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雪まろばし に引き続き、
2009年8月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。
局(つぼね)では
「~女房の日常 装束の誂え・裁縫、もう一つの装束・伏籠、暗闇を照らす燈台~」
が展示されていました。
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冬支度をするために、
細櫃(ほそびつ)に綿をひきかけて
綿入れの用意をする女房たち。
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単の装束を糊(のり)をつけて「ひねる」女房。
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装束を仕立てる女房。
手もとは「高坏燈台」で明るく照らしています。
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<博物館レジュメより>
“直接男女が顔をわせる機会が少なかった平安時代、趣味の良さを相手に伝える手段としての一つが、香であった。
装束とともに、香りを纏うという意味で、もう一つの装束ともいえる。
自分の好みに調合した練香を、火取香炉(ひとりこうろ)で燻らし、その上に伏籠(ふせご)という竹の籠を置き、その上に装束をかけて香を移すのである。”
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吊香炉(毬香炉)を吊るす女房。
碁盤を踏み台にしています。
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高坏と「高坏燈台」。
“本来は食事用の台である高坏を逆さにし、底の部分に油坏を置き、燈心を油に浸して火を灯した「高坏燈台」と呼ばれる応用の照明器具も使われた。”
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「高坏燈台」と「高燈台」の比較。
“高燈台は、室内をある程度広範囲に照らす場合には重宝するが、書写や裁縫、絵巻を見る場合には不便”でした。
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