カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「EXILE」・・・「道」

2010年02月15日 | 「舞台・観劇・コンサート」
「EXILE」の曲の演奏依頼がありました。

私は、「EXILE」の曲は全くと言っていい程知りません。
只単に興味が無かったからです。

過去に一度だけ弾いた事はあります。
その時は「エイベックス」の関係者で大半が占められる場でのソロでした。

そこで、一度も聴いた事の無い「道」を初見で弾く、という大それた事をやる羽目になってしまいました。今思い出しても大汗の体験でした(笑)

今回は、しっかり準備しました。

楽譜を揃えて、練習している内に、「あること」に気づきました。
それは、彼らの曲は大変に「シンプル」だという事です。

昨今流行ってる、なんだか「字余り」で、やたら「転調」が多く、ゴチャゴチャして意味不明(?)な曲とは全く違いました。

メロディーラインは実に「シンプル」ですが、非常に美しく、心にスーット溶け込んで来ます。

ですから「ピアノ一本」でも十分に映えます。

同じ楽曲でも「ピアノ・バージョン」や「オーケストラ・バージョン」等もありましたが、元の楽曲が良いから、いかようにもアレンジが出来ます。

そ・し・て、それに劣らず「歌詞」も最高です。

「わ~こんなに良い曲があったのだ!」と、「食わず嫌い」をしてた日々を、惜しかったと思いました。

中でも極めつけは「道」です。

この映像は、TAKAHIROが、涙で歌えなくなったライブでの映像です。



http://www.youtube.com/watch?v=1XKOpUEws8A



幾度見ても涙が溢れます。

歌手が「感極まって」歌えなくなるシーンは良く目にしますが、これは、本当に「本物」です。「重み」が違います。

見てる内に、私は「TKAHIRO君」の「母親」のような心境になっていました。

この子が、どのような生い立ちで、どのような「道」を歩んできたかは全く知りません。
でも、少なくとも、この「ビック・グループ」の一員になってしまった事は、「喜び」より、「苦しみ」の方が多かった筈です。
恐ろしい程の「重圧」に耐えて来たでしょう。

「本当に良く頑張ったね・・・」そんな事を思うと又涙が溢れてきます。

勿論、彼を支えたメンバーの一人一人にも感謝の気持ちで一杯になります。

「運命のヒト」
「ただ・・・逢いたくて」
「We will」
「僕へ」

素晴らしい曲と沢山出逢えたこと
そして、それらを演奏できた事に心から感謝しています。

か・な・り 出遅れましたが、今「EXILE」に夢中です。
姪っ子がよくライブに行ってるというので、今度絶対連れてってもらいます!

お母様たちの方がきっと詳しいでしょうね
「楽譜」色々ありま~す☆是非、弾いてみて下さい。


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「コンクール入賞者記念コンサート」

2010年02月15日 | 「PTNA」関係
昨年の「ピティナ」「埼玉」「楽器店」主催の各コンクールで入賞した生徒さん達の記念コンサートに行ってきました。

「ピティナの全国大会」で賞をとった子も何人か含まれていましたが、上手な子達ばかりの中でも、その「力」の違いがはっきり判りました。やはり「ピティナ」は核が違います。

一番目を引いたのは、小1の女の子。
彼女は、舞台に現れた時から、既に「オーラ」を放ってました。
素晴らしいドレスを体の一部のように着こなして、奏でる「音楽」は聴衆を魅了しました。ピアノが小さく見えたぐらいです。

知り合いの先生達にも沢山お会いしましたが、なんと彼女を指導してる先生は、いつも「ワークショップ」で一緒の先生でした。
「あの子は最初から違ってた」と言ってましたが、それだけの「原石」を持った生徒を指導するのは別の意味で大変だろうな~と思いました。

ショパンの「華麗なる大円舞曲」「幻想即興曲」
ベートーベンのソナタ「悲愴」

難曲が次々披露されましたが、小さな手で、見事に弾きこなしてました。男の子も非常に多かったです。

私は、女の子より、男の子の演奏に「好感」が持てました。

女の子の場合は、余計なパフォーマンスが多いようです。
本人は「陶酔」して弾いてるのでしょうが、体や腕の使い方にそれが現れ、結果、それが無駄な動きになり、演奏にマイナス要素になってしまってるようです。

その点男の子は「自然体」です。
「力み」がありません、余計な「自己主張」もありません。
実に「素直」に弾きます。だから「音色」もとても綺麗です。
「姿勢」もいいです。「黙々」と弾きます。
それでいて、「ここ一番」という所で「聴かせてくれます」
今後楽しみな子が沢山いました。

当教室の生徒さんも何人か聴きに来てくれました。
良い意味での「刺激」になったと思います。


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