを頼りにトラバース
その先を崖のぼり・・・
脚も疲労してるし、怖い~・・・。
(写真撮ろうかと思ったが、カメラ落としそうなので止めました)



登った先には祠 無事通過を感謝する。

晴れてはいるが、風は冷たく、夜が明けてから時間が経ったのに地面には霜も残っている。

そこからは下りに入り、林道にでる。

次のエイドには関門がある。
ちょっと厳しいかな~と思っていると三叉路に突き当たる。
左の道には既に西御荷鉾山を廻ってきたランナー達が続々トレイルから現れてきている。
案内のおじちゃんが「エイドまで1kmだよ」と教えてくれる。
ロードを登るとエイドが現れる。



いただいたコーラを飲みながら、一度シューズを脱いで足を開放。

トイレに行ってから、女の子達の「がんばってくださ~い」という声援に
背中を押されながら出発。
関門閉鎖45分前にスタートできた。

長~い階段をひたすら登る。
後ろを振り返ると



大パノラマ。
ここまでは木々が生い茂り、あまりいい景色は望めなかった。

ごつごつとした岩場を抜けると、やっと
西御荷鉾山山頂到着。



不動明王さんにここまでの無事を感謝。





ここでもCPのスタンプポン!
晴れてはいるけど、風は冷たく、ここでずっと待機しているのも大変だろう。
ありがとうございます!。

トレイルを一気に駆け下り、来るときクロスした分岐路へ。
丁度、スィーパーの方が登ってきたところ。

規模が大きいので公式かと思ったら、実は私設のエイドが開かれていた。
前橋トレラン部の方々ありがとうございます。
暖かいココアが身に浸みる。

ゆるやかな上りのロードを進むと、脇に逸れトレイル開始。
しばらくはロードに平行に沿ったトレイルを進む。
何度もピークを登ったり降りたりして体力を吐き出していく。



うーん、たったの25kmなんだけどな~。
次の関門は28km地点で12時半

道は林道になり、上りが続く。
走って走れなくはないが、先のことを考えると、体力温存したい。
歩き倒す。



姉妹大会の中能登トレジャートレイルランさんの私設エイド。
ラスト5杯くらいのうどんをなんとかゲット。
「400杯完売したよ~」と喜ばれていた。
ありがとうございました。

ほとんど歩きとおして



みかぼ森林公園エイド到着。

ここも冷たい風が吹き付けている。
ボランティアの皆さん、寒い中ありがとうございます。

同じくらいに到着した前橋トレラン部のランナーが言うところには
「自分は去年、最下位だったが、ちょっと厳しいかも?」
「前回は、この後の最高地点を関門20分前に通過して、最終関門数秒前に通過した」
「次の関門まで10km。ここの関門時間の12時半だと残り1時間しかないし絶対間に合わない」
とのこと。

慌ててスタートする。
時刻12時5分。
次の関門まで残り10km、1時間25分。間に合うのか?
考えている暇は無い、とにかく前に進む。
コメント (4)
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第9回 神流マウンテンラン&ウォーク~その1~

2017年11月14日 09時34分15秒 | マラソン大会
村岡ダブルフルのレポまだだけど、先にこっちを書いちゃおう。

8年ぶりのトレイルランの大会に出ることとなった。

「神流マウンテンラン&ウォーク」

トレイルを走るのは好きだが、
大人数のレースで、細い道を譲り合いながら走ることに
ストレスを感じて今まで回避してきたが、
将来的にはロングトレイルにも挑戦してみたいかな~と思っていて
評判のいいこの大会に出てみることにした。

ところが大会2日前くらいから、まさかの歯痛発生!?
前日にあわてて歯科に駆け込み、応急処置。
噛むだけで激痛が走っていたが、とりあえず治まる。
しかし、鈍痛は残っていて、バファリン飲んでごまかす。

19時半頃、出発。
圏央道から関越道へ
途中、SAでカツ丼食べて、本庄児玉ICで降りる。
コンビニで翌日の朝食(おにぎり3個)買い込む。
児玉駅近辺で、曲がる道を間違えちょっと迷うが、
その後は462号線沿いにサクサク進む。
途中、メロディーロードなんてものもあって、道路に切った溝で
「こいのぼり」が車内に響きわたるもの。面白い!

23時頃、真っ暗な神流の町に到着。
河川敷に作られた駐車場に駐車する。
後で聞いた話だが、数日前までここは水没していたのだとか。
土砂で埋めて、前日に作業が終わったそうだ。
神流の人のこの大会に掛ける意気込みが分かるエピソードだ。

車外に出ると寒い!!
道路にあった温度計は7℃とかだったっけ。
空には一面の星空!!

神流川に掛かる吊橋「こいこい橋」は幻想的なイルミネーションで出迎えてくれる。

(フラッシュかかって、ちょっと失敗写真・・・)

23時半頃、車内で就寝。
春秋用の寝袋に毛布を挟んで、寒くも無く暑くも無く、ぐっすり眠れる。

4時30分アラームで目覚める。

当日受付に行き、ゼッケン、チップ、参加賞を受け取る。

暗い車内でゼッケンを付けるのに手間取り、気が付くと5時。
慌てて着替えがなら、おにぎりを頬張る

ちゃんとしたトレラン装備なんて持ってないので
ウェアはいつものウルトラ装備。
インナー、ノースリーブシャツ、ハーフタイツ、カーフガード、ハット
先日、もろやま仰天ハーフのボラで貰ったカモッシーアームガード。
EXライトウインドジャケット

