気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

サヨナラ2016 年の瀬マラソンin所沢~ボランティア~

2016年12月27日 08時31分05秒 | ボランティア
ウルトラマラソンシーズンも終わり、一息つくも少しさみしい。
12月はなんとなく大会に出る気が無く、気が付いたときには予定無し。
こんな時にはボランティアだ。

どうせなら私自身も楽しみたい
そこで・・・



選んだ大会はスポーツエイドジャパンの「サヨナラ2016 年の瀬マラソンin所沢」

所沢航空公園内コースを13周(フル)するこの大会。
最大の特徴は順位の表彰が無く、あるのは仮装賞のみ。

日本三大仮装マラソンの一つだそうだ。
(残り二つは小布施見にマラソン、安政遠足侍マラソンらしいです)

知り合いも何人か出ているので、楽しみにしていた。



当日、朝4時起床
昨日まで暖かかったんだが、今日になって冷え込みが厳しい。
天気予報によると雨は降らないが、最高気温でも11度。
いろいろ防寒用具を追加で詰め込み、4時40分くらいに出発。

心配していた渋滞も、連休最終日とあってほとんど無く
6時20分頃、会場である、所沢航空公園到着。

車の中でズボンの下にCW-X重ね履き。ネックウォーマーも装着して
大会本部へ。

まずは館山代表に「おはようございます」とご挨拶。
「ああ、pink_manさん(本名)、今日はよろしく、
  みちのく、またお待ちしてます、ぜひ来てください」
をう、これは参加せざるえなくなってしまった・・・。

ボランティア受付をして、交通費をいただく。

SAJの大会はボランティア中心で運営されているので
ここに居る人達はある意味ボランティアのプロ?。
本部からの指示が無くてもどんどん会場を設営していく。

知り合いのF原姉さんにくっついて、更衣テントの設営を行うが
手袋は挟むは、ポールが抜けちゃうは足を引っ張りまくり・・・(汗

その後もうかうかしていると仕事難民と化す。
オロオロと右往左往していると、あっと言う間に会場設営完了。


7時15分からスタッフ説明会開始。
私の担当は「走路確認、誘導」B班
一般の入園者の方もいるので、交差点などでランナーとの事故が無いように
誘導する仕事だ。



担当はこのバックストレートの入り口前



スタッフリーダーと共にコース下見
皆ランナーなのでジョグで1周
既に仮装な方も居て笑える。

下見後、まだ時間があるので一時解散。
予想以上に冷え込みが厳しく、ランニングシューズだと足先が痛くなってくるので
一旦車に戻り、皮のスニーカーに履き替える。
買っておいたパンを食べてエネルギー補給。



会場は既に仮装ランナーで埋め尽くされている。
超有名な仮装ランナーグループ「シャア専用」の陣地は
ランニング大会とは思えない、大道具のたまり場と化している。

本部前に帰る



クリスマスなのでこんなオブジェが

みちのく津軽の打ち上げで知り合った、RUNARTのM崎さんと再会
来年のみちのく津軽について情報交換。
彼女も250kmに出る気満々だ。

本部前集合場所に早めに着いて待っていると
「とにこでーす」と、おっさんランナーズのとにこさん出現。
お仲間2人とと豹柄ボディコンで参戦だ。
しばらくお話し、がんばってっと伝え、私達は担当場所へ。

途中、シャア専用陣地でウルトラおばさんことRUNtotoさんと再会。


現場到着。



告知看板。
この下には1月の地元のリレーマラソンの告知が。
航空公園はこういう大会が多いようだ。



担当場所。2人は同僚のミニーちゃんとステッチ
2人比べればチョッパー帽だけの私は地味だ・・・。
この他、若者一人を加えた4人でこの場を担当。
同じB班2人とリーダーの3人はこの先の場所を担当する。

じっとしていると底冷えする。

9時になりスタートしたはず。

しばらくすると物凄い勢いで先頭集団通過。
スピードに似つかわ無い仮装に思わず苦笑してしまう。
それにしても、順位表彰が無いと言うのにこのテンションはなんだろう。

途切れなく続く仮装ランナー達。
中には、本当にゴール出来るのか?と思うような歩きで行く人達も多い。

私達の仕事もこの瞬間が一番忙しい。
公園は当然一般の方も来られるので、
「すいませ~ん、マラソン大会開催中なので、お気を付けてお渡りくださ~い」
と来園者の方に案内する。
困ったのが寒いのもあって口がよく回らないので、カミカミになってしまう。

