気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

大村湾ウルトラジョグトリップ~前編~

2018年03月30日 10時21分18秒 | 大村湾1周ウルトラジョグトリップ
皆さん、大村湾って知ってますか?
私はこの大会に出るまで、どこにあるか知りませんでした。




小江戸大江戸のエントリー失敗してしまって
3月の予定がぽっかり空いてしまった。

どうしようかとネットで色々探していたら
「大村湾1周130k」の文字が目に付いた。

大村湾?初めて聞いた、どこだ?
・・・長崎か~。
あの辺では橘湾岸スーパーマラニックが有名だが、この大会は初めて知った。

長崎は行った事無いな~・・・
と、むらむらと旅心が湧いてきた。


大会の主催者はジョグトリップという九州北部(福岡、佐賀、長崎)で活動している団体。
ちょっと前まで「駄マラニック」と名乗っていたので聞いたことある方もいるのではないかな?私もなんとなく名前に聞き覚えはあった。
団体と言っても、実質「あみりん」さんが1人で運営しているようだ。

みちくささんとちょっと似ているけど、順位表彰は無く、ゆっくり行程を楽んでねってポリシー。
ユニークなのは○○時間以上で走ってねって、速い方の制限時間があるところ。
あみりんさんが1人で切り盛りしているので、早く着いても誰もいないらしい。
今回の大村湾一周は16時間以上25時間以内。

また、マラニックなので途中で、バス、電車、タクシー、船などの交通機関でワープも公認されている。

順位表彰は無いが、制限時間内で一番遅く走ったランナーは「ベストジョグトリッパー」として称えられる。

詳しくはこちらへ→「ジョグトリップ

ジョグトリップ、聞き覚えがあるなって思っていたら
土佐乃国や村岡で会った、福岡のちっちさんのFBでよく見ていた名前だった。
今回、ちっちさんは箱根駅伝コースを往復するというので上京
私は九州へと入れ替わりになってしまった。


スタートは17時、受付は16時なのでお昼にゆっくり出発。



今回も飛行機でひとっ飛び。

荷物預けで見かけたもの



この棺桶みたいな物はなんでしょうか?



楽器のコントラバスを運ぶ為のものでした~。

17時スタートで夜通し走る予定なので移動中に寝る予定だったが
やはり飛行機に乗るとテンション上がって眠れなかった・・・。

予定通りに長崎空港に到着。



佐世保行きのバスに飛び乗る。
土曜日なのでハウステンボス行きのお客さんで結構混んでいる。



長崎空港は大村湾上に浮かぶ人工島で、長い橋で結ばれている。
何人かジョガーも走っている。

スタート地点の東彼杵町に到着。
この町名読めます?
「ひがしそのぎ」と読みます。
なかなか覚えられなくて苦労しました。



ほんわかした町だ。



受付場所の体育館に到着。





軽自動車から荷物を運び出している人のよさそうなおじさん。
この方が主催者のあみりんさん。
時間は少し早かったが快く受け付けてくれる。



ゼッケンと参加賞のエコカップとグローブ。
ジョグトリップの缶バッチ。
グローブは夜間走で転ぶ可能性が高い為選んだという、あみりんさんの愛が溢れたものとなっている。



ゼッケンの裏には地図が印刷されており、別に地図を持たなくてよい。
コンビニやトイレの記載、始発の案内まで入ってる親切さ。

体育館には既に何人か集まっている。

そそくさと着替える

今回の装備
モンベルジオラインインナー、村岡の長袖シャツ、
7分丈パンツ、ゲイター、ゴアテックスのハット
Tシャツ重ね着しようかと思ったけど、邪魔になりそうなんで止め。
バックにモンベルのシャカシャカと念の為のトレントフライヤー(上着のみ)
シューズは寿命のつきかけたホカ クリフトン3

小腹が減ったので、時間もあるので近くのコンビニに行き肉まん摂取。



体育館に戻るとランナーが集まって来ていた。
後で知ったことだが、何人かはアーリースタートしていたようだ。

スタート10分前から開会式と諸注意
コースの説明など。
遠くは北海道からの参加者も

開会式の様子はこちら→動画

フライング気味のサイレント共に一斉にスタート。

ゆったりとしたペースなので自然と前に出て行ってしまう。
町中は信号待ちも多いのでトップグループに入ってしまう。
のんびり行こうと思っていても、トップグループに入ってしまうと
着いて行こうという心理が働いてしまい、ついついペースが上がってしまう。



かすかに見える対岸。これから向かうのに遥か遠くに見える。



満開ではないが桜も見られる。



夕暮れ迫る中、突如現れた豪華列車「ななつ星」
突然すぎてシャッター切るの遅れる。
漆塗りっぽい外装が美しい。





川棚町突入

川棚駅前では信号待ちが多く、またしてもトップに追いついてしまう。

川棚の町を過ぎるとアップダウンが始まり、ほぼ10km

10km 1時間1分



夕暮れが近い。
残念ながら日の入りは、山の中に入りそうなんで見られないだろう。

いつのまにやら佐世保市突入してた。

小さな峠を越えたところで矢印に従い、道を横切り



白線の目印発見



13kmで一つ目のオアシス到着(ジョグトリではエイドをオアシスと呼んでます)



