気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第4回飛騨高山ウルトラマラソン~翌日~

2015年07月13日 20時18分32秒 | 飛騨高山ウルトラマラソン
奥多摩99kmのレポを待っている方ごめんなさい。
先に、飛騨高山ウルトラのレポの続きをアップします。
先に延ばすと、多分記憶なくなっちゃうんで。


完走後、タクシーで民宿に帰り、
風呂に入って、食堂でOさんと完走を称えあいながら
ビールで乾杯。
夕食後はあっという間に爆睡。

翌日、朝食をいただき、9時くらいにチェックアウト。

車にてそのままビックアリーナ近くの
アルプス展望公園「スカイパーク」へ


乗鞍岳

穂高連峰 特徴ある槍ヶ岳もくっきり



展望台



公園全景


北アルプスの絶景を堪能した後、
マラソンコースで、駆け足で通り過ぎて、ゆっくり見たかったあそこへ・・


苦労した激坂も車ならあっというま。


見覚えのあるここ。

五本松って四本しか無いじゃん。
と思った、そこのあなたっ!
筋肉痛で痛む足を引きずりながら、山道を下って確かめて来ました。




横から見ると五本あるでしょ。


この山の中に八十八箇所のお堂があるらしい。

四国八十八箇所お遍路を模してあって巡る事ができる。

マラソン翌日でなければ4kmくらい楽勝なんだが。
来年だれか大会前日にチャレンジしてみてください。

再び車でぴゅ~っと山門まで。
残念ながら、山門横には車は止められない。
ぐるっと廻って、マラソンで出口になっていた裏門の駐車場へ

たまたま一緒のタイミングで到着したカップル
歩き方が怪しい。
「昨日、走りました?」 聞いてみる。
「やっぱり、歩き方で分かりますよね」
笑いながら答えてくれました。
その後も何組かのランナー達が来ていました。


本殿。歴史の重みを感じます。

奥へ進むと弁天堂



トトロの「おじゃまたくしっ!」を思い出す。
動きそっくり。



よいしょよいしょと石段を降りる。
脚が攣りそうになった踊り場からの最後の20数段



やっぱり写真にすると広角レンズで奥深く感じる。
実際はもうちょっと低く見えます。


トラウマになりそうな山門。

ゆっくり見られなかった方に







再び、よいしょよいしょと石段を登り、本堂へ。



本堂の横には円空仏が並ぶ

500円を払い「円空仏寺宝館」に入る。
1本の丸太から3体の円空仏を削りだしていたり、
具合の悪い村人に薬の代わりに円空仏を貸し出していたりと
初めて知る知識ばかりだ。
管理人のおじさんに、本堂にも入れる事を教えていただき
再び本堂へ
本堂横の一見、普通の玄関だが、「おじゃましま~す」と尋ねる。
住職の方が、「どうぞどうぞ」と受け入れてくださる。

靴を脱ぎ囲炉裏のある部屋へ
先客はやはりウルトラランナーがお一人
そこから渡り廊下を通り本堂へ

薄暗い本堂の中には数々の仏像
天井には龍の画
さすがに写真は撮れませんでした。
興味のある方は、来年ぜひ

本堂から玄関に戻ると、
丁度、飛騨高山ウルトラマラソン実行委員お二方が
住職に挨拶しているところでした。
聞けば、関係各所に挨拶回りしているところだそうだ。
我々は楽しむだけだけど、開催している側は終わった後も仕事が残っているんですね。


古い手押しポンプ車

千光寺からの風景


その後、高山市街地まで舞い戻る

まだ食べていない、名物
高山ラーメン、飛騨牛の握り、みたらし団子を平らげる。


ををっ、この手筒花火って、高山だっけ?
(後で調べたら、豊橋市吉田神社でした)


たっぷり高山市を楽しんで1時頃出発
来た時と同じ158号線を進む。
途中、丹生川支所など通り、大会を思い出す。


平湯トンネルを出たところで寄り道


駐車料金500円を払って入場。


みやげ物屋は開いているものの
足湯、そば道場などは閉まっており寂しい感じ。
場違いなBGMが侘しさに輪をかける。
滝までのバス(100円)もあるが、お客もいないので、運転手のおっちゃん暇そう。


滝まで徒歩25分くらいらしい
今の私の足ではもっとかかるかな?


