うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2022春アニメ最終回④

2022年06月24日 21時45分35秒 | アニメ
22日から始まりました、マックの「シャア専用シリーズメニュー」。本当はハンバーガーも食べてみたいところでしたが、家に帰ってちゃんと夕食準備しないといけない=自分も食べるので、バーガーの入る隙が無く、とりあえずドリンクだけにしました。
シャア専用ズゴックさんです!

他にも種類があるみたいですが、お知り合いさんのSNS見ても、ドリンクはザクとズゴックしか見ていないです。バーガーだとこれにジオングもつくらしい。
ちなみにドリンクの中身はエナジードリンクらしいのですが、甘酸っぱいラズベリーソーダな味でした。でもエナジードリンクだからなのか、飲み終わって家に帰ったらなんか妙にシャキシャキ身体が動く気がするのですが…気のせいかな?(笑)
その勢いでもって、深夜アニメもがっついてみてますw
『RPG不動産』:今期のきらら枠アニメでした。
主人公の風色琴音が魔法学校を卒業し、田舎から晴れて都会の王国所属のRPG不動産に就職する。彼女の下宿先物件は同じ職場の亜人のファーのところとなり、先輩である僧侶のルフリア、戦士のラキラとともに様々な事情を抱えたお客の物件探しをサポートすることとなる。とんでもない物件(事故物件ではない)やお客の希望がけた違いに外れた物件もある中、琴音は真摯にお客に向かい、彼らが満足してくれたことでようやく仕事に充実感を得られるようになってきたが、ある日王国の首都近郊でドラゴンが暴れて町を破壊する騒動が起きていた。しかもその現場にはファーが必ず映り込んでいた。ファーはドラゴンの亜人であり、彼女が暴れ龍の正体では?と疑った警備隊や、ルフリアやラキラがファーを隔離しようとするが、同居で仲良しの琴音にはそれが信じられない。しかし警備隊がファーを連れて王城に向かう途中、火竜が現れ破壊行動を起こす。これでファーの容疑は晴れたが、火竜も実は何者かに操られているらしい。火竜の暴走を自らドラゴン化して止めたファーだったが、今度は自分が操られてしまい、説得する琴音を振り払い、琴音は落命してしまう。ルフリアとラキラの悲しむ様子を見たファーはようやく正気を取り戻したが、火竜が助かったものの大好きな琴音は自分が殺してしまったと、悲しむ日々が続いていた。しかし以前家を探しに来たネクロマンサーのお客さんが、琴音の魂を元に戻し、無事琴音は復活。そして火竜は火山島に移動することとなり、ファーとRPG不動産の面々も火山島支店へと異動することが決まり、琴音たちは新天地で新たな生活を始めるのだった―――というストーリーでした。
きららと言えばほのぼのしか出てこない作品という先入観があったので、クライマックス前までは、本当にお茶飲みつつぼんやり見ていたんですが、まさかの主人公死亡に!Σ( ̄口 ̄|||) だって「血みどろ」ってきららに一番縁遠いのに!💦 でも無事に蘇った!なんたって「ファンタジー」だからね♪ そこは突っ込まない(苦笑) 謎だったファーの出生の秘密も明らかになり、また新たな地で楽しくお仕事できそうでよかったです。ただ、火竜やファーを操った魔族がまだ潜伏している模様。2期目はあるかわかりませんが、あったら多分その魔族との戦いがあるのかも。とりあえず1期目は結果オーライでよかった♥ 今後もゆったりほのぼのお仕事と生活を楽しんでもらいたいものです。
『史上最強の大魔王、村人Aに転生する』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公で神話世界では「魔王」と呼ばれたヴァルヴァトスは、最強すぎたこと、更に良き相棒だった勇者リディアを失ったことで孤独に耐えられず、転生を図り、辺境の村人アード・メテオールとして生を受けた。望んだとおりになったが、幼き時からヴァルヴァドスの記憶と力を持っているため、両親以外からは近づかれない。しかしそこに同じく迫害により孤独だったエルフ:イリーナとの出会いで、ようやく友人を得た彼は、15歳になり魔法学園に入学する。ただ普通の生徒として溶け込むはずが、結局ヴァルヴァドス並みの力ゆえ、学校でも最強となってしまい、魔王時代の仲間で、学園講師のオリヴィアやシルフィーから正体を疑われる。