うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

秋冬アニメ最終回③

2015年03月28日 19時29分58秒 | アニメ
今日は病院受診日だったのですが、いいお天気で桜も咲き始めていて、気持ちよかったですね~♪
そんなのどかな一日になるかと思いきや、いきなり携帯に去年度まで勤めていた職場から電話が・・・。一体今頃何の用事かと思ったら「去年までの(かもしたが作っていた)データを見たいんだけれど、パスワードがわからないから教えて!」って・・・・・・

えーと、わたしもう仕事辞めてから一年経つんですが!Σ(‐口‐;)

てか、一年もデータ開けてなかったのかよ・・・(‐△‐;) 大体もう引き継ぎすっかり済んで辞めたのだから、覚えているわけないじゃん
といいつつも、なんとか思い出せる範囲でいくつか提示したら、その中の一つが無事開きました。
電話の向こうで<あ、パスワードの種類、4,5個じゃなくって、いくつも決めておいた方がいいよ!じゃあ!(ガチャ!)←電話切る音>
4,5個だったから思い出せたようなものを・・・(==;)
とりあえず、無事に仕事できるようでよかったです。向こうも開かなくってパニクっていたんだろうな^^;

ともかく、かもしたは今日は休日。溜まった最終回チェックをしておりました。
『血液型くん2』:あ~~~私の憩いの時間が終わってしまった~~!!(涙)
と思うくらい、この番組好きでした。何が楽しいって、この番組の登場人物はA/B/O/AB型くんの4人(+2期は血液型ちゃんという女の子たちも登場)なのですが、演じている声優さん方が、ちゃんとその血液型の声優さんで、「絶対素でやっているだろう!」としか思えない!(笑)くらいに自然。A型くんの福山さんは、ちょっと演じているかな、と思うのですが、他のO型くん=石田さんとAB型くん=柿原さんはそのものっぽい(笑) でも一番地で行っているのはゆーきゃん=B型くんだと思う!(笑) あれ、絶対演技じゃないよね!地だよね!! もんのすごいナチュラル なんかみなさんのびのび演じられていて、それがミョーに嵌りました^^;
また3期放送してくれないかな~・・・切に願っております!
『SHIROBAKO』:自分たちの手でアニメを作成することを夢見てきた女の子たちが、実際にアニメ制作会社へ就職し、それぞれの立場から苦悩しながらもアニメを制作し、完成へ結び付けていく、アニメ制作の舞台裏をリアルに表現した作品でした。
いや、アニメ制作って本当に大変なんですね制作中に何度もトラブル起こるんですが、特に2クール目、原作付アニメを完成させたと思ったら、作者側から却下されてしまい、最終話全部作り直すことになった時は、見ているこっちまで胃が痛くなりました^^;
主人公はいわゆる『進行』担当なのですが、全然予定通りに進まないし、完成あがっても質が悪くてクレームが着いたり、その度に何度も頭を下げてお願いして・・・アニメってこんなに苦労して作られているんですね・・・
見ているアニメはOPやEDでテロップが流れるのを見ているだけですが、あの一瞬映るテロップに名前が乗る人たちは、どれだけ苦労しているのかがよ~~~くわかりました<(_ _)>!この番組見てから「あ、テロップはさっさと早送りしよう」と思えなくなりましたもん。制作、進行、原画、声優、音響、トリミング・・・数えきれないくらいの人たちの手で作られているんですね。一作一作大事に見ないとな、という気持ちにさせてくれました。
アニメ制作側を舞台にした作品って、ある意味目からうろこでしたね。この作品を作っている制作会社の本音が詰まっていたと思います。それだけにドラマが沢山あって面白かった!それだけじゃなく、ちゃんと主人公を含め女の子たちが夢に向かって進んでいく真摯な姿と成長も見れて、とてもいい作品だったと思いました。
