うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2022春アニメ最終回①

2022年06月18日 10時57分35秒 | アニメ
気が付けば今年もあと半年+12日で終わりなわけですよ。早いですねー。
こんな風にダラダラしているうちに、アンソロの締め切りなんてあっという間に来ますね。
一応プロットっぽいのは上げてはいるんですが、こういまいち「決り手!」というか、キーポイント…言ってしまえばクライマックスが無いので、締まりのない話になってしまい、頭の中では原稿用紙クシャクシャに丸めて後ろへポイっ!ってやる、作家のイメージまんまです💧
こういう時は、無駄に足掻かないで、気分転換でもしよう!そういえばもうそろそろ夏が来るんだな~とアニメ暦で気づくかもしたは、行く春を惜しみつつ順当に最終回チェックです。
『処刑少女の生きる道』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
異世界「日本」から飛ばされてきた人間=迷い人の持つ「純粋概念」という力で、世界が崩壊する危険を恐れる世界が舞台。教会は処刑人により迷い人を殺していく権限を持っているが、その処刑人の主人公:メノウは、迷い人であるトキトウ・アカリの処刑を行う。しかしアカリは時間操作の純粋概念を持つため、殺しても時間が逆行し蘇ってしまう。しかも殺された事実を覚えていないアカリはメノウに懐き、自分自身の力では処刑できないと悟ったメノウはアカリを教会本部に連れていく。一方でメノウの後輩のモモと王族のアーシュナ姫により、実は王族と教会が連携して迷い人を送り込ませていたこと、その首謀者は教会の大司教:オーウェルだった。処刑されようとしていたアカリの力と、真実を知ったメノウたちにより粛清。メノウは単独でアカリを消す手段を考え、二人は旅に出る。途中4大人災の一つである「パンデモニウム」にアカリを送り込み始末させようとするが、やはり時間操作で戻ってきてしまう。たどりついた港町のリーヴェルで、領主の娘:マノンが魔薬を作るために人々を攫っているという事件に遭遇し、マノンを倒そうとするが、実はマノンは母親が迷い人であり、彼女自身はわざとメノウに敗れ、自らを生贄にアカリが送り込まれた歪みを利用しパンデモニウムを召喚。メノウは追い込まれていくが、アーシュナ姫の加勢と、アカリの時間遡行の力を借りて、パンデモニウムを退けた。消える間際にパンデモニウムは「迷い人を殺せる剣がある」ことをメノウに伝えており、アカリが人災になる前に剣を探しだして殺そうと決めるが、まだ迷いが残る。一方のアカリはもう一人の潜在意識の中でメノウに自分を殺して欲しいことを願い、再び二人は旅に出るのだった―――というストーリーでした。
原作読んでいないので初見でしたが、キャラが可愛い女の子ばかりで第1話の冒頭も割と明るいイメージだったんですが、暗殺開始以降は結構な残虐シーンの多い、ハードなストーリー展開でした。一見理不尽に迷い人を殺していくので、罪のない人を「日本に帰れるよ」とだまして殺す主人公たちに共感が沸かなかったんですが、パンデモニウムみたいに人災=迷い人のなれの果てみたいなのがいたんじゃ、そりゃ自分の世界からは排除しようと思いますね💧 で、ストーリーの根幹と、最終回でようやくここから始まる物語の主軸が判明したんですが、メノウの師匠であるフレアの企みと、アカリとメノウが日本で出会っていたらしい描写が何回も登場するので、もう一人のアカリも含めて、伏線が沢山!でも回収できていない「匂わせ」で終わってしまったのが未消化で悲しい。ですので多分あの終わり方だと2期ありそうな予感がするので、続きあったら見たいですね。
『理系が恋に落ちたので証明してみた。r=1-sinθ』:Web漫画原作のアニメ化第2期目でした。
例のごとく、「恋愛感情」という存在を物理的に証明しようとする理系脳の大学院生:雪村 心夜と彼に恋する同期の氷室 菖蒲。今日も日々「恋愛を証明」しようと、生体科学専攻のクリス・フロレットと恋人の藤原 翠雨の力も借りつつ、研究に勤しむが、満足のいく答えがなかなか証明されてこない。一方彼らと同じ研究室の4年生:奏 言葉は沖縄で研究発表した際、それを見ていた別大学の式城 直哉から付き合いを求められ、友達として付き合いを開始する。しかしかつて奏は恋心を抱いた数学教師:高橋先生とデート中に、幼いころから修行させられていた武術で投げ飛ばしてしまい、先生が入院すると同時に奏に対する噂などが蔓延し、恋に踏み込めないトラウマを抱えていた。その為「普通になろう」と必死に願う彼女だったが、それを否定する雪村に反発していたものの、やはり式城と普通に付き合える自信がない奏は学園祭で式城からの告白を断る。しかし、メンヘラ気質だった式城は納得がいかず、奏を気絶させ、不良仲間と共に迫る。恐怖と精神的自己崩壊を起こしかけた奏を救出に来たのは雪村。理論と理系大学の武器(※劇薬)を持って不良たちを取り押さえることに成功する。さらに雪村は奏の過去の交友関係から、彼女が傷つけたと思われた人たちに奏をどう思っていたか正直な気持ちを告白してもらい、それを奏に見せつける。皆が奏を嫌っていなかった現実を知り、奏はようやく過去のトラウマから脱出。…しかし、その献身さに奏は雪村に恋をしてしまい、氷室にも正直に告白。改めて「恋心の証明」研究に勤しむこととなった―――というストーリーでした。