来園者の方々は一瞬「えっ大会やってるの?」と怪訝な表情をされるのだが、
仮装ランナーを超えた超仮装ランナー集団を見て、目が点・・・。
その後、爆笑され
「この格好で何キロ走られるんですか?」と質問される方も多かった。
「フル、42kmです」と伝えると、今度は口があんぐり・・・。

中には「去年も見に来たの、楽しいわよね」と楽しんでくださる方も。

特に気を付けなければいけないのが自転車。
音も無く近づいてくるので、気が付くのが遅れる。
公園側は下り坂になっているので、スピードが付いているので更に注意が必要。

何人かは不機嫌そうに通りすぎていったが、心配されていた苦情も無く、
一般の来園者の方々も多く楽しまれたようだ。

オプティマスことゆきパパさん、RUNtotoさん、とにこさん、RUNARTM崎さん
知り合いも多く通りすぎたが、最初のうちはランナーが途切れないので
声を掛けるのが精一杯。

徐々にランナーはばらけていく。
お日様は上って行くが気温が上がらない。
沢山着込んでいるが、じわりじわりと冷えて行く。
寒いおかげか一般の来園者の方も少ないようで助かる。

2時間半過ぎ、ピークは終わったので交代で休憩に入る。

コースを逆走し応援しながら本部に戻る。
仕事中は我慢していた携帯カメラで撮影。



今月4レース目のオプティマス!



高さ2.5mはあるプーサンタ。



チョッパー同士でエールを送りあったお姉さん。



武者ガンダム



M崎さんのはにわ隊



被っちゃったけど、航空公園のシンボルに乗るどらえもん

逆走なんであんまり撮れなかった。

本部に戻ると、暖かいコンビニ弁当と熱い豚汁が用意されている。
冷えた身体にはありがたい。



テントの外には豚汁待ちの行列がずらり。
うどんやカレーでも行列が出来たそうだ。
SAJの大会はエイドが豪華で有名だ。

その間に一番のランナーがゴール。
なんと2時間40分。
連覇中のバナナの仮装のランナーでした。

開いた時間で車に戻り、忘れていたお祭りハッピを引っ張り出す。
これでも少しは防寒できるだろう。



おみこし!これ、着れます・・・。



再び、オプティマス



昨年の仮装覇者 鉄人28年さん。ラピュタのロボット



武者ガンダム&ザク。このザク、ノーマルなのに3倍速い。



お嬢ちゃん、ここはランナーは来るから危ないよ~!



と、思ったら ウルトラおばさんことRUNtotoさん



はにわ隊。いいチームワークです。



茄子&マリオ
茄子さんはけん玉で、もし亀やりながら走ってます。
マリオさんはBGM付き。

担当部署に戻り、残りの人と交代する。

既にランナーはバラけているし、公園内の一般の方にもマラソン大会の事が
知れ渡っているので、仕事自体は多くは無い。

1時を回ると、やっと気温が上がってくる。
じっとしている我々はホッとするが、重仮装ランナーの方々には辛い時間だ。
たまにくる園外からの自転車などに気を付けながら、声援を送る。

このころから、ぽつぽつと
「ラスト周回です、ありがとうございました~」
と言いながら通過するランナーが増えてくる。

残るは一癖ありそうな重仮装な方々や完走目的のランナーさん。
どんどんランナーが減っていくので、残った人達との触れ合いは
自然と濃密なものになっていく。



年貢を持って走る奉行?
この年貢5kgあるそうです。



ラスト周回のとにこさん。
3人揃って使用前で撮っておけば良かった。
すいません、もう一人のおっTランナーの方、お名前忘れてしまいました・・・。



最初はガラガラを押して歩いていた「なめ猫」さん。
「だいぶヨレヨレになっちゃった」と言われていましたが
快く写真撮影に応じていただけました。
後で知りましたが、今年の仮装大賞はこの方のようです。
おめでとうございます。

RUNtotoさんはとっくにゴールしているのに
走り足りないのか、まだ走っている。
差し入れありがとうございました。

その他、
飴玉くれた赤忍者さん、
こちらのXジャンプに答えてくれたヨシキさん
お盆にアミノバイタルを山盛り載せて走っていたウェイターさん。
るろうに剣心さん。
私を見て「佐渡1周108k」と言った方(ブログの読者さんかな?)
楽しませてくれてありがとう。