『東京喰種√A』:前作から続きの2期目ですね。1期終了時に『あんてぃく』から『アオギリ』に身を投じたカネキ君でしたが、その半年後から話はスタート。
最終的には『あんてぃく』は捜査官たちに襲撃され、カネキ君は自分を取り戻すために再度『あんてぃく』に向かうものの、最終的には『あんてぃく』のメンバーは生死不明に。友人のヒデも死んでしまい、カネキ君は単身捜査官たちの中に進んでいったところで終了となりました。
あの直後、カネキ君がどうなったのか、はっきりと描写されていなかったので、あいまいな感じで終了となってしまいましたが(原作では駆逐されてしまったようですね)、数年後(?)董香ちゃんはまた喫茶店を再開して元気に過ごしているようで、すべてのグールが駆逐されたようではありませんでした。
先日も『寄生獣』のところでちらりと語ったのですが、今のところ人類が食物連鎖の頂点におりますけれど、もしそれ以上の頂点に立つものが現れたらどうなるんだろう。その優位者から自分たちを守るための戦いが正義だというなら、人間たちが食べて糧としている生き物たちの命はどうなるんでしょうね。考える思考や感情があるから、必死に頭を使ったり武力で命を奪われることにあらがいますけれど、それをも凌駕されたら大人しく支配される側に立つしかなくなるのか・・・難しいテーマですね。ある意味、今の人類に対しての傲慢さを揶揄している作品でもありますが、その分考えさせられる内容でもあります。
だからこそ、今食べている命に対し、ありがたく「いただきます。」といって食事するのですが。
ただのアクション・ホラー漫画としてとらえるだけでなく、ちょっと考えさせられる話だったな、と思いました。
『冴えない彼女の育て方』:ヲタクの主人公:安芸くんが、冬コミにオリジナルゲームを販売することを目標に、全く目立たない女の子をヒロインに据え、ストーリー制作・キャラデザイン・音楽に特化した女性陣をスタッフに迎え、様々な問題を起こしつつもギャルゲーを制作していく、というライトノベルズ原作のアニメでした。
この中でそれぞれに特化したヒロインたちが個性的ですごく目立っているのですが、一番のヒロインは、画面に映っていても、まるでモブキャラのように存在感がない(哀)という、すごく不思議なヒロインでした。ある意味凄く新鮮。
何故にヒロインにされたかと言えば、たまたま安芸くんがいた道の坂の上から、彼女の帽子が飛ばされて、それを安芸くんが受け止めたことから始まったという、なんともベタベタな展開だったから。この存在感の薄いヒロイン:恵ちゃんも、ストーリーが進むにつれ、ヲタクに染まっていくのかと思いきや、全くブレない!という凄い強力なキャラでした(笑)
他の3人のヒロインたちが安芸君を取り合う中にあっても、全くもって「そうなんだー」の一言で終わってしまう、まるで『黒子テツヤ』並みでしたね。ミスディレクションですよ(笑) でも他の3人がもめ事を起こすたびに、実は何かしらのきっかけを作っているのも彼女。それを実行して彼女たちを巻き込むことに成功しているのが安芸君、という、全く接点がないのに、上手くかみ合っていて、それが面白かったです。
最後はゲームが完成したところまでで終了してしまったのですが、冬コミでの反応が見て見たかったですねー。
・・・て化、その前に「サークル受かったのか!?(‐‐;)」―――と突っ込んで感想終了(笑)
『幸腹グラフティ』:両親が外国に行き、祖母が亡くなり、一人暮らしをしていた町子さんが、はとこのきりんちゃんと週末共同生活を送る中で、いくつもの美味しい手作り料理を味わい、その幸せに浸る、という食べ物漫画原作のアニメ化でした。
別に美味しいレストランや料亭の食事ではなく、あくまで町子さんが自分で作った食事なのですが、一人で食べるより、二人で食べることで、改めてその美味しさを実感する内容でした。
