気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第9回 神流マウンテンラン&ウォーク~その3~

2017年11月23日 10時39分24秒 | マラソン大会
みかぼ森林公園エイドを関門25分前に出発

巨大なのこぎりの刃の上を歩くとこんな感じかな?って状態の尾根を
ひたすら登ったり降りたり、登ったり降りたり。

後ろには先のエイドで一緒だった、前橋トレラン部の兄ちゃんがぴったりと着いて来る。
彼もまだまだ諦めてないようだ。

最高地点まであと何kmの標識が出てくるが、一向にその距離が縮まらない。

いったいいくつのピークを越えたか分からなくなってきた頃
ようやく「LAST15km」の標識
そして、最高地点の白髪山山頂に到着
次の関門まで残り4km
ここからは下りが始まる。

下りに入ったとたんに後ろにいた前橋トレラン部の兄ちゃんがぴゅ~っと飛び出していく。
を~!!さすがトレランに慣れた人は走り方を知っている。
あっというまに見えなくなる。

一方の私はへっぴり腰で下っていくのでそれほどスピードは上がらない。
ここまでに何度か、落ち葉に隠れた木の根っこで足首を挫きかけているので
どうしても慎重になってしまう。

やがて、下りは更に急な激下りと化していく。
下りと言っても登り以上に時間が掛かってしまう。
3人くらいに抜かされるが、気にしてはいられない。
心の中は「怪我したくない」の一心である。



ここで関門時間の13時半を迎える。
この先は、もう歩き中心で、とにかく慎重に進む。

やがて舗装路に出ると、ゆるやかな登りを歩いていく。



持倉エイド到着。13時47分くらい
スタッフの方が
「すいません、関門時間になってしまいました」と丁寧に応対してくれる。
間に合わなくて、すいませんはこっちの方です。
因縁のあるチップを返却

到着と同時にバスに乗り込む前橋トレラン部の兄ちゃんが見えた。
がんばったのに残念!

すぐに回収バスが発車するという。
まぁ、次便もあるようだし、のんびりしようと見送る。



「たくさんあるから食べてって~」
と地元のおばちゃんや学生さんたちが薦めてくれる



お蕎麦!!



花豆!!

はっきり言って、ここにいるランナーよりも多いんですけど・・・
しかも、更にどんどん追加されている。

とりあえず蕎麦2杯かきこむ。
花豆も数皿パクパク食べる。

振り向くと



大パノラマが広がる。

道路縁に椅子が並べられ、数人のランナー、地元のじいちゃんとお話をする。
バスがなかなか来ないと、すかさずホットコーヒーまでサービスしてくれる、心遣い。

更に薦められるままに蕎麦と花豆を食べるが全然減ってない(笑)



CPじゃないけど、記念のスタンプコーナー。もちろん押しておく。

やがて回収バスが到着。

コースをぐるっと迂回してたようなので意外と時間が掛かる。
気が付くと爆睡してた・・・。

ゴール近くになってくると、走っているランナーが見えてくる。
中盤くらいまで一緒に走っていたランナー達の姿も見える。
皆一様に帰って来れた安堵感や達成感を感じている笑顔だ。
それを見ると改めて我が身の不甲斐なさや悔しさを感じる。

一度、車に帰り、着替える。
お風呂セットを持って、ゴール地点に向かうと
さりー夫妻やろっしさん、ももさん夫妻に再会。
ここのお風呂は混んでいるし打ち上げもしたいので、皆でスーパー銭湯に行くという。
ご一緒することにし、ぞろぞろと車で移動。

帰り道にあるスーパー銭湯に到着。
皆考える事は一緒で、神流帰りのランナーも大勢いる。

お風呂に入ってから、レストランで乾杯!!(もちろんノンアル)
思い起こしてみれば、おっさんランナーズの打ち上げ参加はお初。
神流の感想やつくば、オクムなどの話題で盛り上がる。
(しまった!!写真撮り忘れた~!!)

名残惜しいが、再会を誓い解散。

帰り道は関越で少し渋滞したが、圏央道はサクサク。
しかし、途中からもの凄い眠気が襲ってきて
厚木SAで仮眠。
気が付いたら日付替わっている~。

新湘南バイパスを下りたのが0時半くらい
猛烈に空腹を感じてしまったので、牛丼屋に寄って特盛を完食(いいのか?)

