今日はクリスマスイブですよ。
イブですが、うちのご飯は鍋ものでした(笑) しかもケーキじゃなくて、何故かお汁粉・・・(--;)
「クリスマスチックなこと、少しすればよかったねー」に父上「…ウチは『臨済宗』だ。」(一言)
そーですか。そーですねー。まぁ汁粉でも甘いのには変わりないし、いいか(笑) でもあんまりクリスマスチックじゃないのも何だか寂しいので、例の『クリスマスリボン』になるコカ・コーラなんぞを買ってきて、やってみたんですが・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/4f/ec9236498a99d9f1ed56d1928ddec1c8.jpg)
これいただ引っ張るだけで、簡単にできます!って言いながら、結構難しかったですよ!Σ( ̄□ ̄|||)
リボンが綺麗にならなくって、意外と歪んでいるの。故に結構手直し必要でした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/25.gif)
とりあえず、こんな感じだけでクリスマスを満喫しつつ、最終回もチェックです。量が多いので、ちまちまっと。
『競女‼‼‼‼』:サンデー連載中の漫画原作作品です。でも「果たして少年漫画で、こんな単語を連呼させていいのだろうか(゚Д゚;)」(苦笑)
競馬・競輪・競艇というリアル賭け事の競技の中にあって、なんと「女子の尻相撲」が賭け事になっている「競女」というものがある世界で、主人公の神無のぞみは、その世界でお金を稼ぐことを目的として、養成学校に入学。ライバルや、東の競女学校の学生たちと戦いながら、無事、プロの出界にデビューを果たす―――という物語でした。
いや~尻相撲+胸だけで競技するというだけあって、夜中にそっち系の単語が大声で叫ばれるので、家族には見せられない(苦笑) でも最初は色っぽいかと思われた女子たちのお胸とお尻がとんでもない武器になっていて、段々色気じゃなく「凶器」と化していくので、全くセクシーさが感じられなくなりました(大笑) 女の武器は色気じゃなくて、そのものだったんですね! これなら十分戦っていけるで!!(笑)
「いいな、女たち!これは武器だ!これで来年は男衆に目に物見せようぞ!!」(by直虎様)
『舟を編む』:こちらは元々小説原作で、既に一回実写で映画化していた作品。いわゆる「辞書編纂」にかかわる人たちの、苦労と涙の物語でした。
玄武書房を舞台に、辞典『大渡海』を発行するにあたり、営業に不向きでも、言葉そのものが好きでコツコツ地ごとをするタイプであった主人公:馬締光也は辞書編纂課の荒木さんの推薦を受けて、辞書編纂課にヘッドハンティング。そこで彼の持ち味を生かした辞典づくりが進んでいくストーリーでしたが、あんなに苦労して辞典って作られているとは知らず、目から鱗でした。20ページの本作るだけでいっぱいいっぱいのかもしたには、あんな数千ページの編纂なんて絶対できないな。緻密な努力が必要なうえ、根気も大事。最近は電子辞典の活用が多いかと思いますが、それでも辞典はやっぱり必要不可欠なものなので、ありがたく使わねば、ですね。(-人-)
最後、あれだけ熱意を込めていた松本先生が、完成を見ることなく亡くなられてしまったことは、創作でありつつも凄く残念でした。一目、見せてあげたかったです。それだけが心残り。
『私がモテてどうすんだ』:こちらは少女漫画原作のアニメ化。主人公の芹沼 花依は見た目ポッチャリvの大のBL好きということもあり、リアル恋愛の世界から果てしなく遠いところにいたはず。しかし、大好きな男性キャラが亡くなってしまったことで気落ちした上に食欲減退。しかし、そのため復帰したときは、見事にスレンダー美人となって学校に再登場。それを見た並みいる美男子たちの憧れの的になってしまう―――というストーリーでした。
いえ、見た目ポッチャリでとてつもないヲタ、という点だけではかもしたも負けてはいない!なので妙な親近感が湧いて(笑)毎週楽しみにしていました。・・・まぁ途中から芹沼さん、美人になっちゃったけど・・・。
でも、どんなにリアル男子から恋心を向けられても、まーーーーーーーーったくブレない驚異のBLスキーは脱帽もの。ある意味欲に忠実なのは素晴らしい(笑)
ちなみに並みいる男子が告白しても(あ、女子もいた。志麻ちゃんが)、最後は二次元を選びました。多分、凄く納得のいく結果だったと思います(笑) これからもブレずにBL道を突き進んで欲しいですね。ヲタとしては。
あ、もし彼氏を選ぶんだったら、かもしたは六見先輩がいいかも。彼だけですよ。BLに寛容なの(笑) 博愛主義者なんですけどね。あれだけの心の広い人でないと、恋人やっては行けんぞ!そのほかの男衆!覚悟しろ!