どんなに美味しい食事でも、やっぱり一人で食べるより、仲良しの人とか家族とか、みんなで食べた方が美味しいよねv (たまに御一人様もいいですけれど・・・) こった食事ではなく、全くありふれたおかずなんですが、それがすごく美味しそうで、やっぱり「おふくろの味が世界で一番美味しいんだな~」としみじみ実感しました。
ただ、折角美味しそうに描いているのに、この子達が食べる描写で、『舐め箸』したり唇の周りなめまわしたり、ちょっとお作法が・・・(--;) 美味しく食べるには、やはり作法を守っていた方が美味しく見える、ということもつくづく実感した次第です。はい。
『銃皇無尽のファフニール』:つがいを求めて人間界を襲うドラゴンと、それに対抗する力『D』を持った少女たちの戦いの中で、たった一人男子で『D』の力を持つ物部くんと、彼を取り巻く少女たちの戦いを描いた物語でした。
いわゆるハーレムアニメでしたね。登場するヒロインたち一人一人にドラマがあって、それが一章、二章、となって話を構成している感じでした。ロリキャラ好きな人にはたまらんアニメだったと思います。
『GARO 炎の刻印』:これは今までは特撮でずっとやっていた番組でしたが、設定は変わらないまま、世界観と登場人物だけ変えて、アニメ化した作品でした。
ホラーと呼ばれる怪物を倒すため、唯一力を与えられた存在が『魔界騎士』と『魔界法師』。その『魔界騎士』の中で黄金の騎士『GARO』となる主人公の少年レオンと、彼の父で銀色の騎士『ZORO』のヘルマン、王国の王子でのちに魔界騎士となったアルフォンソと、魔界法師のエマ、の4人が王国で巨大ホラーを蘇らせ、クーデターを図っているメンドゥーサとの戦いを描いた物でしたが、凄い面白かったです。
アクションもさることながら、キャラクター一人ひとりに深いドラマがあって、時に挫折したりしつつも、仲間たちの助けを受けながらも己が力で乗り越えて、成長していくストーリーが面白かったですね。GARO達黄金騎士のところどころはCG使っていたのかな。描き込みがすごい細かいんですが、画面でもすごく綺麗でその分戦いも見ごたえありました。声優さんも一流どころが揃っていて、演技も迫力あったし、2クールがあっという間でしたね。
次週からはまた特撮のGAROに戻るようですが、ちょっと見てみようかな・・・。
『Gのレコンギスタ』:久しぶりの冨野監督による『ガンダム』世界の作品でした。キャラデザは『ターンAガンダム』の方が描かれていたと思います。
で、感想なのですが・・・冨野監督は「夜中の放送ではなく、子供たちに見て欲しいので、夕方に放送してほしい」というようなことをおっしゃられていたようなのですが・・・はっきり言って、大人でも難しかったと思いますよ、監督Σ(‐口‐;)
先ず世界観が複雑。最初はアメリアとキャピタルアーミーの戦争ものだと思っていたのですが、そこにトワサンガだとかジット団とかとにかく多勢力がどんどん介入してきて、しかも主人公たちが登場する勢力にあっちこっち巻き込まれていくので、一体どの陣営がどんな主張していて、主人公たちはどこに行きたいのか、何をしたいのか、かもしたの少ない脳みそでは理解し難かったです(==;) 
今までもガンダムシリーズでSEEDとか00みたいに、メインで争っている国に対抗するべく登場する第三勢力、みたいな立場で複雑化した勢力分布図みたいな話はありましたが、こちらはそれが遥に数が多くって、理解できないうちに次にはもう別勢力のところへ行っていたり・・・。主人公のベルリ達が今どこにいて、彼らが何をしたいのか、付いていくことができなくなってしまいました
冨野監督の作品は結構特色があって、普通は主人公の視点中心に物語が進んでいくのに対して、冨野監督は沢山の視点でもってストーリーが展開していくので、その独特の運び方はすごく面白いんです。でも今回は多すぎたかな。これが多分一年間放送だったら、もう少し詰め込みすぎないで行けたのかもしれませんが。