無事帰宅~♪
家に帰り着くまでが遠足と言われているけど、洗濯が終わるまでが遠足でしょ?
しかし、深夜なので洗濯できず、翌朝に持ち越し・・・。


さて、8年ぶりのトレイルランの大会でしたが、
やはり、のんびり長く走るのとは違いますね。
途中から頭の中を占めていたのは
「怪我はしたくない、怪我したら次に控えているあの大会に出られない。」
と、いうものでした。
途中、何度も足首を挫きかけていましたし、レース後1週間くらいは痛かったし。
練習すればそれなりに走れるようにはなるんでしょうが、
その時間があったらロング走りたいしね。



「自分が思っているよりジャーニーランが大好き」
っていう自分に出会うことが出来ました。

と、言うわけで、この先トレイルランの大会参加は無いと思います。
神流のリベンジもありません。
(ただ、持倉から先の極上トレイルを体験出来なかったことだけが心残りですが・・・(汗) 気まぐれなんで、数ヵ月後には言う事変わってるかもしれんけどね)

あ、かといって、トレイルを走ることはあるとは思いますし、
時間を気にせず、のんびりトレッキングはやって行きたいな~とは思っていますよ。
やっぱり、山の景色は最高ですからね。


今回、自分自身は残念な結果でしたが、
神流は大会としてはとてもよく出来た大会でしたね。
スタッフ、応援、ボランティア、エイド、ランナー
皆さん大変お世話になりました。

こんな私でも言わせてください。
神流最高~!!
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第9回 神流マウンテンラン&ウォーク~その2~

2017年11月19日 10時13分56秒 | マラソン大会
林道からトレイルへ入り込んでいく。
標識によると、まず目指すのは若御子山山頂。
ひたすら登山。



平地なら大した距離じゃないけどなぁ~
このままこんな道が続いていたんじゃ、後何時間掛かるんだか・・・

道は分かりやすく、ちょっと迷いそうなところは、ちゃんと矢印の表示がある。
そればかりか、ちょっと出っ張った枝、基準点、などにはピンクテープで注意喚起している。心遣いがうれしいね。

若御子山を通過し、桐ノ城山を目指す。

近くのランナーと「こんなにキツイとは思わなかった」と話す。

そろそろ山頂かな?と思ってたら
この先崖、注意の表示。
断崖絶壁をロープを頼りにトラバース
その先を崖のぼり・・・
脚も疲労してるし、怖い~・・・。
(写真撮ろうかと思ったが、カメラ落としそうなので止めました)



登った先には祠 無事通過を感謝する。

晴れてはいるが、風は冷たく、夜が明けてから時間が経ったのに地面には霜も残っている。

そこからは下りに入り、林道にでる。

次のエイドには関門がある。
ちょっと厳しいかな~と思っていると三叉路に突き当たる。
左の道には既に西御荷鉾山を廻ってきたランナー達が続々トレイルから現れてきている。
案内のおじちゃんが「エイドまで1kmだよ」と教えてくれる。
ロードを登るとエイドが現れる。



いただいたコーラを飲みながら、一度シューズを脱いで足を開放。

トイレに行ってから、女の子達の「がんばってくださ~い」という声援に
背中を押されながら出発。
関門閉鎖45分前にスタートできた。

長~い階段をひたすら登る。
後ろを振り返ると



大パノラマ。
ここまでは木々が生い茂り、あまりいい景色は望めなかった。

ごつごつとした岩場を抜けると、やっと
西御荷鉾山山頂到着。



不動明王さんにここまでの無事を感謝。





ここでもCPのスタンプポン!
晴れてはいるけど、風は冷たく、ここでずっと待機しているのも大変だろう。
ありがとうございます!。

トレイルを一気に駆け下り、来るときクロスした分岐路へ。
丁度、スィーパーの方が登ってきたところ。

規模が大きいので公式かと思ったら、実は私設のエイドが開かれていた。
前橋トレラン部の方々ありがとうございます。
暖かいココアが身に浸みる。

ゆるやかな上りのロードを進むと、脇に逸れトレイル開始。
しばらくはロードに平行に沿ったトレイルを進む。
何度もピークを登ったり降りたりして体力を吐き出していく。



うーん、たったの25kmなんだけどな~。
次の関門は28km地点で12時半

道は林道になり、上りが続く。
走って走れなくはないが、先のことを考えると、体力温存したい。
歩き倒す。



姉妹大会の中能登トレジャートレイルランさんの私設エイド。
ラスト5杯くらいのうどんをなんとかゲット。
「400杯完売したよ~」と喜ばれていた。
ありがとうございました。