幟と赤色点滅灯が目印
クーラーバックに入ったオアシス食は巻き寿司
慌ててて写真撮り忘れ。

ここでライトを取り出し装備する。

下り坂を下りしばらく行くと



ハウステンボス駅到着。
コースは駅構内を通り抜ける。
ついでなんでトイレに寄り、自販機でポカリ購入。

駅から出るとハウステンボスに繋がる橋を渡る。



ナイトタイムのお客さんも結構いて、その間を不似合いなランナーが駆け抜けていく。







優雅な園内を横目に眺めながら先へと進む。

ハウステンボス内は白線の案内が無いので、少し迷う。
駐車場を抜け、県道に出ると、とたんに白線案内が再開しホッとする。

ゆるやかな上りを走っていくと



有名な「変なホテル」



ロボットがお出迎え。

変なホテルを過ぎると、めっきり人通りが無くなる。

少し上がり高台に出ると



ハウステンボスの素晴らしい夜景が開ける。



このタワーにはイルミネーションで光の滝が流れている。
これには大興奮!
思わず近くにいたランナーさんと「凄い!超キレー!」の大合唱


この辺りには佐世保基地の米兵さん達の宿舎も建っている。

高速道入り口を過ぎ横道に入ると、とたんに外灯が無くなり真っ暗な道になる。

何人かで走っていると、車に乗った米兵であろう外人さん達が
「ヘイ!ユー達はどこまで走るのかい?」と聞いてくる。
1人が、長崎までだと答えると
「ワオッ! ガンバッテ!!」と応援してくれた。

20km 2時間17分

湖のような江上浦を左に見ながら進むと、国道202号に突き当たり左折。
いくつかのショップを過ぎると、とたんに始まる上り坂。
斜度はそれほどキツクないので走っていくが、いつまで経っても上りは続く。
まだかまだかと我慢するが、結局2km上りっぱなし。
こんな長い坂があるとは思わなかった。

やっと下りに入るが、高台なのでそれほど下らずに終わってしまう。



赤い西海橋を渡ると西海市
明るければ絶景が眺められるんだろうけど、遠くにぼんやり橋が見えるだけだった。
橋を渡った先の駐車場のトイレにピットイン。

再スタートするとすぐに29kmの第2オアシス。


ピンボケ・・・
オアシスはこんな感じでクーラーボックス2個、麦茶のポット
ゴミ箱がワンセット。
クーラーボックスは1個はドリンク、もう一個にはオアシス食が入っている。

今回のオアシス食は・・・



かまぼこ!?
まわりのストローをバリバリ外し、むしゃむしゃと噛り付く。

オアシスで休んでいると、じわじわと冷えてくる。

走り出すと丁度良い。
20時過ぎだが、まだジオライン+長袖Tでいけている。

山の中から湾沿いの道に出て、時折アップダウンもあるがほぼフラット。

上りは歩くが下りは速い、佐賀から参加の女性と抜きつ抜かれつ
良い刺激になる。

そんなわけでさくさくと39kmオアシス到着。



イチゴ大福 (はあと)
イチゴがジューシーでめっちゃ美味しかった!!。
私の中では今大会のオアシス食の中ではナンバー1でした。

長崎オランダ村の横を通り過ぎ、しばらく行くと
駐車場の一角にランナーが集まっている。



テントを建てた、本格的な私設エイドです。
五島のうどんをその場で湯掻いていただきます。
冷えた身体に出汁がしみこむ。
丁度お腹が空いてきて、コンビにでも寄ろうかと思っていたところだったので
助かりました。
フルーツやドリンクもいただきました。
ありがとうございました!!

40km 5時間

あいかわらず細かいアップダウンが繰り返す。
先行していた佐賀の女性ランナーに追いつき、しばらく同じようなペースで走る。



反射してよく分からんが、長崎市突入

ところどころ歩道が無くなったり、右へ左へと移動したり。
23時を過ぎてもそこそこ交通量はある。
少し内陸に入ったのでアップダウンもそこそこある。

再び灯りが見える。



またしても私設エイドだ。
「お疲れ様~」といただいたのが
ホッカホカのカレーリゾット
ありがた~い・・・
ふと横を見ると
建物の横のビニールの小屋の中に正規の49kmオアシスがあった。
見逃がすところでした。



オアシス食は稲荷寿司
1人2個までのキャプション付き。
これもうまし。

オアシスを出発すると50km

50km 6時間33分

細かなアップダウンの集落の間を走っていると、
暗闇の中にほんわかと明りが灯り、ランナーが立ち止まっているのが見える。



3人目の私設エイドだ.
この近隣で採れる、4種類の柑橘類を振舞ってくれている。
「私、去年、この大会でベストジョグトリッパーだったんですよ」
と、言われるランナーさんでした。
もちろん全種類いただきました。

その先は少しアップダウンが多くなり、佐賀の女性とは離れてしまい一人旅に。

開会式の諸注意の中でも触れていたが、
次のオアシスの先の道は道路工事で塞がれており
出発は20mばかり引き返し、迂回路に入るようになっている。
案内の矢印も工夫されていた。
60kmオアシス到着。

60km 7時間57分



桜餅だ。

座り込んで休憩していると、一台の軽自動車が停まり中からあみりんさんが。
「どうですか~」とランナー達を気遣いながら、麦茶の残りをチェックしたりと
忙しそうだ。
一晩中、こんな風にオアシスを巡っているのだろう。お疲れ様です。
ちなみに深夜帯に通るであろうオアシスの麦茶は温かいものが用意されている。
細かい心遣いがありがたい。

