毎日鬱陶しいですが、西日本の皆さんは雨は大丈夫でしょうか?
何だかまた凄いことになっているようで心配です。…どうしてそこだけ前線が停滞するのか、前にいろいろ報道していましたけれど、やっぱり根底は温暖化とかから来ているのでしょうか。。。
事前の避難は大事ですね。何かなかったなら「それでよし。」 あってからでは遅いので、かもした家でも避難袋を玄関に置いておきました。年寄り二人抱えて逃げるのは大変ですから(;´Д`)
さて、こっちは既に夏模様に衣替えしつつありますアニメチェックです。
『進撃の巨人season3』:言わずと知れました名作です。前回は巨人の秘密を握っている王家と司祭による壁の秘密が明らかにされ、過去の王家(レイス)の真実とヒストリアの戴冠、壁の奪回、そしてエレンの家の地下室にあるという巨人の謎を探しに出陣するところまででしたが、今期は遂に獣の巨人との戦いとウォールマリア奪還、そしてついに壁の向こう側で海に辿り着くまでを描かれました。
始祖の巨人から始まる民族紛争とエレンの父と兄、父の前妻が巨人とされてしまいエレンの母親を食べてしまった事実が明らかになりましたが、なんといっても今回のクライマックスは「エルヴィン団長の死」ですね。あそこだけは本当に涙失くしては見られませんでした(ノД`)・゜・。
エルヴィンとアルミン、果たしてどちらを生かすか(といっても寿命は13年と限られてしまう)のせめぎ合いで、兵長側とエレン側の対立、そして兵長の最終判断―――このシーンがどこまでも泥臭くって心を突かれました。足搔いて足搔いて足搔きまくって、恥も外聞もなくそれぞれ大事な人の命を求める姿は、全然スマートじゃない。でもこの作品は最近希薄になっていく命の重さを凄く鋭利に描いている・・・人って命を前にすると、本気で真剣になれるんですよ。自分自身もですが、大事な人の命のためにあそこまで藻掻き苦しむことができる、それが本当の人間の姿だと思うんです。最近ちょっとしたことですぐ人を刺してしまう、殴ってしまう、という事件が多いんですが、こうした危機を目の前にしたエレンたちの姿を見て、周りの人の命の尊さを自分に置き換えてみたら、きっと共感して真剣に考えられそうな気がするのですが・・・。
次回は来年の秋だそうで。そこで「final」のようです。ちょっと来て欲しいようなほしくないようなw あれだけの犠牲を強いてきたその終着に何が待っているのか、楽しみに待ちます!
『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』:大元はアニメですがその後ゲームになったり劇場版になるなどの総合メディア作品です。
今期テレビ版はプリズムキングカップが終わり、華京院学園高等部の1年生となったシンがエーデルローズに入り、プリズムショーへの出場を心待ちにしている一方、シュワルツローズ総帥:法月仁が再びエーデルローズを潰すための動きを見せる。エーデルローズは寄付金不足から運営が困難となっていくが、シンたちがプリズムショーでシュワルツに勝つことで再建を図るため、争いはついにプリズムショーへ。各メンバーそれぞれが最高のプリズムショーで得点を争う中、最高得点を期待されるシンの演技が始まる。しかしそれはシン自身ではなく、誰かに乗り移られたような演技で、すさまじさだけが先行。そのためシンらしさは微塵もなく意識の戻ったシンが見たものは、自身の演技が0点であったこと。PRISM1の勝者はシュワルツローズとなってしまった。そしてメンバーと共にショーを行うPRISM2の前にシンは先ほどの演技が自分の思うものと違い、観客の想いを穢してしまったことを詫びる。観客らがもう一度シンに力を与え、最高のショーを見せると、彼を乗っ取っていた者も消失。操られていたルヰも元に戻った。だが採点は変わらずシュワルツの勝利で幕を閉じる。しかし、法月が画策していた採点スコアの不正や資金提供を法月の母親が再開し、寄付金が集まったことでエーデルローズは解散を免れ、新しくグループを立ち上げた―――というストーリーでした。
多分劇場版とかゲームをしていれば世界感がもっとよく分かったのでしょうが、今回これが初見でしたので、ちょっと掴み切れませんでした。