川音が響いてくる





遠くに見えてきた・・・なかなか大きい


水は澄み渡っている



ををを~~~!!!
落差64m 間近に見ると凄い迫力
風向きによっては水滴が飛んでくる。




命の洗濯をした気分で平湯大滝を後にする。


松本から長野自動車道に乗り、中央道へ


諏訪湖~♪



最後は富士山もこんにちは♪





 

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第4回飛騨高山ウルトラマラソン~その8~

2015年07月07日 16時25分07秒 | 飛騨高山ウルトラマラソン
最後の難関
飛騨牛街道のピーク、うそピークも越え
残り10km
・・・後、10kmあるのかー・・・

目の前には一面の太陽光パネル。
大規模な太陽光パネルったら、ここだけかと思っていたら
高山市内、マラソンコース内にも、あちらこちらに見られた。
エコシティなんだねぇ

「メカトロニクス高山メガソーラーパーク付近空地」エイド
と、言う、ウルトラマラソンエイド中、最も長い名前部門優勝を狙っているのでは
ないかというエイドに到着。
もう16時なのに水をかぶる。

ゆるゆるとした下り道を駆け下る。
ここまで到達できたランナーの頭の中は
「飛騨牛っ!飛騨牛っ!」とコール
次のエイドを目指す活力となっている。
横には畜産研究所。
ここまで脚を温存できたランナーはガンガン飛ばして抜き去っていく。
私はといえば、脚は売り切れ状態。平地と同じスピードで行くのが精一杯。

バイパスの高架の下を抜け158号線白川街道へ
しばらくいくと待ちに待った
飛騨牛エイド
「公文書館」エイド

まずは清見サイダー
紙コップで飲んだ為か、「ん~?」って感じ
サイダーはビンでゴクゴクいきたいね。

その横に、待ってました
飛騨牛!!!
街の牛串をバラした感じのお肉がトレイにずら~り。
ご丁寧に1個1個楊枝が刺してある。
1個目、パクッ
ウマ~・・・
2個目で後のランナーのこと考えて、止めときました。
昨日、最高級と串と民宿の飛騨牛食べて、違いが分かったのだが、
このエイドのは、街の牛串よりはいい肉使っている感じ。

その隣はシシ汁、猪汁
お肉は少なかったけど、普通の豚汁より濃厚な感じ。
椅子に座って、じっくり味わう。

白玉団子の入ったお汁粉もあったが、
もう、お腹に入らず。泣く泣く断念。
なにもこんなひとつのエイドにまとめなくても、
「千光寺エイド」辺りに置いてくれればゆっくり食べられたのに・・・。

このエイドでもたっぷり時間を使い再スタート。

エイドを出てすぐ、信じられないものを見る。

前方より「ボッボッボッ」と音を立て、やってくる白い車
あれは・・・

トヨタ2000GTやんけ~!?

(画像は拾い物)
なんでこんなところに・・・
走りながら視線は釘付け。

後ろにいた若いランナーは何?って、きょとんとしている。
博物館等で見たことはあったけど、動いているのを見るのは初めて。
う~ん、予想外にいいものが見れた。

一旦広い道をそれ、再び農道へ
ちょっとした上り道になるが、もう少しということで
歩いている人は少ない。
T字路を右に曲がり宮川に掛かる橋を渡ると県道73号線
信号が変わるのを待って反対側へ渡る。
信号待ちの間、後から来た女性ランナーが歩道脇で苦しそうにしている。
「大丈夫ですか?」と聞いたが
「大丈夫です」とのこと、もう少しだ、がんばれ!


上りや下りだと、走りにメリハリがでるが
フラットだと、どう走っていいのか分からなくなる。
歩道の細かいアップダウンや電柱などを避けるのも、ここまでくると苦痛になる。

最後のエイド
「ナカムラ電気」エイド到着
「後3km、がんばれ」と応援してくれる。
水だけいただいて出発。

距離表示はカウントダウンに変わって、
ガーミンでは、とっくに100km越えている。
信号を渡り右折、残り1kmを切っている。
遠くにビックアリーナのある森が見えている。

ビニールハウスや田んぼが並ぶ真っ直ぐな道。
距離はそんなでも無いはずだが、スピードが出せないので長く感じる。
だんだん道の脇で「おかえりなさーい」と出迎えてくれる人達が増えてくる。

その先にはゴールへ向う最後の壁となる上り坂。

ビッグアリーナが見えてきた。
道の反対側、アーチの上からは
「おかえりなさーい!」「もう少しー!」「がんばったー!」
と多くの人達が称えてくれる。
私も両手を振って答える。