日付も替わり、さすがに冷え込んできたので、モンベルのシャカシャカを着込む。

少し戻り、迂回路を抜けると時津の街へとはいる。
大型店舗が建ち並ぶ繁華街だが、丑三つ時ではランナー以外の人通りは無い。

ここから長崎空港まで船でワープ出来るが、今は営業時間外。
段々と眠気が出てきて、走りながらも生あくびが止まらない。
そろそろお腹も空いてきた。

ファミレスJoyfullの前を通り過ぎる。
Joyfullと言えば、土佐乃国や琵琶湖1周でご一緒したH賀さんが
よくレース中に利用している事を思い出す。
地図を取り出し見てみると、この後コースは岬や入り江の田舎道に入り
ゆっくり休憩するような場所は無さそう。
もっと眠気が襲ってきた場合、野宿するには寒すぎる。
過去、レース中にファミレスに入ったことは無いが、急ぐレースでも無いので
試してみる事にして引き返す。

ファミレス自体久しぶりの入店。
幸い、汗はそんなにかいていないし、
F留さん直伝のモンベルジオラインのおかげで野生の芳香はそんなにしていない(はず)



がっつりいただきます。

窓の外には、時折ランナーが通り過ぎるが、それほど多くは無い。
ドリンクバーのコーヒーを置いて、少しうとうと・・・

気が付けば50分ほど経っている。

さて、残り半分か・・・
暗闇に向かって再スタートする。
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東京マラソン2018

2018年03月15日 08時27分54秒 | 東京マラソン
レース中、カメラを持っていないので地味なレポートとなってます。
写真はほとんど貰いものです。


セレモニー、少年少女合唱団による東京マラソンの歌?の後、
男性合唱団による国歌斉唱

車椅子レーススタートの後、少し前進。

号砲一発 花火?が上がる。
桜の花を模した紙吹雪が舞い上がる。

少しづつ前進するが走るには至らない。
スタートラインを越えてようやく走り出す。

あら、小池さんいたのね。

スタートラインまで約2分。
道が広いし、タイム虚偽申告ランナーが少ないせいか、湘南とかよりスムーズだ。

しばらく人の背中しか見えない。
が、時折足元に脱ぎ捨てられたゴミ袋やビニール合羽が現れ
足に絡みそうになり焦る。
実際、絡まっていた人も何人も見かけた。
せっかくコース両側にボランティアの方々がずらりと並びゴミ袋を広げていてくれるのに、なんで道端に捨てるかな~?
何人かの外国の方がポイ捨てしているのは見かけたから、外国では当たり前なのかも
しれないが、
危ないので道に捨てないよう周知出来るような事前のアナウンスが必要かな?

新宿のガード下を抜けると靖国通りに入る。
上下線合わせて8車線をランナーが埋め尽くす
そして歩道には途切れない応援の人垣
この非日常感覚は東京マラソンでしか味わえない。

最初の1km 6分43秒。こんなもんでしょ。

前半はやや下り
まわりのスピードに合わせどんどん加速していく。

2km 4:56
3km 4:31

やべぇ、速過ぎる。これじゃ途中でバテる。
てか、自分でも4分台出すなんて久しぶりってか、出せたんだ(苦笑)

ここまでスピードが上がったのは、目の前にサブ3.5のペースランナーの大集団が
現れたもんだから、混雑から抜けたくて、ついつい飛ばしてしまい、ぶち抜いてしまう。

4km 4:34
少し抑えて~
5km 4:50 
5kmラップ 0:26:25(大会記録)

5kmのエイドにはおっさんランナーズの、きんぎょさんがボランティアをしているらしい。
・・・げげっ!エイド道の両側にあるじゃん。
ええい、左側に賭けるぜ。
きんぎょさんとはオクムで少し顔合わせたくらいなので、顔ははっきり覚えていない。
給水ゾーンに入ると、きんぎょさんが私を発見してくれて
「Pink_manさ~ん!!」と声を掛けてくれた。
前もってLineに写真アップしておいて良かったよ。
(きんぎょさんも前もって左だよ~ってアップしてくれてたらしいんだけど、私未読でした。)

人が増えてきたな~と思ったら、SUB3.5のペースランナーの群れに飲み込まれ
吐き出される。
一瞬、無理しても着いて行こうかと思ったが、日和る。

市ヶ谷辺りで、おっさんランナーズのだーまえさんが声を掛けてくれたらしいが
気が付かず・・・。残念。

外堀通りを通過し、飯田橋を右折。ビル街の中に入る。

7~8km地点でトイレに飛び込む 1分ちょいのロス
どっかこの辺でヤングマンに合わせてランナー皆でYMCA!

小川町とか学生時代によく行っていたので、懐かしい。

神田駅ガード下通過。なんかもう疲れてきた。

日本橋を通過すると10km

10km 0:52:09(大会記録)

日本橋の交差点を左折

応援の人達にハイタッチで答えながら進んでいると
アレッ?なんか見たことある人達が・・・
通過しながら思い出す!ギリギリなので「ア”~~~~~~!?」
としか返せず。
おっさんランナーズの40'sおやじさんとHiroさんでした。





私はタッチするまで気が付かなかったのに、写真まで撮ってくれてました。
ありがとうございました!

