カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「みんなのコメントを代読する重み」

2010年12月12日 | 「PTNA」関係
ピティナのステップでの当日の進行は
全て、指導者である先生達によって行われています

様々な役割があります。
大きく分けると「受付」「会場」「集計」の3つです。

各仕事については、あまりにも細かすぎるのでここには書ききれませんが
非常に綿密なタイム・スケジュールを元に
スタッフの先生達は動いています

先だってのステップでは
私のお教室の生徒さんが参加していた事もあり
ずっと「会場係り」をしていました。

誘導・注意点を伝える・椅子や足台の調整等々色々ありますが
私が一番ハマるのはやっぱり「アナウンス」です。

「影マイク」で名前と作曲者名・曲名の紹介をします。
これは、「噛まないように(?)」気をつけます

そして、「コメント」の紹介

これが一番のポイントです。

この日の為に、多分、お母さんと一生懸命に書いたコメントを読ませて頂きます。

目的は2つ

会場にいらっしゃるお客様達に聞いて頂くこと。


でも、本当の目的はこちら

アドヴァイザーの先生に「その内容」をしっかりとお伝えすること。

そうです、この「60字」の中に、皆の思いがしっかり詰まっているのです。
それを、客席で聴いていらっしゃる、アドヴァイザーの先生方に
きちんとお伝えするのが使命だと思っています。

例えば、こんな風に書いてあります。

ピアノを初めて3年目、ステッップは始めての参加です。
ていねいにひくことを心がけて練習してきました。
よろしくお願いいたします。(小5の女の子)

ピアノを始めて10ヶ月経ちます。
まだ表現力は未熟ですが、心地良い演奏を目指しています。
大切な2曲を気持ち良く弾きたいです。(25歳の女性)

素晴らしい文章ですね。

こういった内容以外にも「教えて下さい」的な物も多いです。
特に、コンクールや受験前

「・・・をどうしたらいいか是非アドヴァイスをお願い致します」
というもの。

それを知りたいが為に、それを伺いたいが為に
ステップを受ける生徒さんも可なりいらっしゃいます
これを、きちんとお伝えすること・・・責任重大です


これらのコメントは、受付で預かるので
アナウンス係りの手元に届くのは開始直前になります。
ですから、前の子の演奏中にザット目を通すくらいしか出来ません。

でも、読んでる内に、本当に心が熱くなってきて
つい、「語り」に感情がどっと入ってしまいそうになるのを
グット抑えながらの「読み」になります。

面識の全くない出演者の方々・・・
でも、その「思い」は十分に推し量る事が出来ます。

皆さんの「メッセージ」
アドヴァイザーの先生達にしっかり届いたでしょうか?




今回の会場は、こんな感じで、舞台そでから、ストレートに舞台が見れました。
ここから「102人」の頑張ってる姿をみさせて頂きました。


ブログ・ランキングに参加しております。
ご協力よろしくお願いいたします

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする