晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【日常】 ナナズグリーンティーで源氏物語を想う

2015年08月13日 | I love 北九州市
 地元・北九州市でのこと。

先週、アミュプラザ小倉西館6階
nana's green tea(ナナズグリーンティー)
オープンしました。

抹茶&日本茶カフェとして全国的に知られるお店です。
福岡県北九州市への出店、待っていました!


抹茶ガトーショコラパフェ。
おいしかったです。



先着順で無料配布されていたポストカード。
8月の花は「千日紅(せんにちこう)」。
可愛い花ですね。






店内は、「源氏物語」をモチーフにしたアートワークが飾られていました。
写真はその一部です。

それぞれの右下に源氏香図と各帖の名前が記されています。
うっとり眺めてきました。




ナナズグリーンティー、店舗によっては
「源氏物語」アートワークのポストカードが
販売されているのだそうですね。

私がアミュプラザ小倉店を訪ねた日は、
ポストカードの販売がなくて残念でした。


2016年4月に訪ねたところ「源氏物語」ポストカードが販売されていました。




抹茶好き&源氏物語好きとして
リピートしたい素敵なお店です。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 実物大展示室 その2 袿姿体験

2015年08月12日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

実物大展示室 その1 に引き続き、
2008年10月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。


御帳台


 着装体験。 

風俗博物館、実物大展示室には
洋服の上から自由に羽織ることができる
装束があります。

 ・男性用・・・狩衣姿(狩衣と指貫)
 ・女性用・・・袿姿(単と袿)



袿姿になってみました。
御帳台の中にて。



立ち姿。
左手を上げるとこんな感じ。


左手をおろすと袖にしわやたわみができます。



今回着装したのは、このような文様の袿と単でした。





以上、2009年4月における風俗博物館の展示の様子でした。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 実物大展示室 その1

2015年08月12日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

四季のかさねの色目に見る平安の美意識 に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

実物大展示室では
直衣姿の男君、
唐衣・裳姿<十二単姿>の女房、
衵(あこめ)姿の女童が
展示されていました。


母屋にいる直衣姿の男君。


廂にいる女房と女童。
唐菓子をつまみながら、双六に興じているようです。





女房は唐衣・裳姿
・・・いわゆる十二単姿です。







衵姿の女童。




直衣姿の男君の後ろ姿。




二階棚・・・上下二層からなる高脚の棚。



唐櫛笥(からくしげ)と鏡筥

唐櫛笥・・・櫛などの化粧道具を入れるための筥です。
鏡筥・・・鏡台にかける鏡と、鏡をかけるために必要な羅紐・入帷・枕などを納める筥。





 実物大展示室 その2 へ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 四季のかさねの色目

2015年08月11日 | 京都・風俗博物館
京都市下京区にある風俗博物館のこと。

紫の上の受戒~生と死の狭間の救い~ に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

寝殿 西廂では
「四季のかさねの色目に見る平安の美意識」
が展示されていました。

≪かさね色目・春夏秋冬≫


 春:梅かさね


早春に咲き競う紅梅の様々を表したかさね色目。
着用時期旧暦11月~2月




 春 「布」のかさね:桜かさね




「衣」のかさねにはみられず、「布」のかさねで極めて多く用いられ、好まれたかさね色目である。
表地の白色に裏地の紅がほのかにすけた様が桜を象徴的に表している。
着用時期旧暦正月~3月




 夏:菖蒲かさね


端午節句に使用するサトイモ科の菖蒲の「根」と「葉」の色の対比を表したかさね色目。
端午の節の菖蒲を特に称賛した、高い香気が感じられるようなかさね色目である。
着用時期旧暦4月~5月




 夏:藤かさね


藤の花の色づいた紫の濃き薄きと、新緑の葉の美しさを表現したかさね色目。
古来、藤は松に絡みかかって咲いている姿が賞賛された。
着用時期旧暦4月頃




 夏:花橘かさね


常緑である橘の木が、春を迎えて色濃く葉が色付き、初夏には白い花が咲き、やがて朽葉(くちば)色をの実を実らすという、橘の木を一年を通して表したかさね色目。
着用時期旧暦4月~5月




 初秋:撫子かさね


秋の七草の一つである撫子を色彩で表現したかさね色目。
着用時期旧暦5月~8月頃



 秋:捩り紅葉(もじりもみじ)かさね


紅葉する木々の色を、表裏違う色を組み合わせて表したかさね色目。
着用時期旧暦10・11月頃




 冬:雪ノ下かさね


降り積もった雪の下にも、春待つ紅梅と新芽を思わせる、生命力溢れるかさね色目。
着用時期旧暦11月上旬より春頃まで




展示全体の様子。


オリーブ色文字は博物館レジュメより。




 実物大展示室 へ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 紫の上の受戒

2015年08月10日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

局~女房の日常・伏籠と夜の冊子作り~ その2 に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

寝殿 北廂では
『源氏物語』<若菜下>より
「紫の上の受戒~生と死の狭間の救い~」
の場面が展示されていました。

源氏47歳の4月、舞台は二條院に見立てられています。



<博物館レジュメより>
六條の御息所の物の怪を調伏した直後、息を吹き返した紫の上は、源氏を深く愛することの無常観に捕らわれ、心の行き場として出家を強く望むが、紫の上を失う恐ろしさをまざまざと知った源氏は、出家を許さなかった。
しかしながら、紫の上の病気の平癒を仏の加護にもすがらざるを得ない源氏は、紫の上に形ばかりの出家として、五戒を受けさせ、受戒の功徳による快方を願った。





几帳と几帳の間から髪をさしだす紫の上。
紫の上に付き添う源氏。

源氏と紫の上はそれぞれ左手に数珠を持っています。





紫の上の豊かに長い髪の上の方を
形ばかり鋏ではさんで削ぐ僧。





僧たち。



女房。






 四季のかさねの色目に見る平安の美意識 へ続きます。





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