また感情を物理的に証明しようとする理系脳の頭の固さ(※あくまで雪村&氷室さんのみであって、リアル理系の人でもこんな人はいない。多分…)で、いろんなイベントに取り組んでいましたが、2期目のメインは奏ちゃんでしたね。別の意味で普通じゃない(腕力)の持ち主でしたが、性格が真面目で引っ込み思案故に、ある意味自分の長所でもあるところを否定的にとらえ短所と理解して過ごしてきたため、ずっとそのストレスを抱えてきた。アイデンティティーが崩されそうでしたけれど、実は勝手に奏が「短所」と決め込んでいただけで、実際周りの人は全く迷惑とは思っていなかった。それを見事に証明してみせた雪村は流石理系脳ですwしかも奏まで恋されてしまうおまけつき。また、恋の証明の研究に、忙しい日々になりそうですなw
『ダンス・ダンス・ダンスール』:青年誌漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公は中学二年の:村尾潤平。クラスの中でもお調子者の彼は、幼い頃に見たクラシックバレエに興味を抱いていたが、父親が亡くなったことから男らしくあろうと思い、バレエに憧れを抱きつつもジークンドーを習っていた。中学では「男子がバレエなんて」と好きでありながら級友たちとの価値観を揃えるために、馬鹿にし否定していた。
そんなある日、五代都という転校生がやってくる。彼女は潤平の空中での飛翔時間やダンスセンスを見抜き、「洋舞祭りで王子役をやって欲しい」と懇願され、試しに彼女の母親千鶴がやっている『五代バレエスタジオ』に通うことになる。最初は悪態をついていた潤平だったが、長年のバレエへの情熱から本格的にバレエを習うことを決心する。一方都には、同居している流鶯という従弟がいて、祖母からバレエの英才教育だけを受けていたことから、圧倒的なバレエの素養を見せるものの、他人とコミュニケーションを取れず不登校になっていた。登校することになった流鶯はすぐにイジメを受けたが、ある日体育館でクラス発表の際、男子から女子の制服を着せられた姿で舞台に放り出される。しかし彼はバレエを踊り、圧倒的な才能によって生徒達の意識を変えさせる。それを見た潤平はバレエに真剣に取り組んでいた流鶯に刺激を受け、クラスメイトから外されるのを覚悟で、バレエを習っていたことをカミングアウトする。そして『洋舞祭り』で、『白鳥の湖』の王子役を踊ることになった潤平は、流鶯とのアドリブにより観客を魅了する。しかし、審査員の生川綾子に「バレエは芸術」という理由で否定されてしまう。さらに生川綾子の圧力によって、『五代バレエスタジオ』の生徒達が抜けてしまったことから、『生川はるかバレエ団』のボーイズサマークラスに参加することになる。生川の元で潤平はバレエへの考え方を改め、さらに五代バレエスタジオの生徒たちを取り戻すこと、そして流鶯にスカラシップを受けさせるために、潤平は都への恋心を殺し、都を流鶯の傍に居させようとする。失踪した流鶯を見つけた二人は、彼のトラウマの要因である祖母の前で流鶯を巻き込んで踊り、流鶯のバレエを見せつける。が、認知症を発症していた祖母は流鶯と分からないまま。心が折れそうになる流鶯に都が傍に居ることを誓い、潤平は一人選考会の終わった生川バレエ団に乗り込み、最後のチャンスを貰って踊る。粗削りだが天性の感性をもった潤平のバレエに、その才能を認めた生川綾子は、SSクラスへのスカラシップの条件として、『将来的に生川バレエ団へ入団すること』『五代バレエスクールを辞めること』を提示する。そして潤平はその条件を飲み込むのだった―――というストーリーでした。
最近海外のバレエコンクールでも、日本人の受賞の記事を結構見かけます。ただ今まではあんまり興味なかったんですが、こうして一番底辺から見上げた「てっぺん」に行くまでの難しさが、この作品で見えてきました。やっぱり基礎を知らないと分からないし、知ったからこそ、海外のコンクールで受賞するってどれだけ難しい事なのか、わかりませんね。あと最初の方ではバレエを恥ずかしいものとして、クラスメイトと馬鹿にしたり、揶揄ったり、流鶯に対し虐めともとれる行為をして、正直気分のいいものではなかったですが、後半からバレエに邁進する姿に代わって、見やすくなりました。 でも思春期の男子ってあんなもんなんだろうか?くだらない虐めみたいなことをする一方で、強者に取り入ろうとする…ある種の現代中学生の抱える問題いたいなのも見えましたね。SNSでハブいたり、嫌がらせしたり。そういった自分の進路を見極める力を求められたり、卑屈で脆弱な精神面を抱えていたりするアンバランスな年齢の問題点も結構浮き彫りにしてくれた作品だと思います。青年誌の漫画ですが、寧ろ青年誌連載でよかったかも。