シューズは手持ちで現在唯一使えるトレイルシューズ、
HOKAoneoneスティンソンATR

バックパックはドイター。ちょっと大きいけど、これしか持ってないので

あれよあれよとスタート20分前
あわてて吊橋を渡りスタート地点へ
しかし、まだ閑散としている。
しばらくすると、徐々に人数が増えてくる。


知った顔発見!
おっさんランナーズのさりー夫妻だ。
今回はスーパーペアでの出場
隣にははじめましてのももさん夫妻
ロングクラス出場で、スーパーの見送りに来てくれたようだ。



周りを見廻すと、皆さん荷物が少ない!!
中には水すら持ってないんじゃなかろうかってくらい小さいバックパックの方もいる。

私は慣れないトレイルなのでのペットボトル500ml2本(水とOS-1)
行動食、ファーストエイドキット、ポイズンリムーバー、サバイバルシート
ヘッデン、長袖のインナー等々、結構ずっしりと持ってます。

隣でさりーさんが「あ~!?チップ付け忘れた!!」と騒いでいる
(スーパーペアは一人がチップ付けていればいいので、勘違いと判明)
アホやなぁ~・・・と笑っていると スタート1分前

・・・ん?
なんか違和感・・・チップ?・・・

あ~~~~!!!!
俺がチップ付け忘れてる~!!!

既に、カウントダウン中

脱兎のごとく走り出す。
背中からはスタートのフォーンの音

吊橋を駆け渡り、駐車場へ
封筒からチップを取り出し付ける。

そして逆走

吊橋を渡りきる頃に、スタート地点から
「4分経ちました~、ランナーいらっしゃいませんか~?
 スィーパースタートします!!」
との放送が聞こえる。

スタート見送った方々が走る私を見かけて
「まだ居るよ~!」と叫んでくれるが聞こえてないよう。

スタート地点に着くと、すでにスタートラインは撤収中
困り顔のスタッフ達

「駄目ですか?」と聞くと

伝説のトレイルランナー鏑木さんが、がばっと私の肩を抱き寄せ
「取り合えず、あのスィーパーに追いついてください!!」
と100m先のスィーパーを指差す。

「すいません!!ありがとうございます!!」
と伝え、ダッシュする。

スィーパーに追いつく間にも、スタッフの方々が大声でスィーパーを呼び止めてくれてている。
スィーパーの2人もその声に気が付き、止まってくれた。

「すいません!ありがとうございます!!」
スィーパーの方々も苦笑いしながら「がんばって!」と応援してくれる。

失格になっても不思議じゃないのに、ありがたいことです。
伝説の鏑木さんとの初コンタクトがこの状況ってのが泣ける・・・


しばらくは夢中で走る。
あ、GPS入れ忘れた・・・。1kmくらいして気が付く。

やがて舗装路を外れ最初のトレイルへ突入
渡川の辺りで最後尾(真の最後尾は私ですが)に追いつく。ふぅ・・・

最後尾だからそれなりにゆっくりだろうと考えていて、
その間、ちょっとダッシュした分休憩しようと考えていたが、
あれあれ?皆登るの速いよ!?
よくよく考えてみれば、最後尾と言ってもスーパークラスの最後尾である。
それなりに走力のある人しか出ようと思わないだろう。
そして、私は登山は素人。すぐに息が上がる。

それでも少しづつ前を譲ってもらいながら先へと進む。

登る登る、とにかく登る。
ランニングと違い、距離感が全然掴めない。

明けた空に号砲が響き渡る。
もう、ロングクラスがスタートしたようだ。
まだ4kmくらいしか進んでいない。

一度車道に出る。その際、シェルジャケットを脱ぐ。

空は快晴で雲ひとつ無い。
開けた尾根に出ると冷たい風が突き刺さる。

まだまだ登っている。
結果・・・

【悲報】俺氏、5kmでバテる

ここら辺りで、既にスーパークラスに出たことに後悔。
もう腿はガクガク、脹脛パンパン。
そんな時に、ヤバイ岩場が出てくる。
ここ、ホントにコースだよね?
怖ぇ~と思いながらロープを頼りに上って行く。



なんとかかんとか父不見山山頂に到着。
CPのスタンプをゼッケンに押す
(ちなみにこの女性ペアは無事ゴールしてました)

ここからやっと下り開始

が、斜度がハンパ無い
下りで皆に追いつくぞ~と意気込んでいたものの
やはりスーパークラスの皆さん、下りも速い~!!



清流に癒されながら



やっと10km・・・
そばに居たスタッフに「もう止めたくなりました」と愚痴る。

舗装路に入り、ロードなら負けないぞ~と思ったが



前にも後ろにもだぁ~れも居ない・・・。
しかし、ウルトラ好きな私には慣れた状況。
むしろこういう雰囲気は大好きです。

誰とも会わない状態で神流の町へ帰る。
町民の方々総出で応援してくれる。
歩きたくても歩けない・・・。
ここで止めますなんてとても言えない・・・。

やっと第1エイドに到着。



なんだ、皆さん、いっぱい居るんじゃん。
一安心。
(ここの中にもゴールした人沢山います)
トイレに行って、コーラをいただき、お礼を言って再スタート
町民が方々のエールに答えながらしばらくメインロードを行くと
道を渡り、登り坂へ

がしがし歩いて登って行く
再びトレイルの入り口へ



さて、出会えるかな?

第2CP 西御荷鉾山へ向けて登って行く。

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