『ガーリッシュナンバー』:いわゆる「声優業界ネタ」もの。総合メディア作品のアニメ化です。
主人公の烏丸千歳は平和な日常に飽きて、変わったことがしたいという理由だけで、声優学校に行き、晴れて声優デビューしたものの、元々声優に興味があるわけでもなく、情熱もないのに「世界は自分を使って当然!」「私が人気が出て当然!」な独裁感覚のいわゆる「クズ」。
一応主役も手に入れたが、九頭プロデューサーのいい加減さで出来上がった作品で評価はボロボロ。周囲の同期の声優の中にあっても、やがて自身のレベルの低さに気が付いていく千歳。そんな中、後輩の目の覚めるような活躍に落ち込むものの、元声優の兄の一喝から這い上がり、本気で声優業に取り組みだす―――というストーリーでした。
最近は目覚ましい活躍の声優業界ですが、こんなにブラックなことを明かしてしまっていいのだろうか(-△-;) 今までも『SHIROBAKO』はじめ、アニメ業界を描写したアニメはありましたが、みんな結構希望にあふれた感じだったのに、この作品は見事に見せない裏側を皮肉っている感じです。ヒロインを久々に酷いと感じましたよ。そして九頭さんも酷すぎ。でもその九頭さんを演じているのが、凄い真面目な中井さんなので、真逆を演じられているのが新鮮でしたよ。
ちーさまも勝手に与えられてくる女王様にはなれないということに気づき、ここでようやくアイデンティティーを手に入れた感じでしたね。最後に成長できたことはよかったv
『ドリフターズ』:こちらは青年誌の漫画原作のアニメ化。主人公は関ヶ原の戦いの最中、謎の存在「紫」の手により島津の退き口から、死んだと思われた瞬間、謎の男がいる空間に引き込まれ、さらにエルフやオークのいる異世界に召喚された島津豊久。同様に流れ付いた織田信長や那須与一と出会う。その地で「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれる豊久らは、成り行きと武士としての本能から、人間が支配するオルテ帝国に虐げられるエルフの村を解放、その勢いのまま「国奪り」を開始した―――というストーリーでした。
日本人だけじゃなく、世界の偉人たちが登場し、みんなが同じ時代に居たら・・・という、ものすごい規模のパラレルワールドなんですが、面白かったです。近代に近い人たちは凄い武器などに精通しているけど、逆にさらに昔からきている偉人は、原始的でありながらもその基本に沿って展開させていくので、ある意味気が付かなかった斬新な手を思いついたり。信長の斬新さもさることながら、ハンニバルじーちゃんも、ボケたかと思えば実はものすごい軍略家なところをちらっと見せたりで、ギャグな部分も多いんですが、かえって世界の歴史に一期に興味を覚えさせてくれる作品でした。
演出が結構過激でしたけれど、でも確かに歴史上、血を流さずに済んだものってないんですよね。それがリアリティに描かれているので、そこは結構納得しています。また続編やってほしいですね。時代を重ね合った個性的な異人さん方の活躍をまた拝みたいです♪
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』:これはもう言わずとも有名なあのジョジョシリーズの第4期です。今回は冒険ではなく、杜王町という狭い世界の中で起きたサスペンスでした。
ちなみに原作者さんは、この話が一番シリーズの中でお好きだそうですね。登場人物も毎回個性的ですが、今回は露伴さんとか重ちーとか、結構極めつけのキャラが多くって、それも面白かったです。吉良も前回のディオ以上に凶悪さがあって、狭い空間内での出来事なんですが、その分危機感がある感じで、前回まではスピード感や疾走感が前面だったんですが、今期はゆっくりと忍び寄る感じがまた目新しくって面白かったです。
そしてジョースター家の面々は、非常にイカサマチックな考えが得意ですが、一番ジョゼフのイカサマを受け継いでいたのは仗助でしたね。間違いなく親子だわ(笑) でも考え方が柔軟で機転が利くことで数々の危機を乗り越えていける強みは凄い羨ましいですよ。
ジョジョはセリフ回しも皆さん共通していて楽しいですし、また5期目も作成してくれないかな~。是非希望!