知り合いの応援に興奮した直後
「アロハがんばれ~!」と応援してくれたのは
顔に大きな星を描いたM浦さん!?
私と気が付かずに応援してくれた様子
振り向きながら「M浦さ~ん!」と叫ぶと、気が付いたらしい。

さすが東京マラソン、応援も凄いぜ!

13km過ぎると、すれ違いゾーンに入り、速いランナー達が帰ってきている。

蔵前から浅草に入り、三角州のような折り返し
正面にスカイツリーがどーん!

15km 1:17:05 (大会記録)

復路もランナー達とすれ違い。


蔵前1丁目交差点を左折すると反対の車線にパトカー。
トップ集団が帰ってきた。
黒人の集団の中に日本人も何人か見えた。
皆でエールを送る。

清澄通りに入ると橋を渡ることが多くなり、細かいアップダウンが増えてくる。

清澄白河でおっさんランナーズのポンゆたさんが
私設エイドを開いてくれている。
それだけを楽しみに先を急ぐ。

やがて清澄白河3丁目交差点に到着。
道の反対側から「Pink_manさ~ん!!」とエール
両手を振り上げ答える。
アップデートで追っかけてくれているようだ。



激写される。

復路にわくわくしながら20km

20km 1:42:14

折り返してハーフ

ハーフ 1:47:58

そして



到着~!





(Lineのアルバムより拝借)

エイド主のポンゆたさんをはじめ、
ろっしさん、だぶさん、ももさん
はじめましての だ~まえさん、ようなしさん

その他にも裏東京マラソン中のさりー夫妻、マックさんが居たとのこと。



そこらのウルトラより豪華な私設エイド



コーラを貰いながら、ようなしさん提供の竹輪をパクパク
いろんな大会で私設エイドは何度もお世話になってきたけど
私に向けて開いて貰ったエイドは初めて。
すっごいうれしい!!

ちょうど、往路をももママさんが走りすぎる。
皆でエールを送る。

皆にお礼を伝え再スタート。
のんびりしたと思ったが、後でタイム見たら2分くらいしか経っていなかった。

清澄通りを戻り、蔵前通りを抜け江戸通りに復帰
往路ではまだまだランナーがスカイツリーを目指している。

この辺りでは5:00~5:20/kmくらいをキープしている。

アロハおじさんで走っていると色々な声援を貰える。
一番多いのはズバリ「アロハがんばれ~!」
次点で「ハワイアン~!」
少数派としては「麦わら~!」ワンピースかっちゅーの(苦笑)
1人だけ外人さんで「summer boy~!!」て呼んでくれたのが、ツボ
改名しちゃおうか?(笑)

永代通りに戻り、再び日本橋へ
交差点にある滋賀県のアンテナショップの前で、KG美さんが応援しているらしいが
もの凄い人垣で発見できず。

八重洲から銀座の大通りに入る。
ここは普段でもホコ天で歩くことが出来るが
ランナーだけで真ん中を走れる優越感!
なんか特別な感じでした。

和光の時計台を右折すると、はとバスや機動隊の装甲バスが壁を作っている。

30km 2:37:18

日比谷通りに入る。

この長いコースのあちらこちらにボランティアさんがゴミ袋を持って立っていてくれる。
なのに、ジェルや飴のゴミが落ちているのことに、怒るより悲しくなった。

段々と足が上がらなくなってくる。
5:10~5:22/km

どこからロングスパートに入るか考えるが、もう少し行ってから、もう少しと
考えているうちにどんどん先延ばしになっていく。

にしても、長い・・・

増上寺を越え、そろそろ折り返しかなと思ってもなかなか辿り着かない。
SUB3.5のペースランナー群とすれ違う、意外と離れてはいないな~とは思ったが、追いつけそうにはなかった。

三田から左に折れても、まだまだ着かない。

品川駅の手前でようやく折り返し。
すぐに36km地点
残りまだ8kmかぁ・・・しかも少し上っている。
折り返したらロングスパートと考えていたが、結局日和る・・・。

既に脹脛は張りまくっている。

38kmを越えたとき
「Pink_manさ~ん!!Pink_manさ~ん!!」と本名を絶叫する声が聞こえ思わず立ち止まる。
見ると、FB友のよねちゃんが歩道を全力疾走している。
カメラを向けられ



よねスポーツ激写。
見つけてくれてうれしかったよ!

増上寺の前を再び走り・・・あっと思い出す。
30km地点のエイドでおっさんランナーさんとヨメさんが給水ボランティアやってたんだ。
レースに夢中になって、ロングスパートをいつ掛けるかを考えてて、すっかり忘れてたよ~・・・。

40km 3:30:54

やっと日比谷交差点に帰ってくる
右折し、またすぐ左折。
ビルの谷間の細い道に誘導される。
ついにラストスパートをかける。

両側には応援の人々の壁が続いている。
もの凄い声援の中、またしても
「Pink_manさ~ん!!Pink_manさ~ん!!」と本名を叫ぶ声。

スポーツエイドジャパン繋がりのハニワ帽を被った、M崎さんとF川さんを発見。

何か答えたかったが、ラストスパート中で余裕が無く
ハニワポーズをするのが精一杯でした。

途切れない、声援を送ってくれる人の壁の間を駆け抜けると
薄暗いビルの谷間を抜け明るい大通りへ。
最後のカーブを左折すると目の前にウイニングロードが広がる。

DJが「リゾート帰りのランナーでしょうか?マラソン会場とは思えません」といじってくれる。

そしてゴール!!!