一旦ここで完結しましたが、続編は…どうだろう?割とスッキリ締めくくってくれたように見えますが、もし続編があるとしたら今度は世界を目指すストーリーになっていくと思うので、かなりの長編になりそう。でももしあったら潤平の成長を見てやりたいです。
『阿波連さんははかれない』:ジャンプ+で連載中のweb漫画のアニメ化作品でした。
主人公の高校1年生:ライドウ君は入学式に風邪をひいて休んでしまったため、友達作りに出遅れる。元々表情の少ないライドウ君が、同じように一人でいた隣の席の阿波連さんと友達になろうとする。だがこの阿波連さん、ライドウ君並みに表情がないため心情が読みづらい上に、距離感が取れない。しかしゲームをやらせればライドウ君以上に強く、小学生たち(男子)から「神」と崇められるほど。そんな阿波連さんに「唯一の友達は私だけ」というスタンスながら、人見知りで近寄れない隣のクラスの大城 みつきさんや、小学生のあっくんの自称彼女で阿波連さんをライバル視するふたばちゃんをはじめ、次第に周囲に人が集まり始める。何気なく阿波連さんを庇ってくれるライドウ君に想いを寄せ始めた阿波連さんは、次第に距離を詰めてくる。キャンプで告白した阿波連さん。そしてみつきもライドウに勝負を挑むが、真面目一徹なライドウ君を認め、ライドウ君も阿波連さんに告白し、晴れて二人は周囲も祝福するCPとなった―――というストーリーでした。
特に大きな事件もなく、波もなく、ひたすらほのぼのする高校ライフでした( ̄▽ ̄) 多分このまま友達として、仲良い凸凹コンビになっていくのかなと思いきや!まさか最後で恋人同士になってくれるとは思いませんでしたけど、とっても似合うよ♥ 最初は距離無しのコミュ障の話かと思いましたが、そこまで難があるわけではなく、寧ろほのぼの突っ込みで、週末の深夜にまったりさせていただきました。ありがとうございます。<(_ _)> 二人とも幸せになってね♪
『3秒後、野獣。~合コンで隅にいた彼は肉食でした~』:今期のエロ枠5分アニメでした。
大学一年生の久米紬は以前肉食系男子から酷い捨てられ方をしたため、今度は草食系男子と付き合う!と決めて合コンに参加。一人端の席で面白くなさそうにしている男性:東条要に声をかける。酔っぱらった紬を家まで送ってくれた彼は、そのまま帰るかと思いきや、警戒心の無い紬を押し倒す。実は滅茶苦茶肉食系男子だった要。しかも紬の入部したダンスサークルでも一緒だった要。紬は要のことを切り離そうとするが、要が個人レッスンの担当になってしまい、どうにも縁が切れない。一方で要の幼馴染で超草食系の小豆谷悠人と出会った紬は彼にモーションをかける。少しずつ二人の距離が近づくものの、要が度々警告をする。要は紬への思いを募らせていたため、思い切って告白。紬も結局は要が忘れられずにいたため、二人はようやく心から結ばれるのだった―――というストーリーでした。
肉食系でしたね~「主人公女子」が( ̄▽ ̄)。ガツガツ男を狙いに定める視線はもはや豹かライオンの如し!現実的にはおおよそあり得ない展開で、最後落ち着くのは、この枠のお約束vメインはストーリーより「そっち」の方ですから。とりあえずめでたしめでたしですが、大学の単位落とすなよ。以上!
『名探偵コナン ゼロの日常』:言わずともがな、コナン君に登場する人気キャラ:安室透改め降谷零の日常を描いたスピンオフ作品のアニメ化でした。
安室さんとして「ポアロ」で働く一方、公安として後輩と共に事件を追いつつ、更に「バーボン」として黒の組織の動向をも探る、いくつもの仮面を持つ安室さんの日々を全6話で紹介放送した感じでした。
というか、安室さん身体能力も頭脳もさることながら、一番すごいのはやっぱり「観察眼」ですね。仕事ぶりからして日々一番使っているのがこの観察眼だと思うのですが、それを活かしてポアロでは無駄なく、お客さんが心地よくいられる配慮もきっちりできるという✨ 無論、公安としても活躍していますが、本当に降谷さん一人きりになったとき、時折見せる暗い影と厳しい表情が、何を示しているかは…原作読んでいないのでまだ謎。今後「コナン」本編で明らかになっていくんでしょうね。
それにしても「名探偵コナン」は伏線が沢山あり過ぎて、訳が分からなくなってきそう…というか、かもした存命中に完結するのか!?( ̄□ ̄|||) そっちも心配になってきたわ💦
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