世界感の解説もなく、リアリティ重視かと思えば、女神さまや妖精だったり人外のマスコットが登場したりと、不思議な世界だったので、消化するのに時間が・・・。多分世界感とか今までのあらすじ的な部分をもうチョイ噛み砕いて挿入してくださると、新しいファンもついていきやすかったのでは…と思いました。
流石に時間かけて作られていただけあって、3Dとかショーのシーンは手が込んでいて綺麗だったと思います。
で、ここからは夏の新番組。
『スタミュ3期』:久しぶりのオリジナルミュージカルアニメの3期目です。
2学期が始まり、今期の目玉は『綾薙祭』。今までの学園祭と違い『華桜会』が全てを仕切る形となって、新しい改革がなされていた。そんな中、主人公の星谷達「チーム鳳」を含めた2年生もチームの枠を取り払い、クラス発表に力を注ごうと張り切っていた。そこに『華桜会』のメンバーが綾薙祭改革の一環、『オープニングセレモニー』を行うこととなり、そのパフォーマーに選ばれた生徒は次期華桜会最有力候補と噂された。そしてそのパフォーマーに選ばれたのは、「チーム鳳」。しかし決まり事として、パフォーマーはセレモニーに力を入れるため、クラス公演には参加が出来ないとの達しが来る―――という第1話でした。
一期目はバラバラの個性と能力だった「チーム鳳」が仲間となっていく過程。そして2期目は「他チームとの軋轢」と「和解」までを描いてきました。そして今期はその垣根を越えて団結しようとした矢先の「クラス内分離」・・・どうにも上級生たちが何かを狙って、わざと2年生のクラスに軋轢を仕掛けているようにしか見えないのですが。今度は更に大きな集団となっているクラスをどうまとめるか、が見ものですね。いつもメンバーはそれぞれの世界で常にTOPを歩でいる子たちの中、主人公の星谷君だけまっさらな状態で、みんなそこをウィークポイントだと思って攻撃してきますが、実はそこが一番の「伸びしろ」の部分であることもまだ若い彼らは気づかない。一番何もない=一番柔軟に物事を見ることができる。チーム鳳はそれが判ってきましたが、舞台はみんなで作り上げるもので、一人が抜きんでても全く意味はない。上級生の狙いがまだ読めませんが、ここにどう新しい発想を加えて、「2年生のクラスステージ」を完成させるか、高校生たちの頑張りを見てみましょう。
『かつて神だった獣たちへ』:別マガ連載中の漫画原作のアニメ化です。
パトリア大陸で勃発した北部パトリアユニオンと南部パトリア連合の10年にわたる内戦が、パトリアユニオンの投入した異形の兵士:擬神兵によってあっという間に敵を一掃する。その圧倒的な力に兵士たちは皆彼らを「神」とまで呼んで称えた。しかし、擬神兵たちは少しずつ自我を失いかけ、やがて暴走を開始する者が出始めたため、リーダー:ハンクは「人の心を無くした者は仲間の手で葬る」とする取り決めを行い、暴走したものの粛清を行うこととなった。あと一歩で終戦を迎えようとしたとき、ハンクの想い人であり、擬神兵の研究者であるエレインがハンクを撃ち、曾雌家彼女も仲間のケインに射殺される。和平に至ってから5年後の世界。神として凱旋した擬神兵たちは、圧倒的すぎる力ゆえに次第に「獣」と蔑まれるようになり、それに違わぬ事件を各地で起こすようになる。奇跡的に回復したハンクは自身が課した取り決めに従い、そのような戦友たちを抹殺する「獣狩り」の旅を始める―――という第1話でした。
名前だけはよく耳にしていた作品だったのですが、これが初見です。冒頭からのストーリーの重厚感だったり、キャラデザも綺麗で見ごたえありました。とても重いテーマの話ですが、戦場で精神を病んで暴徒化した兵士が実在し太歴史もあるので、ファンタジーなのにリアリティも多分に含まれています。そしてサスペンスのように擬神兵の誕生と、何故ハンクやエレインが殺されようとしたのか?ケインの目的は何なのか?いくつもの伏線が用意されていて、これは最後までバッチリ見届けないといけない気にさせられます!現在も原作は連載中ですので、アニメではどこまで放送してくれるかわかりませんが、楽しみに毎週見たいと思います。
