オーブ・アカツキ島の昼下がり。
<ブロロロロ―――ッ、キキィーーーッ!>
島の外周に設けられた私道を、漆黒のガルウィング・スポーツカーが駆け抜けていく。
ハイスピードも華麗なるドライビングテクニックで、軽々とカーブをすり抜けていく。
ハンドルを握る黒髪の男性と、そしてその隣には長いストレートの栗色の髪をなびかせた女性が一人。
次第に減速した車が、隣の女性に負荷をかけることもなく、道路の終点で静かに止まる。
道の終着点は白い砂浜の広がるタキツヒメ海岸。その浜辺にたった一軒、木造の別荘がこじんまりと佇んでいる。周りには建物もなく、人の手が殆ど入っていない、静かな波打ち際とともに、自然のゆったりとした空気が包んでいる。
栗毛の長髪の女性が先に車から下りる。すると待ち構えていたように、一人の女性が現れた。
「お待ちしておりましたわ。さぁ、中へ。」
ピンクの髪を後ろで一まとめにした彼女は、ラクス・クライン。
プラントの歌姫であり、指導者であり、先月までは世界平和機構コンパスの総裁でもあった人物だ。
「一か月ぶり、かな?…元気そうでよかった。」
海風にあおられる長い髪を抑えながら、女性はアルトの声で答えた。
ラクスはコンパスの総裁だった頃より、随分と顔色がよくなった。あの空色の優しい瞳にも輝きが戻ってきている。
女性は人心地、安堵したように、ラクスに招かれるまま別荘の中へと足を踏み入れた。
中に入るとすぐに待ち構えていたのは、ハルマ・ヤマト。深々と頭を下げる彼に彼女は頭を上げるよう告げると、ラクスに案内され、そのまま一番奥の部屋へと案内された。
そこには広めのベッド。そしてテラスにつながる窓は解放され、砂浜につながるウッドデッキには一組の男女が海に向かうようにして座っていた。
「お見えになられましたよ。」
背にかかる柔らかなラクスの声に、最初に顔を上げたのは女性のほう―――カリダだった。そして驚きのあまり目を見開き、悲鳴を抑えるように口を両手で覆う。
「…ね、姉さん!?」
栗色の長い髪、微笑む口元も、鼻筋も、まるでカリダの中にある記憶、そのままのヴィアが目の前に立っている。
母の異変を察知したのか、反対のロッキングチェアに深く座り込んでいた男性がようやく上体を起こす。
「母さん?どうしたの…―――!」
彼こそ世界が認める最強のパイロットであり、コンパス実働部隊隊長のキラ・ヤマト。その彼も目の前に立つ女性を見て、たちまち紫の瞳を見開いた。
「あ…貴女は…」
―――続きはこちらから。
***
それでは毎年恒例の―――
「双子、お誕生日おめでとう!!🎂\(≧▽≦)/🎊」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/55/ff0f1872838f724d213d069c3f3f7b8d.jpg)
(※ケーキは私の誕生日と一緒のでゴメン💦)
ある意味、劇場版で現在の時間軸になったので、今年は20歳の誕生日っていうことですね!
日本ですと成人年齢18歳(※飲酒とタバコは20歳から)ですし、もっと言えばコーディネーターは15歳成人でしたっけ。ですから二人とも既に大人ってことですが、それでも20歳って何か特別な気持ちになりますね♥
劇場版では双子の絡みが一切なくって(哀)、カガリが「キラはそんな奴じゃない!」と叫んだり、ルージュの中で「お父様、民をお守りください・・・キラ!」ってカガリからのキラを語る台詞はありましたけど、キラからは無かったので・・・寂しい💧
まぁ、ラクスのことでキラはいっぱいいっぱいでしたでしょうし、カガリにはアスランはじめ、メイリンやミリアリア、サイたちがいてくれるから、ラクスに一直線になれたんでしょうね♥
本日劇場で双子誕生日の舞台挨拶がありますけど、森さんが登壇予定にまだないので、サプライズ登場されないかな~✨
ビデオメールとかでもいいなぁ~
石田さんから、双子にどんなお祝いメッセージ来るかな~♥
かもしたは舞台挨拶落選だったのですが、お知り合いさんが被ったのをお譲りしていただけることになったので、今日は思いっきりお祝いしてきます!
ちなみに、今日劇場3か所回ってアフターエピソードカードゲットしてきたんですが、ものの見事にキララクばかりで、アスカガの影も形もありませんでした(ノД`)・゜・。
今回のこのアフターエピソードカードの効果か、どこの劇場も完売で、日曜日まで残っているかな~??
最後の一回、アスカガが降臨してくれますように!!(>人<)
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