先頭集団は四人。千葉真子、孫英傑、ゲテ・ワミ、エルフィネシュ・アレム。全て五輪ないし世界選手権でメダルを獲得するか、入賞しているランナーばかりだ。久しぶりに、「国際マラソン」の名にふさわしい顔ぶれによる優勝争いとなった。
ワミは初マラソンとなった昨年のアムステルダムで、いきなりエチオピア最高記録をマークしたランナーだ。しかし。マラソン経験という点ではアレムの方が一日の長があるようだ。集団の先頭に . . . 本文を読む
世界で初めての、女性だけのマラソン大会として始まった東京国際女子マラソンも今年で26回目を数える。
日本が女子マラソンで世界のトップ・レベルの水準を維持し、五輪で2大会連続して金メダルを獲得しているのも、女性のエリート・ランナーのみが走るマラソン大会が年に3度も行われているからではないだろうか?
海外においては、ボストンマラソンに女子選手の出場を認めることから、女子マラソンの歴史が始まった。今 . . . 本文を読む