気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第22回 野辺山100kmウルトラマラソン~その6~

2016年06月09日 22時46分59秒 | 野辺山100kmウルトラマラソン
あわわ、おっさんランナーブログにリンク張ったとたん
訪問者の数が桁違い
gooブログ内でも6000番台だった過疎ブログが
現在3000番台。 

怖えぇぇぇとガクブルしております。


さて、目標であるエイド以外が歩かず無事ゴールできました。
ゴールでは71kmの部でゴールした友人が待っていてくれて
ゴールシーンを撮影してくれてました。



完走メダルを貰い大満足のおっさんチョッパーの図

野辺山ベストでは無いが、エイド以外歩かなかった事に
大満足。

そのままゴール前に回り、帰ってくるランナーを待つ
途中何度もすれ違い励ましあったRUNtotoさんは20分後ぐらいに
到着できるだろう。

帰って着たランナーは笑顔が多いが中には号泣している人や
足の痛さに顔をしかめる人もいる。
帰って来たランナーに精一杯のおかえりなさ~いを叫ぶ。


しばらくするとコーナーを曲がってくる小柄なランナーが見える
RUNtotoさんだ!

「おかえり~、完走おめでとう~」と叫ぶ

RUNtotoさんもこちらに気づき・・・

(撮影、友人)
最高の笑顔を返してくれました。

これで卒業と言ってましたが
いつか一緒に完湯を目指しませんか?(笑)


そのまま帰ってくるランナー達を出迎え。
制限時間40秒前に駆け込んだ、おっさんランナーTシャツの女性もおかえり~。

そして最終ランナー。
「あと10秒!」「まだ間に合う!」「行ける行けるー」
と会場一体となり応援。
ギリギリゴール。

この瞬間が好きだな~・・・


その後は着替えて
シャトルバスで駐車場へ移動
中央道で帰宅。
高井戸インターで渋滞13kmだったが
到着するころには渋滞解消。

無事帰宅しました。


~野辺山総括~

コースはこんな感じ




高低差はこんな感じ
平らなところがほとんど無いのに加えて
ラスト10kmが意外と昇っている。



ペース表を見ると分かるが、エイドで休みすぎ(笑)

GPSデータで見ると


タイム13:19中、実際走っている時間は 11:29
実に2時間10分休んでるかトイレに並んでるかしている。
休息時間を縮めれば12時間切りも夢では無い。

やる気は無いけどね・・・


第15回大会で初ウルトラで出場
80kmで股関節が痛くなりリタイア。
現在まで大会でのリタイアはこの大会のみ。

第17回大会は申し込むも東日本大震災で中止。

第19回大会、初めてゴールするも75.5kmで歩いてしまい完踏。

そして今回第22回大会、エイド以外は歩かず完走することができました。

これで一つの区切りが出来ました。
今のところ来年出る気はなかったりします。
他にも色々出たい大会もあるし。
(今のところ・・・来年ケロッとスタートラインに居たりするかもしれませんが)

私にとって野辺山ウルトラマラソンは
ウルトラマラソン初チャレンジで初リタイアの思い出深い原点。

楽しい事も多いですが、教えられることも多いので。
個人的に秘かに「野辺山先生」と呼んでいます。



とても懐の深い先生ですから、いつでも誰でも受け入れてくれますよ。
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第22回 野辺山100kmウルトラマラソン~その5~

2016年06月08日 08時58分38秒 | 野辺山100kmウルトラマラソン
RUNtotoさんと別れ、
橋を渡り左折すると見えてくるのがラスボス
90km手前から始まる上り坂

斜度はそんなでも無いが、90km走って来た脚には辛い。

ここからはストリートビューでその嫌らしさを見ていこう。



上り坂入り口、レース時には途中に90km計測ポイントがある。
エイドと間違えると、精神的に大ダメージをくらう。



90km 11:53 

ここから10km1時間で行けばSUB13
・・・無理でしゅ・・・(泣)



小海線の高架を潜ると・・・



続く上り坂・・・
あのコーナーを曲がると



更に続く上り坂
そう、ここが怖いところは多角形コーナーになっているところ。
この画像の先のコーナーを曲がると・・・



まだ、上ってたりします。
レース中はここをぞろぞろとゾンビもどきが歩いているわけです・・・。



あのコーナーの先は・・・



をい・・・



ようやく斜度は緩くなってきたけど
今度は延々と続く直線になってきます。



しかもこの直線、最後のほうは必ず少し上っている。
先の方からその上りが見えるから、メンタル削られる事この上無い。

そして、そんな多角形コーナーが1ヵ所や2ヵ所じゃ無い。

ストリートビューは快晴だが、レース時は5時を過ぎて日が傾いてきたころ。
少し薄暗くなってきて更にテンションダウン。
私はここまで来たら、歩いてもゴール出来る時間だからまだいいが
時間ギリギリだったら、かなり心細いだろう。