ほとんど歩きとおして



みかぼ森林公園エイド到着。

ここも冷たい風が吹き付けている。
ボランティアの皆さん、寒い中ありがとうございます。

同じくらいに到着した前橋トレラン部のランナーが言うところには
「自分は去年、最下位だったが、ちょっと厳しいかも?」
「前回は、この後の最高地点を関門20分前に通過して、最終関門数秒前に通過した」
「次の関門まで10km。ここの関門時間の12時半だと残り1時間しかないし絶対間に合わない」
とのこと。

慌ててスタートする。
時刻12時5分。
次の関門まで残り10km、1時間25分。間に合うのか?
考えている暇は無い、とにかく前に進む。
コメント (4)
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第9回 神流マウンテンラン&ウォーク~その1~

2017年11月14日 09時34分15秒 | マラソン大会
村岡ダブルフルのレポまだだけど、先にこっちを書いちゃおう。

8年ぶりのトレイルランの大会に出ることとなった。

「神流マウンテンラン&ウォーク」

トレイルを走るのは好きだが、
大人数のレースで、細い道を譲り合いながら走ることに
ストレスを感じて今まで回避してきたが、
将来的にはロングトレイルにも挑戦してみたいかな~と思っていて
評判のいいこの大会に出てみることにした。

ところが大会2日前くらいから、まさかの歯痛発生!?
前日にあわてて歯科に駆け込み、応急処置。
噛むだけで激痛が走っていたが、とりあえず治まる。
しかし、鈍痛は残っていて、バファリン飲んでごまかす。

19時半頃、出発。
圏央道から関越道へ
途中、SAでカツ丼食べて、本庄児玉ICで降りる。
コンビニで翌日の朝食(おにぎり3個)買い込む。
児玉駅近辺で、曲がる道を間違えちょっと迷うが、
その後は462号線沿いにサクサク進む。
途中、メロディーロードなんてものもあって、道路に切った溝で
「こいのぼり」が車内に響きわたるもの。面白い!

23時頃、真っ暗な神流の町に到着。
河川敷に作られた駐車場に駐車する。
後で聞いた話だが、数日前までここは水没していたのだとか。
土砂で埋めて、前日に作業が終わったそうだ。
神流の人のこの大会に掛ける意気込みが分かるエピソードだ。

車外に出ると寒い!!
道路にあった温度計は7℃とかだったっけ。
空には一面の星空!!

神流川に掛かる吊橋「こいこい橋」は幻想的なイルミネーションで出迎えてくれる。

(フラッシュかかって、ちょっと失敗写真・・・)

23時半頃、車内で就寝。
春秋用の寝袋に毛布を挟んで、寒くも無く暑くも無く、ぐっすり眠れる。

4時30分アラームで目覚める。

当日受付に行き、ゼッケン、チップ、参加賞を受け取る。

暗い車内でゼッケンを付けるのに手間取り、気が付くと5時。
慌てて着替えがなら、おにぎりを頬張る

ちゃんとしたトレラン装備なんて持ってないので
ウェアはいつものウルトラ装備。
インナー、ノースリーブシャツ、ハーフタイツ、カーフガード、ハット
先日、もろやま仰天ハーフのボラで貰ったカモッシーアームガード。
EXライトウインドジャケット

シューズは手持ちで現在唯一使えるトレイルシューズ、
HOKAoneoneスティンソンATR

バックパックはドイター。ちょっと大きいけど、これしか持ってないので

あれよあれよとスタート20分前
あわてて吊橋を渡りスタート地点へ
しかし、まだ閑散としている。
しばらくすると、徐々に人数が増えてくる。


知った顔発見!
おっさんランナーズのさりー夫妻だ。
今回はスーパーペアでの出場
隣にははじめましてのももさん夫妻
ロングクラス出場で、スーパーの見送りに来てくれたようだ。



周りを見廻すと、皆さん荷物が少ない!!
中には水すら持ってないんじゃなかろうかってくらい小さいバックパックの方もいる。

私は慣れないトレイルなのでのペットボトル500ml2本(水とOS-1)
行動食、ファーストエイドキット、ポイズンリムーバー、サバイバルシート
ヘッデン、長袖のインナー等々、結構ずっしりと持ってます。

隣でさりーさんが「あ~!?チップ付け忘れた!!」と騒いでいる
(スーパーペアは一人がチップ付けていればいいので、勘違いと判明)
アホやなぁ~・・・と笑っていると スタート1分前

・・・ん?
なんか違和感・・・チップ?・・・

あ~~~~!!!!
俺がチップ付け忘れてる~!!!