何とか誤魔化しながら学園生活を続けていたが、イリーナを攫いに悪漢が来たり、仲間のジニーに迫られたりと、身辺が騒がしくなるばかり。そんなある日修学旅行中にアードとイリーナ、ジニーは神と名乗る人物から「魔王を倒して欲しい」と言われ、かつてヴァルヴァドスが存在した時代にタイムスリップさせられる。そこでリディアたちと再会。更に自身の前世ヴァルヴァドスとも対面し、神の命であれば彼を倒すこととなるが、実は彼以外にも「魔王」と呼ばれる者がいることを聞き出す。アードの力を見極めたリディアは、共に戦場に出ることを要望し、3人も戦いに出ることとなった。アードの力で作戦はほぼ遂行できたものの、過去のヴァルヴァドスの記憶とは違う展開が生じていた。自分たちが倒すはずだった敵が既にやられており、そこには黒い鎧の男がいた。彼こそ「もう一人の魔王」であり、その正体は「現在のアードより更に未来から来たアード自身」だった。イリーナたちを人質にとり、魔王はアードに自分たちに与するように迫る。魔王の目的はリディアの救済だった。しかし既にリディア本人から「自分で満足した死に方を選びたい」と告げられており、ヴァルヴァドスと仲たがいして、それが原因で命を落とすこととなっても後悔はしない、と知ったアードは魔王の願いを拒否。本気で命を取りに来る魔王だったが、リディアの魂が彼を引き留め、アードは魔王に止めを刺す。未来の彼の消失により、アードたちは無事に神との契約を果たし、元の世界に戻るのだった―――というストーリーでした。
最近多い「最強クラス」「魔王」の転生もの。もちろん前世の記憶付きでチートな能力も当然付与されたまま、現世で生きることとなります。でも何百年後に転生しても、当時の仲間も魔族宜しく寿命が長いため、正体がバレそうになったり、何のかんの言って「村人A」にはとてもなれませんでしたね(苦笑) というか、ご両親が既に高名な勇者じゃそれだけで有名人じゃん^^;←でもこういう血筋でもないと、ヴァルヴァドスの魔力に耐えられる人間の身体は得られないので、どう考えてもこうなる運命💧 でも一番思い知らされたのは、どんなに強かろうと、どんなに高名だろうと、「人づきあいがうまくいかなければ、望んだモブになろうと人間社会ではやっていけない」ということでしたw イリーナもそうですもんね。エルフだけにその魔力を狙われやすいため、人から離れて生きようとしていましたし。まぁアード君も世渡り上手な感じでは決してなさそうですが、本当に村人Aになるんだったら、先ずその魔力の扱いを何とかしろ(byリディア)💧 そしてヒロイン二人以外の友達も作れ!多分一番の弱点であるのはそこだと思うので、是非最強のモブ目指して今までと違う努力を研鑽してもらいたいものです。
『古見さんは、コミュ障です。』:サンデー連載漫画のアニメ化2期目でした。
私立伊旦高校1年生でヒロインのコミュ障:古見硝子が、彼女の秘密を知った同級生の只野仁人と友達になり、やがてクラスメイトをはじめ、少しずつ彼女の個性を認められつつ友達100人達成を目指し、学園生活を繰り広げる物語。前回は文化祭で只野君とちょっと距離が縮まった感じの古見さん。しかし、2期目ではこれから古見さんにとって最大の試練が待ち受けていた…そう、「修学旅行」。中学の時もグループに馴染めず、自分の意見は言ったら迷惑なのでは…?との思いばかりが先行し、結局修学旅行を休んでしまった苦い思い出を話してくれた古見さん。しかし、今回は只野君やなじみをはじめ、彼女を受け入れてくれるクラスメイトが多いので大丈夫と安心させる只野君。しかしフォローする予定が只野君は古見さんと別グループになってしまい、仲は悪くないものの、あまり古見さんと話をする機会が少なかった加藤 三九二と佐々木 あやみだった。緊張の中出発する古見さんだが、最初は三九ニが決めてきた名所巡りに没頭する。しかしあまりにもタイトなスケジュールに、あやみが不満を言い出し、二人が喧嘩状態に。しかしここで古見さんが初めて自分の意見「全部廻りましょう!」をいったことで、グループは無事工程を終え、二人も仲直りする。そして年末年始とも無事に行事を終えた古見さんは、バレンタインを迎えるが、緊張のあまり只野君にだけ渡すことができない。只野君の期待もむなしく貰えたのは、なじみの配ったチロルチョコのみ。だが、家に帰ったはずの古見さんがわざわざ只野君を呼び出し、勇気をもってチョコレートを渡すことができたのだった。一方只野君もどうやって古見さんにホワイトデーのお返しをしようか悩んだところ、妹の助言もあって、無事に古見さんの気に入るグッズを送ることができました。そして古見さんが俯きながら登校する新学期。彼女の恐れは「クラス替え」―――1年生の時のように仲良くしてくれる友達ができるか、不安だった彼女の前には、同じクラスになった只野君がいた。そしてまた「友達100人計画」を続けるのだった―――というストーリーでした。