92.7kmエイドがオアシスに見える。
ここでもしっかり休憩を取る。
なんとかこの区間も走りきる事が出来た。
もう、心を支えているのは、
「ここで歩いたら、今までの走りがすべて無駄!」
「ここを走りきらなきゃ、もう一回挑戦しなきゃいけない」
という脅迫観念。
そして、もくもくとゴールを目指している周りのランナー達。
エイドのスタッフにお礼をいい出発。

いつしか周りの風景は畑やビニールハウスの田園風景となる。
小海線の踏み切りを渡った後は多角形コーナーの直線路が続き
同じような風景に感覚が麻痺してくる。
きっと地獄にはコーナーを曲がっても曲がっても
延々と続く野辺山地獄というものがあるんじゃないか
などとアホな発想さえ沸いて来る。
上り坂を歩いて脚を温存しているランナーは平地で速いので
直線では抜かれていくが、上り坂で追いつく。

永遠に続くかと思われた多角形コーナー直線路だったが、
風に乗ってゴール地点のアナウンスが微かに聞こえてくる。
ああ、もう少しだ。
記憶にも残っていた最後の急な上り坂
ここさえ走り切れば残りは平地、気合を入れて走りぬく。

なんとか走りきり、完踏では無く「完走」が見えてきた。
その時、道の反対側から
「ナイスラン!」「もう200mでエイドだよ~」と
各ランナーに大きな声で応援してくれている人が・・・
「あれ?」なんと世を忍ぶ仮の姿のDやねんさん

「をを~チョッパーナイスラン!」
「なんでそんなとこいるんですか~」(笑)
「71kmで辞めました~」「すぐそこエイドだからがんばってね~」

やはりこの気候で正装は辛かったんだな~。
それでもリタイア後すぐに応援に回るなんて、なんて凄いプーさんなんでしょ。

お礼を言いながら小海線の踏み切り手前で左折。
コーナーのところには応援の人たちが「おかえり~」と迎えてくれる。

コーナーを曲がるとDやねんさんの言ったとおり最後のエイド。
スタッフが拍手で迎えてくれる。
「最後だから食べてって~、飲んでって~」大歓迎だ。
各エイドには本当に助けてもらいました。
皆様本当にありがとうございました。

ここからはちょっと遠回りだが
3kmのウイニングランだ。
45m電波望遠鏡も出迎えてくれる。
走る人、歩く人、足を引きずっている人、ラストスパートを駆ける人
皆が一つのところを目指している。

踏切が見える、電車よ今は来ないでくれ・・・。
無事通過。
胸元のファスナーを上げ、チョッパー帽の形を整える。

「おかえりなさ~い」「おめでと~」「おつかれさま~」
応援の数がどっと増える。

ラストスパートを駆け、何人かを抜いていく。

駅前、最後のコーナーを曲がる。

「pink_manさん、おかえりなさーい」
場内アナウンスが聞こえる。
両側にずらりとならんだ応援のアーチ

前後の距離を調整。
前のランナーの通過を確認してから
両手を挙げ



ゴーーーーール!!!
(友人撮影)

100km完走 13時間19分07秒
 
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嫁とオイラの“ヘッポコ”ラン日記

2016年06月07日 08時01分16秒 | 雑記
前から知ってはいたのだが
野辺山繋がりで遂に初コメントしてしまったブログ

嫁とオイラの“ヘッポコ”ラン日記



おっさんランナー夫妻の走って笑って泣いて為になる、
レースや日常を描いたマンガブログで
ここと違って、毎日更新
コメ欄が時には100を越えるマンモスブログである。

この度、リンクを貼らせていただくこととなりました。

・・・流れでコメ欄がどっと増えたらどうしましょ~
今のうちに謝っておこう。

「コメ欄返すの遅れたらごめんなさい」

取らぬ狸取らぬ狸・・・

しかし、仕事しながら毎日更新でコメ欄もきちっと返すって凄いよね。


先日の奥武蔵ウルトラでは、
このおっさんランナーブログの沢山の読者さんと
知り合う事ができました。
今から記事を書くのが楽しみです。

・・・早く野辺山レポ終わらせなきゃだわ・・・

***

2016年10月8日追記

おっさんランナーさんのブログ
嫁とオイラの“ヘッポコ”ラン日記」は
現在お引越し作業中だそうです。

このページのアドレスは最新に直しておりますが
作業終了し確定するまではリンクが切れることもありえます。
ご了承ください。
コメント (2)
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第22回 野辺山100kmウルトラマラソン~その4~

2016年06月06日 16時00分57秒 | 野辺山100kmウルトラマラソン
71kmエイドで長~い休憩した後、
お尻から生えた根をブチブチ千切りながら出発。
エイド出口でスタッフが励ましてくれる。
ここから馬越峠山頂までは上り坂しかない。

ほとんどのランナーが歩く中、ゆっくりながら走っていく。

しばらく上っていると一軒の酒屋さんがある。

(ストリートビューより拝借)
私の初ウルトラで野辺山デビューだった第15回大会でここまで来たとき
既に心折れてぜぃぜぃ言いながら歩いていると
一人の女性ランナーが
「お婆ちゃん、今年も来たよ~!」
と言いながら店の中へ
店のお婆ちゃんと少しお話した後、出てきた時には手にはビール500ml缶
その場でプシュっと開け。ごくごくごくっプハァ~と・・・。
前のエイドでおつまみ代わりに、たけのこの里持ってきたと言いながら。
すいすいっ~と坂を駆け上がっていき、しばらくすると山の上から
「ヤッホ~!!」と聞こえてきました。
初ウルトラな私は余りに自由な雰囲気に呆然とした記憶があります。

その酒屋さんも前回19回大会出たときには店は閉まっており
自販機だけが動いていました。
今回も何人か利用しているようでした。
あの女性ランナー、今でもここでビール買っているのかなぁ?