『Lostorage incited WIXOSS』:カードゲームでおなじみのWIXOSSのアニメ第3弾。前回までは「勝者は無限少女となって願いが叶う」という設定でしたが、この作品では「記憶を賭け、勝てば望が叶い、負ければ記憶を失う←というより、セレクターと人格が入れ替わる」という形に代わり、より悲惨さがアップしていました。
主人公は高校生の穂村 すず子。父親と二人暮らしで、転勤が多く友達ができない彼女の唯一の友人は森川 千夏。久しぶりに対面した彼女は生活苦に喘いでおり、性格が一変していた。そんな彼女たちを復習の道具にしようと、ブックメーカーとして試合を計画する里見 紅の術中に嵌ってしまう。友情を取り戻したいすず子と、友情を捨てたい千夏は戦うものの、千夏はこの戦いの果てに待っている悲劇を目の当たりにし、戦意を喪失してしまう。やがて周囲の協力を得て強くなったすず子は、里見に戦いを挑む。最後に友情の力で里見をねじ伏せたすず子は勝者となり、自分の記憶をすべて取り戻す。しかしすず子に自分の記憶を預けた千夏は、記憶を失い、もう一度二人は出会い直すことから始まる―――というストーリーでした。
前回のWIXOSSも決して明るい話ではなかったんですが、それでもるう子とタマとの絆が強く描かれていて、強くなっていく様子が分かったのですが、今回はすず子とリルのバトルが数多くなかったこと、話し合う様子もあまり場面的になかったこともあり、希望が見えてこない感じでしたね。ですから余計に暗く感じたかも。
すず子と千夏が最後友情を取り戻したことは救いでしたが、里見が完敗しても、あの記憶をなくすシステムはなくなっていないので、千夏が記憶を失くしてしまったのは悲しかったです。しかもそのシステムが何故生きているのか、しかけているのは誰なのかが結局描かれていなかったので、もしかしたら続編があるのかもしれませんが、その辺りを補完してほしかったと思います。
『亜人』:こちらも3期、2クール完結編でした。死なない体を持つ亜人たちの代表を気取る佐藤と人間たちとの戦いの狭間で、自分は何を求めて戦うのか、はっきりとしていなかった永井 圭が、ようやく自分の足で立ち上がって、戦った形で終了しました。
死なないって、虚無になるんですね。昔の王様方は「死なない体」を求めて色んな事をしたようですが(※水銀を飲むとか、今では考えられないことをしていた)、この亜人たちを見ていると、達成感もないし完全燃焼もない。無限に時間があり過ぎて、一体自分が何をすれば満足するのかさえも分からなくなってどうでもよくなる。その代表が佐藤なんですが、彼は結局面白いことを求めて遊ぶ=殺人ゲーム、しかも自分は何度でもコンティニューできるので、飽くなき戦いを仕掛けることで、ようやく自我を保っている感じでした。真逆なのは主人公の永井。ただ穏やかに静かにしていたいだけ、だからいちいち事を起こす佐藤と対峙したわけですが、彼はまだ17年しか生きていないので、この先佐藤の様な状態に陥る可能性だって無きにしも非ずです。それに打ち勝つことができたなら、本当に永井君の勝利になるんですけれどね。
ようやく戦いに終止符が打てた気がしますが、何せ死なない亜人ですから、永久にこの問題は続くでしょうね。そんな彼らをどう導くことができるか、それがこの作品の本当の最終回になると思います。結構命について考えさせられました。
さて、今夜も最終回が結構ありますね。
その前にフィギアの全日本選手権があるは。多分ワインでも飲みながら、クリスマスイブは4時間半テレビにくぎ付けになりそうです(笑)
イブですが、うちのご飯は鍋ものでした(笑) しかもケーキじゃなくて、何故かお汁粉・・・(--;)
「クリスマスチックなこと、少しすればよかったねー」に父上「…ウチは『臨済宗』だ。」(一言)
そーですか。そーですねー。まぁ汁粉でも甘いのには変わりないし、いいか(笑) でもあんまりクリスマスチックじゃないのも何だか寂しいので、例の『クリスマスリボン』になるコカ・コーラなんぞを買ってきて、やってみたんですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/4f/ec9236498a99d9f1ed56d1928ddec1c8.jpg)