15周目で「これが最後~」と言っていたのに
ゴーオンレッドに付き添い16周走ったRUNtotoさん。
あなたはホンマもんのHENTAIです。

15時半になり辺りの看板などを片付ける。

最後のランナー、トイストーリーの宇宙人のランナーを見送って
コースを逆周りに清掃しながら本部に戻る。

ちょうど、さっきのラストランナーがゴール。
拍手と共に大会が終了する。


撤収作業に入る

人数が多いものだから早い早い。
朝に続き、うかうかしていると仕事難民と化す。

お汁粉が大量に余ってしまい、皆でがんばって消費する。



最後に各リーダーより今回の総評
代表の挨拶に続き、ノンアル&有るアル、お茶で乾杯。



余った食材はスタッフで奪い合い。



お祭りの後はいつもさみしい。



辺りはすっかり夕闇

この後、三連休の最後の日曜日ということで心配していた渋滞も
思ったほど無く、意外とさくさく地元に到着。

スーパー銭湯で冷えた冷えた身体を十分温め無事帰宅。
コメント
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第39回奥武蔵もろやま仰天ハーフマラソン~ボランティア参加~

2016年10月23日 21時08分54秒 | ボランティア
10月は佐渡1周で身体がどーなるか分からんかったから
ランニングの大会は入れなかった。
空いた時間をどーしようかと考えたときに、思いついたのがボランティア。
どーせなら みちのく津軽でお世話になったスポーツエイドジャパン(以下SAJ)の大会を手伝おうと思い、探したところ見つけたのが
「奥武蔵もろやま仰天ハーフマラソン」
この大会、主催者は毛呂山町で、SAJは主催では無く、運営協力とのこと。
開場がオクムと同じ毛呂山総合公園。
ハーフだから半日でサクッと終わるところも魅力的。

早速SAJのボランティア申し込みサイトからエントリー
返信されてきたメールがまさかの文字化け・・・。何がなんだか分からない。
まぁ、後で問い合わせようと思って忘れる・・・。

大会4日前、さすがにマズイと思って問い合わせようと思っていたところに
メール到着。
添付のPDFで集合時間を知る。


5時50分自宅出発
圏央道でさくさく到着。
圏央道が出来てから、こっちの方に来るのが本当に楽になった。
この道が無ければ、今回も面倒くさくって参加しなかったな。



オクムと同じゴール



会場ではオクムと同じようにマッサージコーナーもある。



SAJは給水所を担当している。
館山代表を見つけ挨拶。
みちのく津軽に出たことを覚えてくれていた。
RUNARTのM崎さんも声を掛けてくれる。

が、ここでハプニング。
私の名前が名簿に無い・・・。
まぁいいや、と人手の足りないと思われる「滝ノ入エイド」へ
水やスポドリを積み込み、出発を待っていると
人が足らなくなったエイドが出たらしく、そこへ回ってもらえませんか?
とのことで、「キャンプ場エイド」に行き先変更。



会場には天狗様光臨。

ボランティアリーダーと常連の慣れたお兄さん。
オクムで猫耳着けていたという女性ランナーと
小川町からの参加のお兄さん
+私の5人で担当することに。
上2人以外の3人は給水所は初体験

エイド会場到着。
ここでもハプニング。
近くのバラ園でバラ祭りをやっているらしく
車が3台止まっている・・・。
去年はちゃんと前日からカラーコーンで場所取りしてあったとのこと。

しょうがないので少し横にずれた所にセッティング。
更にハプニング。
「水」「スポーツドリンク」と書いたカードを止めるテープが無い。
更に肝心のゴミ袋が無い。

慌てて連絡し、SAJの事務所から持ってくる。



エイド完成。

選手が来るまでしばらくのんびりする。



裏手には小さいながら渓流もあって癒される。

ここでトドメのハプニング。
簡易トイレが設置されていたのだが、なんと鍵が掛かったまま。
ををい!どーすんだこれ!?
マイナスドライバーがあれば開けられるんだが・・・。
なんかないかな?・・・これでは?
なんとか腕時計の止め具を使い開錠する。
をを~、凄い凄いと褒めてもらう。

到着予定時刻15分前くらいから水とスポドリを注いでいく。
水はプラカップ、スポドリは紙コップと指定がある。
なんとなく水担当になる。
プラコップは風が吹くと飛ばされやすく、静電気でゴミが着きやすい。
重なっているのをバラすのも結構めんどくさい。 

一人はエイド出口でゴミ袋持って待機。

来るぞ来るぞと緊張の一瞬。

先導車に続き
トップキター!

