kankoのひとりごと

外出できず、ネットと電話・ラジオで日々が過ぎています

光陰矢の如し

2022年12月03日 | 日記
『チコちゃんにしかられる』を見ていたら
「月日の経つのが早いと感じるのは、
子どものころと比べて、トキメキを感じることが少ないから」
と解説していた。その境目は19歳ですと。

そういえば、高校生の頃は、トキメかなくても、色々あったなあ…。
差しさわりのないことを2つ。

2年生の時、家庭科は食物で、調理実習があった。
先ず、普通の教室で2~3回分の献立を勉強。
実習の日は直接、調理室へ行く。
食材の準備は当番制で、仕入れ先は近くの八百屋だった。

私たちが当番の時、献立の日付を間違って、別の日の食材を準備していた。
当日の朝に気付いたので、職員室に行って、
「今日は、来週分の実習にして下さい」と頼んだ。
家庭科の先生は、きっぱりと「ダメ」
「間違えたのは、あなたたちでしょ」
「だって、卵がないんですもの…」
「私は卵は産めませんよ、ニワトリじゃないんですから!」
(ハイ、先生はタヌキです、と思った)
(↑ほとんどの先生にはあだ名がついていた、上級生からの引き継ぎ)

仕方なく、私たちは1時間目の授業をさぼり、食材の買いなおしに出かけた。
八百屋さんに引き取ってもらえないリンゴなどは、調理室で食べた。
それで、予定通りの授業ができた。

この話を大人にしたら(先生か親かは忘れたが…)
「そうか、わたしゃ卵は産めませんよ、と言ったか」と笑われただけで
授業をサボっちゃいかん、とかは言われなかった。

3年生の時。
進路について「高校の先生になりたい」と思っていた。
当時は女先生が少なくて、5教科のうちでは社会科に1人だけだった。
私のクラスはその先生ではなかったので、友人に「授業を代わってもらいたい」と頼んだ。
「女先生はどんな授業なんだろう、生徒は内職してないか、など知りたいから」というと
快く(多分)代わってくれた。
数学や国語と違って、当たることはないし。
女先生は、まじめで、教科書通りきちんと進むんだなあと感心した。
(私が受けた日本史では、三国志と北方領土の記憶しかない。内職ばかりしていたため)

これでも私は、周りから「おとなしくてまじめな子」と認識されていたと思う(多分)
みんなも似たようなもんだった。いや、ユートーセーもいたんだった( `ー´)ノ
今の高校生はどんなんかなあ。


最初に戻って、「年をとるほど時間が経つのが早く感じられる」理由は、
「ジャネーの法則」で説かれた
「50歳にとって1年は人生の50分の1だが、5歳にとっては5分の1」の方が
ロマンチストでない私には、納得しやすい説明です。

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