何だかまた凄いことになっているようで心配です。…どうしてそこだけ前線が停滞するのか、前にいろいろ報道していましたけれど、やっぱり根底は温暖化とかから来ているのでしょうか。。。
事前の避難は大事ですね。何かなかったなら「それでよし。」 あってからでは遅いので、かもした家でも避難袋を玄関に置いておきました。年寄り二人抱えて逃げるのは大変ですから(;´Д`)
さて、こっちは既に夏模様に衣替えしつつありますアニメチェックです。
『進撃の巨人season3』:言わずと知れました名作です。前回は巨人の秘密を握っている王家と司祭による壁の秘密が明らかにされ、過去の王家(レイス)の真実とヒストリアの戴冠、壁の奪回、そしてエレンの家の地下室にあるという巨人の謎を探しに出陣するところまででしたが、今期は遂に獣の巨人との戦いとウォールマリア奪還、そしてついに壁の向こう側で海に辿り着くまでを描かれました。
始祖の巨人から始まる民族紛争とエレンの父と兄、父の前妻が巨人とされてしまいエレンの母親を食べてしまった事実が明らかになりましたが、なんといっても今回のクライマックスは「エルヴィン団長の死」ですね。あそこだけは本当に涙失くしては見られませんでした(ノД`)・゜・。
エルヴィンとアルミン、果たしてどちらを生かすか(といっても寿命は13年と限られてしまう)のせめぎ合いで、兵長側とエレン側の対立、そして兵長の最終判断―――このシーンがどこまでも泥臭くって心を突かれました。足搔いて足搔いて足搔きまくって、恥も外聞もなくそれぞれ大事な人の命を求める姿は、全然スマートじゃない。でもこの作品は最近希薄になっていく命の重さを凄く鋭利に描いている・・・人って命を前にすると、本気で真剣になれるんですよ。自分自身もですが、大事な人の命のためにあそこまで藻掻き苦しむことができる、それが本当の人間の姿だと思うんです。最近ちょっとしたことですぐ人を刺してしまう、殴ってしまう、という事件が多いんですが、こうした危機を目の前にしたエレンたちの姿を見て、周りの人の命の尊さを自分に置き換えてみたら、きっと共感して真剣に考えられそうな気がするのですが・・・。
次回は来年の秋だそうで。そこで「final」のようです。ちょっと来て欲しいようなほしくないようなw あれだけの犠牲を強いてきたその終着に何が待っているのか、楽しみに待ちます!
『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』:大元はアニメですがその後ゲームになったり劇場版になるなどの総合メディア作品です。
今期テレビ版はプリズムキングカップが終わり、華京院学園高等部の1年生となったシンがエーデルローズに入り、プリズムショーへの出場を心待ちにしている一方、シュワルツローズ総帥:法月仁が再びエーデルローズを潰すための動きを見せる。エーデルローズは寄付金不足から運営が困難となっていくが、シンたちがプリズムショーでシュワルツに勝つことで再建を図るため、争いはついにプリズムショーへ。各メンバーそれぞれが最高のプリズムショーで得点を争う中、最高得点を期待されるシンの演技が始まる。しかしそれはシン自身ではなく、誰かに乗り移られたような演技で、すさまじさだけが先行。そのためシンらしさは微塵もなく意識の戻ったシンが見たものは、自身の演技が0点であったこと。PRISM1の勝者はシュワルツローズとなってしまった。そしてメンバーと共にショーを行うPRISM2の前にシンは先ほどの演技が自分の思うものと違い、観客の想いを穢してしまったことを詫びる。観客らがもう一度シンに力を与え、最高のショーを見せると、彼を乗っ取っていた者も消失。操られていたルヰも元に戻った。だが採点は変わらずシュワルツの勝利で幕を閉じる。しかし、法月が画策していた採点スコアの不正や資金提供を法月の母親が再開し、寄付金が集まったことでエーデルローズは解散を免れ、新しくグループを立ち上げた―――というストーリーでした。
多分劇場版とかゲームをしていれば世界感がもっとよく分かったのでしょうが、今回これが初見でしたので、ちょっと掴み切れませんでした。