右に曲がってスロープを駆け上がる。
4時45分スタートと5時スタートに分かれている。

地元バレーの選手だろうか?ハイタッチをしてくれる。

一番奥の娘が好みでした・・・(ヲイ)

スロープ入り口に計測マットが敷いてあり
放送席のモニターに繋がっているらしい。

「11○3番、pink_manさ~ん!神奈川から来られました、
これはチョッパーの仮装ですね。おかえりなさーい!」
とアナウンス

スロープで一人抜かれて抜き返すことも出来たけど、
もう順位どーでもいいわ。
後ろを見ると間も空いている。

前のランナーのゴールを見届け、
テープが張りなおされるのをスピードを調節しながら待って
周りの人達とハイタッチしながら

ゴーーーール!!


(今回、ゴール写真無し。)

目の前にスタッフTシャツを着たおっさんが立ちはだかる
この大会の名物
高山市長その人である。

「完走おめでとう」と言って手を差し出してくる。
こんな機会めったに無いのでハグしてやろうかと思ったが
こんな汗まみれなおっさんに抱きつかれても、うれしくないだろうと思い
両手でがっちり握手。
「コース変わって楽になったと思って舐めてました~、きつかったっすー」
と伝える。
「また、来年も参加してください」と最後に言われ
「へへへ」と誤魔化す。

高山市長から離れると
地元の学生がメダルを持ってきて掛けてくれる。
えちごくびき野に引き続き、木製のメダルだ。(流行っているの?)

計測チップを外してもらい完走証を印刷してもらう。


100km  12時間36分24秒

まぁ、こんなもんかぁ


その後、着替えて
屋台で生ビールと牛串購入。
ちびちびやりながらゴール前スロープで応援。
(ゴール後のビールもおいしかったです)

実は私、ウルトラマラソンでは自分のゴールより
他人のゴールの方が感動するのである。
(たぶん、自分がリタイアしたら、それどころでは無いだろうが)
制限時間ぎりぎりになってくると、痛い足を引きずりながらダッシュするのを
みたり、応援が必死に「まだ間に合うー!」とか叫んでいるのを見てるだけで
ホント泣きそうになってくる。(私も叫んでいるわけだが)
今回も4:45スタートの最後のランナーがギリ間に合わなかった・・・。

同宿のOさんやブログで知り合った人も次々とゴール。
中村優ちゃんも堂々のゴールをしてました。
交代してるのかもしれませんが、カメラマンもすげ~。
しかし優ちゃん、ちょっとぽっちゃりしてません?


そして、すべての競技終了~。

タクシー乗り場にて聞くと自分で呼ぶとのこと。
会場の電話で呼んで、10分くらいタクシー到着。
宿に帰るまで、運転手の方から労いのお言葉いただきました。

コメント (4)
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第4回飛騨高山ウルトラマラソン~その7~

2015年07月05日 09時30分48秒 | 飛騨高山ウルトラマラソン
書き始めた頃は3~4回で終わるだろうと思っていた飛騨高山レポ
気が着いたら~その7~
早く完了しないと次の大会がー。

そうそう、ウェルネスの大きな封筒が届いて、
何だろう?他の大会の案内かな?と思っていたら。
高山市長のお礼状(印刷)でした。
わざわざありがとうございます。
でも、この内容ならハガキでもいいよね。

レポ続き。

80kmを過ぎ、疲労もずいぶん溜まってきている
1km7分台でたらたら進む
宮川沿いの道をフラットな道を走っていると
一瞬フラッとよろける。ガードレールに触れそうになる。
あぶないあぶない、ガードレールの向こうは直ぐに川。
疲れからか、熱中症の前触れか、なんでふらついたかは分からないが、
気を付けなければと、気合を入れなおす。

道は川沿いから田んぼの中に入り、JR上枝駅前通過。
ここで千光寺前で別れた71kmランナーと合流
あちらは後5km程でゴール。いいなぁ・・・
ここで他のランナーから激写されていた。
飛騨高山ウルトラのブログ検索していて、見つけたときには「うっひゃ~!」

(その方のブログより拝借。無許可ですが、問題あるようならコメント下さい直ぐ外します。)

遠くに幟がはためいているのが見えて、
「やった!エイドだ」
と、喜んでいると近づいてみると、お久しぶりなコンビニ
ぐわぁぁぁ、紛らわしいわー!