これいただ引っ張るだけで、簡単にできます!って言いながら、結構難しかったですよ!Σ( ̄□ ̄|||)
リボンが綺麗にならなくって、意外と歪んでいるの。故に結構手直し必要でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/25.gif)
とりあえず、こんな感じだけでクリスマスを満喫しつつ、最終回もチェックです。量が多いので、ちまちまっと。
『競女‼‼‼‼』:サンデー連載中の漫画原作作品です。でも「果たして少年漫画で、こんな単語を連呼させていいのだろうか(゚Д゚;)」(苦笑)
競馬・競輪・競艇というリアル賭け事の競技の中にあって、なんと「女子の尻相撲」が賭け事になっている「競女」というものがある世界で、主人公の神無のぞみは、その世界でお金を稼ぐことを目的として、養成学校に入学。ライバルや、東の競女学校の学生たちと戦いながら、無事、プロの出界にデビューを果たす―――という物語でした。
いや~尻相撲+胸だけで競技するというだけあって、夜中にそっち系の単語が大声で叫ばれるので、家族には見せられない(苦笑) でも最初は色っぽいかと思われた女子たちのお胸とお尻がとんでもない武器になっていて、段々色気じゃなく「凶器」と化していくので、全くセクシーさが感じられなくなりました(大笑) 女の武器は色気じゃなくて、そのものだったんですね! これなら十分戦っていけるで!!(笑)
「いいな、女たち!これは武器だ!これで来年は男衆に目に物見せようぞ!!」(by直虎様)
『舟を編む』:こちらは元々小説原作で、既に一回実写で映画化していた作品。いわゆる「辞書編纂」にかかわる人たちの、苦労と涙の物語でした。
玄武書房を舞台に、辞典『大渡海』を発行するにあたり、営業に不向きでも、言葉そのものが好きでコツコツ地ごとをするタイプであった主人公:馬締光也は辞書編纂課の荒木さんの推薦を受けて、辞書編纂課にヘッドハンティング。そこで彼の持ち味を生かした辞典づくりが進んでいくストーリーでしたが、あんなに苦労して辞典って作られているとは知らず、目から鱗でした。20ページの本作るだけでいっぱいいっぱいのかもしたには、あんな数千ページの編纂なんて絶対できないな。緻密な努力が必要なうえ、根気も大事。最近は電子辞典の活用が多いかと思いますが、それでも辞典はやっぱり必要不可欠なものなので、ありがたく使わねば、ですね。(-人-)
最後、あれだけ熱意を込めていた松本先生が、完成を見ることなく亡くなられてしまったことは、創作でありつつも凄く残念でした。一目、見せてあげたかったです。それだけが心残り。
『私がモテてどうすんだ』:こちらは少女漫画原作のアニメ化。主人公の芹沼 花依は見た目ポッチャリvの大のBL好きということもあり、リアル恋愛の世界から果てしなく遠いところにいたはず。しかし、大好きな男性キャラが亡くなってしまったことで気落ちした上に食欲減退。しかし、そのため復帰したときは、見事にスレンダー美人となって学校に再登場。それを見た並みいる美男子たちの憧れの的になってしまう―――というストーリーでした。
いえ、見た目ポッチャリでとてつもないヲタ、という点だけではかもしたも負けてはいない!なので妙な親近感が湧いて(笑)毎週楽しみにしていました。・・・まぁ途中から芹沼さん、美人になっちゃったけど・・・。
でも、どんなにリアル男子から恋心を向けられても、まーーーーーーーーったくブレない驚異のBLスキーは脱帽もの。ある意味欲に忠実なのは素晴らしい(笑)
ちなみに並みいる男子が告白しても(あ、女子もいた。志麻ちゃんが)、最後は二次元を選びました。多分、凄く納得のいく結果だったと思います(笑) これからもブレずにBL道を突き進んで欲しいですね。ヲタとしては。
あ、もし彼氏を選ぶんだったら、かもしたは六見先輩がいいかも。彼だけですよ。BLに寛容なの(笑) 博愛主義者なんですけどね。あれだけの心の広い人でないと、恋人やっては行けんぞ!そのほかの男衆!覚悟しろ!