2期まで通して1年間の古見さんの高校生活を見守ってきましたが、みんな温かくていい人たち(※一部迷惑な方もおりましたが💦)で、見ているこちらも一緒に過ごして楽しい一年間でした♥ 何よりよかったのは、コミュ障の人を普通に受け入れてくれる人と場所だったことですね。高校でこれだけ人気の古見さんが、中学で何故辛い思いをしていたのか、最初は「?」だったんですが、多分周りの同級生も子供ゆえに、どう対応したらいいのか分からなかったんでしょうね。高校ぐらいになると社会性も育ちますし、段々応用も利くようになりますし、何より「只野君」という理解者がいてくれたことが何よりも大きかったと思います。かもしたも決してコミュニケーションの取り方上手じゃないのですが、周りに理解者(「あ、かもしたはこういう人なのね」くらいですけど)がいてくれるので、心地よくヲタ活動できています( ̄▽ ̄)
古見さんが一年楽しく過ごせたようでよかったv そして2年生になって、また新たな友達ができることを願ってます♪ 
『エスタブライフ グレイトエスケープ』:アニメとゲームの総合メディア作品のアニメでした。
舞台は近未来の日本。人口が減少に転じた遥か未来に、生態系管理AIが種の繁栄を目的として実施した「人類の多様化実験」によって、常人(通常の人間)に加えて、獣人、魔族、サイボーグなどの多様な人種が誕生している。また、AIによって「クラスタ」と呼ばれる高い壁に囲まれた地域が多数創造され、地域ごとの文化、常識、価値観が形成されている。作中における東京はクラスタによって分断された実験都市と化しており、AIの監視によって自由な往来が不可能となっていた。そんな中、自分のいるクラスタに馴染めず、かといって政府から認められない別クラスタへの移動を希望する人に、別のクラスタへの移動を手伝う「逃がし屋」があった。「エクストラクターズ」と呼ばれる彼らはリーダーの女子高生:エクアをはじめとする集団で、大江戸線を使いながら、希望者に各所様々好きなクラスタへ逃がしていた。エクアの下、それぞれに長じた役割分担で確実に逃がしてくれる彼らだったが、ある日エクアの「先読み」の力が弱くなる。と同時に「逃がし屋を逃がすな!」という広報の元、彼女たちのアジトが襲撃され、エクアたちはアジトを放棄し、秋葉原クラスタへと逃げ込む。しかしそこでも追い詰められた彼らはフェレスが撃たれたことで、絶体絶命の危機に。しかしそこで助っ人が入り、エクアに指示を出していた元締めMさん(AI)が自らを発達させ過ぎたことで許容量を超えてしまい、バグになっていることを伝えてくれる。エクアは最後の仕事として「Mさんを逃がす」ことを選び、全会一致。協力し限界を超えたAIのまだ正常機能している部分を取り出し、逃がすことに成功。これにより混乱が起きていたクラスタもまた穏やかな日々を取り戻すことができた―――というストーリーでした。
近未来的な話でAIの暴走、というと、先日最終回を迎えた「ブラックロックシューター」と同じ感じですね。あっちはAIに自意識を持たせたことで人間を排除する選択をし、こちらは管理システムAIが暴走して混乱。…どちらも「AIに任せっぱなしにすると、最後はとんでもないことが起きるぞ」という暗示かもしれません。それにしても「このクラスタでずっとこの役割でずっと生きろ。嫌がったら犯罪者として捕まる」というあたり、どっかの種運命の「ディスティニープラン」を思い出しましたよ(苦笑) そのうち人間が人間を管理し、それがAIが人を管理する世の中に代わっていくんでしょうかね。でも漫画って侮れないです。鉄腕アトムやドラえもんの連載された頃に描かれた「高速道路」とか「テレビカメラ」なんて、本当に現実化してますからね。人が想像できるものって創造できるらしいですよ。エクアちゃんみたいに、人の優しい心を持っている人なら惑わされないのかもしれませんが、人間は「AI」より最後は「心」ですね。アクションとか設定も面白かったですが、最後は「人の心」が大事なことを教えてくれた作品でした。