がっくりきたところで、ようやく本物のエイド「JAひだあぐり」
ここでも、先のブログの写真で帽子だけ見切れてました。


ここまでくると、エイドでの休憩が長くなってくる。
水分補給したり、椅子に座ったり、ダラダラする。
一度エイドを出てしまうと、歩かないと決めているので
どーしても重っ尻になってしまう。

えいやっ!と気合を入れて、体育会系の兄ちゃん達に冷水を浴びせてもらい
エイドを後にする。

宮川を渡り、100kmは信号を右折
まっすぐ行く71kmとはここでお別れ。

一瞬の街中を過ぎ再び、明るい農村な風景。
空気が綺麗な分、こっちの方が良い。
85kmの看板前で子供達に声援を貰う。
道は更に細い農道になり、左折。

飛騨牛街道に入る。
宮川を再び渡り、直ぐに大きな飛騨ミートの工場
門の前でおっちゃんが一人座り込んで応援してくれている。
ありがとー!

しばらく行くと「八日町新鮮野菜販売所エイド」
をを!。プチトマトがある。
元々あまり好きではなかったが、村岡ダブルフルのエイドで
食べて以来、ウルトラと言えばプチトマトってな感じで好きになった。
3個4個バクバクいただく。
(因みにウェルネスの大会で思いつくのは「グミ」だ)
ここでは、ドブ汁という大豆から作った飲み物?もいただく。
・・・なんか不思議な味でした。
あと、胡瓜もあったかな?

このエイドでも長々と休憩取り、左折してスタート。

ここから最後の難関の上り坂開始。
まわりはほとんど歩いている。

ここで、道の反対側の生垣の向こうの庭で遊んでいた3人のお子様達。
そのうち、一人が私に気が付く。
「あっチョッパーだ」 「あ、本当だー。」
私、笑顔で手を振る。  ・・・次の瞬間
追いかけろー!!

・・・なんですと・・・
みれば、3人の兄弟、ダッシュ開始

イヤ、チョット、ヤメテ。
チョッパー限界近いのよ。(大汗)

追いかける3兄弟
幼子のイメージを傷つける訳にはいかない只のオッサンも逃げる。

あ~、脚がぁぁぁ

横を歩いているランナーが「上り坂走れるの凄いですねー」と
いや、「追いかけられてるんです・・・」

3兄弟のうち2人脱落
長男いまだダッシュ中・・・・振り切った!

チョッパーのイメージ死守しました。・・・ハァハァ・・・


いらんところで体力使ってしまった。
しかしいい思い出は出来た。ありがとう3兄弟、いつか又会おう。


ふと前をみると、見覚えのある後ろ姿。
プーさんの正装の某ブログ村のDやねんさんと
お初ですが、やはりブログでは有名なRさん。
ゆっくり歩いている。どちらか調子悪いのかな?

抜き去り際に「Dやねんさん、ファイト!」とエールを送る
お約束の「どちら様でしたっけ?」と返されたが、まぁ覚えてないでしょう。
三浦ウルトラと袋井フルですれ違ったことを伝え、エールの交換し分かれる。


農村風景を抜け、じょじょに山道になっていく。
・・・と予想してたより本格的な山道だぞこれ。
このころから、周りのランナーが口々に
「90kmまだぁ?」「えらく長くないか?」
とブツブツ言ってるのが聞こえてくる。
ガーミンは狂いまくって既に92kmを越えている。

峠のピークが見えたが、これは前日の説明会であった「うそピーク
一旦、フラットになるから説明会で聞いてなかったら、ぬか喜びするところだった。

再び上り開始。まだかまだかと耐え抜いてようやく90km

90km 11:12:30

そして、遂に峠のピークに到達
説明会で言っていた「パネル見えたら、上り終了」の
太陽光パネルもしっかり目の前に。

よぉぉぉし。もう一息だー!!。
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第4回飛騨高山ウルトラマラソン~その6~

2015年06月28日 11時17分00秒 | 飛騨高山ウルトラマラソン
最終、第4関門「国府B&G海洋センター」到着

関門締め切りには、まだ1時間くらい残っている。

うろ覚えだが、「なしうち汁」と言う豚汁のような味噌汁をいただく。
「なんで「なしうち」って言うんですか?」とボランティアの方に聞くと
「近くに梨内城跡があるんです、石垣だけですけどね」とのこと。
(後で城を調べて梨内城の存在を知ったので、汁の名前間違っているかも?)


