kankoのひとりごと

外出できず、ネットと電話・ラジオで日々が過ぎています

小学生の見守り活動

2024年05月17日 | 日記
町内で、小学生の登下校見守り活動をやっている。
些細なきっかけから始めたが、やっていると気がかりなことが増えてくる。

ボランティアなので「無理のない範囲で」が原則。
そして
通学の安全は、保護者が責任を持っている。
何があって、ボランティアに責任はない。
子どもの指導はしない。
見ているだけ。

それでも、黄色のジャンパーを着て立っているだけで効果があるそうで
地域の人や保護者からは感謝されている(と思う)

話変わって、10年近く前、マゴのみとちゃんの子守で水戸にいた時
信じられないニュースを聞いた。

自転車に乗っていた小学1年生の交通死亡事故。
登下校中で、ランドセルを背負っていた。

どこの町村だったかは記憶にないが、
茨城県は土地が広く、道路も広く、首都圏との交通量が多い。
幹線道路でなくても、長距離トラックが頻繁に行き交っている。
生活道路でも広くて大きいので、大きなトラックが走っていく。

土地が広いので、小学校までが遠い地域もあり、1年生なのに自転車登校していた。
その児童の地域では、以前からスクールバスを望む声が多かったが、実現してなかった。

事故の後も、「登下校の安全は保護者が守る」が原則、との説明だった。
「義務教育の通学の安全は、最優先されるべき」と思っていた私には納得できなかったけれど、それが文部省の基本方針なのだ。


もっとも、自治体はそれぞれの実情に合わせてやっている。
今は閉鎖されたが、20年前まで、ウチの東の山向こうの小学校には、分校があった。
小学校から遠い山の一角に集落があり、4年生までが分校で学んでいた。
5年生からは本校に合流するので、保護者は学校近くに小さなアパートを借りて
父親が出勤する際に、小学生とおばあちゃんを車に乗せて行く。
おばあちゃんはアパートで縫物や編み物をして子どもの帰りを待ち、
仕事帰りの父親の車で連れて帰ってもらう、という毎日だったらしい。

その小学校は有森裕子さんの母校だったので、有森さんは分校にも行ったとか。
分校の子どもたちは、オリンピックの話が聞けると楽しみにして窓の外を見ていたら
有森さんはクルマではなく、走って来たよ(^^♪
ローカルニュースで聞いた。

今年になってからだけど、NHKの『にっぽん百低山』で、吉田類さんが有森裕子さんと蒜山に登っているのを見た。
彼女は「山はトレーニングの場所。歩くより、走る方が楽」と言ってた…。

話を戻すと、中国地方では、山間部でのスクールバスのニュースを聞くことがある。
茨城県ではどうかなあ?

逆に、ウチの近くでは、家とクルマが増えた。
古い方の住宅街の道路幅や坂道などは、どうしようもない。

ウチの子が小学校に通っていた頃は、何の心配もしなかった。
あの頃は、大勢の子どもたちが、道いっぱい広がって
遊びながら登下校してたんだけどなあ…。

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