『であいもん』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の納野和は京都の老舗和菓子店「緑松」の一人息子だが、音楽の道を選び大学卒業後に家を飛び出して10年間東京で暮らしていた。しかし音楽で稼ぐことができず、更に実家からの手紙で父が入院したことを知らされ、店を継ぐ決心をして実家に戻る。京都駅でバスを待っていると、1人の少女に父親と間違えられてしまう。気にも留めなかった和だが、店に戻るとそこには彼が不在の間に、店では雪平一果という少女が看板娘として働いていた。和の母は、和が両親がそばにいない一果の親代わりになることを期待するが、一果は一度店を捨てた和を敵視。同時に一果は、店を継ぐのは自分であると宣言する。和は下働きから修行を始めるが、いい加減な和に一果は気を許さないが、和を慕う人たちや和自身の心根に触れていくうちに、少しずつ一果の態度は軟化していく。そして季節は廻り、一果の誕生日、和は一果を遊園地に連れ出すが、一果は以前父ときたことのある場所だったためか、随所で父の面影を追ってしまう。しかし迷子の子供を助けようとした時、自分が迷子になっていることに気づく。その時求めたのは、父ではなく和の姿だった。ようやく父を探すことを止めた一果に、和をはじめ緑松の仲間たちは、家族同然みんなで誕生会を開いてくれ、一果は「ここが一番安心できる場所」と、改めて家族のきずなを深めたのだった―――というストーリーでした。
基本ほのぼのストーリーなのですが、メインの主人公とヒロインの間柄が「恋人」ではなく「(疑似)親子」に変わっていく、という作品は殆どないので、新しい切り口で面白かったです。ちょっと父親にしては情けないところも多い和ですけど、一果のカチカチに凝り固まった心を和ませてくれるのもまた和なんですよね。多分一果の実父って、和に音楽を教えてくれたあの先輩だと思うのですが、無責任に一果を預けて行って「何が父親じゃ!ヽ(`Д´)ノプンプン」って思ったんですけれど、ロクに収入もなく流れ者の父親について行くより、血は繋がらずとも安定した温かい人達に囲まれたところで育つ方が良い、というのはある意味英断だと思います。ましてや先輩は過去に緑松に入り浸っていましたから、人柄は彼のお墨付きですしね。でも残された子供の気持ちは…?という視点で見ていましたけど、最終回でもって彼女の抱えていた澱が、少しずつ溶けていっているみたいでよかったです。あとストーリーだけじゃなく、和菓子の描写も綺麗でした✨ あんな風に一つ一つに物語が籠っているお菓子なんて、和菓子くらいじゃなかろうか。繊細で今にも餡子の味が広がってきそうでした♥ 深夜に何気に糖分が欲しくなる番組でしたw
『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公はブラック企業に勤める伏原さん。今日も課長に仕事を押し付けられ、深夜遅くまで一人残って仕事をしていたところ、彼女に不気味な声が聞こえてきた。「立ち去れ」としか言わない重い声は、実は小さな幽霊の女の子が、過労死寸前の伏原さんを心配して怖がらせて自宅に帰らせようと必死になっていたのだった。その愛らしさに目覚めた伏原さんはそれだけで仕事にやる気にパワーがみなぎっていた。更に幽霊ちゃんと雨に日に拾った子猫は実は猫又のみゃーこで、彼女は家事全般で伏原さんを支えようとしていた。点数を稼ぐみゃーこに負けじと伏原さんを助けようとする幽霊ちゃん。しかも伏原さんのお隣の家には漫画家の倉橋 サツキと、彼女の世話を焼くメイド幽霊のリリィもおり、伏原さんは彼女たちの愛らしさをパワーに仕事をこなしていく。しかし新年を迎え、お参りに出かけたところ、伏原さんと倉橋さんにおみくじで「凶」を告げたり、幽霊ちゃんにしか聞こえない声で怪しげなことを呟く者がいた。
「鬼の御子神」を自称する、鬼のような角と狐の尾を持つ神の使いで806歳。通称「ミコ様」。自身の神社に初詣に来た伏原さんから凶相が出ていることを見抜き、散々手紙や宅急便で引越しを強要するも伏原さんはスルー。結局乗り込んだミコ様が呪いを起こすと、伏原さんのアパートで火災が発生してしまったため、伏原の友人で曰く付き物件を差配する香織を召喚して引っ越しを斡旋した。次に移ったのはその曰く付きマンションだが、幽霊の皆さんは人畜無害で、格安の広い物件に大喜びの幽霊ちゃんとみーこを見て、伏原さんは幸せをしみじみ感じるのだった―――というストーリーでした。