『ガーリッシュナンバー』:いわゆる「声優業界ネタ」もの。総合メディア作品のアニメ化です。
主人公の烏丸千歳は平和な日常に飽きて、変わったことがしたいという理由だけで、声優学校に行き、晴れて声優デビューしたものの、元々声優に興味があるわけでもなく、情熱もないのに「世界は自分を使って当然!」「私が人気が出て当然!」な独裁感覚のいわゆる「クズ」。
一応主役も手に入れたが、九頭プロデューサーのいい加減さで出来上がった作品で評価はボロボロ。周囲の同期の声優の中にあっても、やがて自身のレベルの低さに気が付いていく千歳。そんな中、後輩の目の覚めるような活躍に落ち込むものの、元声優の兄の一喝から這い上がり、本気で声優業に取り組みだす―――というストーリーでした。
最近は目覚ましい活躍の声優業界ですが、こんなにブラックなことを明かしてしまっていいのだろうか(-△-;) 今までも『SHIROBAKO』はじめ、アニメ業界を描写したアニメはありましたが、みんな結構希望にあふれた感じだったのに、この作品は見事に見せない裏側を皮肉っている感じです。ヒロインを久々に酷いと感じましたよ。そして九頭さんも酷すぎ。でもその九頭さんを演じているのが、凄い真面目な中井さんなので、真逆を演じられているのが新鮮でしたよ。
ちーさまも勝手に与えられてくる女王様にはなれないということに気づき、ここでようやくアイデンティティーを手に入れた感じでしたね。最後に成長できたことはよかったv
『ドリフターズ』:こちらは青年誌の漫画原作のアニメ化。主人公は関ヶ原の戦いの最中、謎の存在「紫」の手により島津の退き口から、死んだと思われた瞬間、謎の男がいる空間に引き込まれ、さらにエルフやオークのいる異世界に召喚された島津豊久。同様に流れ付いた織田信長や那須与一と出会う。その地で「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれる豊久らは、成り行きと武士としての本能から、人間が支配するオルテ帝国に虐げられるエルフの村を解放、その勢いのまま「国奪り」を開始した―――というストーリーでした。
日本人だけじゃなく、世界の偉人たちが登場し、みんなが同じ時代に居たら・・・という、ものすごい規模のパラレルワールドなんですが、面白かったです。近代に近い人たちは凄い武器などに精通しているけど、逆にさらに昔からきている偉人は、原始的でありながらもその基本に沿って展開させていくので、ある意味気が付かなかった斬新な手を思いついたり。信長の斬新さもさることながら、ハンニバルじーちゃんも、ボケたかと思えば実はものすごい軍略家なところをちらっと見せたりで、ギャグな部分も多いんですが、かえって世界の歴史に一期に興味を覚えさせてくれる作品でした。
演出が結構過激でしたけれど、でも確かに歴史上、血を流さずに済んだものってないんですよね。それがリアリティに描かれているので、そこは結構納得しています。また続編やってほしいですね。時代を重ね合った個性的な異人さん方の活躍をまた拝みたいです♪
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』:これはもう言わずとも有名なあのジョジョシリーズの第4期です。今回は冒険ではなく、杜王町という狭い世界の中で起きたサスペンスでした。
ちなみに原作者さんは、この話が一番シリーズの中でお好きだそうですね。登場人物も毎回個性的ですが、今回は露伴さんとか重ちーとか、結構極めつけのキャラが多くって、それも面白かったです。吉良も前回のディオ以上に凶悪さがあって、狭い空間内での出来事なんですが、その分危機感がある感じで、前回まではスピード感や疾走感が前面だったんですが、今期はゆっくりと忍び寄る感じがまた目新しくって面白かったです。
そしてジョースター家の面々は、非常にイカサマチックな考えが得意ですが、一番ジョゼフのイカサマを受け継いでいたのは仗助でしたね。間違いなく親子だわ(笑) でも考え方が柔軟で機転が利くことで数々の危機を乗り越えていける強みは凄い羨ましいですよ。
ジョジョはセリフ回しも皆さん共通していて楽しいですし、また5期目も作成してくれないかな~。是非希望!