ガッとスポドリを掴み駆け上っていく。

その後5位くらいまでスポドリ大人気。
その内だんだん水を手に取る人も増えてきて、だんだん忙しくなってくる。

最初にテーブルに並べたカップはどんどん無くなっていく。
プラカップはバラのが大変で時間が掛かる。
とても一人では間に合わない。
「ヘルプ~~~!」
とゴミ拾いしている猫耳ねーさんを呼び寄せる。
そこから、私、コップをひたすら並べる並べる
ねーさん、水をひたすら注ぐ注ぐ。

やや速いタイムであろうグループは周りが目に入っていない人もいて
ランナー同士でぶつかったり、カップをだーっとひっくり返したりと
やや、困ったちゃん。

遂にピークゾーンに突入!
並べても並べても追いつかない。
もう、ランナーの方を見ている余裕も無く、視線はひたすらテーブルの上。

暑いので消費量も激しく、カップ2個取りや3個取りのランナーも多い。
テーブルの上のカップが少なくなってきているのに、
ガバっと2個持って行かれると正直カチンときて、殺意すら湧いてくる。
しかし、気に留めている暇は無い、ひたすらテーブルに水を並べていく。

スポドリ班は更に忙しかったらしく500個用意してあった紙コップが無くなる。
しょうがないのでプラカップで提供。

そうすると、一気にプラカップの消費量も上がっていく。
足りるのか?
段々とゆっくりランナーが多くなってくると
落ち着いて、2杯のカップを1杯にし、「これ使ってませんから」とか
「お代わりください」とカップ節約を考えてくれるランナーが増えてくる。

それに伴い、テーブルの上のカップも減らなくなってくる。
ピークは過ぎた・・・
そこからは、落ち着いて応援をしながらエイドを楽しむ。

最後尾ランナーを拍手で送り出してからゴミ拾い。
テーブルを片付ける。
紙コップとプラカップ合わせて1000個有ったのだが、残りは50個
ギリセーフ。
スポドリは完売。水は結構余った。


水も余ったし、下のエイドを手伝いに行こうと出発。
「滝ノ入エイド」へ



ここは、10km、ハーフのランナーが通っていく為、消費量もハンパ無い。
丁度ピーク状態でパニック中。
そこへ援軍到着。

再びコップを並べまくる。
が、ここでもコップが足りなくなる。
「一人1個でお願いしま~す」「ご協力お願いしま~す」と声を掛けても
当然のごとくという感じで2個取りし、飲まずに身体に掛けて捨てるランナーが
続出。
まぁ、大目に用意しない主催者も悪いんだけどね(主催者は毛呂山市)
今回給水のボランティアやって気持ちのいいランナーと
腹立つランナーが良くわかったよ。自分も気をつけなきゃ。

苦肉の策で使用済みでも綺麗なコップを近くの水道で洗ってくるという手を使う。

なんとかピークも過ぎ、応援しながら作業出来る余裕ができる。

スタッフがこの先の最終エイド「阿諏訪エイド」を余った水を持って偵察に行く。
阿諏訪エイドは10kmとハーフが往復するので4回ピークがくるが
コップや水分の数が他のエイドと同じだったという・・・
もちろん足らなくて、コップは洗って再利用、水は持っていったものでなんとかなったらしい。

滝ノ入エイドの関門時間が来て、給水も無事終了。

片付けをし、ゴール会場へ戻る。

ゴール前にて最終ランナーまで皆で応援。
滝ノ入エイドで来た最終ランナーも無事ゴールして大会終了。


SAJのブースで交通費現ナマ3000円をいただく。
(まぁ、高速代とガス代で足がでるけど・・・)
更に参加賞、お弁当もいただく。
参加賞はタオル。地元メーカーの低カロリー麺のカップも付いて来る。



ゴール横で皆でお弁当を食べる。
ゴールテープ係を担当していた、みちのく津軽で最後一緒に走ったF原さんと再会。
いろんな大会の話やこれからの予定など語り合う。

その後、もう一働きということで、本部テントの撤収。
まぁ皆さん慣れているらしく、バラすの速い速い。
あっというまに4棟のテントを片付けていく。

市のボランティア担当に今回の問題点もちゃんと伝えたようだ。

館山代表から
「この後、事務所で簡単な打ち上げやるけど来ませんか?」と言われるも
車だし、予定もあったので泣く泣く辞退。
行きたかったな~。

再び圏央道で帰るが、疲れが出て眠くて眠くて、ちょっと危なかったかも?

ちょっと、イラっときたこともあったけど
初めての給水ボランティア楽しいものでした。
また機会があれば参加しようと思います。
コメント (4)
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