ZAFTによる「オペレーション・フューリー」は一応の停戦の体がなされた。
セイラン親子が逃走するジブリールを匿ったことで、オーブに派遣されたミネルバをはじめとするZAFT軍に、オーブ侵略の口実を簡単に与えてしまった。
ジブリールは辛くも宇宙に逃げこんだようだったが、セイラン家が彼を匿っていたという事実は、デュランダル議長によって、もはやオーブは世界各国に共通の敵である、という印象を与えてしまった。
(何とか覆さないと・・・)
焦るカガリは必死に声明発表のため、その原稿の草稿を練っていた。
久方ぶりに踏んだ祖国の土は再びの焼土と化し、再びの危機を迎えている。懐かしさにを覚えている暇もない。一刻も早くオーブとジブリールは無関係であること、ロゴスを討つ、という意図で持ってオーブを敵視することに遺憾を抱えること、どうにかして議長をはじめ、世界に訴えかけないと―――
内閣府で草稿をまとめていたものの、次から次へと矢継ぎ早に伝令が舞い込んで集中できない。
しかし、これら全てを消化しなければ、「代表」として列強――特にあのデュランダル議長とむこうを張りあうことはできない。
「くそっ!」
何を言っても彼に赤子の手を捻る様に覆されるイメージしか浮いてこない。苛立ち頭を掻きむしるカガリに、そっと指示を出したのはキサカだった。彼に連れられ、向かった先はアークエンジェルのカガリの私室。
(―――「ここの方がまだゆっくりと考えられるだろう。」)
確かに喧噪はなくなった。しかしやはり筆が進まない。クシャリと前髪を握る様にして頭を抱える。
「はぁ~」
深くため息をついていると、静かにドアが開いた。
「大丈夫ですか?カガリさん。」
「ラクス・・・」
―――続きはこちらから。
***
昨夜は尿管結石の石が久しぶりに大暴れしてくださって、結構悶絶してましたかもしたです💦
治療方法がないので(大きければ超音波で砕けるそうですが、そこまで大きくない)、とにかく体外に排出するしかないので、出ない場合は鎮痛剤を飲んで凌ぐしかないのです💧
今日は病院に行って点滴一本入れてもらって、何とか今は落ち着きました(´Д`)ハァ…
と、こんな報告していてもアレですので、短編ですけどササっと書き上げてみました。
久しぶりにラクカガです♪
キラはちょこっと出てきますが、アスランはいません(きっぱり)。
今回は勇猛果敢な乙女たちを書きたかったので!( ー`дー´)キリッ
甘いアスカガも書きたいのですが、甘いのに浸かりっぱなしだと、唐突に双子が書きたくなったり、ラクカガというかカガラクが書きたくなるのです!
議長とのバトル前に、乙女二人がこんな風に密議を交わしていたらカッコいいなぁ~✨(*´▽`*) と思った妄想というか願いというかを書きなぐってみました。
詳しい理由はpixivのキャプションに書いてありますので、お暇であればお目汚しにどうぞ♪
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