42.195km 3:42:09
(ネットタイム 3:40:07)
5746位
4964位/26611(マラソン男子)

・・・映像にすると東京駅がバックでカッコイイが、
本人目線ではゴールゲートが見えるだけだったね。
後の大会写真で背景に東京駅があったの思い出したよ。(苦笑)


ゴール後はメダルを貰い、ゼッケンカラーごとに誘導される。



完走タオル、保温の銀シート、水、ランチパック、バナナなどのお土産を貰う。

反対車線は荷物預け無しの列。
ポンチョが貰えるとのことだが、
みると、ポンチョというより、スタジアムジャンバー。
そしてそれとは別にフリースジャケットも貰っている。
あらら、いいなぁ~。またいつか出るときは荷物預け無しもいいなぁ・・・。

私はグレーゼッケンだったので、それほど歩かずに済んだが
色によってはかなり歩くようだ。

スタッフの方の拍手の中、荷物を受け取ると着替えテントへ。
少し狭いかな~。
ボリュームゾーンに入ったらかなり混み混みだろう。

迷路のような地下鉄の通路を彷徨い、三田線で一駅 内幸町駅へ

まだ走っているランナーを背にして新橋駅方面へ。
なんか交通量が少なく変な感じ。



前もって調べておいた銭湯へ
普段は日曜休みだそうだが、本日は特別営業中。

少し狭いけど、綺麗な店内。ボディソープやシャンプーも備え付け。
さっぱりしたらお腹が空いてきた。

時間もあるしとラーメン屋に飛び込み



1人乾杯。ラーメンですきっ腹を満たす。

新橋から東京駅へ。

銀の鈴で待ち合わせ。
周りにはランナーや応援の人々で賑わっている。

ベンチでウトウトしているとLineにももさんから「着きましたよ」と着信
探すと、ももさん、だ~まえさん、ようなしさん、
完走した、ももママさん、ハービーさん、さる隊長さん。

やがて、ボランティア参加のおっさんランナー夫妻も到着。


(オレ怪しすぎないか?)

おっさんランナーズで打ち上げです。



通りかかりの人にお願いして、集合写真。

一足先におっさんランナー夫妻とはお別れ。

まったく土地勘の無い、東京駅八重洲口からハービーさんがスイスイと案内してくれる。1人だったら帰れない。
すでに予約してあるお店に入る。
東京マラソン限定呑み放題コースがあるそうだ。

皆で乾杯!!

すこし遅れて、やはり完走したじぇっとさんも合流。

今日の大会の話や、これからの大会の話。
メンバーの話題など、話が尽きる事が無い。



2次会に行くという元気なメンバーと別れ、
帰る方向が同じな、ようなしさんと電車へ。

マラソンはまだまだこれからという、ようなしさんとお話しながらあっというまに
最寄り駅。

酔っ払っていたので、洗濯もせずにバタンキュ~


さて、駆け足ですがレポ完了!

来年はどうしようかと思っていたら、
後日、東京マラソンが3月第一週、
小江戸大江戸がそれに合わせて第3週になることが分かった。

休みの都合で月一レーサーな私はどちらか一つにしか出られない。
選ぶとしたら、HENTAIランナーとしては小江戸大江戸ですね~。

と、いうことで、新旧コース両方走ることが出来たし、
東京マラソンは引退かな~?

休みが合えば、応援や裏東京に参加したいと思います。


前日受付やチェックがめんどくさいとか
マンモス大会の人の多さとか
色々ありますが・・・

コースや、応援、ボランティア、スタッフ

東京マラソンは日本一のフルマラソンです!。
(仮装の規制をもう少し緩めてくれるといいんだけどな~(苦笑))
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東京マラソン~EXPOからスタート前~

2018年03月07日 10時14分15秒 | 東京マラソン
前の記事でも書いたが、
今回の東京マラソンは何が何でも出たい~!ってもんではなかった。

東京マラソンから1週間後に開催される「小江戸大江戸」に出たかったからである。

そんなこと言ってたバチが当たったのか?
肝心の小江戸大江戸のエントリーに失敗。
(ログインし忘れるという凡ミス!)

当選してなかったら、どちらも指くわえて見てなきゃいけなかったと思うと
良かったね~というお話。




にしてもビッグサイト遠い~~~!
久しぶりに電車で片道1000円以上払ったよ・・・。

EXPOに行ったのは金曜日の午前中。
それでも人は大勢来ていた。
これだと土曜日は・・・・ガクブル・・・



外国の方も多くいたなぁ



やはり、このゲートを潜れるのはうれしい。
入り口では書類のチェックを受ける。



相変わらず厳しいチェック
免許証を提示したのであっさりOK



リストバンドを巻かれる。
ゴール後、荷物を受け取るまで外しちゃ駄目だって・・・
う~ん、ここまでしなきゃいけないもんか?



ナンバーカード引き換え。
各ナンバーは色分けされており、ゴール後の導線で分かれている
私はグレー



計測チップのチェックと顔写真の撮影。
ナンバーを胸に掲げて撮影
なんか犯罪者の写真撮影を思い出す。
この写真、なんに使うんだ?
大会当日のゲートチェックでは使ってなかったようだが・・・?

街の監視カメラの顔認証のテストかねぇ・・・?