既に、カウントダウン中

脱兎のごとく走り出す。
背中からはスタートのフォーンの音

吊橋を駆け渡り、駐車場へ
封筒からチップを取り出し付ける。

そして逆走

吊橋を渡りきる頃に、スタート地点から
「4分経ちました~、ランナーいらっしゃいませんか~?
 スィーパースタートします!!」
との放送が聞こえる。

スタート見送った方々が走る私を見かけて
「まだ居るよ~!」と叫んでくれるが聞こえてないよう。

スタート地点に着くと、すでにスタートラインは撤収中
困り顔のスタッフ達

「駄目ですか?」と聞くと

伝説のトレイルランナー鏑木さんが、がばっと私の肩を抱き寄せ
「取り合えず、あのスィーパーに追いついてください!!」
と100m先のスィーパーを指差す。

「すいません!!ありがとうございます!!」
と伝え、ダッシュする。

スィーパーに追いつく間にも、スタッフの方々が大声でスィーパーを呼び止めてくれてている。
スィーパーの2人もその声に気が付き、止まってくれた。

「すいません!ありがとうございます!!」
スィーパーの方々も苦笑いしながら「がんばって!」と応援してくれる。

失格になっても不思議じゃないのに、ありがたいことです。
伝説の鏑木さんとの初コンタクトがこの状況ってのが泣ける・・・


しばらくは夢中で走る。
あ、GPS入れ忘れた・・・。1kmくらいして気が付く。

やがて舗装路を外れ最初のトレイルへ突入
渡川の辺りで最後尾(真の最後尾は私ですが)に追いつく。ふぅ・・・

最後尾だからそれなりにゆっくりだろうと考えていて、
その間、ちょっとダッシュした分休憩しようと考えていたが、
あれあれ?皆登るの速いよ!?
よくよく考えてみれば、最後尾と言ってもスーパークラスの最後尾である。
それなりに走力のある人しか出ようと思わないだろう。
そして、私は登山は素人。すぐに息が上がる。

それでも少しづつ前を譲ってもらいながら先へと進む。

登る登る、とにかく登る。
ランニングと違い、距離感が全然掴めない。

明けた空に号砲が響き渡る。
もう、ロングクラスがスタートしたようだ。
まだ4kmくらいしか進んでいない。

一度車道に出る。その際、シェルジャケットを脱ぐ。

空は快晴で雲ひとつ無い。
開けた尾根に出ると冷たい風が突き刺さる。

まだまだ登っている。
結果・・・

【悲報】俺氏、5kmでバテる

ここら辺りで、既にスーパークラスに出たことに後悔。
もう腿はガクガク、脹脛パンパン。
そんな時に、ヤバイ岩場が出てくる。
ここ、ホントにコースだよね?
怖ぇ~と思いながらロープを頼りに上って行く。



なんとかかんとか父不見山山頂に到着。
CPのスタンプをゼッケンに押す
(ちなみにこの女性ペアは無事ゴールしてました)

ここからやっと下り開始

が、斜度がハンパ無い
下りで皆に追いつくぞ~と意気込んでいたものの
やはりスーパークラスの皆さん、下りも速い~!!



清流に癒されながら



やっと10km・・・
そばに居たスタッフに「もう止めたくなりました」と愚痴る。

舗装路に入り、ロードなら負けないぞ~と思ったが



前にも後ろにもだぁ~れも居ない・・・。
しかし、ウルトラ好きな私には慣れた状況。
むしろこういう雰囲気は大好きです。

誰とも会わない状態で神流の町へ帰る。
町民の方々総出で応援してくれる。
歩きたくても歩けない・・・。
ここで止めますなんてとても言えない・・・。

やっと第1エイドに到着。



なんだ、皆さん、いっぱい居るんじゃん。
一安心。
(ここの中にもゴールした人沢山います)
トイレに行って、コーラをいただき、お礼を言って再スタート
町民が方々のエールに答えながらしばらくメインロードを行くと
道を渡り、登り坂へ

がしがし歩いて登って行く
再びトレイルの入り口へ



さて、出会えるかな?