小さな幽霊ちゃん(しかも健気)に憑りつかれたらしい主人公と、彼女たち人外の存在とのほのぼのストーリーでした。しかも会社の人以外は皆とっても親切なので、会社のシーンさえなければ心安らかに見ていられました( ̄▽ ̄) 色々ツッコミたい部分はありますが(幽霊ちゃんは「コピーだと顔が映るのに、写真だと写らない」「お茶とか持ち運びできるうえ、人間用の衣服は身に着けることができるのに、身に着けた途端それも透明になるのか、普通の人には見えない←本体だけ見えなくて、着ているものだけが浮いているように見えるはずなのだが…」「お腹も普通に空いて、人間と同じものを食べられる。やはり体内に入った食べ物は透明になるのか」そして「人間界の物を身につけようと、壁を素通りできる」etc…)まぁそれは「ファンタジーだから☆」で誤魔化してあげましょう。ミコ様は憑いていることを心配していましたが、伏原さんが行くべきなのは神社でもなく、お寺でもなく、「労基に行くべき」だと思います。多分あの会社、コンプラ委員とかなさそうなので。
『ヒロインたるもの!〜嫌われヒロインと内緒のお仕事〜』:HoneyWorksの楽曲を原作とするオリジナルアニメでした。
主人公の涼海ひよりは、田舎育ちだが陸上の推薦を受け、東京にある桜丘高校に入学することとなった。ついた早々、ひよりは駅前のビルで女性と揉めている男子の姿を見かける。翌日の入学式後、自分のクラスに入ったひよりは、そこで偶然、超人気高校生アイドルユニット『LIP×LIP』として活躍中の染谷勇次郎と柴崎愛蔵と同じクラスであることを知る。しかしひよりはアイドルに興味はなく、LIP×LIPの事も知らないため、二人は彼女を睨みつけ険悪な雰囲気となった。しかし数日後、実家の父が怪我をして仕事が暫くできなくなってしまったため、ひよりはアルバイトを探すこととなってしまう。アルバイト未経験だが体力だけは自慢があるひよりは「体力のいる仕事」とあった募集に飛びついたところ、何とそこはLIP×LIPの事務所だった。二人との仲は険悪だが、かえってアイドルへの興味の薄さを信頼できると確信したマネージャーはひよりを『LIP×LIP』のマネージャー見習いとした。アイドルに興味がなく、そんな怖い人とは関わりたくないと思うはずが、生活には代えられず、暫く我慢してマネージャー見習いをすることになったひより。だが学校では二人の仲は実は険悪で、そのフォローに入ったり、陸上と勉強とアルバイトで目が回る忙しさの中、次第に二人の真摯に取り組む姿勢に心から応援したくなる。そして二人もまた、ひよりの存在が自然のものとなっていった。友人の服部樹里と中村千鶴と、更に部活の陸上で楽しい学校生活を送っていたひよりだったが、突然ある日学校の廊下にLIP×LIPの二人とひよりが仲良く話をしている写真が張り出される。慌てて樹里が回収するが、既に写メで拡散されてしまい、事務所や芸能界を巻き込んでの大騒ぎとなってしまう。ひよりへの嫌がらせも激しいものとなり、ひよりは責任を取ってマネージャー見習いを辞する。しかしなかなか学校での嫌がらせは消えない。しかし勇次郎の気づきにより、写真をばら撒いたのは、親友の千鶴だと判明。実は千鶴は愛蔵の熱烈なファンだったが、ファン以上の距離感になっているひよりに嫉妬し、嫌がらせをしたのだった。しっかり話し合いで解決しようと挑むひよりと逃げる千鶴。取っ組み合いの末、ひよりが気絶してしまい、保健室に運び込まれるが、彼女をずっと見舞っていたのは、LIP×LIPと千鶴自身だった。以降、千鶴は余所余所しくなったうえに、ファンにあるまじき行為をして迷惑をかけたと思い、ファンを止めると言い出す。しかしカウントダウンライブに選ばれたLIP×LIPのライブを見せたいひよりは、マネージャーから手渡されたスタッフチケットを持って、千鶴を迎えに行く。そして自分が抱えていた秘密を伝え、ライブ会場へと急ぐのだった。そしてLIP×LIPは素晴らしいパフォーマンスを見せ、二人にはひよりが必要であると判断した社長の命により、ひよりは再びマネージャー見習いとして、復帰するのだった―――というストーリーでした。