なんにしても、ここで結構な行列が出来ていた。
土曜日だともっと込み合うだろう。



最後にTシャツを受け取る。



シンプルなデザインだ。

これで受付は終了。

ここからはお楽しみのEXPOだ。



全ランナーの名前のパネル
自分の名前探すのに5分くらいかかった。



今年のメダル



今年のトロフィー
我々にはまったく関係の無い代物。



お世話になるボランティアさん達の名前パネルも。
友達3人の名前も見つかった。



長いエレベーターを降りるといよいよショップ巡り



毎度壮観なアシックスのTシャツ群

パワースポーツのブースでタッキーさんに挨拶したり
タビオブースでラン目的以外のソックス2足購入。
日本のメーカー2社のシューズを試し履き



おしゃれなTシャツ屋さんで



頼まれ物ゲット!
東京マラソン限定商品だそうだ。
よく見ると、店の奥に、大会当日別の友達が着ていたTシャツもぶら下がっている。
美ジョガーご用達の店なんでしょうね。

なんにせよ、Tシャツ1枚に5000円を払うといった、
まず自分ではやらないであろう経験をさせていただいた。

一通り会場を眺めると、EXPOを後にする。

ゆりかもめ、地下鉄を乗り継いで有楽町へ



都心なんて滅多に来ないので、この際寄ってみた。
琵琶湖1周で食べた近江ちゃんぽん亭
都内でも数件しか無いようだ。



やっぱり美味しいぞ~!。


翌日土曜日は普通に仕事。
リストバンドが煩わしい。

帰ってから準備
をを、荷物袋が2年前より大きくなっている。


手前が2年前のもの

細かいところがちゃんと改良されている。

大会前日の緊張は無かったんだけど
たまたまオリンピックの
女子スピードスケート マススタート 金メダル!!
女子カーリング 銅メダル!!
で狂喜乱舞
大興奮して眠れね~~~~

なんとか4時間くらいは寝たかな。


朝の電車にはランナーらしき人もちらほら
新宿が近づくにつれ増えていく。

新宿駅到着は7時過ぎ
駅のトイレには既に行列が出来ている。が、個室並びで小用は待ち無し。




Cブロックなので第1ゲートより入場。



と思ったら、既に行列が出来ていたので、その先の臨時ゲートに誘導される。

リストバンドのチェックと荷物チェック



無事通過。



前回出たときと同じ新宿中央公園前でストレッチしながら準備する。
前回より女性トイレがかなり増えている。

天気予報で冷え込むとされていたので、上に何か羽織るかどうか悩んでいたが
思ったより冷え込まなかったので、そのまま行く事に。

何も我慢することも無いじゃないかと思われるかもしれませんが



今回のウェアがコレ!
この格好で上着やらビニールだの被ったら、雰囲気台無しでしょ?(苦笑)
コスプレランナーにはコスプレランナーの意地というものがあるのだよ。(←アホ)

シューズは村岡でも使った、ナイキズームスパイダーLT
かなり古い靴でソールもヤバイがフルくらいならなんとかなるっしょ。
アロハの下にはモンベル、ジオライン
ボトムの下にはタイツは履かず、インナーだけ。
テーピングは不安のある足首と腰
最近、どんどんシンプルになってきてます。

ポケットには、念の為のジェル2本と攣り用の薬

手袋だけは許してちょうだい。

時間が迫って来たので、荷物をトラックに預ける。
荷物袋が大きくなったのでバックパックが楽々入る。

Cのゲートから入場。

トイレに並んでからCブロックに整列。
やはり、長時間肌を晒していると冷え込んでくる。
手袋で乾布摩擦しながら人垣を風除けにして凌ぐ。

セレモニーが始まる。

東京マラソン2018 開幕です!!
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T.O.F.R.2018~アフター~

2018年03月05日 12時26分19秒 | T.O.F.R
感動?のゴールから、明けて翌日。

ホテルで無料朝食券をもらったが、それは使わずチェックアウト


空は今日もどんより・・・沖縄の青空は拝めないのか?

ゆいレールの旭橋駅で1日乗車券を購入。

一旦、那覇空港へ向かい、コインロッカーに大きな荷物を預ける。
観光案内の地図を数枚ゲット

そして



空港の開店直後の売店で朝ごはん。
やっと食べられた沖縄そば。



身軽になったところで、再びゆいレールで那覇の町へと引き返す。
車内は外国の方多し、中国語、韓国語、英語が飛び交う。
終点首里駅へ



無計画だったが、取りあえず首里城へ



先端が特徴的な石垣。



守礼門

重い足にはキツイ坂道を上がっていくと





木曳門
どことなく南米の遺跡を思わせる、かっちりとした石組み。



奉神門
ここから先は有料です。



正殿
塀で囲った中庭のあるスタイルは、やはり中国の影響が強い。



細工も見事。



龍柱



上から見下ろすと、正にラストエンペラーの世界。









意外にも中には書院や庭園もあり落ち着く空間。



玉座





一階から現れる仕組み。



古い石垣が保存の為、地下に残されている。



石垣の曲線が面白い。



ミニチュア。本当にラストエンペラーの世界。













それにしても石垣が楽しく、見てて飽きない。



中庭に群れでいた綺麗な青い鳥
人を恐れていないのか、結構近くまで寄って来る。
後で調べたらイソヒヨドリという種類らしい。



実は期待してなかったけど、結構楽しんじゃいました。
朝は人も少なかったけれど、時間が経つにつれ、外国の方が多く訪れてきました。

時間もあったので、少し足をのばして



王族のお墓、王陵まで





南米ともアジアとも思える雰囲気。
ここは静かでした。


首里の住宅街を歩き、儀保駅で乗車。

旭橋駅へと戻る。
時刻はお昼前。



やはり、那覇に来たからにはここは外せない!