疲労と暑さでぼぉ~っとしてきたので、
屋内に入りブルーシートの上で、しばらく目を閉じ横になる。
今、思い起こすと、「選手待機場所」となっていて
ゼッケンを外した選手が居たりバス時刻表があったので、
リタイア選手の待機場所だったようだ。

しばらく休むと、楽になってきたので、コーラをもう一杯いただき再スタート。


JR高山本線と平行して国府の町を進む

エイドを出てすぐに
「ご自由にお飲みください」というプラカードの私設エイドが・・・
テーブルの上に地酒の一升瓶が五本ドンッと並んでいる。
「香りだけでも楽しんでって~。」と、エイド主のおっちゃんが笑顔で呼び込む
ビールはいけたけど、さっきバッタリ倒れこんだし
ここで日本酒入ったら完全に終わってしまふ・・・。
「ありがと~」とお気持ちだけいただき、手を振りスル~。

前半と違い、ほぼフラットの道
関節痛は無いが、筋肉疲労は確実に来ていて、スピード上げようにも上がらず。
7分台/1kmでとぼとぼ進む。
交通量も多くなってきているので、山の中と違い空気が悪いのがはっきりと分かる。

個人的には「千光寺の上りと下り、B&Gまで、高山本線と併走」
この間の区間が、レースで一番辛かったと思える。

加茂神社の拝殿を右に曲がると信号待ち。
「すまないね~」と警備の方が言われるが
B&Gからここまで信号も無かったので、
ようやく脚が休められて逆にありがたい。

その短い休憩で、なんかリフレッシュ出来ました。
信号が変わると、急に元気になりペースが上がる。

宮川に掛かる橋を渡る。
左手には「あじめ峡」という渓谷

T字路を左折、
大きな病院の向いの老人ホームからは婆ちゃん達が並んで応援。
それを過ぎると・・・上りやん・・・

上りの途中に「村山公民館エイド」
さるぼぼちゃんかお出迎えしてくれる。
さるぼぼちゃん・・・前見えてる?

このエイドで某ブログ村の関係者らしき
「ぐわぁTシャツ」の女性と遭遇。
緑ナンバーなので私より15分後にスタートのはず。
その後、しばらくの間、上り坂で抜き、平地で抜かれ、
最後はぶっちぎられました。
後でブログを調べてみると、某Mさん(そのままやん)ということが判明。
コメントしたところ、
【えぇ、覚えてますとも
たしか横から「あぁ~~~っ!」とか声をかけられた(違)と思います。
わたし意味がわからず「(゜Д゜)」と反応(笑 】
とのこと。
・・・わたくし、スーパー人見知りなので、声掛けてないんですが・・・
それとも、意識朦朧として、奇声あげちゃったかなぁ?
なんにせよ、延々と続く長い退屈な後半でいい刺激をいただきました。
ありがとうございます。

エイドを出て80km

80km 9:45:14


今回は短いが、こんなとこで

ゴールまで後、2回くらいか?
ゴール後が又長いんだが・・・。
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第4回飛騨高山ウルトラマラソン~その5~

2015年06月25日 16時11分10秒 | 飛騨高山ウルトラマラソン
71kmの部とお別れ
あっちは後10kmちょっと・・・着いて行きたいなぁ~・・・
と後ろ髪引かれながら、千光寺への道と正対する。

距離は短いはずだが行く手を阻むのは、その斜度。
約2kmで230mの上り。

まわり、ほぼ歩きに入る。
私はここまで来たらと、意地で(気持ちだけ)走っていく。
この斜度だと、歩いても走っても速度はそんなに変わらない。

えちごくびき野の反省から、今回はコースを一応下調べしておいた。
もちろん、実際走ったわけではなく、google ストリートビューだが(笑)。

五本杉到着。ここの駐車場にエイドでもあるかと思ってたが
無くてがっかり。休みたい・・・。
道路側からは4本しか見えず、どこが五本杉?と思いながら通過。
ここまでくれば半分と書いたブログもあったが
地図でみるとここで2/5くらい。気を緩めずに気合を入れなおす。

が、またまた、脹脛に不穏な前兆が。
ビクッビクッ!と痙攣をはじめる。
ええい、ここで再び漢方投入か!
とポケットに手を入れて、私真っ青・・・
無い・・・無いよ
頼みの綱の芍薬甘草湯が無いのである。

マジか???。 
落としたのか?いや、その他のものはすべて入っている。
丹生川支所で入れ忘れたか、ゴミと一緒に捨てちゃったか・・・?