第2CP 西御荷鉾山へ向けて登って行く。

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第9回 神流マウンテンラン&ウォーク~速報~ 

2017年11月13日 14時28分09秒 | マラソン大会
久しぶりの更新です。

村岡ダブルフルのレポートを書かなきゃ書かなきゃと思っていいたが
だらだらしているうちに、次の大会に行ってきました。



第9回神流マウンテンラン&ウォーク

調べてみたら
2009年高水山トレイルラン30km以来
8年ぶりのトレランの大会。

なんでまた8年ぶりにトレランにエントリーしようと思ったのか?

今思えば、
土佐乃国の遍路路がすげぇ楽しかったと
友達のさりーさんや、ろっしさんのレポが楽しそうだったことがきっかけかな?

まぁ、200kmオーバーの大会も完走してるしって
安易な考えで50kmのスーパーシングルコースをポチっとな・・・


結果・・・



持蔵集落の関門で20分程タイムオーバーのDNF・・・


8年ぶりでスーパーシングル50kmって舐めすぎでしょアンタッ!!
ってお話です・・・。


しかし、オクム以降、チャレンジな大会ばかりだったとしても
3戦連続DNFは凹むわ~・・・
 
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静岡マラソン2017

2017年03月06日 09時21分45秒 | マラソン大会


なんとか完走出来ました~。


早朝4時前に起床
家を出て途中コンビニにておにぎり購入

早めに駅に着いたら、駅前の階段で今回一緒に行く友人Sとばったり。
同日に三浦ハーフもあるので静岡組は少ないかな?と思っていたが
ホームにはランナーらしき人達も多くいる。
始発電車に乗り込む。



あっというまに小田原着



朝日が昇り始めている。



ランナーらしき人がぞろぞろ

混むかな?と思っていた新幹線も意外と空席があり
ゆったりと座っていけた。



25分で静岡到着。

地下道や歩道で会場まで。
道が狭いので意外と時間がかかる。
まぁ、時間もあるしのんびり行こう。



更衣室のある建物前で友人Sと解散。
その横のトイレに並んで、すっきりしておく。

更衣室に着き、スケジュールを見ると荷物預かりの締め切りが7時45分とのこと。
現在、7時30分。

ヤベェ!
慌てて着替えて(と言っても上着脱いだだけ)おにぎりを口に放り込む。
荷物をまとめて・・・・
あ、ワセリン塗るの忘れた。
一瞬迷うが、擦れて痛くてリタイアだけは避けたかったので
再び荷物を開けワセリン塗り塗り。

荷物をまとめて更衣室を出る。時間は既に40分。

荷物預けのトラックがわから~ん!!
要綱はすでに荷物の奥なので取り出せない。
あっちのトラックの群れにいって間違えたらアウト・・・
正解!無事荷物預け完了、締め切り3分前。
5分後くらいにはトラック出発してました・・・。

念のため、もう一度トイレに行っておく。
公園の外れの常設トイレの小用が空いていたのでラッキー

と、放送で「スタートゲート締め切り5分前です」
なんですと・・・
穴場トイレを探してゲートの反対側まで来ていたので大慌て。
アップの代わりと思いながらダッシュ。

なんとかゲートに滑り込む。締め切り2分前・・・

締め切りと共に移動開始。
間に合わなかった人は最後尾に誘導される。
厳しいようだが、こういうスケジュール管理がきっちりしているのは好きです。

今回のシューズは昨年野辺山で使ったナイキエアズームエリート+5
暑くなりそうなので防寒装備は着けなかった。
お試しでウェアの下にファイントラック スキンメッシュを着けてみる。

スタートゾーンまで1kmくらいぞろぞろと移動。

開会式は既に始まっているが、遠くて何言っているかよく分からん。

カウントダウン無しでいきなり
「On your mark!」(なぜに英語・・・?)