正午前だというのに席は満席
しかし、待ちは2組だけだったので、すぐに席に案内される。

見まわすと、昨日一緒に走った、SさんとSS木さんを発見
既に食べ終わって満足げな表情。
帰り際に又の再会を誓う。



アメリカンな店内。
迷わず一番大きなテンダーロインを注文。



来たわ~~~~!!
ミディアムレアを注文したが、もう少し焼いたほうが良かったかな?・・・。
最初にステーキソースで食べたが、ん~?
結局、塩、胡椒が一番美味しかった。

さて、腹も満ちたし、どうしようか?

時間もあるし、ぶらぶら歩く。
足はいつのまにか海へと向かう。





さすがに那覇だと、広い砂浜が広がるビーチは見られない。
海沿いにのんびり歩く。
空はようやく青空が広がってきた。





上に見えるのはお宮だろうか?



白い砂浜にウェディングドレス。ステキだわぁ



波上宮という崖の上にある神社だ。
最近外国の方に人気らしく、この日も大勢いたなぁ。

そこから階段を下りるとすぐに



こじんまりとしたビーチ



景色的にはあまり良くないが



海の色は沖縄のブルーだ。

この先どうしようか?国際通りでも観に行くか?
と、地図を広げたら、ある施設が目に飛び込んできた。

よし、ここに行こうと、打ち上げ会場のリオの近くを通り過ぎ

ゆいレール県庁前駅から乗車



おもろまち駅で下車。



だだっぴろ~い通りを歩いて行くと



巨大な遺跡のような建物。
入り口が小さいな~と思ったら、こっちは裏口でした。



正面はこんな感じ。

ここは沖縄県立博物館・美術館
通称「おきみゅー」

博物館では、常設展で沖縄の過去から現在の移り変わりや、中国や本土との係わり、
琉球王朝の文化などの展示があり
午前中に首里城を観ていたので、その背景にあるものをより詳しく知ることが出来た。

さて、そろそろ空港に行ってもいいけど、まだ時間がある。
そうだ!あのお店に行ってみよう。
早速スマホで検索。駅から600mの所にあった。



なんて読むのかと思ったら、そのまま「エイ アンド ダブリュー」だそうだ。
この店は沖縄でしか見た事が無く、レース中にも気になっていたんだよね。



まんまA&Wバーガーをチョイス。
クリームチーズとかサンドされてて、美味しい。
カロリーは高そう・・・(後で調べたら644Kcalもあったよ)

大満足で空港へ。

コインロッカーの荷物を取り出し、搭乗口へ。



待ち時間にトドメの一杯(笑)



乗ってしまえば、あっという間に羽田着。


さて、長らくお届けしたT.O.F.R.2018レポート
これにて完結であります。

レポは完結したけれど、今回知り合った人達との繋がりは完結ではありません。
これを機会に連絡を取っていたり、別の大会でも再開できそうです。

そして、やっぱりいつかは沖サバへ・・・・

新たな友人達に新たな目標

収穫の多い、楽しい旅路でした。

ご拝読ありがとうございました!
コメント (4)
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T.O.F.R.2018~3日目 69km~後編~

2018年03月02日 16時39分21秒 | T.O.F.R


嘉手納突入!



那覇まで22km、ゴールまで24km

柵の向こうは米軍基地。



この先ずっ~と米軍基地





沖縄の精霊、キジムナーの見守る中
英語交じりの看板が舞う、不思議な町中を駆け抜けていく。



北谷町突入。

50km 6時間21分

この辺りでモーレツに腹が減って、コンビニに入る。
フライドチキンを食べるもまだ足りず
もう1回、別のコンビニに駆け込み、肉まんゲット。



少し先で宜野湾市突入。
現在色々とHOTな街だ。

伊佐(北)交差点に到着。
地図に従い右折しようとすると
後ろからきたN田さんが左折じゃないですか?と聞いてきた。
再び地図を確認していると、更に後ろから来た、この大会に何度も出ているSさんが
右折だよ~と教えてくれる。

しばらく3人で進むが、気が付くと私が先行していた。



宜野湾市にはベイスターズのキャンプ地があるようだ。

歩道の工事で左の歩道に移動する。



工事区間が終わり、右の歩道に移ろうとするが、信号がなかなか変わらない。
その先にはエイドがあり、手を振ってくれているが、そこへ辿り着けない。



ここにもご丁寧に矢印を付けていてくれる。

やっと信号が変わり、エイドに飛び込む。



58.2km 牧港
ついに最後のエイドだ。

CPのタイム計測 7時間42分

時刻は13時52分 残りは10.8km 
まぁ半分歩いてもゴールは出来そうだ。
ラストはゆっくりとこの3日間を噛み締めながらゴールしよう。
安堵感からスタッフとの会話も弾む。

・・・・
ん?何かが引っかかった・・・

13時52分・・・・何か忘れてるような・・・

あ”~~~~~~~~~~!!

土佐乃国のエントリー忘れてた~~~~!?