よくある「男性アイドル物×マネージャー女子」だと、なんとなく恋愛絡みのステップが来そうなのですが、最後まで異性としての好意はなかったですね。「嫌われヒロイン」というお題目は「嫌われ」が「受け入れ」になった感じです。一瞬ひよりの幼馴染の渚(男)が来たとき、恋愛話は出ましたが、メインのLIP×LIPの二人はむしろ渚の恋を応援していましたし。ただ「嫌われ」の体がアイドルの二人からだけでなく、学校全体から追い詰められる形になってしまったのはやはり辛かったです。こうなることを予見できなかったわけでもないのに大人の方は何もできず、フォローらしいフォローも無かったですしね。あえて担任の先生が逃げ場を用意してくれたくらいで。最後は一見円満に見えましたけど、千鶴ちゃんの件だけが解決しただけで、学校全体のひよりへの偏見は収まっていませんから。あと今までアイドル物の作品はあまたありましたけど、ここまでファンをないがしろにしていたアイドルはなかっただろうな💧「面倒くさい」って、だったらなんでアイドルやる気になったんだよΣ( ̄口 ̄;) 少しはアイナナとかツキプロ見習え!(笑)って思ってましたが、ひよりちゃんのお陰で、ファンへの考え方も改まってきたようなので、是非とも邁進してもらいたいものです。あとは是非担任の先生もアイドルデビューして欲しい✨(※一番カッコよかった♥)
『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公は現実世界でゲームをしていたところ、寝落ちし、目覚めたときはゲームの中に転移しており、自身が捜査していたアバター「アーク」の姿のままだった。ゲームで装備していた最強クラスの武器防具があり、天騎士になるまでに覚えていた魔法も使え、ゲーム中最大レベルである255までキャラクターを鍛えていたため、アークは異世界での生活に何も不自由を感じなかった。ただ一つ―――鎧甲冑を外したら骸骨だったため、人前では甲冑も脱ぐことができない。だがあえて悩むこともなくゲームの手順通り、まず資金を得るために傭兵登録を行う。試験としてイノシシやオークを討伐している最中、盗賊に襲われている貴族を見かけ救助する。その後、薬草採取の護衛、盗賊の壊滅などいくつかの依頼をこなし、精霊獣のポンタに懐かれた後、エルフの男と遭遇。綿毛狐とエルフ狩りについて把握する。ダークエルフのアリアンに雇われたアークは、ローデン王国の街ディエントでエルフ奪還作戦を成功させる。その後自分をララトイアの里に誘うアリアンに自身の骸骨姿を明かし、アリアンの故郷であるララトイアの里に身を寄せることとなる。そしてアリアンと共に、更に攫われたエルフたちを開放して回る旅へと出るのだった。神聖レブラン帝国にたどり着いたアークは、国境の街・ケーセックでエルフ族の売買に関する情報収集を開始する。街から離れた砦にエルフが連れ込まれたことを突き止め潜入するも、最奥で待っていたのは蛮族の魔獣呪術師:フンバであった。アークは情報を引き出そうと試みるが、その最中に突然相棒のアリアンから剣を向けられ操られている彼女を開放している間にフンバは最強魔獣ヒュドラを呼び寄せ、一行を一掃する。そして王都に向けてヒュドラを動かそうとするフンバに、一度戦線離脱を図っていたアリアンたちはフンバを、ヒュドラにはアークがイフリートを召喚し、それぞれ倒すことに成功した。これにより人間側もエルフへの対応を改め、非道な扱いをした者には人間側で取り締まり罰を与えることを約束する条例が結ばれたが、それは帝国内の王位を争う嵐の前だった。しかしそんなことにはかかわらず、アークはまた異世界の旅を楽しむのだった―――というストーリーでした。
いわゆる「痛快世直し劇」みたいなのですが、当の主人公はただゲームのクエストをクリアする感覚でいるため、周囲がどれだけ彼に羨望しているかとか、全く気にしていない(笑)周りの状況がどれだけ国家レベルの危機であろうと、まーったく気に留めず、義の無い悪を倒すの一点のみ。チートなのはいつもの事ですが、欲がない分、爽やかに✨スッキリ爽快で見ることができました。多分ここから先は王位を争うどす黒い策略とかに塗れた展開になっていくのかもしれませんが、一旦ここで終了で、「いい汗かいた~✨( ̄▽ ̄)」くらいのスッキリ感で丁度良かったです。二期あったらドロドロそうだけど見てみると思います。
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