どっちにしろ、今は頼みのものが無い。
でも、絶対歩きたくは無い。
スピードを落として、だましだまし上っていく。

「うひょっ・・うぎっ・・ぐわぁ・・」
とブツブツ呻きながら、やっと山門が見える。
見えてから又斜度が上がる。心拍数が一気に上がる。

山門到着。
心臓はバクバク、脚はビクビク
山門前で一歩も動けなくなる。
しばらく立ち止まり、心臓が大人しくなるまでストレッチを繰り返す。
5~6人に抜かれていくが、ここで慌ててもしょうがない。

実は今回、飛騨高山ウルトラで掲げていた目標
第1位が「千光寺の108段を駆け上がる」と言うもの
第2位は「すべて走りきる」と言うもの
まぁ、1位がクリアできなきゃ、2位も消滅なんだけどね。
ちなみに3位は「13時間切り」

改めて、階段を眺める。
千光寺の石段の写真はよく見てきたけれど、
カメラのレンズって広角になっていることが多く
イメージより高い感じがしない。
途中、3段くらい踊り場があり、
2段目で妙齢のお姉さま方が花道を作って応援してくれている。

心臓と脚は落ち着いてきた。イケル!

山門で一礼し、なんとなく「お願いしまーす!!」と一声
階段を一気に駆け上がっていく。
「あら、走ってきたわ」「がんばれー!」
上からお姉さま方の歓声があがる。
歩いて上っているランナーからも応援の声があがる。

お姉さま方のアーチをハイタッチで駆け抜ける。
脚が悲鳴をあげる。
最後の踊り場を抜けラスト20数段
脹脛が攣りまくる。 もうちょい、もうちょい
最後は歩くようなスピードだが、確かに駆け上がる。
上りきった・・・・

また、動けなくなる。

上がり切ったらエイドがあると思ってたら
エイドはそこから50mくらい先
ちょっと立ち止まり、息と脚を整える。
整ったところで本堂に一礼しエイドまで走る。

エイドでちょっと長めの休憩。
ここには円空仏の寺宝館がある。
時間があれば覗いてみたいが・・・。

千光寺の108段の石段、村岡ダブルフルの但馬大仏殿と匹敵する名物物かも?


エイド出発、駐車場を抜け、再び上り坂
前日の説明会で聞いていなかったら、ショックで脚が止まっちゃうところだ。

この上り坂は長くはないと分かっていても、
今までの疲労の蓄積でなが~く感じる。


やっと峠
下りに入る。
千光寺をクリアできれば楽勝だろう・・・と思っていた。

なんだ、この太腿の激痛は!!

一歩下るごとに太腿(膝小僧の上あたり)にぎしっぎしっと激痛が走る。
上り坂まで走る事で、ずっと大腿四頭筋を酷使してきたツケがやってきた。

走る時と歩く時では使う筋肉が違うので、ウルトラマラソンでは、
歩きを効果的に使うことで、筋肉疲労を分散させるのは
完走する上で有効なテクニックだ。
ずっと走るより、歩きを交えた方がタイムが良かったりする。

けれど、私は走ることに拘っている。
そのツケが今私を苦しめる。

71kmの部とも分かれ、めっきりランナーは少なくなり
前後、誰も居なくなり一人旅になることも。
時々、ものすごい勢いで駆け下っていく人はいるけど
それほど、抜かれていくわけではない。

・・・しかし、下り坂で1km7分台って・・・
遅すぎ。
美女高原の下りでは4分台出してたってのに・・・。

しかも、意外と長いし急だぞ、この下り。
こんなところに裏ボスが居ようとは。


坂を下りきったところで「下柏林道終点エイド」
エイド一覧では只の水分補給エイドだったが、このエイドが素晴らしかった。
まず、ここへきて「麦茶」 甘いものに飽きてました。
そして、フルーツゼリー。3つもいただいちゃいました。
そしてアイシング用氷。
チョッパー帽の中にINし極楽極楽。
地元のアイデアでオリジナルなエイドを作っていてくれて、楽しめました。
ありがとうございました。

坂をおりたら、延々と田園風景の中
アップダウンもキツイけど、平らな道もキツイわ~。
(結局、なにしてもキツイんですけどね)
道の両脇にひなげし(ポピー?)の群生があり、目を楽しませてくれる。

宮地公民館エイドを過ぎ、70km越える

70km 8:20:29

ぐは、この10kmかかり過ぎ

段々街中に入って行ったなと思ったら
意外と早く、最終関門「国府B&G海洋センター」到着


・・・今日はここまで
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