実はこの日、5月に開催される土佐乃国横断遠足のエントリーが正午から開始されていたのだった。
もちろんその情報は知っていたので、今回のレース中にエントリーしようと思い、
必要な情報のメモも持って走っていたのだ。
知らない街を走る楽しさに、すっかり忘れていた。

すぐさまスマホで土佐乃国のFBページを開く。

いきなり血相の変わった私を見て、美人スタッフのM田さん(後で分かったことだが現役オスカーのモデルさんだそうだ)が「どうしたの?」
同じ超ウルトラランナーのヒゲのU井さんは事情が分かると「今、他のレースのエントリー中」とニヤニヤ
M田さん呆れる。
その間に2人程、到着し出発していく。

・・・どうやら、エントリーのフォームに問題があり、混乱している様子。
FBページからのエントリーも受け付けるとのこと。
しかし、中間地点ならともかく、残り10kmになって、ちまちま入力していられない。
「出たいですが、1時間半待っててください」と書き込み、脱兎のごとく駆け出す。
これで駄目ならしょうがない、諦めるしかない。

余韻も何も無い、一刻も早くゴールしなければ。

実は土佐乃国横断遠足は諸事情により今年から運営母体が代わっている。
これは急に決まったことで、一時は中止かとも思われていたが
徳島のランニングチーム、ULTRA SOULの総長、Y北さんが
よっしゃ!!ならば私が引き継ぎましょうと、一肌脱いでくれて開催が実現したもの。
只でさえエントリーフォームのトラブルで大変なY北さんにこれ以上ご迷惑を
掛けるわけにはいかない。
自然とスピードが上がっていく。

しかし、那覇に近づくにつれ信号は増えていく。
ストップ&ゴーを強いられ気ばかり焦る。

60km7時間57分

先発した2人のランナーに信号待ちで追いつく。
後ろから突然現れた私を見て驚いている。
「最後なのに凄いスピードですね」
「いや、飛ばすつもりは無かったんですけど、尻に火が着いちゃって・・・」
信号が変わると同時に飛び出す。

別の信号待ちでスマホチェックするとY北さんから返信
「あと3人ですよ~」
さらにスピードアップ!

ここにきて6分/kmを切るラップも出てくる。

やっぱり最後は気持ちだね。
心の力って凄いな~と実感。

写真撮っている暇も無く、いつの間にか那覇市内に突入していた。
ますます信号も人通りも多くなる。

高いビルが増えてきたな~と思っていたら、宿泊先を探している時に
見かけたホテル発見。本当にもうすぐだ。

やがて前夜祭の時通った見覚えある道へ。

泉崎の交差点の歩道橋で左側の歩道へ移る。
頭の上にはゆいレール

ホテルのある旭橋駅を過ぎると



帰って来たぜ~明治橋

橋を渡ると左折。

ちょうどY崎さんが帰るところでハイタッチ!!

ユースホステルの入り口を入ると
スタッフが拍手と歓声で迎えてくれる。


(大会FBより拝借)
ウイニングロードを駆け抜け


(大会FBより拝借)
「ピッ!」とな

ゴーーーール!!

(あ、座っているのは演出です。実際は機械をスタッフさんが抱えて来てくれます。)

69km 9時間00分44秒

9位(完走27人中)


T.O.F.R.2018 3日間ステージ
31時間55分02秒

総合10位 (3日間完走24人中)



荷物を降ろし、一息つく。
乾杯したいところだが、ユースホステルにビールは売っていなかった。
常連さんはゴール前にコンビニで購入してくるらしい。

をっと!、のんびりしてられない。
スマホを取り出し、土佐乃国FBページを開き、メッセンジャーから必要事項を記入していく。

その間にも次々ゴールしてくる。
出迎えたいけど、すいません、余裕がありません。

ようやく入力終了。
ふぅ、やることはやった・・・、これで間に合わなかったら、すっぱりと諦めよう。

何人かのゴールを出迎え、健闘を称えあう。

ここでもシャワーを使えるそうだが、どうせならゆっくりお風呂に浸かりたい。
打ち上げの時間も迫っていることだし、一足先においとますることに。

初日にも泊まったホテルまで向かう途中で3人のランナーとすれ違い、エールを送る。
土佐乃国FBには、14時に定員となり受付終了したとの記事。
どうなったのだろう?ドキドキ

ホテルに着くと早速お風呂へ。
その間にランドリーで洗濯も終わらせてしまう。

生まれ変わったところで、再び外出。

土佐乃国FBでエントリー者発表!
果たして・・・

定員70人中70番目でエントリー成功!
Y北さん、ありがとうございました!!

たらたら歩いて打ち上げ会場へ。



またしても「リオ」

打ち上げ開始時間は17時だったが、30分の遅刻。
ゴールの制限時間が16時10分だったので、集まっているのは1/3程度。



軽く腹ごなししていると、徐々に賑やかになってくる。
初日の緊張感は無く、ランナーもスタッフも一緒になって盛り上がっていく。



総合優勝スピーチ
3日間ステージ、総合優勝は女性のSS木さん!!
禁酒して挑んで掴んだ優勝だそうだ。
久しぶりのビールは止まることが無い。

いつまでも騒いでいたかったが、飛行機の最終便に乗らなきゃいけない人達などいて
少しづつ人が減っていく。
私もさすがに疲れが出てきて、引き上げることに。

途中、国際通りを眺めたりしながら、ホテルへ帰る。

3日間の旅路を思い出しながら、大満足で夢の中へ・・・・
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