SaltyDog

               by kaji

萩・津和野攻め(7/9)

2011-05-07 | 城めぐりの旅
津和野の町は、萩よりも観光地化されているようで、お店が多い印象を受けた。
もちろん早朝であるからまだ開いてはいない。路地を入り雰囲気の良い通りを
歩いていると、いろんな古い建物に出会う。しかも次から次にだ。なかなか
見応えのある町並みだ。少し津和野が好きになる。

津和野城へ行くにはまだ早いが、近くまで行ってみようかなと考える。
歩いて30分ほどで津和野城の麓まで到着。 折角ここまで来たのだから、
時間はまだ早いが山頂を目指すことにした。ほとんど山道である。雨で少し
濡れた道を進む。勾配は決して急ではないが、夏なら蛇やクマを警戒しなくては
ならないような道である。


<津和野城登山道入り口>

登り始めて20分程度。津和野城「出丸」に到着。石垣が見えてきた。



おや?なにやら立て看板が。 読んでみると昨年7月にクマがでて、人が襲われ
たとのこと。注意するように書かれていた。 こんな場所は他にも割と多いが、
他に誰も居ない山の中で、しかも人身事故があったと書かれていると、ちょっと
気になる。 ラジオは持っていなかったので、iPhoneで音楽を流しながら
先を歩くことにした。 まだ5月だから大丈夫だろうとは思ったが念のため。



本丸跡までは、そこから5分ほどであった。 さらにその先の三十間台からは
津和野の町を一望できる。絶景である。



つづく

萩・津和野攻め(6/9)

2011-05-07 | 城めぐりの旅
20時33分、津和野に到着。 夜は無人駅になるようだ。駅に降り立ったのは、
私だけ。 駅周辺には他に、おそらく地元の方とおもわれる老人夫婦がいただけだ。
地図をたよりにホテルを探す。しかし高い建物はみあたらず、本当にあるのか
不安がよぎる。しかも街灯も少なく真っ暗である。

少し歩くと電飾の文字が流れる看板が目に入った。どうやらホテルのようだ。
正面まで行ってみると、2階建ての建物が。ここでいいのか?と思いながら、
入り口を入る。すると奥からおばさんがでてきた。予約をしている旨を告げ、
台帳に名前を書き、宿泊料を支払い部屋の鍵を受け取る。フロントのすぐ先の
部屋のようだ。 部屋はまぁこぎれいではあるが、安っぽい感じは否めない。
3800円という料金からすれば、贅沢は言えない。

フロントの前にあった自動販売機で缶ビールを購入しようと思ったら、350ml缶
は売り切れ。しかたなく500ml缶を購入。テレビを見ながら、ビール・ワイン
などを飲んでいると、いつのまにか寝てしまったようだ。

午前4時。のどが渇いたので、お茶を買いに先ほどの自動販売機に。
あれ?お茶も売り切れ? しかたなくアクエリアスを購入。

しばらくボケボケと過ごす。 雨も今はやんでいるようだ。 よし、これは
津和野の早朝の町を散歩しなくては と、財布とカメラだけ持って出かけた。

被災地復興支援レポート:岩沼(6/12)

2011-05-07 | 被災地復興支援
VCの方が、グループ分けを始めた。 車を出せる人を募り、その
方が何人乗せられるかで小グループが作られる。私は車の所有者SO
さん、それから前述のSAさん、KUさんのチームに加わり、そう
いった小グループが集まって作業内容と現場の場所を知らされた。
この時点で10時。時間がもったいない。

何とか活動に参加できた。 早速車に乗り込み現地を目指す。
八巻さんというお宅の、トマトハウス復旧に向けた活動であった。
Vの数もおそらく80人ほどは居たのではないだろうか。




<八巻さんのトマトハウス>


<手前の広い場所には、震災前ビニールハウスがあったそうだ>



八巻さんのご主人が、ハンドマイクを手に、Vの活動の指揮をとられ、
見事な采配ぶりを発揮なさっていた。 大量のビニールや金具、
そしておそらくお湯かなにかを循環させる鉄のパイプ。 そういった
物を一旦外へ運び出す作業が続いた。


<運び出し作業がだいぶ進んだところ>

お昼休憩。Vは基本的に食料持参なので、それぞれおにぎりなどを
持っていたが、ご主人がVのみなさんにおにぎりを配ってくれた。
私も1パックいただく。 米がいいのか、めっちゃ旨いおにぎりだった。



休憩の間、ご主人から、震災当日のお話しを聞くことができた。
その日、たまたま、家の近くにおられたそうで、地震発生後すぐに
戻ってみて、被害状況などを確認していると、海の方角から津波が
押し寄せてくるのが見えたと。 急いでご家族を車に乗せ、海と
反対の方角に向けて車を走らせ、無事だったと。 あと5分判断が
遅れたらダメだったかもしれないと。

高さにして2メートルほどの波が押し寄せた跡が残っていた。

つづく

被災地復興支援レポート:岩沼(5/12)

2011-05-07 | 被災地復興支援
岩沼駅を降り、iPhoneの地図を頼りに岩沼VCを目指す。同じ方向に
歩く数名を発見。 7時10分 VC到着。既にものすごい人が
列を作っていた。


<到着した時点での列>


<30分もしないうちに、私の後ろにできた列>

今日で参加3日目という近くに居た男性に様子を
伺ってみると、私が並んでいるあたりで、だいたい前から500人
位だと。そして昨日はこのあたりから後ろの人は、活動に参加できな
かったそうだ。 若干不安がよぎる。

受付開始は8時30分だという。 何もすることがなく、大勢のVの
時間が無駄に過ぎていく。 数名の方に話しかけてみた。 50代
前半と思われる男性KUさんは、浦安から参加とのこと。この日が
2日目だと。仙台市内から参加のSAさんは、現在市内に単身赴任中
だとか。 京都から参加のNIさんは、新幹線に乗って朝着いたとこ
ろだと。



8時30分頃になるとハンドマイクでVCの方が説明を始めた。
そしてまもなく少しずつ列が動き始めた。先頭が見えた。まるで
ディズニーランドのアトラクション並の列である。
動き始めたと思ったら、ピタリととまってしまった。どうやら列が
進んだというより、間隔が狭まっただけのようだ。


<先頭がようやく見え始めたところ>

つづく

被災地復興支援レポート:岩沼(4/12)

2011-05-07 | 被災地復興支援
5月2日、出発当日の昼、VCに電話を入れてみた。 しかし2つ用意
された電話番号にかけても、呼び出しはするがつながらない状況。 
ホームページをチェックすると、活動に参加できなかったVも多数
いたとのこと。 しかし、この期に及んで後戻りはできない。とにかく
行ってみて、ダメだったら飲んで食ってお金を落としてこようと
考えた。

仕事から帰宅し、食事を済ませ、風呂にも入り、作業着に
着替える。 あらかじめ準備していた荷物など、最終チェック。
新宿を23時30分発 なので、それまで、行きつけのBARで飲む。

新宿のバス乗り場に到着。作業着姿の同士が居るだろうと思って
見回すが見当たらず。 ちょっと当て外れ。 座席は前から2列目の
窓側。窮屈な席だ。

途中渋滞している所もあったが、2度ほど休憩を挟みながら、翌朝
6時頃仙台駅到着。身につける事のできない貴重品などをコインロッカー
に預け、6時27分発の電車に乗り、岩沼を目指す。

仙台駅と岩沼駅の間は約20分ほど。 駅からVCまでも徒歩20分
である。

つづく