あと、納得しがたかったのが、つい5分前まで同じ戦艦に居て友人同士だったのに、彼氏の船に行った途端「私たちのために死んで」とさっきまで味方だったのにあっという間に立場変えてしまう、加えて言われた相手も普通だったら「いきなりそんな・・・嘘だろ・・・」と思うはずが、あっさり納得しているんだから怖い。
結構期待していた分、もうちょいだったな~と思うのが素直な感想です。
『デス・パレード』:これは文句なしに面白かったです!多分今季のアニメの中でベスト5あげるとしたら?と聞かれたら、かもしたはこの作品入れます。
舞台は亡くなった人間が、魂が転生させるか虚無に落とされるかを裁定するところ。何故か『バー』になっていて、そのバーで命を懸けたゲームを対戦してもらい、そのゲーム中に現れたその人の本質を基に、裁定する、というのが概ねの流れ。
主人公はその裁定者のデキム。毎回違った人間たちが死の自覚もないままわけもわからずやってきて、ゲームを行い、彼の裁定によって魂の行方が決めるまでが一話ごとのストーリーですが、その中で何故か自分が死んでいることを理解しつつも記憶が無い、イレギュラーな存在であるヒロイン『知幸さん』の裁定が大きなテーマのストーリーになっていました。
面白いなーと思ったのは、ゲーム中に現れる、人間の本性ですね。どんなに理性的に隠していても、実際窮地に立たされると如実に本性あらわすのが「あ、絶対こうなる!」とすごく納得。死者それぞれの視点が急激に変わるので、人間の生き方の縮図って、きっとこんな感じなんだろうな、しみじみ感じ入ります。
そしてこの作品のヒロインの知幸さん。彼女は自殺してこのクインデキムに来たのですが、来店者を第3者として傍観していくうちに、他人事として無感情に裁定していくデキムに納得がいかず、やがて死というものがひどく個人的でありながら、実はものすごくたくさんの人に影響している事象であることに気づき、最後は自死したことに大変後悔することになりました。こうした知幸さんのむき出しの感情をみせてくれたことで、テーマは『死』なんですけれど、実はすごく『生』の大切さを意識して作ってある作品なんだな、と思いました。
裁定者には必要ないと思われた『感情』が、実はとても大事なことであることに目覚め、デキムさんもまた変わったと思います。
・・・この作品、出来たら2期目やってくれないかな。深くて面白い作品でした。
『まじっく快斗1412』:コナンでおなじみ青山先生の、こっちは怪盗の立場から見た漫画原作のアニメ化でした。
もうコナンの方で何回も登場していますし、コナンのアニメ枠の中で主人公として登場していたのもあったためか、全然なじみがありましたね。初めて見る作品って感じはしませんでした。
面白いのはやっぱりvsコナン君で、逆のキッドの方から見たストーリー展開は「あー、こうだったんだ!」と改めてよくわかったところもあります。
あとはやっぱり山口さんの演技かな。なんか『サンデー作品の主人公』の声と言えば山口さん、の印象が強いんですが、一度でいいから『工藤真一vs黒羽快斗』での対決をアニメで見てみたいですねv 山口さんがどんな演技の使い分けをするか、見てみたい(笑)
推理も面白いけれど、マジック然とした盗みのテクニックもまた逆視点で面白かったです。
あとは最終回で登場しました、あの方は快斗くんのお父さんか!?「実は生きていました!」ということなのか!?原作でもはっきりとしてはいないので何とも言えませんが、正体が気になりました。

・・・すげ・・・木曜深夜から土曜夕方まで、アニメ漬けですごいことになった(笑)
と言いつつ今夜も最終回ラッシュなんですよね。
見れるだけ見てみよう!

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