高円寺駅前

今月２７日・２８日に開催される高円寺阿波踊りを前に、
高円寺駅周辺は、着々と準備が進んでいる。この二日間、駅周辺は
ものすごい人で賑わうため、私はちょっと覗き見をする程度で、
腰を据えて観ることはまずない。

高円寺最大のお祭りと言えるが、近年その面白さは薄れてきている。
それは、あまりにも管理統制がされすぎて、お客さんにお祭りを
楽しんでもらうことよりも、いかにして事無く終えるかに重点が
置かれすぎているように感じる。

通路には背丈以上のシートが張り巡らされ、わざとそこからは
見えないようになっていたり、観客も一方通行を強いられ、行きたい
方向には進めなかったり、やたらとハンドマイクを持った実行委員が
目立ち、祭りを楽しんでいるのに耳元でガンガン言われたり。
露店の多くは無くなり・・・と　かなり様変わりした。

こんなことでは、お客さんもそのうち離れてしまうのではないかと
危惧する。

長年高円寺阿波踊りは観てきたし、露店を出して飲み物やら焼きそば
やら売っていたこともある。おそらくこれまで問題が多かったこと
は容易に察することができる。大事故に繋がる前に管理は必要だった
かもしれないが、あきらかにつまらなくなってきているように感じて
いるのは、私だけだろうか。