世界感の解説もなく、リアリティ重視かと思えば、女神さまや妖精だったり人外のマスコットが登場したりと、不思議な世界だったので、消化するのに時間が・・・。多分世界感とか今までのあらすじ的な部分をもうチョイ噛み砕いて挿入してくださると、新しいファンもついていきやすかったのでは…と思いました。
流石に時間かけて作られていただけあって、3Dとかショーのシーンは手が込んでいて綺麗だったと思います。
で、ここからは夏の新番組。
『スタミュ3期』:久しぶりのオリジナルミュージカルアニメの3期目です。
2学期が始まり、今期の目玉は『綾薙祭』。今までの学園祭と違い『華桜会』が全てを仕切る形となって、新しい改革がなされていた。そんな中、主人公の星谷達「チーム鳳」を含めた2年生もチームの枠を取り払い、クラス発表に力を注ごうと張り切っていた。そこに『華桜会』のメンバーが綾薙祭改革の一環、『オープニングセレモニー』を行うこととなり、そのパフォーマーに選ばれた生徒は次期華桜会最有力候補と噂された。そしてそのパフォーマーに選ばれたのは、「チーム鳳」。しかし決まり事として、パフォーマーはセレモニーに力を入れるため、クラス公演には参加が出来ないとの達しが来る―――という第1話でした。
一期目はバラバラの個性と能力だった「チーム鳳」が仲間となっていく過程。そして2期目は「他チームとの軋轢」と「和解」までを描いてきました。そして今期はその垣根を越えて団結しようとした矢先の「クラス内分離」・・・どうにも上級生たちが何かを狙って、わざと2年生のクラスに軋轢を仕掛けているようにしか見えないのですが。今度は更に大きな集団となっているクラスをどうまとめるか、が見ものですね。いつもメンバーはそれぞれの世界で常にTOPを歩でいる子たちの中、主人公の星谷君だけまっさらな状態で、みんなそこをウィークポイントだと思って攻撃してきますが、実はそこが一番の「伸びしろ」の部分であることもまだ若い彼らは気づかない。一番何もない=一番柔軟に物事を見ることができる。チーム鳳はそれが判ってきましたが、舞台はみんなで作り上げるもので、一人が抜きんでても全く意味はない。上級生の狙いがまだ読めませんが、ここにどう新しい発想を加えて、「2年生のクラスステージ」を完成させるか、高校生たちの頑張りを見てみましょう。
『かつて神だった獣たちへ』:別マガ連載中の漫画原作のアニメ化です。
パトリア大陸で勃発した北部パトリアユニオンと南部パトリア連合の10年にわたる内戦が、パトリアユニオンの投入した異形の兵士:擬神兵によってあっという間に敵を一掃する。その圧倒的な力に兵士たちは皆彼らを「神」とまで呼んで称えた。しかし、擬神兵たちは少しずつ自我を失いかけ、やがて暴走を開始する者が出始めたため、リーダー:ハンクは「人の心を無くした者は仲間の手で葬る」とする取り決めを行い、暴走したものの粛清を行うこととなった。あと一歩で終戦を迎えようとしたとき、ハンクの想い人であり、擬神兵の研究者であるエレインがハンクを撃ち、曾雌家彼女も仲間のケインに射殺される。和平に至ってから5年後の世界。神として凱旋した擬神兵たちは、圧倒的すぎる力ゆえに次第に「獣」と蔑まれるようになり、それに違わぬ事件を各地で起こすようになる。奇跡的に回復したハンクは自身が課した取り決めに従い、そのような戦友たちを抹殺する「獣狩り」の旅を始める―――という第1話でした。
名前だけはよく耳にしていた作品だったのですが、これが初見です。冒頭からのストーリーの重厚感だったり、キャラデザも綺麗で見ごたえありました。とても重いテーマの話ですが、戦場で精神を病んで暴徒化した兵士が実在し太歴史もあるので、ファンタジーなのにリアリティも多分に含まれています。そしてサスペンスのように擬神兵の誕生と、何故ハンクやエレインが殺されようとしたのか?ケインの目的は何なのか?いくつもの伏線が用意されていて、これは最後までバッチリ見届けないといけない気にさせられます!現在も原作は連載中ですので、アニメではどこまで放送してくれるかわかりませんが、楽しみに毎週見たいと思います。