号砲1発

スタートしたが列動かず。
しばらくして歩きだし、スタートラインからようやく走れる。
かかった時間は3分半くらい。

道は広く走りやすい。
1km 7:52
ロスタイムを考えると次のラップでペースを考えよう。

2km 4:55

速い、速いよ。
ここんとこ速く走っていないので、自分のフルのペースが分からなくなっている。
当初の予定では5:30くらいで行こうと思っていた。
少しペースを落とす。

3km 5:02

まだ速い気もするが、キツくも無いのでこのまま5分/km前後で行きますかと
方針決定。

コースはまず静岡市街をぐるぐると回る。
沿道には応援も多い。
仮装ランナーは多くないので、私のチョッパー帽でも目立つらしく
声援は沢山飛んでくる。

4:50~5:05/くらいで刻んでいく。

10km 54分

まぁこんなもんでしょ。
すれ違いゾーンで誰かいるかな?と思ったが、分からず。

安倍川沿いの河川敷の道に出る。
ここでも応援は多い。
安倍川を渡り更に南下

20km 1:43

ハーフ 1:49

ああ、もうきつ~い!
時間が経つにつれ暑さが増してくる。
既にウェアは汗でびちゃびちゃだ。

安倍川沿いを下りきり、南安倍川橋を昇る。
目の前に富士山が現れる。
この静岡マラソン4回目だが、過去3回は天候不順で富士山は見られなかったそうだ。
いままで見えなかったものが、海岸沿いの道に入ったとたんに目の前に現れる。
このシュチュエーションは素晴らしい。
何人かのランナーはコース脇に寄りカメラで撮影している。

ここから三保の手前まで延々直線が続く
地図で見ると直線だが、細かいカーブやアップダウンで先までは見通せず
割と普通の道だ。広いし走りやすい。
只、地味に上っているし、暑いしでペース維持が難しい。

エイドを過ぎると道端にイチゴの食べかすが落ちている。
シマッタ!さっきのがイチゴエイドだったかー!
なぜ気が付かなかったのか~と後悔していると
次のエイドでもイチゴを出してくれてました。
意地でも1個ゲット。おいち~~~!

イチゴに元気を貰ったが
25km過ぎからペースが保てなくなってきた。
5分が切れなくなってきている。

30km 2:35

これって、速いんだっけ?遅いんだっけ?
まぁ、なるようにしかならんわ。

長~い苺ロードがやっと終わりカーブを曲がると上り坂。
これが最後の上り坂のはず。
上り終わって下りで勢い付けて・・・て、スピード上がらん
あかん、脚売り切れた・・・

清水区街に入ると応援も増えてくる。
タイムは落ちたりがんばるぞと持ち直したりを繰り返す。
意地でも5:30/kmは割らないぞと気合を入れ直す。

40km 3:28

3:40は切りたい。
コースはくねくね曲がってきて、先のコースが分からない。

「最後のコーナーだよ!」
応援の声が聞こえる。曲がってもゴールは見え無い。

どこまで続くんだよ~と思いながら先を急ぐ。

遠くにゴールゲートが見える。
あそこだ!
ラストスパートに入る。
隣に並んできたランナーとペースがシンクロする。
タッタッタッタッタ
タッタッタッタッタ
息遣いまで一緒だ。
それに合わせて
「ハイハイハイハイガンバレハイハイハイ」と言ってみる。
隣のランナーが噴出す。
そのまま2人して
「ハイハイハイハイハイ」
「ハイハイハイハイハイ」
とシンクロしながらゴール!

ゴール後爆笑しながら握手する。

みちくさ南伊豆に続き大笑いしながらのゴールとなりました。

タイムは

フル 3:39:42

なんとか40分は切れました

ネットは 3:36:05

サブ4出来ればいいやぁと思っていたくらいなので
今回は上出来。



ペースも25km過ぎから一旦落ちたが
全体的には維持できている。
なにより出し切った感が気持ちいい。

ゴール後、導線にしたがい完走メダル、完走証、完走タオル、ペットボトル、
みかん2個貰う。
預けていた荷物を受け取り、着替えテントへ。
着替えテントはいくつもあり、まだ人も少なくゆったりと着替える。

ゴール会場横ではイベントスペースがあり
そこで生ビールゲット。
ぷはぁ~うまぁい!!

参加賞のソックスを受け取り、ゴールゲート前に移動。

しばらくすると友人Sがニコニコしながらゴール。
見つけられて、エールを送れて良かった。
友人Sも目標達成できたようだ。

友人Sを待っている間、牛串つまみにビールお代わり。
少し居眠り。

帰りは新幹線を使わず、鈍行で熱海乗換えで帰宅。
お尻が痛くなりました。



やっぱり、フルが一番キツくて嫌だな~。
しかし、今回は出し切った感があり、
たまにはキツイのもいいかな~と思ってしまいました。
コメント (2)
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