kankoのひとりごと

外出できず、ネットと電話・ラジオで日々が過ぎています

現在の遷都事情

2022年12月01日 | 古典聞きかじり
「古代国家の遷都」について、ネットで確認していたら、国交省のHPに行き当たった。

「古代における遷都と都の形成過程」
    村井 康彦 京都市美術館 館長

とても分かりやすいので、ご覧下さい
(先日の、私のブログよりはるかに親切丁寧…あたりまえだけど)

21世紀の新しい体制に変えていくための起爆剤、契機にするのだという大きな意図があるならば、「首都」の移転ではなく、「首都機能」の移転では意味がない。
首都機能が移っても東京は全く変わらない、心配はいりません、というのでは、何のために首都機能を移すのかわからない。


そういえば、「首都機能の移転」という言葉は、聞かなくなった。

国交省のページ内で調べたら、

遷都の提言がされたのは、昭和30年代(1960年頃)。

これを受け、政府や国会で検討を始めたのが、昭和50年(1975年)2月(48年前!)

その後30年近く審議し、平成16年(2004年)12月、次の報告。
分散移転や防災、危機管理機能などの考え方を深めるための調査、検討を行う

調査検討はエンドレス。移転はしないってことですな。

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