この区間、次のエイドまでは苦労しました。
途中、何組かの私設エイドのおかげで辿り着けたようなものです。

74km馬越峠への入り口のエイド
公民館かと思ったら室内ゲートボール場だったのね。
ここでなんか食べた記憶はあるが、なんだったのかが思い出せない・・・

さあ、ここからが勝負だ。
前回、心が折れて歩いてしまった場所まで1.5km
たった1.5kmだ。
幸いここからは木陰が多く、暑さを遮ってくれる。
この時間帯のランナーは、ほぼ歩き。
その間をゆっくり走っていく。
何人かのランナーからは、自身も辛いだろうに
「ナイスラン!」とエールをくれる。
沿道の声援もうれしいが、同じランナーからの声援は本当にうれしい。
「あざ~す!」と答えながら走りを止めない。

にしても、まだかまだかと思ってみても
コーナーを曲がると同じような坂道が続く。
あの地点は越えたはずだと思いながらも、続く坂道にげんなりしてくる。
足がピクピクしている。もう駄目かも!?

と、思った瞬間、突然明るくなり視界が開かれる。

周りの森が全伐(斜面の木々をすべて刈り取る事)されていて
道の先に青白のエイドテントの屋根が見える。
あそこまで行けばなんとかなる!。助かった~・・・。
前回のリベンジ達成!

エイド到着。水を全身に掛け冷やす。
椅子があったので座らせてもらいしばらく休憩。
先程抜いていった人達は、少しの滞在でどんどんでていく。

峠頂上まで残り3km
ここで歩いてしまったら、今までの76kmがすべてぱぁ~。
気合を入れなおしエイドを出発する。

エイドで抜かれて行った人達を一人づつ抜いていくことでモチベーションとする。
峠が近くなり斜度が少し緩む。
目印の車止めが見えてきて、しばらくいくと応援の人が見える。
「後少しでエイドですよ~」
行けた・・・走りきった・・・。

79km馬越峠エイド到着。

私の到着と同時にスタートするRUNtotoさんが見える。
下り速い人だから追いつけるかな~?
少し補給、休憩し下り坂スタート。

下り坂で膝は痛いが、我慢できるレベル。
スピードはそれほど出せないので6分弱/kmくらい。

80km 10:45

ここの下りで時間を稼ぐのではなく、
身体を休めることを第一に考えながら、楽に走るよう気をつける。

体力消費が少なく81kmエイドは必要無いと判断しスルーする。
結果、時間が稼げた。

いつの間にか森が消え、畑が広がってくる。
畑が見えたからもうすぐ町かなと思ったが、この畑が広い広い。
畑の中をうねうねと曲がりくねった道を惰性で走る。
スピード差はあまり変わらないので同じ間隔でランナーが下っていく。

ようやく下り坂終わり。
橋を渡り川沿いの細い道を走る。
長い下り坂で脚をやられたのか、何人かのランナーは足を引きずっている。

87km川上村公民館エイド到着。

RUNtotoさんと再会。
うどんを食べていると「その胃の強さが私との差なのね」とか言っている。
聞けば50kmの蕎麦以来、ほとんど固形物を食べて無いらしい。
それでここまで来てるんだから、その方が凄い。
「野辺山きっつ~い!もう2度と出ない」
との言葉を残し先発していく。

もう一杯水を飲み出発。
この町中の道も約3kmと以外と長い。
2~300m先にRUNtotoさん発見。
歩いたり走ったりしているが、走るスピードが速いのでなかなか追いつけない。
私もいつ心が折れてもおかしくない状態なので
RUNtotoさんには悪いが、ターゲットにさせていただく。

じわりじわりと近づき併走
「ふぁいと~」と言いながら先に行く。
「ホントに膝痛いの~?」と聞かれたが
ええ、ほんとに痛いんです・・・。

橋を渡って左に曲がると
ラスボスの坂が見えてくる。
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第23回奥武蔵ウルトラマラソン78km~速報~

2016年06月06日 06時05分07秒 | 奥武蔵ウルトラマラソン
野辺山ウルトラのレポの途中ですが、
第23回奥武蔵ウルトラマラソン無事完走できました~。



朝、雨模様でどうなることかと思いましたが、
スタート時には小雨、すぐに晴れてきて暑いくらいでした。

このレースで素敵な出会いが沢山ありました。

レポは野辺山レポが終わり次第、開始します。
気長に待っててね。
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