『Lostorage incited WIXOSS』:カードゲームでおなじみのWIXOSSのアニメ第3弾。前回までは「勝者は無限少女となって願いが叶う」という設定でしたが、この作品では「記憶を賭け、勝てば望が叶い、負ければ記憶を失う←というより、セレクターと人格が入れ替わる」という形に代わり、より悲惨さがアップしていました。
主人公は高校生の穂村 すず子。父親と二人暮らしで、転勤が多く友達ができない彼女の唯一の友人は森川 千夏。久しぶりに対面した彼女は生活苦に喘いでおり、性格が一変していた。そんな彼女たちを復習の道具にしようと、ブックメーカーとして試合を計画する里見 紅の術中に嵌ってしまう。友情を取り戻したいすず子と、友情を捨てたい千夏は戦うものの、千夏はこの戦いの果てに待っている悲劇を目の当たりにし、戦意を喪失してしまう。やがて周囲の協力を得て強くなったすず子は、里見に戦いを挑む。最後に友情の力で里見をねじ伏せたすず子は勝者となり、自分の記憶をすべて取り戻す。しかしすず子に自分の記憶を預けた千夏は、記憶を失い、もう一度二人は出会い直すことから始まる―――というストーリーでした。
前回のWIXOSSも決して明るい話ではなかったんですが、それでもるう子とタマとの絆が強く描かれていて、強くなっていく様子が分かったのですが、今回はすず子とリルのバトルが数多くなかったこと、話し合う様子もあまり場面的になかったこともあり、希望が見えてこない感じでしたね。ですから余計に暗く感じたかも。
すず子と千夏が最後友情を取り戻したことは救いでしたが、里見が完敗しても、あの記憶をなくすシステムはなくなっていないので、千夏が記憶を失くしてしまったのは悲しかったです。しかもそのシステムが何故生きているのか、しかけているのは誰なのかが結局描かれていなかったので、もしかしたら続編があるのかもしれませんが、その辺りを補完してほしかったと思います。
『亜人』:こちらも3期、2クール完結編でした。死なない体を持つ亜人たちの代表を気取る佐藤と人間たちとの戦いの狭間で、自分は何を求めて戦うのか、はっきりとしていなかった永井 圭が、ようやく自分の足で立ち上がって、戦った形で終了しました。
死なないって、虚無になるんですね。昔の王様方は「死なない体」を求めて色んな事をしたようですが(※水銀を飲むとか、今では考えられないことをしていた)、この亜人たちを見ていると、達成感もないし完全燃焼もない。無限に時間があり過ぎて、一体自分が何をすれば満足するのかさえも分からなくなってどうでもよくなる。その代表が佐藤なんですが、彼は結局面白いことを求めて遊ぶ=殺人ゲーム、しかも自分は何度でもコンティニューできるので、飽くなき戦いを仕掛けることで、ようやく自我を保っている感じでした。真逆なのは主人公の永井。ただ穏やかに静かにしていたいだけ、だからいちいち事を起こす佐藤と対峙したわけですが、彼はまだ17年しか生きていないので、この先佐藤の様な状態に陥る可能性だって無きにしも非ずです。それに打ち勝つことができたなら、本当に永井君の勝利になるんですけれどね。
ようやく戦いに終止符が打てた気がしますが、何せ死なない亜人ですから、永久にこの問題は続くでしょうね。そんな彼らをどう導くことができるか、それがこの作品の本当の最終回になると思います。結構命について考えさせられました。
さて、今夜も最終回が結構ありますね。
その前にフィギアの全日本選手権があるは。多分ワインでも飲みながら、クリスマスイブは4時間半テレビにくぎ付けになりそうです(笑)